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著作権者: r74
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ライセンス: CC BY-SA 3.0
本棚(著作紹介)
ジャンル別あらすじ
未読の方向けあらすじ集。
女女コンビを書きがちです。
人外の文化を考えるのが好きです。
科学・SF系
SFと書いて「サイエンス・フィクション」または「サイエンス・ファンタジー」、あるいは「すこしふしぎ」と読む
<SCP>
【長編】 SCP-3125-JP - 暗闇を照らす者たちへ
#物理学系SF #爽やか #重力波望遠鏡 #組織ドラマ
「重力波望遠鏡でアノマリーの時空間の跳躍を捕捉できる」
2000年から始まった、財団とアカデミアの関係の【変遷】の物語。爽やかなSFが読みたい方へ。
Xのコンテスト及び、Fireflyerさんのロング・コンテスト(SCP部門3位)の参加作品です。
【短編】SCP-2887-JP - 女王蜂のノート
#SF(少し不思議) #異世界 #交流 #異文化・人外文化 #女二人組
異世界との交換日記。
このノートは、異世界と接続している──奇妙な世界にいる女の子二人の交流の記録。
Xのコンテスト決選投票進出。
【長編】 SCP-3043-JP - "仁"は「仁道⊃人道」の"仁"
#ファーストコンタクトSF #地球外生命体 #交流 #異文化・人外文化
異星での知的生命体との交流。
ジョンドゥコンにてそう来たか部門賞を受賞。
人外のコンテストで総合優勝。
<Tale>
【中編】予定調和の殲滅戦
#時間SF #時間遡行 #機動部隊 #女二人組 #自分&自分
異常空間で機動部隊が壊滅。助けに現れたのは、1時間後の自分だった。
「君は過去を変えに来たのか。それとも変えないために戻ったのか」
「後者だ。私は一度、未来の自分と共にこの建物内の怪物を全滅させた。私が見た『未来』は最適解だった」
映画のコンテスト3位入賞。
【中編】閉ざされた夜の研究棟からの脱出
#サバイバルホラー #財団研究員 #女二人組 #自分&自分
研究棟に閉じ込められた、臆病で無力な研究員。唯一の仲間は、──自分の鏡像。
「SCP財団」の歩き方 改にて「SFなTale」枠でご紹介いただきました。
【長編】死神の鎌の刈るものは
#相貌失認 #ディストピアSF #女二人組 #マイノリティ #t-arotアンソロジー
この社会は私たちのためにはできていない。
「……区別する意味がないことと、最初から区別がつかないことは、全く違うよ」
人間ドラマがメインの話
人間関係はかくも難しい。
<Tale>
【長編】人が二度目に死ぬのは、
#機動部隊 #女二人組 #先輩・後輩もの
ままならない関係性がお好きな方へ。
「朝倉さんはきっと優秀な隊員になれるよ。資質がある。羨ましいくらいに。──だから、自信持って、大丈夫」
「忙しい時ほど、ちょっと贅沢めな好物を食べるといいよ。これ、先輩からのアドバイスね」
【中編】静寂の村
#因習村(notホラー) #チームコン(廃棄部門) #異文化・人外文化 #マイノリティ
異常実体の村へ帰省する話。
最近流行りの因習村。村人全員、人型実体。
村の中で、俺は普通ではなかった。でも、財団にとっては、俺だけが「普通」らしかった。
【短編】 拝啓、極夜を照らしてくれた貴方へ
#極夜灯 #エモ系 #超短編
サイト外の企画700字文体シャッフル - REAL!で「出会い」をテーマに書いた作品。
【長編】死神の鎌の刈るものは
#相貌失認 #ディストピアSF #女二人組 #マイノリティ#t-arotアンソロジー
この社会は私たちのためにはできていない。
「……区別する意味がないことと、最初から区別がつかないことは、全く違うよ」
怖さ控えめ。エンタメ寄り。
ホラー感はあんまりないかも。
<Tale>
【中編】閉ざされた夜の研究棟からの脱出
#サバイバルホラー #財団研究員 #女二人組 #自分&自分
研究棟に閉じ込められた、臆病で無力な研究員。唯一の仲間は、──自分の鏡像。
「SCP財団」の歩き方 改にて「SFなTale」枠でご紹介いただきました。
【中編】白い虚像
#恐怖コン #先輩・後輩もの #女二人組
後輩が死んだ翌日から、白い女の幻覚が見えるようになった。
恐怖のコンテスト参加作品。
Tsukajun様主催の幽霊のコンテスト準優勝。
<GoI-F>
【短編】 春秋の彩を添えて
#石榴倶楽部
ボタン・モミジ・ザクロの肉寿司。どちらのお肉がお好みですか?
表紙一覧
メインコンテンツ
SCP
- (12 Aug 2023 15:00) SCP-3125-JP (評価: 78, コメント: 6 , 27086字)
- (01 Sep 2023 09:12) SCP-2887-JP (評価: 122, コメント: 7 , 6580字)
- (07 Jan 2024 09:19) SCP-1734-JP (評価: 26, コメント: 3 , 27573字)
- (29 Feb 2024 15:17) SCP-3043-JP (評価: 80, コメント: 8 , 33094字)
tale
- (16 Aug 2023 14:42) 閉ざされた夜の研究棟からの脱出 (評価: 55, コメント: 3 , 17652字)
- (04 Sep 2023 16:29) 人が二度目に死ぬのは、 (評価: 61, コメント: 7 , 31846字)
- (17 Dec 2023 13:00) 静寂の村 (評価: 59, コメント: 5 , 21522字)
- (08 Jan 2024 09:30) 蓬莱の玉の枝(在庫一斉処分) (評価: 18, コメント: 1 , 5023字)
- (23 Jan 2024 12:47) 拝啓、極夜を照らしてくれた貴方へ (評価: 58, コメント: 1 , 1509字)
- (18 Jul 2024 22:35) 予定調和の殲滅戦 (評価: 60, コメント: 1 , 10743字)
- (17 Aug 2024 15:11) 白い虚像 (評価: 57, コメント: 3 , 15769字)
- (17 Aug 2024 15:11) それはただの子供の妄想 (評価: 31, コメント: 3 , 6101字)
- (01 Sep 2024 07:33) 姉の傷跡 (評価: 44, コメント: 5 , 3000字)
- (05 Oct 2024 21:45) 前世の種族の肉を食べたとしても、吐いてはいけない - 定命種エミュレータ事例集 (評価: 41, コメント: 5 , 1519字)
- (02 Feb 2025 09:00) 死神の鎌の刈るものは (評価: 76, コメント: 1 , 31945字)
GOIフォーマット
- (08 Sep 2023 16:55) 春秋の彩を添えて (評価: 44, コメント: 2 , 4278字)
アートワーク
- (21 May 2023 12:26) 天翔ける (評価: 88, コメント: 5 )
- (09 Oct 2023 16:00) SCP-2887-JPのアートワーク (評価: 71, コメント: 1 )
- (17 Feb 2024 16:03) 廃棄部門作品のファンアート (評価: 33, コメント: 1 )
- (30 Mar 2024 13:45) 極点に立つ (評価: 50, コメント: 3 )
- (24 Aug 2024 11:21) 非有の淵を歩く彼女へ(アートワーク) (評価: 20, コメント: 6 )
その他
もし制作してくださった場合、追加するのでご一報ください!載せます!
