氏名: 畑中ハタナカ 拓海タクミ
SCL: 1(研究補助/請負業務時のみ2)
職務: インタビューの請負、田嶋博士の補佐
所在: サイト-81██
人物 : 畑中研究員は、199█年3月14日生まれ、基本的には身長17█cm、体重6█kgの男性職員です。畑中研究員は、職務中は全体的に派手目の格好を、休憩中や休暇中は主にピエロの格好をしています。変異の際は主にこのような特徴から彼であると判別してください。派手な格好やピエロの格好を好むことについて彼は「落ち着くから」と答えています。職務としては主に田嶋博士の下で研究の補佐、研究室の清掃、雑用等を行っています。また、クリアランスレベル32以上の職員からインタビュー担当の代役の要請が来た際、その請負を行っています。
性格は非常に温厚かつ朗らかであり、他の職員に対し友好的に接しますが、風貌などから怖がられることが多々あります。財団の職務に対しても「田嶋博士への恩情に対する感謝の意として誠心誠意尽くす。」と述べており勤務態度は非常に真面目かつ勤勉です。
雇用経緯: 畑中研究員は当初、██大学で発生したSCP-███-JPの収容事案の際に、その暴露者であるとして収容されました。その後、"人型特異存在雇用推進派"である田嶋博士の提言により職員適性試験等をクリアした畑中研究員は田嶋博士の下で雇用されることとなりました。SCP-███-JPの暴露によって得た異常性を活用するために当初はエージェントを志していましたが、あまりの運動能力の無さにより断念、田嶋博士の研究助手として雇用されました。雇用後、畑中研究員の異常性と高い演技力によるインタビュー能力が評価され、セキュリティクリアランス3以上の職員からのインタビューの請負を行っています。
異常性: 畑中研究員はSCP-███-JPの暴露の際に、「容姿が、彼が認識した、もしくは接触した彼の名義のプロフィールに準拠する」という異常性を得ました。この異常性によって変異するのは容姿と声質のみで、体質や体調などは変化しないものと思われます。また、畑中研究員の異常性に用いられたプロフィールの影響は破棄、破損しない限り消えず、そのプロフィールを書き換えることで畑中研究員の容姿は更新されたプロフィールに準拠します。複数の影響を受けたプロフィールが存在する場合、最も新しく更新されたものに準拠するものと思われます。
畑中研究員は、サイト内での自発的な変異をセキュリティクリアランス32以上の職員からの許可があるときのみ行うことができます。しかし、サイト外への出入りを行う際は禁止されています。これは、過去に変異した状態で出入りを行っていた際に拘束されたことが██度あるからです。
事あるごとに僕のインタビュー用プロフィール用紙バラ撒くのやめてもらえませんかね? -畑中研究員
別に不都合はないだろう? -田嶋博士
不都合はありませんが一日に4度もゴキブリにされるのは流石に精神に来るものがあります -畑中研究員
総変異回数 376回
公的記録済み 312回
事故 7回
非公認 57回
・10代女性 4回
・70代男性 3回
・犬 3回
・猫 4回
・ゴキブリ 8回
・丸い鳥のぬいぐるみ 2回
・朝夕検査員 4回
・芋 1回
・猫じゃらし 3回
・ガスマスク 1回
・ライター 2回
・レモン 2回
・バナナ 3回
・鳩のかぶりもの 2回
・醤油差し 1回
・ポラロイドカメラ 1回
・スパナ 2回
・トランプ 1回
・プロトンパック 3回
・法の書 1回
・銃火器 6回
私を急拵えの代用品にするのはやめてください。というかあなた方の倫理観どうなってるんです? -畑中研究員
ちょっと曲芸やってみてくれよ -エージェント・██
運動音痴なので曲芸はちょっと…。あ、バルーンアートなら得意ですよ?いかがです? -畑中研究員
子供たちが怖がるので定期的に託児施設に来るのやめてもらいませんかね…?休暇中も当然ダメです。 -██保育士
お菓子とオモチャをプレゼントしに行ってるだけなんですけどダメですか…?どうしても? -畑中研究員
体重を気にかけないでいいなんて…羨ましい☆ -エージェント・[データ削除済]
容姿丸ごと上司そのほかの思いのままなんですが、それでも良いと? -畑中研究員
あんたのインタビュー本当に上手いよなぁ…。まさかオブジェクトを泣き落としさせて情報を聞き出すとは… -エージェント・██
人の感情というものを一から学びましたからね。 -畑中研究員
