名前:古本新(フルモト ニイ)
財団フロント企業███2階201 古本新のオフィス
セキュリティクリアランス:レベル2
職務:フィールドエージェント、異常性のある物体の発見・回収および調査、カバーストーリーの適用、財団フロント企業████の業務、その他依頼された仕事全般
所在:収容サイト-81██、財団フロント企業███本社ビル2階201オフィス内
経歴:古本新は本来一般の広告代理店「ミニスターコマーシャル」の営業部門に所属していた人物です。当該企業は現在、財団フロント企業である広告代理店に合併吸収されています。合併の際「個人の適正に見合った部署へ配属するため」という名目で実施された知能テスト・心理テスト・ストレステストなどを中心にした「簡易財団職員雇用適正テスト」に高い評価で合格。本人も財団職員として勤務することを了承したため20██年に他5名の同僚とともにレベル0職員として雇用され、フロント企業での業務と並行してエージェントとしての訓練を行いました。
その後、20██年にサイト-81██にて連続的に発生した収容違反と要注意団体の襲撃によるレベル0~3職員の大量喪失に対する人員補給の際、自身に与えられた仕事を確実に期限内に終了させる業務遂行能力と勤勉な態度が高く評価された彼女は通常よりも早い段階でセキュリティクリアランスレベル2のエージェントへと昇格しました。
人物:古本新は19██年6月生まれ、身長165cm、体重57kg、佐賀県出身の日本人女性です。ベリーショート等の短髪の髪型を好み、しばしば保湿マスクを着用しています。衣類の組み合わせに極めて無頓着、かつ仕事着以外では家族が着なくなった衣類を流用するため男性物と女性物が混在したちぐはぐな服装をしている姿がよく見られます。
服装に加え、彼女は容姿や言動・声などからの性別の判断が非常に難しい人物です。その容貌は周囲の人間から「性別不詳だが特別美形ではない」と評価されます。
彼女は非常に口内炎になりやすい体質であり、ほぼ一年中平均して4~57~8個以上の口内炎・舌炎を患っています。その口内の痛みのため仕事上の会話を除き、他者との会話を身振り手振り・唸り声・最低限の単語のみで終了させる傾向にあります。もし彼女との長時間の会話が必要な場合は筆談またはタイピングを通じて行うことが推奨されます。
また、彼女に関して「理由もなく睨まれた」「急に舌打ちをされた」「話しかけても表情一つ変えてくれない」などの報告がありますが、そのほとんどは口内の痛みに耐えている、もしくは痛みに対する反射で偶発的に発生したものであり彼女に悪意はありません。
現在、彼女は自身に関する事実無根な噂に対するストレスにより主に口内の健康を損なっています。これ以上彼女に無為なストレスを与えないよう各職員は確証のない噂話を流布しないよう留意してください。
職員によるコメント:
あの・・・会議中ずっと私のことを睨んでいましたが。私が何かしたのでしょうか。──██技術職員
いや、ちょっと、口がッ!痛くて、ごめん。──エージェント古本
たまに食堂で泣きながらエビチリやら麻婆豆腐やらを黙々と食べるのやめてくれませんか、とても怖いです。──██補助員
痛くても、食べたいものはッ痛・・・ある。──エージェント古本
体の傷を口内炎に置き換える能力を持っていて、実質不死身という噂は本当なの?──██博士
それ、生き地獄、でしょ・・・ウ゛ー。自分は、ただの人間、です。──エージェント古本
古本さんの家系は陰陽師の末裔で、500年前に家にかけられた呪いが口内炎として表れているという噂を聞きましたが本当ですか?──エージェント██
自分のッ実家は、漁師で、チッ、口内炎も、自分だけです、痛っつ・・・。──エージェント古本
「古本の正体は裏MrシリーズのMr口内炎である」「サイト-81██は古本のポケットマネーで運用されている」「実は口内炎が本体」「財団へ反逆する人間を始末する暗殺任務を請け負っている」など多くの噂がありますがいったいどれが本当なんですか?──██研究員
どこか痛ッ!・・・どこから、その噂、出てるの?──エージェント古本