SCP
SCP-3125-JP - 暗闇を照らす者たちへ
SCP-2887-JP - 女王蜂のノート
- 作:
Grim-G 様
- 【SCP解説+雑談】SCPラジオ:グッドスタッフ 第4回【Xのコンテスト】: Youtubeの解説動画
- 【SCP解説+雑談】SCPラジオ:グッドスタッフ 第4回【Xのコンテスト】: ニコニコ動画の解説動画
- Xコン・クロスワード
KaiDo_svgさんに描いていただいたイラスト(Twitter)
SCP-1734-JP - 目から落ちた鱗は可燃ゴミです。
- 作:
Grim-G 様
SCP-3043-JP - "仁"は「仁道⊃人道」の"仁
- 作: スター★シュテルン様
- 疑問詞いらずの言語🌟恣のいろは: Youtubeの解説動画(前編)
- 星レベルでの文化の違いってこえーよ🌟恣のいろは: Youtubeの解説動画(後編)
Tale
死神の鎌の刈るものは
- 作:
Phylliidae様、
gero_mince様
- DEATH : タロット・「Death」のアルカナ
- 作:
Phylliidae様
GoI-F
春秋の彩を添えて
ネタバレです!未読者注意!
ほぼ自分用
SCPs
科学万歳! でかい実験装置はロマンです。
「星を継ぐもの」とか「火星の人」とかの研究者たちを主人公にした話が好きなので、書けてとても楽しかったです。
「重力波望遠鏡でタイムトラベラーを発見できるんじゃね?」という発想自体は、別の界隈の二次創作で既にやったことがあったんですが、本作はSCPの世界観に合わせて全く違うストーリーを組み立ててみました。
気合い入れてXコンスタートダッシュで初日0:00に投稿しましたが、SCPに文章作品を投稿するのは初めてだったので緊張感がひどかったです。
ちなみに各検出器の運転期間等は論文漁って調べました(初期のLIGO等の情報は日本語資料が乏しかったので…)。TAMA300の運転に関するメールで出てきた台風などの小ネタも国立天文台ニュース2002年1月号に載っていた当時の研究者の寄稿文を元にしています。実在の実験装置・組織について書く上で嘘は書きたくなかったので調査には力を入れたつもりです。投稿後にディティールについて褒めていただけたのでとても嬉しかったです。
財団は「異常に関する情報は全て隠蔽せよ」、アカデミアは「知識は公開・共有してこそ発展する」なので、そこの価値観で対立するよなあ、と思いながらキレてる研究者たちを書きました。
タイトルについては、「極夜灯っぽいかも」というご意見も頂いていたのですが、「暗闇」=「財団の場所」という暗喩はどうしても変えたくなかったのでそのまま突き進みました。私は頑固者です。
意味がわかると怖い話を読むのが好きです。でも、書くときは「どこまであからさまに書くべきなんだ……?」と悩みました。匙加減が難しかったです。批評して頂けなかったら低評価削除されてたと思われます。
内容自体は、4年ほど前にだいぶ詳細に世界観設定を作ったけれど、結局物語にできずお蔵入りにしてしまっていた真社会性人類社会のアイデアを再利用しました。中編〜長編予定のネタだったのでちょっと勿体無い気もしましたが、多分この機会がなければ日の目を見ることもなかったので良い機会でした。
ちなみに元になった中編〜長編は、「人類が真社会性生物だったら、自分は絶対働き蜂生活をエンジョイできるタイプの人間なのに」「……待てよ、女王蜂として生まれたら地獄では?」という発想から、女王蜂ポジの子が自由と人権を求めて出奔する話を構想していました。説教臭さを脱臭できそうになくて諦めました。
Xのコンテスト決選投票進出。
疑似科学許すまじ。
kskhornさんに「廃棄部門やろうぜ!」と誘われて最初に執筆を始めた作品……なのですが、報告書は執筆速度が遅いので中々進まないのが辛くなってきて、現実逃避で描き始めた「静寂の村」を先に投稿することになりました。
元々は2023年のデザフェスの糸引きマフィン事件から思いついた話で、最初のプロットは
「AWCYが『啓蒙』をテーマに人に思想を押し付ける懐中電灯の試作品を制作&没にする!
捨てられた懐中電灯をマナによる慈善団体の構成員が拾って使いまくる!