いつもいつも大変そうだね -田嶋博士
ほぼあんたのせいだよ -畑中研究員
氏名: 田嶋タジマ 惣右介ソウスケ
SCL: 3(監査特殊事例発生の際は場合に応じ変動)
職務: 人型オブジェクトの収容補助及び研究、監査対象職員への監査、心理カウンセリング、検証実験室室長
所在: サイト-81██
人物 田嶋博士は197█年生まれ、身長16█cm、体重[データ削除済]の日本人女性です。名前、容装共に男性のように見えますが、女性です。インシデント"パレード"発生の際に左目を失ったため黒革の眼帯をつけています。財団雇用以前は大学にて心理学の講師をしており心理学に対して特に多くの券見識を有していますが、多くの検証活動から心理学以外にも広い分野の知識に精通しています。雇用当初は心理学者として精神を有するオブジェクトの研究や心理カウンセリングを行っていましたが、現在は現代科学、物理学の通用しない特殊なオブジェクトなどの研究も行っています。
彼女は非常に高い研究意欲、知識欲を有しており、一般伝承やいわくつきの物件などを調査、実験する活動を自身を室長とする検証実験室で行っています休暇などを使って行っています。この活動には監査対象職員も動員されているとの噂が流れていますが実情は不明です。なお、検証実験室の設立は却下されました。
彼女は監査担当職員。です。短期間の監査対象になったものは彼女の行動に振り回され何かしらのトラウマを植えつけられますが監査期間終了後の勤務態度の著しい向上がみられています。
また、彼女は「人的資源の有効的活用かつ、状況変化での経過観察による新たな発見のため」という理由により人型特異存在の雇用を推進していますが、そのように雇用された人物は監査対象と同様の環境で研究に携わり、その後各所に配属されます。
雇用経緯 田嶋博士は、当時教鞭をとっていた██大学内で発生した異常性を財団が処理した際、違和感を覚え自らで調査を行い財団の存在までたどり着いた後、サイト-81██に履歴書をもって現れました。警備員によって捕縛され記憶処理を施し解放されましたが、その一週間後、再びサイト-81██に履歴書を持って出現。素性を調査したうえで財団に対して有益であると判断されたため職員雇用試験を受け研究員として雇用されました。彼女は雇用当時を振り返り「好奇心は何物をも殺し潰すんだよ」と述べています。
職務中と職務外の性格違いすぎませんか? -エージェント・██
さすがにそこの分別はつけるさ。ただその分いろいろと溜まってるだけでね -田嶋博士
もう反省したよ…だからもう勘弁してくれ… -監査対象エージェント・██
いやいや、気にするな。じゃあ次はとある文献で見た「7mの高さから落下しつつ21回転半しながら寿限無を言い切る」という次元移動方法を試してもらおうか。 -田嶋博士
監査対象職員をあなたの趣味に巻き込むのは構いませんが、ほどほどにしてくださいね? -███博士
ほどほどにしてるつもりなんだけどねぇ…。噂に振り回されて怖がりすぎじゃないの? -田嶋博士
興味深い特異性を持つ職員が配属されたからといって、研究室まで拉致するのは本当にやめてください。まず怒られるのは僕なんですから -畑中研究員
善処するよ、たぶん -田嶋博士
—-
長期監査対象職員リスト
氏名: 水先ミズサキ 加古カコ
SCL: 2
職務: オブジェクトの収容補助、機動部隊補助、田嶋博士の補助
所在: サイト-81██
人物 エージェント・水先は199█年生まれ、身長15█cm、体重[編集済]の女性エージェントです。彼女の存在が発覚し、財団が確保した際、財団と彼女の利害が一致したためエージェントとして雇用されました。雇用以後、彼女は財団について「思っていたのと違った。もっといかにもなオジサマがいると思ってたのに。」と述べていますが、何のことについて述べたものなのかは判明していません。
彼女は幼少期、極度の虚弱体質で生活の多くを病室で過ごしましたが、10歳~15歳の間に原因不明の臨死体験を127回経験し、そのたびに体調が好調していきました。15歳になるころに彼女が入院していた病院内で発生した立てこもり事件の犯行グループを果物ナイフ一本で制圧し、このことから財団に捕捉されました。精密な検査、検証を行ったところ彼女は一般的レンジャー部隊兵並みの戦闘能力を持っており、特異存在に対する広い対応能力を持っていました。このことについて彼女は「臨死体験にあっているとき、私は地獄を冒険していた。そこで先生に教わった。」と述べています。
