アンブローズ RESTAURANT
WILDCAT HOUSE 山猫軒
"どなたもどうかお入りください。決してご遠慮はありません。1"
前菜
ミルキーウェイ・サラド: 黄金のどんぐり2個
銀河鉄道の墜落以降定期的に落ちてくる天の川を回収し、絡めたクリームサラダです。天空から流れて出たクリームによって、あなたの肌は耳の後ろに至るまでつるつるのさらさらになるでしょう。空想科学的な味わいを、雨風に耐えた野菜のしっかりとした歯ごたえが引き立てます。
香り酢の物: 黄金のどんぐり1個
この酢の物は、加えられたイート・ハーブによって、単に食べた者の健康を整えるだけでなく、食欲を推進する香りを放つようにします。
岩手山のロック・サラド: 黄金のどんぐり1個
ずっと昔に岩手山が噴火した時の火山弾を使用したサラダ。閉じ込められ、熟成したマグマの熱によっていい感じの塩加減になります。マッサージ・サービス付き。
メインディッシュ
あなただけのフライ: 黄金のどんぐり4個
当店の看板料理。前菜で体調を整えれば整えるほどおいしくなります。料理人がサンフランシスコで研修した際に習得した料理をさらに改良したものです。店長の"つまみぐい"により、心身共により健康的になれます。23
犠牲と献身のカシオピア・シチュー: 黄金のどんぐり6個
料理人のあくなき献身を煮込んだシチュー。前述のクリームを使用することで、必然的な苦みが少し和らいでいます。45
デザート
はなより団子: 黄金のどんぐり1個
その概念的性質により、桜が咲いている時期が一番おいしいです。ここ遠野の桜はみごとですが、そんなことは気にならなくなるほどの危険な魅力をお楽しみください。お土産としての購入も可能です。
渡り鳥の押し葉: 黄金のどんぐり2個
天の川を渡る雁を押し葉にしたお菓子です。さぎと違って水銀を含有しないため、安心して食べられます。また、このメニュー売上は全額が新銀河鉄道に寄付されます。当店は新銀河鉄道を応援・協賛しております。
ドリンク
あの日のお酒(日替わり): 黄金のどんぐり2個
遠野妖怪保護区には、ときおり酩酊街から様々なものが流れ着きますが、もちろん酒類も例外ではありません。日によって、他では見られない、とても珍しいお酒が飲めることもあります。味もまた様々ですが、総じてより熟成し、郷愁を誘う風味があります。
やまなし酒: 黄金のどんぐり2個
あの『やまなし』をモチーフとしたこの熟成酒はクラムボン共和国の名産です。その幻想的な味わいを楽しみながら、遥か彼方の星に思いを馳せてはいかがでしょうか。
はじけ葡萄のジュース: 黄金のどんぐり1個
このブドウはもともとワイン用として開発されたようなのですが、お酒にしようとするとはじけてしまうため、ワインを造ることができません。しかし、その他の用途で使う分には問題ない上、かなりおいしいので、ジュースにして提供させていただいております。まるで炭酸がはいっているかのような舌ざわりです。裏の畑から、もいだばかりの物を使用しています。
サービス等
特殊な工法により、形而下に無いお客様も当店にお越しいただけます。また、イーハトーブに隣接する関係上、一部のお客様はそのまま観光することができます。
遠野市および銀河連邦6加盟国7の住民には割引サービスがあります。
看板料理をご注文されたお客様は、前菜が無料になります。
TonoNetwork
★★★★★
ここ遠野妖怪保護区には桜目当てで来たのですが、気づけばあのお団子を大量に買い込んでいました。危うく元々の目的を忘れるところでした。確かに危険な味です。
まあ、美味しい物を食べるとなんだか気が楽になりますね!
~ Datura
★★★★☆
新銀河鉄道への取材の途中で立ち寄りました。
新銀河鉄道へ協賛しているとのことですが、非常に好感が持てます。なにしろ、新銀河鉄道が銀河連邦加盟国まで路線を伸ばすまで、数多くの妖怪がここ遠野妖怪保護区に逃げ伸びる途中で財団やGOCの魔の手にかかったといいます。特に逢坂の関を越えずに済むので五行結社を相手にしなくていいのは大きいでしょう。
また、アクルックス3連星系クラムボン市まで路線をのばす計画があるとも聞きます。ワクワクしますね。
それはそれとして、どの料理も、なんだかロマンチックだし、味もおいしかったんですが、シチューは私には重すぎました。これを書いている今も涙が止まりません。
~ Hirosue
★★★★★
ああこのブトウはあれですね。ワインを造ろうと品種改良してわざわざブドウ畑まで作った後に発酵すると全部だめになることに気づいたやつです。しかも何もしなくても自分の糖で発酵してわりとすぐにだめになるんですよね。めんどくさいのでそのまま放棄してましたが有効活用してくれて嬉しいです。
~ Seisaku
★★★☆☆
酒には苦手意識があるので、果物汁があるのはありがたい。
しかし、吾輩が言えた話ではないが、復活するとはいえ、調理するたびにいちいち自殺するというのはいかがなものか。
★★★★★
昔、UIUや酒類取締局の連中から逃げ回ってた時に偶然酩酊街に迷い込んだんだ。それから酒をそこで調達してたんだが、その内出ることができなくなっちまった。何年さまよったかわからないが、気づいたらここにいたってわけだ。スピリットがもう影も形もなくなったってことに気づいたときは愕然としたね。
なんだかんだでここに住み着いちまったし、今はもうそんなに未練はないんだが、それでもたまには自分と同じようにここに流れ着いた酒をのんで感傷に耽るのも悪くない。
★★★★★
これもまた、本当のザクロとはいえませんが、なかなかできない体験をさせてもらいました。それにしても素材を徹底的に美味しくしようという強い意識には胸をうたれました。私もまだまだ精進が必要なようです。
★★★★★
うまかった ああうまかった うまかった
~ Nautilus
★★☆☆☆
連れていた犬を外につないでいたのですが、いざ看板料理を食べようとした段になって、どうしたのかはわかりませんが、うちの犬が店内に入って来てしまいました。
その途端、店は煙のように消え、山ん中に突っ立っていたというわけです。料理を食べ損ねたうえ、謎の高熱が出て2週間ほど寝込む羽目になりました。今でも狐につままれた気分です。
まあ、何はともあれダイエットには成功しました。
~ Sasaki
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あなたは目を覚まし、あくびをひとつした。