落ちた鱗をどっかの山に捨てたせいで村を含む広域が異常性フィールドに!」
という展開でした。
aisurakutoさんから
「非科学的概念を疑似科学概念で収容する最後のオチ以外は削って筋をスッキリさせるべし!(意訳)」
「異常性の種類がTwitterすぎるのでちょい変えるがよろし(意訳)」
というご批評をいただき、今の形になりました。
参考文献について:
ちなみに疑似科学関係は永田礼路先生の「先生、これって効きますか?」という漫画シリーズを参考にさせていただきました。本作を楽しめた方は多分好きだと思われるので、お勧めしておきます。貧困で闇堕ちしたポスドクさんも、この作品の主人公が元ネタです。楽しくて勉強になる作品って憧れます。
また、作中に出した疑似科学について調べるにあたり、Gijika.comというサイトも参考にさせていただきました。こちらもよく情報がまとまっているので、(実はまだあまり読み込めていませんが、) とても勉強になりそうです。ご興味ある方は是非。
参加イベント:
- チームコン2023参加作品。廃棄部門。
Fireflyerさんのロング・コンテスト
teruteru_5さん、
Childreamさんの完成のコンテスト リターンズ
重要:
この作品が好きな人は「プロジェクト・ヘイル・メアリー」を読んでください。マジで。映画化決定したとのことで楽しみにしてます。
執筆経緯など:
現実改変的生態の地球外生命体についての設定・妄想・プロットをこねくり回していた時に同好会会長に誘われて、「恣のいろは」参加作品として執筆した作品です。
「ジョンドゥコンテスト」としての「無名」テーマ、
「恣のいろは」の「始」要素としてファースト・コンタクト、
「人外のコンテスト」の人外との交流要素
を思い切り詰め込めて楽しかったです。
「ジョンドゥコンテスト」で「レイチェル・ロゥ」を出せた時の快感と言ったら!
名前のない人間、名前を持たない種族、名前をつけてはいけなかった星、まさに「無名」直球の話を出せたなと自分でも驚いています。
実はめちゃくちゃ幸運だったこと:
実は「恣のいろは」に勧誘された時点でプロットがほぼ確定しており、「テーマ合致しそうな残弾はこれですが大丈夫ですか?」と確認とってました。ジョンドゥコン参加は書き始めてから決めたのですが、うまいこと上記のように「無名」テーマを強調する方向に微調整できたのはラッキーでした。幸運の女神が微笑んでいました。
また、「波」の可能性もギリギリまで残っており、"SCP-3043-JP" (「恣」の作品は「始のいろは」の番号の隣に投稿する規則になっています) で「仁」に確定したのは直前だったので、以下の二つは偶然の付合です。
「ロゥ」→SCP-3043のキャラクターと姓が一致
冥界→「始のいろは」の「に」は「ニライカナイ (琉球の冥界)」
チェーホフ棍棒の亜種というやつでしょうか。なんだか運を使い果たした気がします。
影響を受けた作品:
- 「プロジェクト・ヘイル・メアリー」
- 「空の中」の白鯨。単一の個体のみの知的種族・知的生命体として。
参加イベント:
Tales
先輩からおすすめされた「Save the catの法則」を意識し、「家の中のモンスター」系統の作品を目指した習作。ホラーは初めてだったので難しかったのですが、いつもとは違うタイプの話を書いてみるのも楽しかったです。
元々は一般大学院生が研究室から脱出するゲームブックを作ろうとしていました。脱出ゲームみたいなタイトルはその名残です。
お盆の前あたりに一気見した「サマータイムレンダ」の影響も受けており、「自分との共闘ネタ書きたい!」をねじ込んだ結果、あのような形になりました。意地で踏ん張る人間が好きな気がします。
Xのコンテスト参加作品。
「SCP-1283-JPが好き」、「すれ違ったままの人間関係が好き」、「女性隊員の話を書くならこのテーマから逃げたくない」という3点から書き上げました。Xコンのために最初に書き始めたのに、投稿したのは自作の中で4番目になってしまったのは少し想定外。
書き終わってから「好きなように書いたけど、ちょっと悪趣味にしすぎたかな」と震えています。今更。
ちなみに朝倉は「これから昇っていく日」として「朝」、夕凪は「沈む日」として「夕」から名前をつけました。ちょっとメタいけどわかりやすさ重視で作者的にも覚えやすかったです。
自衛官の友人に下読みしていただいたところ、「君戦場行ったことあった???めちゃくちゃリアルだよねこのアドバイス」「まじで『体格に恵まれなかった』女性隊員の葛藤や苦しみがリアル 君自衛隊にいたっけ?」とお褒めの言葉を頂けてめちゃくちゃ嬉しかったです。当事者に近い方々からの肯定ほど勇気づけられるものはありませんね。
元ネタ・着想:
大元のワンアイデアは「全員が人型実体な集団の中に一人だけ非異常の人間がいたら迫害されるだろうな」です。
そこに、貴志祐介さんの「新世界より」のプロトタイプである「凍った嘴」での、「テレパシーを有する人間は表情が乏しくなる」という設定や、ドリトル先生シリーズ (だったと思う) で双頭の生物が片方の口を食事用、片方の口を会話用に使っていたシーンを盛り込んで、「表情はテレパシーで示されるものであり、口で話すのは下品とされる」文化になりました。
また、「適度に人間社会の一部でありつつ、最近になって発見される程度には埋没していた」、「迫害が起こる程度には地理・人間関係が閉鎖的」という観点から、自然と舞台が村になりました。最近は因習村ネタが流行っていますが、特に狙って因習村を書こうとしたわけではありませんでした。
チムコン作品として:
廃棄部門をテーマにした一編として、「捨てる」の意味合いを「物体の廃棄」以外まで広げて書けてよかったなと思っています。他の2本(2023/12/18時点)とはまた違った読み味を楽しんでいただけるんじゃないかな、と思っています。
最初に思いついたSCP記事よりも先に、息抜きに描き始めたtaleが書き上がってしまったのは少々想定外でしたが、思い返せばXコンでも似たようなことをやらかしておりました。
作中要素について:
「ボーイ・ミーツ・ガール」「幼馴染の女の子」「能力者の中の無能力者」「人外に育てられた影響で一般人の持たない能力を身につけており、人間社会で無双」あたりを見ると、だいぶ王道要素てんこ盛りな気がします。
テーマについて:
差別・迫害というデリケートなテーマを扱うため、バランス感覚にはだいぶ悩みました (「人が二度目に死ぬのは、」もこのバランス感覚や結論に悩みました)。また、以前から「冷蔵庫の女」批判に思うところがあったため、マサを安易に冷蔵庫に突っ込んでしまったのではないかと、現在も悩んでいます。
私は「めくら」という単語は、「視覚障害者を指す言葉」「差別的な意味合いを含むため使ってはならない言葉」として知っています。しかし、この言葉が生きて使われている場面を見たことがほぼないため、差別的なニュアンスを実感として理解しておらず、体感としてはむしろ「視覚障害者を指す古い言い方」の印象が強いです。
一方で、「ホモは差別的に使われて来たからゲイと呼ぶのがマナー」であるという話や、少し前に話題になった「女子供ラーメン」のネーミングへの違和感は、自然に理解することができます。これらの単語には卑しむような字は使われておらず、「ホモ(同じ→同性)」のように端的に対象を表しているだけなのに、差別的なニュアンスがあると認識できるのは、きっと差別的に使われた場面を何度も目にしてきたからでしょう。
故に、「めくら」や「おし」も、おそらく、その使用のされ方によって差別的なニュアンスを含む語になってしまったのだろうな、と思いながら執筆していました。言葉狩りの是非については無知ですが、長年の使用で染み付いてしまった意味合いを切り離すために新たな語を用意する必要というものも、きっとあるのでしょう。
チームコン2023参加作品。廃棄部門。
Fireflyerさんのロング・コンテスト(Tale部門3位)にも出品しました。
書き始めから投稿まで約16時間。収容違反インシデント2024-005前夜の夜ふかし&移動時間&イベント中の時間に書き上げたジャム作品!