「エージェント古本は財団の最終兵器」「SCP-173の製作者」「お忍びで日本に来ているO5メンバー」「古本は真理」「[削除済み]」などの噂が全部本当のことだという噂は本当なのか!?──██研究主任
嘘だよ嘘、どう考えても嘘じゃん!わかるだろ!そんなに自分を異常者にじ痛゛ァッ・・・!!!あぁー・・・また噛んだ・・・。──エージェント古本
「エージェント古本に関する噂は全て本人が流した噂である」という噂について聞きたいことがある。至急サイト管理室まで出頭するように。──サイト-81██主任 █ ██
マジかよ。──エージェント古本
日本支部サイト-81██所属エージェント、古本新に関する質疑が多数上がっているため改めて各国サイトへ通達を行う。
結論をから言えば、彼女は多少個性的ではあるものの、何一つ異常な点の存在しないただの人間である事が確認された。
口内炎やその他のあらゆる事象に関連したオブジェクトの影響など受けていなければ、オブジェクトその物でもない。特殊な規律や血脈を持つ家系の生まれでもなければ、要注意団体との関係が存在しないことも調査済みである。財団神拳や現実改変耐性などの特殊技能の持ち主でもなければ、財団の特設部隊や秘密部署から送られてきた特殊な職員でもないことは確認されている。ましてや彼女が身分を隠したO5評議会のメンバーである可能性は当然の事ながら0だ。
なぜこの様な出所不明の噂話を多くの職員が多かれ少なかれ信じているのかは不明だが、業務に支障が発生するためこれ以上の古本新の「噂」に関する調査・質問はそれに足る証拠の提出がない限り受け付けないことを宣言する。
財団総人事部門最高責任者 ██████・█・████
エージェント古本の関連資料
SCP-JP:
.Anomalousアイテム:めんつゆトラップ
hal_akiさんのサンドボックスに存在する実績表より。
(参考:http://sandbox.scp-wiki.net/achievement-badges)
参加表明
サイトへの参加を承認される
はじめましての挨拶
フォーラムに書き込む
秘密の実験室
サンドボックスに自分のページを作成する
三人寄れば
フォーラムで下書きを公開する
小さな一歩
記事を作成する
採用通知
人事ファイルを作成する
巻頭カラー
執筆したSCP記事が注目のSCPに取り上げられる
銅メダル
評価が15以上の記事を書く
銀メダル
評価が30以上の記事を書く
金メダル
評価が50以上の記事を書く
テレキル合金メダル
評価が100以上の記事を書く
みならい・そうさく
SCP記事を5以上作成する
ミスター・そうさく
SCP記事を10以上作成する
人類学者
評価が20以上かつ、自我を持っていて人間に近い外見の人型オブジェクトについてのSCP記事を書く
生物学者
評価が20以上で、かつ生物学、生命、遺伝子、動物、植物、バクテリアのいずれかのタグを持つSCP記事を書く
心理学者
評価が20以上で、かつ精神影響、ミーム、強制力、感情、記憶影響、知識のいずれかのタグを持つSCP記事を書く
芸術家
評価が20以上で、かつ芸術、彫り物、装飾品、音楽、彫刻、像のいずれかのタグを持つSCP記事を書く
建築家
評価が20以上で、かつ都市、建築家、場所のいずれかのタグを持つSCP記事を書く
めちゃめちゃいケテル
評価が20以上のKeterクラスオブジェクトについてのSCP記事を書く
ニュートララライスド
評価が20以上のNeutralizedオブジェクトについてのSCP記事を書く
週刊誌
一か月に4つ以上の記事を作成する
普通じゃない
日本のAnomalousアイテム一覧に追記する
フリーのカメラマン
SCP日本財団中枢資料室に画像を投稿する
SCP-JP:製作順
初のSCP記事。子供のころに体験した金縛りを題材に作った記事です。ソファー息ができなくて近くに母親がいるのに助けも呼べず、結局窒息寸前のときにいきなり体が動くようになって助かりました。だけど、その直後に同じソファーの上で二度寝をしてしまったのでもしかしたら夢だったのかもしれません。記事中に出てくる「██家具店」は他の記事でも出したいと思っています。記事番号は「無呼吸」(659)の語呂合わせです。
