名前 チャスロヴ・ブルネティッチ(Časlov Brnetić/Часлов Брнетић)
通称: ダンディーなチャスロヴおじさま
セキュリティクリアランス: 4
専門: 東欧呪術学、呪術工学、呪術史学
職務: 呪術の研究・開発、呪術系オブジェクトの鑑定、人形の可能性の追究
所在: サイト-81██
来歴: 異常管理局(SAB)の高級幹部の1人であったブルネティッチ博士は、[編集済み]。その後SABの一部が財団に統合されたことに伴い財団職員として雇用されました。
人物: ブルネティッチ博士は1913年12月29日生まれ、オーストリア=ハンガリー帝国領、クロアチア=スラヴォニア王国(現クロアチア共和国)[編集済み]出身のクロアチア人男性です。身長は183cm、体重は75kgであり、頭髪、瞳の色は暗緑色です。通常時は白いスーツと濃紺色のロングコート、及びグレーの手袋と靴下を着用しており、基本的にはリバル補佐官と行動を共にしています。
ブルネティッチ博士は長年実務に携わってきた経験を有する呪術師です。ブルネティッチ博士が知見を有している呪術関連の分野は広範囲にわたりますが、中でも自身の専門分野である東欧呪術学と呪術工学に関しては特筆に値する知識と技量を有しています。またブルネティッチ博士は多数の呪いのアイテム 術具を仕事道具として所有しています。これはブルネティッチ博士の職能上の必要性からでもありますが、同時にブルネティッチ博士が抱いている呪術師としての自負に由来するものでもあります。
1950/█/██に「████████(現在はSCP-████に指定)」の異常性に暴露したことにより、現時点でブルネティッチ博士の肉体は脳、頭蓋骨の大部分、左側頭部、顔面の左上部(左眼球を含む)、心臓、左胸部(内臓器官を含む)、左腕上部、右大腿部、右脚の踝より下部とその他の僅かな部位を除き、やや白みを帯びた植物組織によって構成されています。この植物組織は一般的な成人男性の身体の各部位の形状を大まかに模倣することでブルネティッチ博士の身体を形成していますが、これらは植物的機能を以って動物的機能を代替していること、高い柔軟性と靭性を有していること、[編集済み]の主に3点の理由により外見こそは節くれ立った樹木の幹ないしは枝であるもののブルネティッチ博士の身体として問題なく機能しています。その為ブルネティッチ博士が職務及び日常生活の上で支障を来たすことは殆どありません。またブルネティッチ博士の外見と身体機能は現在の異常性を獲得した37歳時点より変化が確認されていませんが、これは[編集済み]。
性格は「マイペース」「飄々としている」「全体的に軽い」「どことなく芝居じみている」と評されるもので常にぬらりくらりとした態度を崩しません。口調は基本的には「調子が軽く緊張感のない」「気さくかつ間延びしている」と形容されるものであり、大ぶりなジェスチャーを交えながら話します。また他者のことはファミリーネームに敬称として対象が男性であれば「くん」、女性であれば「ちゃん」を付けることで呼び表します。なおブルネティッチ博士に対して「業務的な態度」を要求する行為は、ほぼ確実に数日後あるいは数週間後に要求した職員が根負けすると言う結果に終わります。一方で職務そのものに対しては非常に忠実であり、「人間的でない」と形容されることがある程の高い集中力や論理的思考力を以ってことに当たります。しかしながら集中力の高さが生来の「職人気質」と形容される性質と合わさることで、しばしば作業に熱中するあまり寝食を完全に忘れることがあると言う点には留意が必要です。
ブルネティッチ博士は人形制作を趣味としています。制作する人形の種類は特には決まってはいないものの、関節構造を有する大型の陶器製ないしは木製の人形を好んで製作する傾向があります。人形制作に関するブルネティッチ博士の技術は生来の手先の器用さや性格とも相まって変態 繊細かつ緻密と評されるほどのものです。その為サイト-81██においては人形がブルネティッチ博士の代名詞の1つとして用いられることがあります。
「幸せと言うのは例えば1杯のコーヒーを楽しむ余裕があることだ」……って名言ありそうじゃないかなー?今考えたんだけど。 -ブルネティッチ博士
それって本物の[編集済み]ですか…? -██研究員
Naravnoもちろん、これは僕が伊達男だってことぐらい確かな本物だよー。 - ブルネティッチ博士
なーんかフラフラするんだよねー。 — ブルネティッチ博士
一応聞いておきますけど最後に食事をしたのっていつですか? -████博士
………あっ。 - ブルネティッチ博士
この人形前見た時より髪が伸びているような気がするんですが… -エージェント・███