東大SCP同好会(not チーム)のメンバーとして【サイト-81UT】作品も書きたかったので、廃棄部門とサイト-81UTのクロス作品を滑り込み投稿しちゃいました。ついでに辰年キャンペーンの"リュウ"タグも突っ込みました。
元々は「人が二度目に死ぬのは、」の朝倉に「鍛えた体に刃物が刺さるわけがないでしょう」と言わせたくて組み始めたプロットでした。結局役交代しちゃったので朝倉さん出てないけど。あとは「SCPで一作ぐらい叙述トリック的なの物をやりたいな」と思っていたことや、辰年で公開されていたらしい龍虎図屏風を闇鍋して生まれたのがこちらの作品になります。
前述のセリフしかり、書き出しが「端的に言おう。/俺は今、真夜中の上野で虎に追われている。」「明らかに異常である。財団風に言うならばアノマリーなオブジェクトというやつだ。」なあたり、(当社比で) だいぶふざけ倒したつもりの作品です。書いてて楽しかった!
参加イベント:
- チームコン2023
- 短期間投稿企画 "登竜門"
sanks269様主催の裏チム杯2023!に応援枠[サイト-81UT - 上野公園]の個人チーム「東大SCP同好会の5番」として出品
CRC-601様主催の東京のコンテスト
追記: 裏チム杯2023!にて応援枠の3位に入賞しました。感謝!
一方的な出会いと感情って良いですよね…!
勝手に出会って勝手に感謝して、そんな一方的な行動が救いになる構図が好きです。現実でやるのはまずいですけれど。
あとは、届かない便りを待ち続ける構図も好きです。
サイト外の企画700字文体シャッフル - REAL!で「出会い」をテーマに書いた作品です。machikawaさんに手渡しで原稿を渡す企画だったため、「極夜灯」ネタの「手紙」しか考えられませんでした。
と言うわけで元々は本サイトへ投稿するつもりはなかったのですが、せっかくなので記念のつもりで、最後のメモの写真を追加してエイヤっと投稿してしまいました。好きな構図を直球で書いただけの作品で、企画の文字数制限のため超短編であり独自性を出せたか不安があったのですが、残せそうで心底ほっとしております。投稿にあたり、2res4g8さんにご批評をいただきました。ありがとうございました。
「未来が変わらないタイプのタイムリープ」って、「未来が確定している」タイプの世界観であるわけで、真桑の「自殺する運命」との相性が良すぎると思いませんか?
恐怖コン24に向けて「自分の考える嫌な死に方」を書いた作品です。……なのですが、下読みしてもらって「これは恐怖じゃないらしいな?」と平時に投稿することになりました。
自分を助けるために過去に戻るのって王道ですよね。私は某映画で「未来から来た自分」が建造物の構造を知り尽くしているシーンが面白くて好きでした。
ちなみに、同一人物が二人出てくる作品はこれで三作目です。一作目は鏡面世界の自分、二作目は複製された自分が登場し、今回はタイムリープで二人になっています。どうも私は自己増殖がしたいようです。
映画のコンテスト3位入賞。やったー!ありがとうございます!
私はコンテストバーサーカーです。2024夏もバーサーカーの血が騒いで恐怖コンにも出ることにしましたが、私はそもそもホラー好きではありません。今まで読んだ好きなホラー作品も、よくよく考えてみれば恐怖要素以外の部分が気に入っておりました。
というわけで、表彰台を狙いから外し、好き勝手に書くことにしました。
──即ち、「[KaiDo_svgの存在しない人事」1を本サイトに残すぜ!
ついでに自分の大好きな叙述トリック要素も盛り込んで行くぞ!
影響を受けた作品は以下の2点です。人外女+人間女の関係性が好きです。
- かくも素敵なヌミノーゼ by遥川潤
- 「踊り場の花子」: 『ふちなしのかがみ』収録 by辻村深月
どちらも私の大好きなホラー作品です。特に「かくも素敵なヌミノーゼ」の方は無料公開されている読み切り漫画なので、是非読んでいただきたい……!
