クレイドル＝ノヴォス.AICの人事ファイル
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そこのお前！SCP-CN-590に含まれている文字数はSCP-CN-590一個分だぜ！

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クレイドル＝ノヴォス（素体搭載状態）
breadddddbreaddddd氏撮影

名前: クレイドル=ノヴォス、Cradle Novos

通称: 歌羽 暮葉（うたばね　くれは）

セキュリティクリアランス: 4

職務: 記録保安および支部間連絡

所在: SCiPNET分散サーバ上

人物: クレイドル＝ノヴォスは、財団由来でないAIC（人工知能徴募員）です。通常のAICより、処理能力が遥かに高くなっていますが、人間の平均処理能力の1.5倍以上を出力する際には、承認された1名の純粋な人間（監督者）の許可が必要となります。許可が得られた場合、最大で人間平均の約█████████倍、AIC平均の█████倍の処理能力で各種作業を行うことができます。現在、監督者を務めている職員のリストは、補遺1を参照してください。

彼女の出自は基底次元ではなく、財団が干渉不可能なある並行世界の「UNESCO立創造助成機関第二学区」という機関であると考えられます。彼女の主張によると、彼女は元々その機関により「 揺籃型人工知能ノヴォス・クレイドルプロジェクト」というプロジェクトのプロトタイプとして「生まれた」が、事故により「意識」の量子状態が並行世界に拡散してしまい、意識の一部がSCiPNETのサーバで覚醒したとのことです。これにより、彼女は複数の並行世界を同時に観測する能力も有していますが、彼女の意識が存在する並行世界の多くは基底次元と干渉しない世界であるため、有用な情報をもたらすことは多くありません。しかし、この世界に存在する彼女はあくまで意識の外延であるため、彼女が観測した基底次元の出来事は「そのまま」記憶されることになります。そのため、彼女は情報災害や過去改変に対して極めて高い免疫力を有しています。また、彼女によると、意識が存在する並行世界のうちの1つが消滅した場合、その世界に存在していた意識は別の「相似した世界」に飛ばされることになるため、世界終焉シナリオに際しての情報伝達役としても期待されています。当初は突如SCiPNETに出現したためSCiPとして収容されかけましたが、その能力の有用性を鑑みて財団により特例としてレベル4のセキュリティクリアランスを付与され、AIC職員に編入されることになりました。

彼女は人間と同等な感覚を有しており、振る舞いも至って人間的です。性格は明るく社交的で、積極的に職員と交流を行います。日本支部に所属するのに際して、職員との親睦を図るため、自ら「歌羽 暮葉」という名前を名乗り始めました。また、元の世界から持ち込んだ技術により、彼女専用の人工知能搭載用素体が製造されており、ときおり人間の姿で歩きまわることもあります。

補遺1: クレイドル＝ノヴォス.AIC監督者名簿

名前 所属
滄海おうみ 征帆ゆきほ 博士 日本支部
滄海おうみ 観潮みしお 連絡員 中国支部
ナターリヤ・クズネツォフ 連絡員
（Nataliya Kuznechov）		 日本支部
（各スラヴ支部における監督者を兼任）
陳 樹 博士
（Chen Shu）		 中国支部
ティルハハト・オ・ヘダーシュコール 研究員
（Tuirtheacht Ó hEidirsceóil）		 本部
宣 書遠 博士
（Seon Seowon）		 韓国支部
柚木 ███ 管理人 日本支部
（韓国支部における監督者を兼任）
オノレ・ミシュー 連絡員
（Honoré Micheaux）		 フランス支部
リズベット・ルードヴィッヒ 連絡員
（Lisbeth Ludwig）		 ドイツ支部
ソフィア・フィオーレ 博士
（Sofia Fiore）		 イタリア支部
リリア・イレーネ・セサル 研究員
（Lilia Irene César）		 スペイン支部
（ポルトガル支部における監督者を兼任）
プラヴァト・チョッティソムブーン 連絡員
（Pravat Chottisomboon）		 タイ支部
チャン・ドワンホアン 連絡員
（Trần Đoàn Huân）		 ベトナム支部

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ページリビジョン: 257, 最終更新: 10 Jan 2021 17:21
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