挨拶
初めまして。ここはpictogram_manの著者ページです。よろしく。
著作リスト
私の著作たちです。楽しんでくれたら幸いです。
- (27 Apr 2017 13:12) SCP-119-JP (評価: 36, コメント: 19)
- (28 Nov 2018 13:39) SCP-229-JP (評価: 63, コメント: 5)
- (25 Dec 2018 09:11) SCP-1226-JP (評価: 71, コメント: 4)
- (01 Apr 2019 14:18) SCP-1001-JP-J (評価: 106, コメント: 6)
- (31 Aug 2019 13:07) SCP-1960-JP (評価: 91, コメント: 9)
- (04 Nov 2019 12:59) SCP-1550-JP (評価: 12, コメント: 4)
- (19 Aug 2020 03:17) SCP-2997-JP (評価: 72, コメント: 3)
- (13 Sep 2024 12:25) SCP-3979-JP (評価: 5, コメント: 2)
- (22 Jan 2025 13:28) SCP-3095-JP (評価: 20, コメント: 7)
- (28 Jul 2024 07:47) ある語り部の結末 (評価: 16, コメント: 1)
- (31 Oct 2020 12:56) タナトスの宴 (評価: 69, コメント: 0)
- (23 Jun 2019 16:49) ディープシーチャレンジャー (評価: 28, コメント: 1)
- (31 Oct 2020 12:54) ネクロポルノに関する4つの証言 (評価: 63, コメント: 0)
- (31 Oct 2020 12:57) 寛解 (評価: 106, コメント: 4)
- (14 Jul 2019 13:10) 彼女の墓への目印に (評価: 40, コメント: 1)
- (06 Jun 2021 12:04) 掃除屋 (評価: 27, コメント: 2)
小ネタとか
随時追加予定
SCP好き人におすすめしたい小説リスト(仮)
- エイミー・カウフマン(著)、ジェイ・クリストフ(著)、金子浩(訳) - イルミナエ・ファイル
- ホルヘ・ルイス・ボルヘス(著)、鼓直(訳) - 伝奇集
- ガブリエル・ガルシア・マルケス(著)、 鼓直(訳)、木村榮一(訳)- エレンディラ
- 安部公房 - 水中都市・デンドロカカリヤ
- 安部公房 - 笑う月
- フリオ・コルタサル(著)、木村榮一(訳) - コルタサル短編集 悪魔の涎・追い求める男
- 伴名練 - なめらかな世界と、その敵
- ジョゼ・サラマーゴ(著)、雨沢泰(訳) - 白の闇
- 山尾悠子 - 歪み真珠
- 山尾悠子 - 増補 夢の遠近法: 初期作品選
- 半村良(選) - 幻想小説名作選
- 伊藤なむあひ - 天使についての試論
- カルロス・フエンテス(著)、木村榮一(訳)- フエンテス短篇集 アウラ・純な魂 他四篇
望月博士の人事ファイル
名前: 望月 昭一
セキュリティクリアランスレベル: 4
職務: 長期的な研究を必要とするオブジェクト複数。
職員概要: 望月博士はコンピュータ内にその意識を有する、非人間職員です。通常時の望月博士は、サイト-8181のコンピュータ室に存在する専用のパソコンのディスプレイに出力される、640×457ピクセルの画像という姿を取ります。画像は基本的に現在の望月博士の感情を表現します。望月博士との会話は、パソコンの目の前に立ち、マイクに向かって話しかければ誰でも行うことが出来ます。望月博士の声はパソコンに付属しているスピーカから、数種類の抑揚のない合成音声として聞くことが出来ます。

新人職員が挨拶をしにやってきたときの望月博士
望月博士を含むコンピュータの演算処理能力の大部分は、望月博士の頭脳に依存しています。ゆえに、当該コンピュータは人並み程度の演算しか処理しきれず、過度な計算処理を望月博士に強いた場合、致命的なエラーと強制的な初期化処理が実行される可能性があります。却って恒久的に保持可能な情報量は、度重なる改良の試みの結果、非常に秀でたものになりました。実質的な不死性とこの記憶能力のため、望月博士は長期的な研究が必要なオブジェクトを担当しています。
望月博士は排熱機構に問題を抱えています。これは現在の望月博士の誕生の過程で生じた、予期せぬ事故と延命処置の結果です。そのため、望月博士が長時間思考した場合、排出される熱に換気が間に合わず、室内はサウナ状態となってしまいます。望月博士に蓄えられている膨大な知識を信頼し、相談を持ち掛ける職員は多いですが、その殆どが室内の暑さに苦痛を示すことになります。

初期の演算処理能力テストにおいてオーバーヒートした望月博士の消火作業をする管理チーム。
望月博士は元々人間で、サイト-8181仮想現実研究部及び人工頭脳研究部による共同研究論文「職員の生存権拡大と人手不足解消にむけた、仮想空間の応用」に端を発して行われた実験の被験者でした。実験の結果、望月博士は[編集済み]。そして望月博士の意識のみがパソコン内に取り込まれました。実験は成功したと見做されましたが、望月博士を維持するためのコストが当初の想定を大きく上回ってしまったため、追加の実験は凍結されました。
望月博士の肉体の所在は不明です。