恐怖コンだなので、せっかくだからダメもとでと依談に挑戦してみました。
執筆のきっかけは、数日前にTLで話題に上がってた「死体乗っ取り」です。とはいえ、この作品では解釈の余地を残したいので、「中身は変質した本人である」という可能性も残しておきます。読者の方の好きなように想像してください。正直なところ、作者的にはどのパターンでも美味しいので敢えて確定させたくなさがあります。
執筆にあたり、一応、今まで見たことのあるパターンからは外したつもりです。入れ替わり・乗っ取り・実は人外などの真相に対して、「怪物だということを受け入れられずに目を逸らす」、「問い詰める」、「逃げ出す」という反応をする作品は見たことがあったので、「受け入れられないのは、姉が化け物であること自体ではなく、気づけなかった自分」にしました。
次の支配種に転生してしまった無力な投稿者が、郷愁と「まだ誰かいるかも」という一縷の望みと共に送信した事例です。もはや利用者もいなくなった荒野状態の、遠未来の定エミュサイトも趣深いんじゃないかなと思います。
投稿者さんはこの後、返信来ていないかな、閲覧数に変化はないかな、と定期的にサイトを訪れては落胆することになります。「仲間を探すことを諦めてはいけない」は、まだ見つけられていないが自分を鼓舞するために投稿した想定です。でも、見つけた喜びと共に投稿しているのもアリだなと思っています。
やりたかったことは、「鹿・猪あたり→人間の転生かな」というミスリードからの「人類の後の文明への転生」。他の定エミュとはだいぶ世界観と雰囲気が違っている気がします。
ブームに便乗して一本書いてみたかったというのが執筆動機の大半を占めております。「予定調和の殲滅戦」も然り、私はだいぶミーハーな方の著者です。
続いて本音。低評価削除上等でヘキを書きました。後悔はありません(やっぱり削除されたら悔しいかも)。
私は「生存のために同族(または言葉の通じる存在)を食べなければならなくなった」生き物の罪悪感・葛藤・後悔・自罰感情が大好物です。できれば生きている相手に対して食欲を抱いていたら最高なのですが、今回は展開上その要素を盛り込むのは諦めました。代わりに私の好きな(手ぐせとも言う)SF的展開になりました。
やっぱ人外っていいよな。
ついでに投稿時点で存在している定エミュ作品をここにまとめておきます。いろんな人外がいて幸せ。
タロットの死神は死と再生を意味します。つまりスワンプマン式テレポートのことなんですよね(ろくろを回す手つき)
影響を受けた作品: 『ハーモニー』伊藤計劃
執筆経緯:
ざっくりいうと以下3つの独立した動機が合体したことにより発生した作品です。
「相貌失認カノンに相貌失認(障害)の人物を出したい」
「しないちゃんの外見の方に作劇上の必然性を持たせたタイプの作品を書きたい」
「恐怖コン→(自分の好きな)SFジャンルでの恐怖といったらスワンプマン式テレポートでは?」
元々、恐怖コンに出す「KaiDo_svgの存在しない人事が出る話」の案の一つとしてプロットを作った作品でした。「白い虚像」では「存在しない」要素に着目しましたが、本作ではしないちゃんの特徴的な外見の要素の方を取り上げ、「相貌失認の人間から認識しやすい」という面で作劇上の必然性を与えました。このままお蔵入りになるか、他のコンテストで書くことになるかな、と思っていたのですが、予想外の縁で企画で出すことになりました。感謝。
私が相貌失認カノンを書くなら、相貌失認(障害)のキャラを入れない選択肢はなかろうと決めていました。「相貌失認カノンなるものがあるだと!?私のお仲間がたくさんいる世界観か!?」と期待して落胆した時の逆恨みが1割ぐらいは混じってるかもしれません。とはいえ、元々はダジャレのような小ネタのつもりで相貌失認キャラを入れたいな、としか思ってませんでした(そしてあわよくば黙って去ろうとする主人公に対して「服装変えたぐらいで貴方に気づかないと思った? 貴方の歩き方を見間違えるはずがないでしょう」辺りのセリフを言わせるつもりでした)。相貌失認を本筋に絡めることにしたのはプロットが固まっただいぶ後の方だったように思います。
相貌失認(障害)に関して:
作劇の都合上、佐倉さんは私より重度の相貌失認にしました。白崎は毎日話す人間なら辛うじて覚えられる程度の半端者です。学部生時代でいうなら40人クラスで10人ぐらいは卒業までの間に顔と名前が一致する程度なのでだいぶマシです。人類に向いてないなとは常々思いますが。
ディスカッションでは「根本の発言に落ち度はない」と書きましたが、実際に言われて怒りを抱いた発言は、上司の顔を認識できずに「やべえ、やらかした」と落ち込んでた時に先輩がヘラヘラ笑いながら「病院行って薬もらってきたら?」と言ってきた時です。薬でなんとかなるものなら最初からそうしている…!あと、発言以上に態度も大事な気がしてきました。
実体験部分に関して:
フィクションなのは芙蓉・家族周りと友人との喧嘩ぐらいです。終盤に語った佐倉のエピソードの半分程度は実体験です。嘘なのは職業選択で私は(相貌失認を理由には)まだ何も諦めていないことぐらいでしょうか。
実話部分を箇条書きしますと、
KaiDo_svgさんがオフ会で、軽度の相貌失認の私のためにしないちゃん風の服装で来てくれた
- 別の友人と本屋でお互いのおすすめ作品を買いに行ったり、よくハンバーグ・ステーキ系の店に一緒に行っている
- トランジット先での欠航でホテルに辿り着けず立ち往生していた時に老夫婦にお世話になった
- ただし、ホテル→空港のバスで老夫婦側から挨拶をしてくれたので、実際には手荷物検査までご一緒したしお礼も言えた
- 上司の顔に気づけなかった
- 第一稿執筆後のやらかし。せっかくなので改稿で盛り込むことにした
自分が相貌失認なので、終盤の佐倉の絶望に共感しすぎてしまっていたため、初稿では最後の暴露部分はほとんどなく、「顔を覚えていなくてもニューは気分を悪くしない」までで立ち去っていました。しかし、読者のほとんどの方は健常者であり、相貌失認の具体的な困難をあまり知らないのではないかと考えを改め、改稿でエピソードを盛りに盛りました。
普段の執筆では隠し味程度に魂を削るつもりでいるのですが、今回は実体験が多すぎ、もはや砕いた魂の塊がゴロゴロ転がっているような気分でいます。しばらくtale書かなくていい気がする程には疲労感のある執筆でした。
ネーミング関係:
根本さんの名前の由来は、ラテン語で「誰でもない」を意味するネモから取りました。「白い虚像」と同じく、本作もしないちゃんの話なのですが、前作と違って名無しのまま書くわけにもいかなかったため、このような名前にしました。次にしないちゃんを書くときはまた別の名前にする予定です。「白い虚像」然り、私の作品ではしないちゃんを置いていかれる側にしてばかりな気がしています。
佐倉さんは桜から。置いていく側なので、すぐに散る儚いイメージの花の名前を採用しました。執筆していて混乱しないよう、私はある程度物語上の役割と結びついた名前をつける傾向があります。
アメリカのタイガー機はSFの「虎よ、虎よ!」から、ヨーロッパのタラリア機はヘルメスのサンダルから。
その他:
去年の今頃もどこぞのアンソロで自己同一性について話していた気がします。前回も楽しかったけれど、今回はジャムではないのが非常によかった!
