Okaka_Onigiriの著者ペーヅ

(1) 最初に思いついたのが保存則でした。プロトタイプは「どんな異常も無力化出来るけど、無理矢理正常にするためか今まで違反してきた保存則の埋め合わせが起きるThaumiel」とかだったと思います。この性質を一般化したら提言になるのでは？と考えたため練り直し、5周年の悪コン開催中だったため『わるいざいだん』の設立を書く提言として一度提出しました。ですが、評価が芳しくなかったのと貰ったコメント等で思うことがあったので削除し、お蔵入りとなりました。

(2) METAL GEAR SOLID 4において、Haven(避難所)とHeaven(天国)についての諸々がありました。ここから「異常の管理により避難所を作る財団と、異常の無力化により天国を目指すGOC」という対比を感じ取り(？)、『財団とGOCが理念を分かつことになった001』という提言を書きたいと考えました。「後に財団とGOCを作る2人の恩師がとある異常により死亡したことで、財団創始者は厳重に管理していればと主張し、GOC創始者は早期に無力化していればと主張したことで分離して財団とGOCになった」という大まかなイメージはありましたが、きっかけとなった異常や肉付けが思いつかずにお蔵入りになりました。

(3) SCP-3997「わたしの終わりはわたしの始まり」に以下の文がります。「我々は皆、もう一度光の中で暮らしたいと思っている。だが我々は皆、選択をして、誓いを立てたのだ。我々は一人残らず暗闇の中で死んでゆく。それを受け入れろ。」これは恐らくSCP-3000コンテストのトップページのgifにある「we die in the darkness so you can live in the light」という文¹が元ネタかと思われます。直訳すると「我々が暗闇の中で死ぬことで、君たちは光の中を生きられる」となり、財団のあり方を的確に表していて大好きな文です。これを極限まで推し進めた記事を書きたいと思いました。

コンセプトは現時点のものとほぼ同じで「一般社会と異常を完全に分離する」というものでした。ぼんやりとしたイメージのみがあって一旦はお蔵入りになっていたのですが、2019年の夏のコンテストのテーマが『無』であること、現実性の散逸構造により異常が発生する場所を限定するというアイデアを思いついたことから、「異常が発生する場所としない場所を完全に分け、発生する場所を財団ごと封じ込めることで一般社会から見て異常存在を無くす」というプロジェクトを書くことにしました。地球規模のプロジェクトなので実行するに至るヤバイ何かが必要だと考え、(1)の保存則を取り入れました。保存則は無力化が関わる案件であり、プロジェクト自体にもGOCの助けが必要だと感じた為、(2)も取り入れました。なんやかんやあり、最初は普通のフォーマットで保存則を001として、プロジェクトなどを補遺で書く形でプロトタイプが完成しました。サイトメンバーの solvexさんに見てもらったところ、001の影が薄いとの事でしたので、今のようにプロジェクトを前面に出す形になりました。また見てもらうと、無っぽくないとのことでしたので、冒頭のアクセスとフェーズ7を加えました。これで今の形にすることができたので、solvexさんにはとても感謝しています。

この記事において財団とGOCは世界規模の計画を実行するわけですが、それにあたり上層部の独断のような形で決行したくないと考えました。何故ならどんな組織であろうと人が作っているからです。計画の実行には、職員1人1人の勇気が必要だろうと考えました。計画への参加の意思を職員全員に問うているのはこれが理由です。これらの考え方は、ジョジョの奇妙な冒険にある3つの名言の影響を受けていると思います²。

無のコンテストにて『空賞』をいただきました。ありがとうございます。

+ SCP-1774-JP 天然のApple

+ SCP-2317-JP 歩み

+ SCP-2512-JP P. for You

+ SCP-2888-JP 治療の大天使

+ SCP-2994-JP HERF効果

+ SCP-2777-JP L.T.F

+ SCP-2973-JP 史上最強の能力を持つ者

- SCP-2973-JP 史上最強の能力を持つ者閲覧中

ゲームしてたら思いつきました。

超ヤバい能力を超しょうもないことに使う記事を書きたい、と、ふと思ったことがきっかけです。現実改変や確率改変などの既存の異常能力を組み合わせて、何ができるか(ちゃんとそれっぽく書けるか)を考えた結果、割り箸を割ることにしました。能力のヤバさを盛るために色々と指標を出しましたが、一応考えて付けてるので以下に示します。

