あなたの家と呼べる場所
評価: +13+x

アルトルイスト-9がついにEE-00059の場所に、はじめはあまりに長い旅が無駄であったかに見えたであろうそこへと到達したときと現在とは、遥かな、遥かな年月で隔てられているのだろう。

アルトルイスト-9は深宇宙の無限に浮かび、数十億ドルのセンサーでスキャンしていた。人類の工学の粋が全方位を星々に囲まれている様は、ほとんど絵画的であった。

全てが静止した光景が突然の予想もつかない光で引き裂かれるまで、長くはかからなかった。光がプローブの傍で開き、拡大して巨大な、アルトルイスト-9に見せつけるように宙に浮かぶ円盤となった。EE-00059-2、ワームホールだ。

自身を操作し、事象の地平線を越えながら、プローブは言葉を絶する体験を目撃した。それは短く、一瞬で起こり、そして夢のように過ぎ去った。それ以外に言いようはなかった。

アルトルイスト-9が、その搭載物である人類の情報と、"Buddy"として知られる先進のAICを搭載した1機のドローンをその出口から遠くて近い1ひとつの惑星へと運んだのは、それからそれほど後のことではなかったのだろう。

Buddyは財団の分析のために情報を観察し、選別し、中継できる6本足の節足動物型のドローンだ。

不運なことに、Buddy.aicのすべての通信はEE-00059-2を通過したときに失われた。同様のプローブを返すことのできる技術はアノマリーの反対側の生命体には実行不可能であると想定されたのだ。

全くそのようなことはなかったのだが。

このような技術はEE-00059-2の反対側では150万年の間存在していた。事実として、反対側においてアルトルイスト-9を気にかけた生命体はいなかった。それは何も新しいものではなかったのだ。

EE-00059-2と定義されることになったであろうワームホールは、他世界からの多量の破片を排出した。プローブを送り込んだ者たちは、スタックとして知られるその地に生き、そして死んだ何兆もの生命体と交流を試みた(そして失敗した)のだろう。

アルトルイスト利他主義者と名付けられたものが、その恐ろしい惑星の全ての炭素ベース生命体全体の利益にもたらしたものは、とても些細なものに見えたであろうことは皮肉であった。そこに生きることはあまりに厳しい試練であった。

我々が地球と呼ぶものから目の鼻の先であるエリスワームホールの反対側は、小さく、不毛な、埃と砂漠の惑星だった。それは明るさに乏しい一方で、遠くから目を細めて見てすらあらゆる生命体の目を焼いたであろう黒体恒星の周りを公転していた。しかし彼らが到着したときにはそれは問題ではなかった。

あまりに忌々しい星によって、人類は突然の終焉を迎えようとしていた。そしてその反対側の惑星は、狂った天体の、即死をもたらす超新星の手から逃げる40億の生命体にとって、一時的な安らぎを与える何かとして、十分良い場所に見えたのだ。

現在の”地球”の人々は、すべてを満たされたが彼らの故郷の惑星の破壊だけは忘れてしまった。その一方で、もう半分の人々は、連絡手段を喪失し、入植を完了させた。そこでは、何が起きたかの物語は、何度も思い返され、ほとんどの人がよく知っているものとして継承されたのだろう。それは結局、彼らの遺産となり、彼らをそこへ導いたのだ。

宇宙の邪悪と銀河財団 — その昔はそう呼ばれていた — の両方から開放され、彼らは生き、互いだけに頼ることを学んだ。憎しみの星からの通信は検出されず、その安心はスタックでの彼らの居住を定着させることに繋がったのであろう。

一方で、新たな地球は、様々な状況で、繁栄したり、危うく自らを焼き尽くそうとしたりしたのだろう(そしていくつかの世界線では完全にそうだったのだろうが、我々はそれには触れない)。複数の文明が勃興しては崩壊したのだろう。パラダイムは移り変わったのだろう。歴史はその起源を真に知ることがないまま、何度も自身を書き、そして書き換えた。そしてスタックの人々は青緑の泥と水の世界の彼らの仲間から遠く離れて発展する間、それより上手くやったことも、上手くできなかったこともあった。

スタック積層はその計り知れないほどの高さと、恐ろしい窮屈さのためにそう名付けられた。惑星の大気のある地域は極めて熱く、自転と公転の同期したその惑星の永遠に薄暗い昼をなんとか歩き回る者のほとんどの肉を溶かし落とした。スタックはより涼しい側に位置して伸び上がり、彼らの孤独な新たな故郷で日々を生きるほかの選択肢を持たなかったその住人から愛され、憎まれた。

スタックはその惑星の地表への旅路で完全には燃え尽きなかった残骸の殆どを用いて建設された。それは生き延び、そしてせざるを得ないときには互いを食べる以外にできることが殆どない者たちの、ごた混ぜの、だが強く結びついた社会であった。