私自身はスワンプマン式テレポート装置は使いたくない派ですが、もし「再構成後の知能がとても上がる」とか「寿命が100年伸びる」とかだったら使ってしまうかもしれません。複製後の自分に我が夢の全てを託します。スワンプマンよ、人類の科学の行末を見届けてくれ。でも「執筆能力向上」の理由では使うか微妙です。作品は私が書くことに意味があるような気がするので。また、自分にとっても娯楽の一種でもありますし。
描き終わってから思ったのですが、「友人の笑顔で絶望する」は相貌失認カノンではクリシェだったかもしれません。一方で、その笑顔の恐ろしさが「相手から幸福に染まったから」ではないのは、多分珍しいんじゃないかなと思います(佐倉にとって一番意味があるのは、「根本と同じ」であることなので、オールドであることは手放していません)。あの世界にも幸福以外の怖いものはあります。
GOIフォーマット
コンテストでGoIF部門の作品が少なかったので、賑やかし目的で書きました。1.5日で題材決定→投稿のジャムをやったので、練りが甘いとか新規性が足りんとか言われたらあまり反論できません。でも、ボタンとモミジの両方を物語の中に絡められたのは良かったなと思っております。
「秋葉原で食べた肉寿司、美味しかったなー」と思い出しながら書きました。当初はモミジだけのつもりだったのですが、やっぱり既視感(ウミガメのスープ)があるなあ、と思い、後からボタンの方も付け加えて原作(?)に合流させました。付け加えたのはお品書きと食評(?)を書き終えた後だったのですが、「香草と河豚がそのまま使えるじゃん」と気づいた時にテンション上がりました。運がよかったです。出した手札の回収方法を見つけた時の高揚感、凄い。
実は執筆前は石榴倶楽部メインのSCPはあまり読んだことがなく、GoIFの作品の印象が強かったので、「殺人事件は彼らのイメージと違うかなぁ」と迷ったのですが、石榴倶楽部の1作目が会員同士の殺人事件であり、最近のSCPでも食人目的の殺人をやらかしていたので、「思ってたより彼らって野蛮なのでは…?」と思うに至り、投稿に踏み切りました。
肉寿司、タレのついた赤味がとっても美味しかったので、ご興味わいた方は是非食べてみてください。ザクロを出してくる店は多分ありませんので。
Xのコンテスト参加作品。
拙作に登場したキャラクター達。もし使い道があったら出してみてください。ご連絡いただけたら読みに行きます。この著者ぺにもリンク追加いたします。
篠原博士: 重力波異常監視機構の総責任者。正常科学のアカデミアに若干の未練あり。財団とアカデミアの中間管理職で胃が痛い。
登場作: SCP-3125-JP - 暗闇を照らす者たちへ
岩坂茜研究員: ヒューム観測工学の専門家。研究室に深夜まで居残りしていたら酷い目にあった。
登場作: 閉ざされた夜の研究棟からの脱出
五十嵐: 神話・伝承部門所属。寮で岩坂の隣の部屋に住んでいる。
登場作: 閉ざされた夜の研究棟からの脱出 (名前のみ)
Agt.朝倉: 機動部隊隊員。身長175cm。元柔道選手。インターハイ出場経験あり。
登場作:
・人が二度目に死ぬのは、
・SCP-1734-JP - 目から落ちた鱗は可燃ゴミです。(最後の実験記録で実験に警戒・防衛要員としてゲスト出演)
Agt.夕凪: 機動部隊隊員"ブラボー"。剣道有段者。
登場作:
・人が二度目に死ぬのは、
・(ネタバレを含むためタイトルを伏せます)
金平: フロント企業職員。人型実体の村出身。SCP-████-JP-B。
登場作: 静寂の村
梅宮翔真: 廃棄部門職員。
登場作:
・静寂の村
・2Dミートに群がる悪食 (by k-cal )
レイチェル・ロゥ博士: SoI-928渉外チームリーダー。
登場作: SCP-3043-JP - "仁"は「仁道⊃人道」の"仁"
※ 著者が性的な方向性でのR18二次創作作品が苦手であるため、そのような作品に使用した場合は報告はしないでいただけるとありがたいです。グロ方向なら多分大丈夫です。
重力波異常監視機構
概要: 重力波望遠鏡を利用して時間跳躍・空間跳躍・時空ポータルの発生を監視する機構です。これらの事象で発生した時空間の歪みの伝搬を重力波として観測・検出することで監視を実現しています。本機構が使用する観測データの取得の主体は正常科学内の重力波望遠鏡実験グループであり、本機構は財団と実験グループの連携によって運営されています。
もし作品に登場させてくださった場合、追加するのでご一報ください!
登場作品
- SCP-3125-JP - 暗闇を照らす者たちへ (根幹記事)
- by
KeiShirosaki
- by
- 人が二度目に死ぬのは、 (会話中に隠しリンク)
- by
KeiShirosaki
- by
- SCP-3173-JP - 東京 - アプロプリエイション(アクセスポイントの特定に利用)
- SCP-3043-JP - "仁"は「仁道⊃人道」の"仁" (オブジェクトの発見等で利用)
- by
KeiShirosaki
- by
目指せ・ハルトマン霊体撮影機とかスクラントン現実錨のポジション!