能力	設定など
クラスⅧ現実改変能力	言わずもがなでしょう。SCP-3740と同じクラスであり、これ以上のクラスは自分が知っている範囲ではありません。
第I確度の時間遡行能力	時間遡行の性能を表現するにあたって何を指標にするか考えた時、思いついたのは「どれだけ昔に遡れるか」と「どれだけ正確な時間に遡れるか」でした。前者に関してはそんなに遡れないと考えたので、後者がかなり優れていることにしました。そのため、指標は確度となっています。
特A級確率改変能力	電子の存在確率が操れるなら、物質について何でも出来そうな気がしたので、A級よりもさらに上ということで特を付けました。
異常力学的能力(レベルⅥ相当)	時間遡行と同様に何にレベルを付けるか考えたら、真っ先に思いついたのが「力の大きさ」でした。これに関してはかなり小さくなってしまうと考えたため、「このオブジェクトの力学的能力は特殊で、分子レベルで均一かつ微細。能力の珍しさというか凄さ(？)で言うならばレベルⅥの力を出せるのに相当する」みたいな感じで、別の物差しの高レベルに相当すると表現しました。
P指標0.005の物質操作能力	物を操作する能力の指標は、どれだけのサイズのものをどれだけ精密に動かせるかだと考えました。そのため、P指標のPはPrecision(精密さ)です。値は恐らく何かしらの基準で正規化したサイズで、P指標が小さいほど小さいものを操れるイメージです。

阿辺博士の昼食、具はおかか

名前: 阿辺零次 (あべれいじ)

年齢: 56

所属: 理論応用物理学-シミュレーション部門

セキュリティレベル: レベル3

経歴と実績概要: 阿辺博士はかつて███大学に教授として籍を置いており、材料力学を中心に研究していました。彼は████/██/██、発表した論文において███理論及び█████████████████則、████定理から導出された「F値」を提唱しました。加えて、当該論文においてF値を導入したシミュレーション方法が確立されており、材料内の状態を正確に再現していることが財団の目に留まりました。その結果、彼自身の能力の高さも踏まえて財団にスカウトされました。その後の研究により、阿辺博士はF値の概念が流体等の材料以外のシミュレーションにも適応可能であることを確認しました。これにより様々な物理現象が同時に関わる事象の再現が可能な、物理系総合シミュレータ「PCS (Physics Comprehensive Simulator)」が開発されました。アノマリーによる局所的な物理法則の違反を許容するため、モデルには█████████への拡張により多数の自由度が設定されています。これにより一部アノマリーの再現に成功しており、収容施設の設計や実験の結果予測等、幅広い用途で使用されています。現在、阿辺博士はPCSの改良を行うと同時に、財団が体系化した各種超常理論への適応を目指して研究しています。

人物: 身長168cm、体重45kgのやせ形であり、眼鏡を着用しています。特筆すべき外見的特徴は有していませんが、チノ・パンツとポケットが多いシャツをよく着用しています。視野を広く持つことを信条にしており、物理学を中心としたさまざまな学問に精通しています。コミュニケーション能力は高いものの、後述する特徴及び精神年齢が少し低いため人間関係に問題を抱えています。

阿辺博士は日ごろからつまらないおやじギャグを多数口にします。この発言を聞いた人物は体感温度の上昇を報告します。彼は自身の名前が含まれるギャグを最も頻繁かつ好んで発言し、その際の上昇温度が最も高く平均して█.██℃であると証言されています。

ギャグはサムいのに -███博士

しかし、阿辺博士のギャグに微細な認識災害が伴っているのか、単に耳にしたことによるストレスで体温が上昇しているのかは未だに判断がついていません。

+ 落ちていた阿辺博士のネタ帳

阿辺博士は三食おにぎりの食生活を過ごしています。彼は「おにぎりを食べると中の具によって一時的に能力が上昇する」と自慢げに話していますが、これはプラシーボ効果であることが確認されています。しかし、実際に能力が上昇することは確かであるため、有事の際は適切なおにぎりを支給してください。

おにぎりばかりで飽きないんですか？ -██研究助手

米ならいくらでも食べられる…アベレイジな日本人だからな！ -阿辺博士

おにぎりの具一覧:

具	上昇する能力
こんぶ	足が速くなる
梅	計算が速くなる
塩にぎり	理解力が上がる
鮭	後方転回が出来るようになる
いくら	上半身の筋力が上がる
ツナマヨ	歌が上手くなる
エビマヨ	泳ぎが上手くなる
焼きおにぎり	髪が伸びる
おかか	ギャグのキレが増す特に無し