あー、ホントだー。そろそろ髪を切ってあげなきゃだねー。 -ブルネティッチ博士
Zdravoやー、druže同志。美味しいワインが手に入ったんだけど今晩どーおー? -ブルネティッチ博士
もちろん喜んでお付き合いしますとも。で、今日のはどこのなんです? -エージェント・イヴァノフ
だから僕はスチュアートちゃんにこう言ってやったのさー、「亀の甲より年の功、年の功より後醍醐勾」ってねー☆ -ブルネティッチ博士
HAHAHAHAHAHA!チャスロヴさんったらー☆ –エージェント・後醍醐 勾
髪に癖が付いてるよ、ヴァレンティナ? -ブルネティッチ博士
ウソッ?! -リバル補佐官
うそー。 -ブルネティッチ博士
んもーッ!! -リバル補佐官
名前: ヴァレンティナ・リバル(Valentina Ribar/Валентина Рибар)
正式名称: ██-██████-████
セキュリティクリアランス: 2(必要に応じて限定的4まで付与・剥奪)
職務: ブルネティッチ博士の補佐、ブルネティッチ博士の護衛、ブルネティッチ博士の生活能力の欠如を補う、ブルネティッチ博士にツッコミを入れる、敵対的存在への対処
所在: サイト-81██
来歴: 異常管理局(SAB)においてブルネティッチ博士の副官であったリバル補佐官は、[編集済み]。その後SABの一部が財団に合流したことに伴い財団職員として雇用されました。
説明: ヴァレンティナ・リバル補佐官(正式名称: ██-██████-████)は19██/█/██~19██/██/██にかけて、旧ユーゴスラヴィア社会主義連邦共和国(現セルビア共和国)のベオグラードでSABによって製造された女性型の呪術的アンドロイドです。外見は20代前半のスラヴ系の女性を模したものであり、全高は163cm、本体重量は██.██kgで、「頭髪」と「瞳」の色は共にライトブラウンです。通常時は近接戦闘服を始めとした動作を阻害しない服装を着用した上で軍用サーベルを帯刀しています。また基本的にはブルネティッチ博士と行動を共にしています。
リバル補佐官はSABによって同組織が独自に開発・保有していた人工知性体の製造技術に基づき呪術技術と科学技術、及び異常工学の技術を融合させることで開発されました。リバル補佐官の設計の際にコンセプトとされたものは主に大別して2つです。
1つ目は高度な自律性と汎用性によってSABの各種活動の補佐を行う呪術的アンドロイドと言うものです。これは学習型の呪術的人工頭脳を搭載した上で[編集済み]。リバル補佐官が高度な知性や疑似的な人格を有していることはこれに起因するものです。
2つ目は上記の能力を含むアンドロイドの性質を活用した自律兵器と言うものです。リバル補佐官はGRU-P部局を始めとした他の超常組織や敵対的なアノマリーなどへの武力的対処を可能とする機能を付与されたアンドロイドの1体であり、その中でもリバル補佐官は特に近接戦闘能力が必要となる局面を想定した白兵戦能力の獲得に重点を置いて開発されました。従ってリバル補佐官は非武装であっても機能を発揮することは出来ますが、その機能は刀剣類を使用することで最大限に発揮されます。リバル補佐官が常時の帯刀を許可されているのはこの為です。なおリバル補佐官は製造年自体は決して新しくはないものの、呪術型アンドロイドとしての特性、並びに定期的に「ハードウェア」のアップグレードが行われていること、人工頭脳が積み重ねられてきた「経験」によって最適化されていることなどの要因により、20██年現在においても最新型の戦闘用アンドロイド以上のパフォーマンスを発揮することが出来ます。
リバル補佐官の疑似人格は「熱血」「前向き」「元気溌溂」「ボケに見せかけたツッコミ」などと評されるものであり、常に前向きかつ過剰なほどの活気に満ち溢れています。口調は「ハキハキとしていて端的」と形容されるものであり、「エクスクラメーションマークが常に1個以上語尾に付く」ようなやたらと大きい声量で話します。他者に対する態度は基本的には友好的かつ協力的なものであり、誰に対しても分け隔てなく明朗闊達に接します。また職務に対しても忠実であり、与えられた任務の遂行を最優先目標として行動します。
ヴァレちゃんってつまるところロボっ娘なの? -██博士
んー、厳密には違うんスけど、まぁ、そんなところッス! -リバル補佐官
おはよう、ヴァレちゃん、今日も可愛いね! -███人事官
おはようございますッス!!えっへへー、ファンになってくれてもいいんスよ? -リバル補佐官
アタシってば元が良いから何着ても似合っちゃうんスよねー!それはそれとして、こーいうヒラヒラした服はどうも落ち着かないんスけど。でもまぁ、これも仕事ッスから、しょうがないと言えば… - リバル補佐官
