自動パッシブ記憶処理システム Ver. 17.09
評価: +12+x
blank.png

システム要約

------

特に敵対的なミーム・認識災害・情報災害的実体に関する懸念が高まった結果、2003年にAPASは開発されました。SCP-579を取得したことがAPAS開発の主な動機です。知覚や知識に基づく異常災害が未だに続いている中、効率的な手法なしに収容違反したものを収容することはもはや不可能であることが、セキュリティスペシャリストたちには明らかになりました。

プロジェクトAPASは記憶に作用するミームエージェント、記憶処理ガス、集中的電磁場の複雑なネットワークの設置が必要でした。プロジェクトは徹底的な検証を経て、プロトタイプデザイン(SCP-1346に現在指定されています)の成功後、サイト-17において独占的にシステムは実装されました。

換気口を通じて投与された記憶処理薬、職員に頒布された様々な形式のメディア中の潜伏性ミームエージェント、施設全体に一定間隔で構築された電磁場をシステムは使用します。電磁場から放たれる変動ラジオ波は、通過する人々の行動に僅かな影響を与えることが可能であり、異常衝動から気を逸らすことに使われ、視認災害実体を覆い隠し、野生の敵対的ミームに対抗する無害なミームを植え付けます。これは全て、職員がAPASの存在に気付かない限り、永続的にサイトに収容されているミーム災害に抵抗できるようにします。

------

------

------

特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。