カレー型のオブジェクトを作りたいと思って考えた記事です。元々は男性をストーカーして自分以外の食料を排除するヤンデレ系カレーライスだったのですがあまり面白くないのでボツに。給食に関する記事もなかったのでそちらと絡めることにしました。投稿後、特性が似通っているJP記事を見つけてしまい顔が青くなりました。番号はバーモンドカレーが発売された年(1860年)からきています。
いつ削除されてしまうかわからない記事。理不尽に難癖をつけて相手を火葬してしまう葬儀屋、というアイデアをそのまま形にした記事です。そのうち改稿したいとは思っていますがまだいい改稿案が出ていません。某掲示板でこの記事が好きだと言ってくれた人がいたのでオチの追加と誤字等の訂正以上のことはもうやらないと思います。改めてみるとそこそこuvも入っていたんだなぁこの記事。番号に特に意味はないです。
かつて自作の一番人気を誇っていた記事。内容がつまらない上にご飯がおいしくない歓迎会に出席しているときに思いつきました。後半部分の特性は執筆中に思いついてねじ込んだのですが、うまく内容とマッチしてよかったです。ある意味社会の縮図と言えるかもしれません。番号はSCP-860-JPの投票率が一緒に上がらないかと期待してその下に置いたので特に意味はないです。
元々は「懐かしき眠り」というタイトルでした。何かあまり危険でないオブジェクトを作りたい+懐かしさを覚えるような記事を作りたい、の二つの考えで作られた記事です。自分はよく父親に腕枕をしてもらっていました。番号に意味はないですが、SCP-516-JP「夢に生命を」のような夢に関する記事の下に置きたいと思い場所を決めました。
物理的にも態度的にも舐められる怪獣のお話。お互いに自分のアイデアを交換してその記事を書くという「アイデア交換会」から生まれた作品です。「怖害ない怪人」のタイトルからこの記事を思いつきました。正直最後の言葉を書きたいがために作った記事でもあります。番号は「弱い」(481)から。
写真から記事の内容を考えることに挑戦した作品。だけど、記事の内容と写真が矛盾してしまったので結局別の写真を使ってしまった。タイトルはamamielさんが言っていた「吸ケチャップ鬼」にするかどうかぎりぎりまで迷いました。自作品の中では2番目に気に入っている作品、1番目は「窒息ソファー」です。
現在自作品の中でぶっちぎりに高い評価を持つ記事。元々はICRチャット内にある可愛いと声をかけると反応する「かしまちゃんbot」にみんなが無理やり理由をつけて「かわいい、かわいい」言っている様子から思いついたオブジェクトです。老神ホームはSCP-818-JPの発生理由を考えているときの思い付き。次の目標はこの記事の評価を超えることです。番号は「818」が「人・社・人」のように見える・・・かもしれないから。後、左右対称っていいよね。
SCP-818-JPの成功に調子に乗り製作した二つ目のKeterクラスオブジェクト。元々はアイデア交換会の「コウノトリが赤ん坊を運んでくると信じ込み、実際に運ばれてくる。」というアイデアを捻くれて魔改造したもの。最初は前半部分が書きたかっただけですが、「SCP-8900-EXはアンニュイプロトコルが成功していけど、誤魔化すことで生じる歪みもあるのではないか?」というアイデアから今の形になりました。彼らと財団後この後どうなるかはわかりません。番号は記事中に出てくるコウノトリの絶滅の3年後の1989年から。
初の要注意団体関連の記事かつ10作目の記事。元ネタは「クラッシュバンディクーの主人公が薬を飲んだら体が溶けて大きな目玉になってしまう、その目玉も最後はポンとはじけて消える」といった内容の夢。後はSCP-305-JPに出てくる目玉を食べる鳥です。生類総研の研究対象でない異常な物品を書きたかった。 最後の方の追記は目玉大好きな人が「これをペットにして飼いたい」と言っていたのでそういったオチに決定しました。生類総研の行き当たりばったり感が出せて結果的によかったかもしれません。番号は空いているところに適当に放り込みました。