彼女の戦闘スタイルは兎歩の動きを基本動作とするヒット&アウェイです。この戦闘スタイルについても前述の同人物に教わったとのことです。この戦闘スタイル上、実態を有するオブジェクトへのけん制、群像の駆逐等を得意としますが、任務中過剰な先行行動が多々見られるため現地上官となった場合は注意してください。
現在彼女は、オブジェクト回収作戦時の度重なる破損・破壊により長期監査対象者となっています。
氏名: 沖オキ 志郎シロウ
SCL: 31
職務: 漁業協同組合への潜入調査、海洋生物型オブジェクトの研究、田嶋博士の補助
所在: サイト-81██
人物 沖博士は196█年生まれ、身長16█cm、体重8█kgの男性職員です。彼はもともと国営研究施設において海洋生物について研究していましたが、研究対象であった新種の鮫型生物がオブジェクトとして収容された際に雇用されました。
財団雇用後、約十年間財団研究施設において海洋生物型オブジェクトの研究を行っていましたが、研究職員でありながら九州地区漁業協同組合への潜入調査に志願し約7年間の間調査を行いながら研究を行っていました。
また、この潜入調査期間中彼は漁師として生活していたため非常に筋骨隆々な体躯をしていますが、その見た目とは裏腹にとても小心者です。
なお現在は、特異性を有する海洋生物型オブジェクトを財団に報告をせず複数保有していたため処分対象となりましたが、回収されたオブジェクトの精度の高い実験記録などを吟味した結果研究の継続のため長期監査対象者となり、それらのオブジェクトの研究を続けています。
氏名: 小堺コサカイ 輝美テルミ
SCL: 21
職務: 非実態霊的存在の研究及び収容補助、田嶋博士の補助
所在: サイト-81██
人物 小堺研究員は、身長14█cm、体重p�^kgの女性研究員です。彼女の顔はピアスを付けた耳以外は膝ほどもある前髪で隠れていますが、彼女の顔を見ようとする一切の試みは禁止されています。
彼女は、�ュ怜喧縺代ヱ繧ソ繝シ繝ウであるとして財団に捕捉され職員として雇用されました。財団雇用後、その資質を生かし熱心に職務に取り組む姿勢が見られましたが██博士が彼女の蒔・ゥ
ハクサ嵂ス、ア・ム・ソ。シ・�たことによりサイト81██において鐚醐執鐚�鐔縁讐鐔鰹輯鐔� 鐔э秀鐔�果封鎖されました。
このことより現在は長期監査対象者として指定されています。
彼女の顔を見ようとする一切の試みは禁止されています。
以下は2時間前に更新されました…
現在畑中研究員には正体不明な異常存在である可能性が示唆されています。
昨日、GOI「劇団 にじいろのおもちゃばこ」に関係していると思われる家屋の調査を行った際、裏に「配役:道化師」と書かれた写真が発見された。また、同時に発見された複数の情報から写真の存在と畑中研究員との特異性の類似が指摘されたため身辺調査が行われた。以下がその調査の結果である。
・経歴情報の不備
・戸籍情報の不備
・親類関係の改竄痕跡
以上のことを踏まえ、畑中研究員に対し尋問を行い、審議によってその処遇を決定することとする。 -██博士
SCP-JP:
Tales-JP:
小噺等
SCP-JP記事
初投稿作。異形頭で練りこんでたら何故か生まれた謎の生命体。
彼がどこから来たどういう存在なのか、それは誰にもわからない。
今後もいくつかtaleを書きたいな、と模索中。
「颯爽と現れ華麗に事件を解決する」という過程さえ完璧にこなしてしまえば誰だって簡単に名探偵になれるはず、という思いで書いた作品。「劇団 にじいろのおもちゃばこ」初登場作。
いちおう「配役:怪盗」にも設定がありますが伏せておくことにします。
こちらの作品はokazakiさんとの合作です。主に私は後半を担当しました。絶対に滅びを迎えることのない世界で、滅びる寸前まで猛威を振るう異常存在たち。その全ては「劇的」を求める彼らのために。「劇団 にじいろのおもちゃばこ」関連作品です。
デスコン投稿作品。絵画の死とはいつなのか
そして見えない何者か達の正体とは何なのか
想像をまき散らして読んでいただけると幸いです
tale-JP記事
私の思う一つの可能性。モデルは終焉の黙示録。彼らの出現は終わりの暗示かもしれません。
なぜかできてしまった。アツアツジューシーサックサクなから揚げにすべてが染まればきっと世界は平和になります!ね?虎屋博士?