あの、すみません。…どちら様ですか? -███少尉
えっ、ちょっとッ?!アタシッスよ、アタシ!! -リバル補佐官
[編集済み] -梁野博士
ゔぇあっ?! –リバル補佐官
梁野博士を知りませんか? -坂枝研究助手
シ、知ラナイッス、アハハー! -リバル補佐官
コーヒーを淹れてもらってもいいかなー? -ブルネティッチ博士
そう言われると思ってたッス!はい、どうぞ、淹れたてッスよ! -リバル補佐官
おー、これはこれはー。Hvala tiありがとー 、さすがだねー。-ブルネティッチ博士
えっへへー、まぁね、ッス! -リバル補佐官
名前: Chabuti
名前の読み: チャブチ
本体: 眼鏡
エネルギー源: 活字、カフェイン
目標: 外宇宙支部関連の記事を書くこと、ロシア語を習得すること、セルビア・クロアチア語に習熟すること
経緯: きっかけはインターネットの海を彷徨っている時の偶然の出会いでした。最初は何気なく目を通してみただけだったのですが、様々な記事を読み進めていくうちにすっかり虜となってしまい、やがて自分でも書きたいと思うようになった為にこちらに参加させていただきました。まだまだ未熟ものですが少しずつ腕を上げていけたらな、と考えています。
人事ファイルについて: 「チャスロヴ・ブルネティッチ博士」「ヴァレンティナ・リバル補佐官」はご自由にお使いください。
最後に: ご用の際はお気軽に声をお掛けください。
書いた記事
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SCP-1994-JP |
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SCP-1516-JP |
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07 May 2017 07:20 |
28 Apr 2024 09:22 |
・SCP-1994-JP: 客人と仮装。
・SCP-1316-JP: ピラミッドと干物。
・SCP-1117-JP: 時代と常識。
・SCP-1769-JP: ペットボトルと海。
・SCP-1516-JP: 処女作。桜(さくら)と偽客(サクラ)。
訳した記事
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SCP-4750 |
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04 Jun 2019 13:11 |
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SCP-3313 |
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SCP-3733 |
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07 Feb 2018 13:05 |
SCP-4750: "衣服とはだな、多くの意味において、皮膚のもう1つの形なんだ。"
SCP-3313: "SCP-3313はベンジャミン・フランクリン (以下、SCP-3313-1) の切断された陰茎です。"
SCP-3890: "無限に続く砂漠の存在を記録した。"
SCP-3977: "美味しいハワイアン・パンチはいかが?"
SCP-3654: "船内は極めて多数の手書きの時計の文字盤、カレンダーのページ、及び彼らの言語によって描かれた記号によって覆いつくされていた。"
SCP-3209: "倫理委員会はネパール及びその周辺に存在する修道院に対する活動を無期限に延期しました。"
SCP-3806: "ああ、そりゃヴァルハラだろう。"
SCP-3733: "あなたは隔離されています。"
共著
・(29 Aug 2018 15:38)外宇宙支部のオリエンテーション (評価: 75)
「財団外宇宙支部企画」に基づく企画。aisakuyuyuさん、hey_kounoikeさん、Ikkeby-Vさん、konumatakakiさん、roune10121さん、santouさん、Tark_IOLさん、the-one-witchさん、winston1984さんとの共著。
共訳
・(04 Jun 2017 04:45)Game Day, Phase 1: Secure (評価: 8)
7happy7さんとの共訳: 「1104 ~ 1138: コントロール再確立」から「1223 to 結末: 分析」まで
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