初のNeutralized記事。とにかく最後に胸糞悪い展開で終わるNeutralizedを意識して作りました。最後にSCP-1048-JPが食われてしまうのは、彼の命をとした願いが無事に叶い、魔法が解けて何もかもなくなってしまった。というイメージです。また、何かを食べたということは何かに食べられて生涯を終える必要があるという自然の摂理の表れでもあります。実は最初はSCP-1048のことは特別意識してはいませんでしたが、チャットで日本のキチクマ枠を狙えると言われたので番号を1048に決めました。記事中に出てくる三毛・立花・佐川にはモデルとなった人物・出来事があるのでぜひ探してみてください。
初のキリ番記事。ある時とあるオブジェクトの下書きを書いている時、そのオブジェクトの特性を半分に分けてそれぞれ全く違う別の記事を作りました。そうして出来上がったのが「恨み募る熊」と「呑牛」です。ですのでこの二つの記事はある意味兄弟みたいなものです。番号は特に意味はありません。キリ番が欲しかっただけです。
このオブジェクトの真の異常性は「過去のあったかもしれない世界(過去の可能性)」「未来にありえたかもしれない世界(未来の可能性)」そして「被害者本人」を捕食する、というものです。ここでいう「可能性」とは「並行世界」を意味するので、犀賀派の人たちはこのオブジェクトのことは放っておかないでしょうね。なぜ未来と過去を分けて食べるのかというと、「過去は過去の出来事なので食べたことにできる、しかし未来は未来の出来事であるため食べたことにできない。可能性の起点である人間本人を食らう必要がある。」と一応考えております。
処女作「窒息ソファー」と関連性を持たせた記事。糞みたいな芸術家気取りの男と糞みたいな自惚れた椅子が延々と喧嘩をしあっているという内容。内容自体は気に入っていますが、全体的に雑に作りすぎてしまった印象、自分の低評価記事はだいたい似たような傾向があるので反省しなければならない。記事中に出てくる「大林家具」は自己満足のためだけに出した団体なので、要注意団体化とかは特に狙っていないです(そんなポテンシャルもない)、でもまた椅子系オブジェクトを作るときには名前を出すかも。
ナンバーは「窒息ソファー」としも2桁を同じにしたこと以外は適当です。
初めてのAnomalousアイテム。元々はめんつゆトラップで何か一記事作ろうと考えていましたが、うまく話がまとまらずに失敗。アイデア自体は気に入っていたのでAnomalousアイテムとして再利用しました。
回収者のエージェント黒川はSCP-517-JPにも出てきます。
水木しげるの漫画なんかに実在してそうな妖怪を意識して作った14作目の記事。とにかく最後の補遺の内容で「生臭坊主め!」という感想を抱かせたかった。最初はただのお座敷遊びでしたが、ディスカッションの意見を参考に現在のキャバクラ遊びになった。全体的に手堅くまとめることができたと思う。1800-JPが記事内に少しだけ出てくる。
番号は859~861が自記事で埋まっていたので、その続きの862。
自分の嗜好が漏れ出た15作目
「foodcrashを題材にした記事を書きたい」という思いと「本家のSCP-209「サディストのタンブラー」のマゾヒストバージョンを作ろう」という思いが合わさった結果生まれた記事です。記事内に出てくる人名は何となく食べ物関係で統一してあります。
番号はマゾッホの生年年である1836年から。
ネタに走った16作目
タンコロリンを元ネタにした記事を考えているときに、自分の尻の穴を穿り舐めさせる柿の精霊の話を思い出したのでそちらの方をネタに考えました。後はモーツァルトの「俺の尻を舐めろ」も記事に影響を与えています。
期待していた程評価が上がらなかったけど、個人的には気に入っています。
この手の安全で悪意は殆どないけど迷惑なオブジェクトはまた挑戦してみたいです。
番号は前SCP-858-JP「拳銃」が削除され、859~862の古本ゾーンが拡張できるようになったので858にしました。