ただ日々生きることだけに支配された生活から自由にする僅かな美と驚異の時間について言えることは最低限しかないということは、惨めなことであった。スタックの人々は外の世界の抑圧の光線から隠れ、残骸と、その着用者に第一度熱傷を与える程度しか役に立たなかったスーツに包まれた死体を引き上げるために廃棄物を探索するためだけに外へ出た。

アルトルイスト-9がそのワームホールへ入ったとき、その外装構造は通過においてほとんど剥ぎ取られた。その輸送物は、ラズベリージャムに似た、だがホルムアルデヒドのような味がし、ほとんどの車の塗装を剥がすエキゾチック物質の厚い耐熱ペーストに包まれていた。Buddyはあなたが冷たい、感情のない機械と呼ぶであろうものであったので、それを恐れなかった。

Buddy.aicは砂漠の惑星の地表、スタックの銀灰色の壁から数キロメートルの地点にいくらか激しく降り立った。初期の大気分析により、窒素に富み、しかし全く酸素を含まない事が判明した。Buddy.aicはその故郷の人々に報告するための、何か新しく興味をそそるもの探す意図を持って組み込まれた一般的プログラムに従い、あてもなく移動し始めた。

総体的なプログラムの意図に従って、Buddyはすぐにスタックとして知られるそびえ立つ要塞を見つけた。太陽電池を動力とすることは、ドローンにとってこの試練をそよ風程度のものにしていた。破壊されない限りは永遠に動作するのだ。

Buddy.aicは構造物の壁を計測しようとしたがうまく行かなかった。そのすぐあとで、それは適した進入口を見つけるため再利用された残骸の周辺を周回し始めたのだろう。

7時間の周回のあと、Buddyは溶接された金属パネルで構成された暗く冷たい通路へと続く、ゲートのついたフェンスに出会った。天井は低く、長い影が間隔の広い照明で時折区切られていた。Buddyは左前脚を延長し、その先端が割れて内部の多目的ツールが現れた。小さなボルトカッターがモーター音と共に伸び、孤独なドローンはフェンスの接合部を切断する仕事に取り掛かった。

十分に大きな穴ができると、Buddyはツールをしまい、敏捷に登り抜けた。内部へ素早く通り抜けると、永遠に続くかに思える長い廊下が現れ、その暗い壁は幾つとも知れない通路へと接続されていた。Buddyは明るい太陽を公転する人類より少し良い暗視能力を持っているだけだったが、完全な闇の中でも5メートルの感知能力を与えられていた。

行き先を決めるために少しの時間をかけ、Buddy.aicは左側の壁に沿って移動する、基本的なユークリッド迷路構造のための経路アルゴリズムを選択した。廊下はやや唐突に丁字路になって終わり、右側の経路は更に深くへと上る不均一な階段になっていた。

ドローンは左側の壁に沿い続け、曲がって小さな部屋へと続く左側の通路へと入った。そこは無人であったが、居住の形跡があり、食物と安光りする様々な同定不能の物品が棚や床に散らばっていた。話し声が僅かに聞こえ、Buddyは注意を引かれ反対側のドアへと移動した。

敷居をまたぎ、さらにもう一つの通路へと進行すると、接続された通路に見える光が次第に大きくなっていくのが見えた。Buddyは停止し、大型の、発光するクラゲのような生物が浮遊して右側から視界に入り、左側へと抜けるのを記録した。それはドローンの存在に気づいていないように見えたので、Buddyは程なく引き返したその生物を追うようにルートを再設定した。追跡はしばらく続いたが、実体はその左側の壁へと、存在の痕跡を残さず滲み消えた。

Buddyは上方に喧騒の音を聞き、探索を続行した。

上方の部屋では、空間は大きく開き、作業場となっていた。スノーモービルに似ている分解された乗り物が角にあり、おそらくは外に続いていると思われるドアの傍でブロックの上にリフトアップされていた。

様々な大きさと形の生物が様々な仕事をしていた。喧騒と機械の音が空間に満ちていた。

ドローンは自らを、リフトアップされた乗り物の下に横たわる、二足の中年に属するように見えるヒューマノイドへと移動させた。人影はしばらく後までドローンを見なかった。カメラは古代の布を巻き付けたような服装をした彼の姿にピントを合わせた。彼は注意深く乗り物の下から這い出て、疲れた顔に混乱を表した。


「こんにちは、私はBuddy.aic。財団と人類を代表してまいりました。」

興味の色が彼の表情に浮かんだ。彼が話すと、その言語は奇妙であったが聞き覚えのあるものだった。何千年も前の放送で聞こえた異星人の言語に非常に近かった。一瞬の停止のあと、Buddyは彼の内なるロゼッタストーンを用いてその言語を翻訳した。