財団内部部門のタグを作ってみたくなったのでまとめてみました。これからは隙あらばこの機構を自作にねじ込んでいく予定です。時間跳躍・空間跳躍・時空ポータルに関係するアノマリーを書く予定のある方は、是非当機構のご利用をご一考ください。発見・収容にはだいぶ便利だと思います。現実世界の重力波望遠鏡が稼働している期間しか使えないという制約もありますが……。
3125-JPでは「時空部門の下部組織」として発足していますが、今作で勝手に生やしてしまった時空部門関係は作品に応じて変えてしまっても大丈夫だと思っています。もともと並行世界とかがあるような世界観ですし。経緯はどうであれ、様々な世界の財団が重力波望遠鏡の利便性を見出しているはずです。
倉庫
人外のコンテスト
ヒトが万物の霊長など、
思い上がり甚だしい
最高の人外を決めるのは君だ
日程
投稿期間: 2024/02/29(木) 00:00 ~ 2024/03/17(日) 0:00
投票期間: 2024/03/17(日) 0:00 ~ 03/23(土) 23:59
※ 投稿期間中に投稿された作品であれば、現在も参加申請受け付けております
表彰
総合優勝
SCP-3043-JP - "仁"は「仁道⊃人道」の"仁"
by KeiShirosaki
部門内優勝
ジョンドゥコンと同じく、総合優勝を除いた各部門内一位を表彰します。
隣人部門
SPC-3316-JP - 亡霊サメ迎撃用サメ霊体ミサイル
byEnginepithecus 様
同胞部門
アジテーターは雲(クラウド)の中
※本来の表記は「アジテーターは雲クラウドの中」
byCRC-601 様
アトワ部門
財団新聞別巻「葵刺」2024年3月号、消照闇子特集ページ切り抜き
byEnginepithecus 様、
hosimykagari 様、
ruruzA086 様、
of96M 様、
Karathh 様、
nekuraneko 様、
zillion_names 様
白崎特別賞
期間内に全作品を読みきれなかったため、公正のために受賞作なしとします。
申し訳ありませんでした。
参加作品一覧: 最終結果
投稿順で記載しています。
評価は現時点のものを表示しています。
隣人部門
SCP-3043-JP - "仁"は「仁道⊃人道」の"仁"
by KeiShirosaki
SPC-3316-JP - 亡霊サメ迎撃用サメ霊体ミサイル
byEnginepithecus 様
同胞部門
世界の裏で嵐を起こして
byCRC-601 様
SCP-3794-JP - 解決だけが能じゃない
byteruteru_5 様
アジテーターは雲(クラウド)の中
※本来の表記は「アジテーターは雲クラウドの中」
byCRC-601 様
アトワ部門
概要
ジョンドゥコンに乗じて自分の大好きな人外をたくさん読もうという企画です。個人コンを開けば自分のヘキをいろんな人に書いてもらえるのだ。最高だね!
追記: 変態コンが同時期開催されるそうです。人外コンと相性も良いと思われるので、作品が該当する方は是非両方に参加してください!
オタマジャクシからカエルになったり、ヤゴがトンボに変態したり、また本来の生物学的な意味では外れるものの、ヒヨコ→ニワトリ、鯉→龍、出世螺→龍、ピカチュウ→ライチュウ、ゼノフォビア→闇子、等も本コンテストでは広義の変態として内包するものとします。
参加方法
KeiShirosakiにPMかX (旧Twitter, @kbs_praecox) のDMで以下の二つの情報を教えてください。
- 参加作品のURL
- 参加する部門 (隣人部門/同胞部門/アトワ部門)
表彰
Ratingは投票期間終了時のものが使用されます。
総合優勝: 参加したすべての作品の中で、最もRatingの高かった作品が表彰されます。
部門内優勝: 隣人部門、同胞部門、アトワ部門の部門内で最もRatingの高かった作品がそれぞれ表彰されます。
白崎特別賞: 主催のヘキにクリティカルヒットした作品を表彰します。
賞典: 主催の気が向いたら表彰作品にアトワを描くかもしれません。あまり期待はしないでください。
ルール
- SCP記事、Tale、GoIF、アートワークのいずれかとして本サイトに投稿された作品であること
- 主役・副主人公・キーキャラクターのいずれかで人外 (後述) が登場していること
本コンテストで募集する人外
- 身体または在り方が明らかに非異常性の人類とは異なっていること!
- それに基づく独自の価値観/文化を有していると白崎が喜ぶ! (※これは満たしてなくても参加可)
- 高度な知性を有していること!
- 言葉を話す場合は人間と同等または上回る知性を有しているべし!
- 物語を動かすのが人外であること!
- ソラリス(惑星)自体はOKだけど元カノとの人間関係を主軸に書いたらアウトだ!人外だけで勝負せよ!!!