当文章内において「彼」が原因かどうかについては明記しておりません。
劇団「にじいろのおもちゃばこ」の設定について、財団において私の中では死んでしまったので軽くまとめます。
まず彼らは異空間に拠点を置く一人の男によって産み出された、もしくはその男に賛同した者たちによって構成される集団です。構成員の多くは男によって産み出されたものが大半を占めます。
活動方針は基本的に劇団座長である男の意思によって決定されますが、現実を小説よりも奇なるものへ、より娯楽快楽的な世界を目指しています。
異常物品の創出は団員から小道具まで多岐にわたります。
当初は空間の割れ目の先へ広がる草原の中に建てられた小屋を拠点としていました。
男は自身の創作活動のための想起手段として、自身の能力を使い産み出した存在達に劇をさせていました。
しかし、その空間に見知らぬ少女が出現したことにより事態は一変します。男はその少女の、そしてこの状況の虜となってしまいます。少女は表情を喪失しており、男は何とか少女の表情を取り戻そうとしますがうまくはいきませんでした。ここからこの空間は「少女のための街」へと作り替えられていくことになります。
随分と時間は立ち、街の施設が完成しそれぞれに役名を冠した構成員が配置されたころ、この空間の正体が明らかになります。この空間は少女の思考の中に存在する空間でした。男はこの少女の現実での肉体を探すため、少女の世話を役割のなかった道化師預け、劇団を留守にします。
男は幾ばくかの後、少女の遺体を発見します。それは財団施設内において「感情の残った遺体」として収容されていました。男はその後収容され、財団において「インシデント:パレード」と呼ばれる収容違反を引き起こすことになります。
畑中拓海は産み出された者たちのプロトタイプでした。「配役:俳優」です。しかし、次第に様々な配役の者が産み出されるにつれ、多様な配役はこなせるものの特段長所のない彼はモブへと追いやられます。
時が経ち、倉庫へ追いやられていた彼は座長から「配役:道化師」へと脚本を書き換えられ少女の世話をするように命じられます。
少女の世話をするうちに、人をまねるだけだった畑中は人の感情について触れ始めます。然るべき後、畑中は座長の思惑を阻み、少女の生の引き延ばしを止めるため劇団を脱走します。脱走後は大学構内に潜伏し一般常識などの必要な知識を収集していましたが異常物品の収容に巻き込まれてしまいます。
SCP-841-JPは座長の不在期間に起きた欠陥品の流出でした。
SCP-1999-JPは劇団において大工として用いるためのシステムを改造したもので、SCP-1999-JP‐49の事案以外は実験、兼娯楽活動として行っていました。しかし、突発的に発生した日本消滅事案の発生の際に遊び場を消されては困るとSCP-1999-JPを派遣し、事態を収拾しました。
その際に座長は、日本という遊び場がより楽しいものになるためにいくつもの主人公たち(財団、要注意団体、異常存在)を配置し、また今回のような事案が起きないようにするために日本という土地に「滅びかけることはあっても滅びることはない」呪いをかけました。こうして舞台は整ったのです。
ToyBox