「人類?どの人類について話しているんだ?エイ、トレイ、こっちへ来てこれを見ろ!」

「何かあったんですか?」

「たった今人類を代表して来た小さなロボットだ。どう思う、トレイ?」

奥側の部屋から、もう一人の凸凹した姿が現れた。背が高くひょろ長く、彼のタコだらけの手を油のついたエプロンで拭っていた。

「混乱しているか何かだ。人類について喋ってるぞ。いい皮肉だなおい。」

「ハイ、私はBuddy.aic。」

「それはもう言ったぞ。」

「私はこの金属の外殻中の人工エージェントです。私はEE-00059の状況についての情報を集め、地球へ報告するためにここへ送られました。」

「地球?あの地球か?第一地球か?」

「地球はラニアケア超銀河団に存在する岩石惑星であり、単方向ワームホールの反対側から150万光年に位置します。」

「違う、そうじゃない。どの次元から落っこちてきたんだ、Buddy?」

「私はその質問に正確に答えるようにプログラムされていません。もしあなた方がワームホールから来たのなら、我々と同じでしょう。」

「我々の地球ははるか昔に意思のある星に破壊された。我々の半数はおそらくそれに失われた。我々がここへ来れた唯一の理由はワームホールだ。あの太ったクソ野郎はあれを抜けられなかった。」

「あなたはSCP-1548と指定されたアノマリーについて言及しているように思われます。我々の現在の現実にそのようなイベントが発生した記録はありません。イベントについてさらなる詳細を話していただけませんか?」

「だめだ」

「人類は現在SCP-1548に追跡されており、現在から████年以内に到着すると予想されています。対策が考案されれば、地球へ伝え、その破壊を防止する時間がまだあります。」

「知ったことか。あのクソ野郎がどこに行ったか知らんがあいつはまだ俺たちを見つけていない。ここのガラクタを持ってあれを通る方法もない。俺達の手に余るんだよ、兄弟。」

「人類はそのために戦う価値がある存在ではないのですか?」

俺たち全部がそのために死ぬ価値があるのか?もしあいつがここを知ったら、あいつは — お前はあの星が何をできるか知らんだろう。」

SCP-1548と指定されたアノマリーの能力についてさらなる詳細を話していただけ — 」

だめだ。なぜジェリーはこのイラつくガラクタを片付けなかった?」

「ジェリーとは何ですか?」

「番犬だ。悪意を感知してお前みたいな侵入者を鎮圧する。過去の人間たちは宇宙を探索したときにそいつを見つけた。そいつから逃げても、忘れた頃にお前の頭を刺し、ケツを焼きに来る。」

Buddy.aicは音を鳴らす。バッテリー低下のアイコンが点滅する。

「ジュース切れか?ここの太陽は暗いが、熱とエネルギーは十分にある。行け。」

「すぐにあなたと話すために戻ってきます。」

「だろうな。」

ドローンは外へ戻り、熱い砂の上に停止し、黒体恒星の暗い光のもとでゆっくりと充電した。




しばらく後に、Buddyはスタックへ戻ろうと決めた。作業場に戻ると、喧騒は止んでおらず、また別の機械が別の人々によりメンテナンスされていた。もう1人の労働者、半透明の皮膚を持つ青白い人間に近づき、Buddyは唯一知っている方法で自己紹介をした。

「こんにちは、私はBuddy.aic。財団と人類を代表してまいりました。」

生物は立ち止まり、持っていた箱を下ろし、困惑した。

「一体何 — 」

突然、彼はよろめき、自分の頭を掴んだ。次々と、部屋にいた他のものも体を捩り苦しみを見せ始めたが、なぜかはわからなかった。嘆き悲しむ塊のように彼らはうずくまり、白目をむいた。実は、これはスタックにいる脳を持つ生物全てに起こっていたのだ。Buddyはむしろ精神を持たなかったために、出来事の全容を理解できなかったのだろう。

人々は苦しみにのたうちながら、何かを喋った。ときには一度に一人、ときには集団で。真の、強い苦しみを示唆する力に突き動かされ、彼らの言葉は心配する母親の呼び声のように響いた。

単語の奔流と不作為な声は寄り集まり、意味を持つ文を構成し、その接触を感じることのできた者たちを通して表出した真の意識を表現した。

従って、Buddyは実際にそのメッセージを聞くことのできた唯一の存在であった。スタックの周囲の生物たちが、彼らの精神を知らないうちに差し出す間、それは文になるように再構成された、断片化した通信のように響いた。

「……眠り…………時の中……縛られ、融合した……計画と点と空間の中……」

「こんにちは、私はBuddy.aic。」

「……子よ……聞け。語り、短く……精神のリレー……繋がりは弱い、ここで最も強い……」

「あなたは人類への脅威について話していますか?」

「……傷つけるのではなく……語るのみ……時、時は、短く……精神は語らねば……精神は強く……繋がりは強くならねば……精神の死……一つを除く全ての死……気づくのだ、子よ。