SCP記事、Tale、GoIFで出場する場合は、 隣人部門/同胞部門のいずれかを選択してください。
【隣人部門】
人類以外にルーツを持つ人外を出す場合はこちらを選択してください。
「人に造られた (例:人工知能)」「人の影響で生まれた (例:消照闇子)」ものであっても、その人格が「ホモ・サピエンスであった時期」を有さないならばこちらに該当します。
例として以下のような人外が該当します。
【同胞部門】
人類にルーツを持つ人外を出す場合はこちらを選択してください。非異常性の人間を自分と違う存在だと認識していればOKです。レギュは緩めにしましたが、人外感が強いほど白崎が喜びます。
例として以下のような人外が該当します。
- 後天的に怪物化・異形化・機械化した人間 (知性保持)
- 体のN割がメカのサイボーグ
- 人間の脳による制御であればメカ化の程度を問わずこちら。
- ただし、「現実では未実現のメカ化」でなければ人外認定はできない。現実の最先端義手とか出されても困る。夢のある人外をください。
- 人間から派生した種族 (商業作品なら東京喰種とか)
- 幽霊
- 仙人
- 現実改変能力者
- ヒト脳オルガノイドで制御される機械
- 通常のヒトとは異なる生態を有する人類(例:並行世界の人類 )
- 清姫(人→蛇)
- 人外が人間になる
Q & A
Q. 隣人部門・同胞部門のどちらに該当するか怪しい部分がある
A. 基本的に著者の自己申告を尊重します。ただし、主催または他の参加者が「明らかに違うだろ」と思った/意見があった場合は事前に連絡の上で部門を変更する可能性があります。
Q. 複数の人外が登場しており、隣人部門・同胞部門の両方がいる
A. 一作品につき一部門での参加となります。より主役・物語の主軸に近い方の人外が属する部門を優先していただきたいですが、好きな部門を選んで大丈夫です。
Q. 人間の子供程度の知性である
A. 会話可能ならばギリ可とします (例: SCP-2745-JP)。ただし白崎のヘキにブッ刺さるのは知性の高い人外です。
Q. 「tale」、「アートワーク」の両方のタグがつく作品はどの部門に出るべきか
A. アトワ部門はアトワも参加できるお祭り騒ぎにするために作成したものであり、基本的には一枚絵等での出場を想定しています。
漫画ならアトワ部門、作品の過半数を文章が占めるならば隣人/同胞部門でご参加ください。
Q. 人外がキーキャラクターとして語られるが、作中には登場しない
A. そのキーキャラクターがいないと物語自体が成り立たないのであれば参加を認めます。人外の魅力をガッツリ描いてくれるならOKです。
Q. 人外が人間になる
A. 同胞部門に該当するものと追加で定義します (コンテスト設立時には想定外でした)。ただし、主催は人間化はあまり好きではない! 人外は人外のまま謳歌していてほしい! 今回は「人間は万物の霊長とか驕ってんじゃねえよ」の回なので、人外と結ばれたければ人間側が人外化してくれ!(過激派)
擬態のための部門詐称:
以下の通り、ネタバレを避けるために真相と異なる部門で出場することを認めます。
ただし、部門内1位となった場合は、別枠での表彰になる可能性があります。( 現在検討中!)
Q. 「実は人間にルーツを持つ人外でした」のネタバレを避けるために隣人部門で参加したい
A. 外見が明らかにヒトではなく、他者からの認識が「紛れもなく人外」であるならば擬態として特別に「隣人部門」での出場を認めます。
Q. 「実は人間とは関係ない存在でした」のネタバレを避けるために同胞部門で参加したい
A. 上と同様に、擬態として特別に「同胞部門」での出場を認めます。
その他質問・疑問等ありましたら個別にご連絡ください!
その他情報
チームコン2023
チームコン2023に参加しました。「おーい でてこーい」チームの作品をよろしくお願いします。
多忙につき白崎からは1〜2作予定 3作出しました。
チーム名:おーい でてこーい
メンバー: ゴミkskhorn,
aisurakuto,
islandsmaster,
KeiShirosaki
ひとこと: お前をボッコちゃんにする。なぜなら俺はきまぐれロボットだから。
作品
廃棄部門
- 静寂の村 -
KeiShirosaki
- Ethical. -
kskhorn
- 不燃性廃棄物 -
aisurakuto
- SCP-2745-JP - How to Fxcking Shit in Business Without Really Trying努力しないでクソにする方法 -
kskhorn
- SCP-1734-JP - 目から落ちた鱗は可燃ゴミです。 -
KeiShirosaki
- 蓬莱の玉の枝(在庫一斉処分) -
KeiShirosaki
- オン・ザ・ガーベッジ:パートA -
islandsmaster
防御率等の考察のためのデータ置き場。
UV/DV率を著作一覧で表示するとゴチャって見にくくなったので別置きで表示。
SCP
- (12 Aug 2023 15:00) SCP-3125-JP (評価: 78 [+87/-9], 27086字)
- (01 Sep 2023 09:12) SCP-2887-JP (評価: 122 [+131/-9], 6580字)
- (07 Jan 2024 09:19) SCP-1734-JP (評価: 26 [+31/-5], 27573字)
- (29 Feb 2024 15:17) SCP-3043-JP (評価: 80 [+83/-3], 33094字)
tale
- (16 Aug 2023 14:42) 閉ざされた夜の研究棟からの脱出 (評価: 55 [+56/-1], 17652字)
- (04 Sep 2023 16:29) 人が二度目に死ぬのは、 (評価: 61 [+63/-2], 31846字)
- (17 Dec 2023 13:00) 静寂の村 (評価: 59 [+59/-0], 21522字)
- (08 Jan 2024 09:30) 蓬莱の玉の枝(在庫一斉処分) (評価: 18 [+30/-12], 5023字)
- (23 Jan 2024 12:47) 拝啓、極夜を照らしてくれた貴方へ (評価: 58 [+63/-5], 1509字)
- (18 Jul 2024 22:35) 予定調和の殲滅戦 (評価: 60 [+61/-1], 10743字)
- (17 Aug 2024 15:11) 白い虚像 (評価: 57 [+61/-4], 15769字)
- (17 Aug 2024 15:11) それはただの子供の妄想 (評価: 31 [+41/-10], 6101字)
- (01 Sep 2024 07:33) 姉の傷跡 (評価: 44 [+50/-6], 3000字)
- (05 Oct 2024 21:45) 前世の種族の肉を食べたとしても、吐いてはいけない - 定命種エミュレータ事例集 (評価: 41 [+62/-21], 1519字)
- (02 Feb 2025 09:00) 死神の鎌の刈るものは (評価: 76 [+77/-1], 31945字)
GOIフォーマット
- (08 Sep 2023 16:55) 春秋の彩を添えて (評価: 44 [+48/-4], 4278字)
アートワーク
- (21 May 2023 12:26) 天翔ける (評価: 88 [+90/-2], 299字)
- (09 Oct 2023 16:00) SCP-2887-JPのアートワーク (評価: 71 [+73/-2], 865字)
- (17 Feb 2024 16:03) 廃棄部門作品のファンアート (評価: 33 [+34/-1], 1148字)
- (30 Mar 2024 13:45) 極点に立つ (評価: 50 [+51/-1], 480字)
- (24 Aug 2024 11:21) 非有の淵を歩く彼女へ(アートワーク) (評価: 20 [+33/-13], 1539字)