名前: 知里弥生(ちりやよい)
セキュリティレベル: 2
職務: 分光学・電波天文学を利用したオブジェクトの解析。真空応用装置の製作・修理。
所在: サイト-8181の極低温研究開発室、またはサイト-██の200 m電波望遠鏡観測室。
人物: 生年月日199█年03月27日、身長172 cm、体重██ kgの女性です。赤茶けた手入れのされていない荒れた髪の毛を肩まで垂らし、無気力に見える毒々しい紫色の眼をしています。部屋の中でも常に黒いコートを羽織り、懐に蛇のおもちゃを忍ばせています。人を睨む癖があり、また神出鬼没なため一部では妖怪ではないかと噂されています1。
知里研究員は██大学理学研究院博士課程修了の後、SCP-███-JPに接触しています。その際のあまりの動じ無さと分光学分野における過去の実績を評価され、財団にスカウトされました。現在は分光学の技術を活かしてオブジェクトの微弱なエネルギー変化の観測に有効な実験手法を開発中です。また、宇宙空間におけるオブジェクトの挙動研究として極低温・真空条件を作り出すための装置開発も行っています。
彼女は非常に気まぐれかつ周囲の評判に対し無頓着です。唐突に実験室から姿を消したかと思えば、他の研究者のデスクでコーヒーを飲んでいるのを何度も発見されています。また蛇のおもちゃをあちこちに置き忘れるので、毎回本物と見間違えた職員を大騒ぎさせます。加えて、彼女は他人の言動が酷く気に入った場合、それを繰り返す傾向があります。以下は一例です。
ふふん、私は……"昇華齎せし赤方偏移"だ。どやぁ。 -知里研究員
まさか私が付けてあげた異名、一般人の前で言ってないですよね?
(10秒間沈黙)
まぁ、私が中二病患者なのは周知のことですし、気に入っているようで何よりです。 -潮海実験補佐
知里研究員が鶏の竜田揚げに対して非常に強い執着心を持っているという報告2がサイト-8181で数多く挙げられています。以下は実験記録です。
知里研究員の実験室(砂箱)はこちら