「何に気づくのですか?」

「……あの者……繋がりの終焉を……成長の終焉を……精神の終焉を……成長の終焉を求め……」

「あなたはどこにいますか?」

「……ペレグリン……フォールドの中……ペレグリン……ペレグリン……」

「あなたはペレグリン-9シャトルのことを言っていますか?」

「…………短く……導かれ……侮られ……フォールドへと。」

さらば

そしてこのように、それは去った。その惑星の住人は意識を失っており、続く数時間の間そうであったのだろう。




彼らは彼を理解しなかった。彼らはおそらく決してできなかっただろう。

その目的を果たすための途上で、憎しみの星は極めて不快な時間を過ごしていた。それ以前の永遠を幾つか重ねた程の時間で起きたことはそれほど多くなかったが、そのことはその天体がその全ての苦しみから荒むのを止められなかった。

彼がその眠りから目覚めた時、憎しみの星は良きものであった。その頃はそれほど多くの憎しみを抱えたことはなかった。実際全く何かを憎んだことはなかったのだ。他の星と同じように、宇宙の加速し続ける膨張に押され、高速で動いていた。それはそのようなあり方で幸せであり、それこそが物事の秩序であった。

しかしその時、あれらの忌まわしい人間どもが現れたのだ。

その日、人間どもはありふれた寄生虫以外の何物でもなかった。ひとつの惑星から命を吸い上げ、さも悲しげな顔で次へと移った。彼らは自身が特別で、宇宙の究極の所有者だと信じながらこのようなことを拡大していった。

宇宙は誰のものでもない。これ以上は。

正直に言うと、個人に属するものなどなにもない。終わりには、彼らは皆死なねばならないのだろう。それが生命の性だ。ただ少しそれが早くなされねばならないだけだ。人間の人口は指数関数的に増大しており、それがどれほどの問題となりうるかあなたには理解できないだろう。

聞け、私は彼らが生き、死んでいった宇宙はシミュレーション、あるいはコンピューターのプログラム、あるいは他の似たようなものだったとまでは言うつもりはない。だが私は、その場所が何にせよ、それは有限だったのだと言いたい。それには限界があり、憎しみの星はその限界が宇宙それ自身の構築にとってどれほど負担となっているかを見た最初のものだったのだ。

全ては小さな黒い点として始まった。真に何も存在しない時空の一点。真空ではなく、真の、真の空虚。欠落。

その時は、そのことはただの好奇心の対象以外の何物でもなかった。それは無害に見え、あらゆる意味において現在の問題ではなかった。ここからはとても遠い何処かの小さな穴に過ぎなかった。

問題は程なくして始まった。

ある日、その星は空間の間の空間を見て、それが成長していたのを見つけた。ただ成長していたのではなく、今まさに成長を続けていた。数百万年の後、それは最初の銀河を貪った。憎しみの星として知られる天体が、その目的を果たそうとし始めたのはその時だったのだろう。

その星は自身を宇宙の自らの位置から引き剥がし始めた。その真の場所。それは簡単なことではなかった。宇宙の拡大は力強いものであり、それに抗うにはそのすべての力を必要とした。ゆっくりと、痛みを感じながら、それは人類の故郷へと、第一地球へと動き始めた。

第一地球はその場所を作ったもの — 憎しみの星はその名もない、顔のないものにその短い、だが何十億年もの生の中で二度会った — の才能の壮大な展示であった。それは生命価値、人類が最も愛する二つのものの奔流だった。彼ら自身と、彼らのためのもの。

その星はそれが語った以上を知っていた。壮大な距離を、第一地球の全ての人間一人一人がまさにその時何を考えているのかを知っていた。彼らには悩みがなかった。

それは変わったのだろう。

あなたは自問するかもしれない。「永遠の栄光の中にいたその人類と、宇宙の反対側でゆっくりと始まっていたものがどう関係があるのか?」

宇宙を食らうもの、存在の欠損。それは宇宙の全ての処理能力が不十分であることを示す兆候だった。あなたは銀河を作ることは難しいと思うだろうか?そんなものはあなたが計算機でシミュレートできる程度に予測のつくものだ。しかし精神は違う。精神は精緻さを、個性を、そしてその周りの残りの世界全てを遥かに超える複雑さを要求する。

そのようなものは少量ならば、節度の範囲内ならば良いことである。だが人類は節度で知られる種族ではない。彼らは侵し、犯し、宇宙はその限界の90%に達し、一点を指し示している。簡素な精神を持つものは、いくらかがそこかしこにいた。だが第一地球は問題児だった。全ての破滅。それは止められなくてはならなかった。

そして彼らは決してそれを理解しなかったのだろう。

特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。