クレジット
表題: Operation 𝔉𝔢𝔫𝔯𝔦𝔰
著者: Dr_Grom
作成年: 2017
原文: http://scp-wiki-de.wikidot.com/028-o1
訳題: オペレーション𝔉𝔢𝔫𝔯𝔦𝔰
訳者: Ponyt
オペレーションFenrisはR-3378を侵略するという計画である。このオペレーションの成功は、究極勝利Endsieg以来最大の一里塚Meilensteinだ。月への入植よりも、火星への入植さえも霞むほどの。参加するは選りすぐりの部隊、SKP親衛隊とドイツ国防軍の絶対的なエリートに数えられるほどの。我らドイツ国民にとって、参戦部隊の唯一無二の献身に勝るものはないだろう!
— K5-1
オペレーション𝔉𝔢𝔫𝔯𝔦𝔰の計画は事象#028/E2の後、そこから得られた発見の下初めて行われました。
追加安全指示: メインホール (ルームᚠ) には完全な重戦闘部隊が待機しています。そこでは永続に要塞が築かれ、破裂破片擲弾と成型炸薬擲弾の 2 層弾帯付き 40 mm 自立型自動擲弾発射器が 4 機があります。
通常は僅か数ピコメートル大のSKP-028-Cを永続にマイクロスコープカメラを用いて変化を監視し、小型ドローンによる潜入を識別します。
オペレーション𝔉𝔢𝔫𝔯𝔦𝔰が実行されるのは、SKP-028-Cが開き、安定した時です。
開いたSKP-028-Cが崩壊し安定しないという場合は、SKP-028-Bとルームᚠに存在する 8 基のスクラントン現実錨 (Scranton-Realitätsanker、以降SRA) を用いて再び閉め、最小限にまで縮めます。これが失敗し、現実決壊の危機、R-3378や他現実の反撃、SKP-028がテロリストの手に落ちるといった場合、サイトにある核弾頭 500 kT を爆発させます。
ルームᚠの全シュミットポータルスタビライザー (Schmidt-Portalstabilisator) は通常時は停止しており、毎日のテストモード時に順次起動されます。スタビライザーとSRAも同様に機能を毎日テストされます。如何なる損傷も故障も最優先で早急に修復されます。
オペレーション𝔉𝔢𝔫𝔯𝔦𝔰の準備: 合言葉„𝔑𝔦𝔡𝔡𝔥𝔬𝔤𝔤-028”が発令された場合、上記で説明した全設備は待機モードに切り替えられ、SCP-028-DE-C周囲のシュミットポータルスタビライザーは通常運転で起動します。不要な全職員はルームᚠから撤収し、装甲ドアを施錠します。
合言葉を送信した全施設がそれぞれが規則に則り対応します。これには原則、施設の封鎖とMEKやSKP親衛隊及びドイツ国防軍の部隊の派遣が含まれています。カッセルの大部分で一般的な警報が発された場合、住民は掩体壕向かうことになっています。オペレーションが失敗した場合、特別施設-3の発表により予告の無い大規模避難訓練して本件は扱われます。
オペレーション𝔉𝔢𝔫𝔯𝔦𝔰の実行: SCP-028-Cが開き、安定化したと同時に、第41歩兵連隊はR-3378に突撃します。その際サーボ式戦闘服が先頭で行き、突撃歩兵と技術団が続き、迅速にシュミットポータルスタビライザーとモバイル融合発電器 (mobilen Fusionsgenerator) を設立し始めます。
事象#028/E2以降の向側では侵略に対する安全対策が行われたと推定されます。よって第1目標は、ポータルを通過した軍は現地のSKP-028-B及びSRAに相当する物体の全破壊です。それにより初めて敵部隊との戦闘が行えます。自軍の損失も許容範囲です。
核弾頭を初めとした、極端な防衛方法の行使と様々な可能性が推定されるため、なるべく早く進軍します。各隊にはプロトコル#028/O1-A1に則り特定の部屋を目標とし、建造物制御装置や警備所の奪取といった特定の任務があります。これはの目標は損害を差し置いてでも可能な限り早急に達成すべきことです。
シュミットポータルスタビライザーと融合発電器を設立し起動すると同時に、ポータブル遮蔽生産器 (portabler Schildgenerator) の起動に取り掛かり、核対策をされてもポータルを開いたままにできるようにします。
侵略部隊が地上に到着した場合、最優先で重レーザープロジェクターLP-3X、RMK 30付きの敵サーボ式戦闘服を全て装備し、対空戦に備えます。SCP財団の機密保持に準じ、そこの場所には僅かばかりの軍しかいないと想定され、核をによる近接航空支援も予想されます。
施設 („Standort-DE3”) を確保した場合、SKA親衛隊とドイツ国防軍の部隊の働きにより、地上への通路を完全に一掃します。歩兵部隊とサーボ式戦闘服が地上に到着した、橋頭堡を築いた後、事務室と社交ルームを宿泊施設としての準備をします。不用品は倉庫を利用するために運び出します。
ポータルの通過から約1時間半後、最初の大型敵の団体の到着が予想されます。それまでは橋頭堡を固めます。敵部隊は全滅させ、捕虜は予定にありません。R-3378のSCP財団は僅かばかりの戦闘部隊しかおらず、軍事部門を持ちません。„ドイツ連邦軍”(軍隊) と„ドイツ連邦共和国”の警察に頼るのを躊躇すると予想されます。しかしR-3378の住人による多くの反対が予想されます。当局と住人によるどのような抵抗も絶対的な公権力により鎮圧されます。質の高い平和と公序良俗慣れているため、質の低い脅迫で抵抗を制圧するには十分です。可能であれば、先制攻撃をドイツ連邦軍や警察の最寄りの拠点に行います。
橋頭堡を確保し次第、高圧ケーブルをポータル越しに配線し、キネティックシールド用にもう 1 つプロジェクターを設立します。これを動かした後、ポータブルSKP-028-Bとシュミットポータルスタビライザーは既定の座標の地に輸送され、ドイツ国防軍の第1、第2部隊の車が次々と入れるようポータルを生成し、ヘッセン北部を確保します。可能であればその次に、1 Km 大のSKP-028-Cを生成する標準設計028/1が作成され、陸でも空でも部隊が妨げられず素早い移動が可能になります。これにより、„ドイツ連邦共和国”、ヨーロッパ、R-3378自体への大規模侵略が始まります。