氏名: 応神 薙いらがみ なぎ
セキュリティクリアランス: 3
職務: 未収容オブジェクトの初期収容/日本生類創研を中心とした要注意団体施設の襲撃・制圧/エリア-81JH所属職員を中心とした財団幹部職員及び重要職員の警護/B級グルメの食べ歩き・布教
職位: フィールドエージェント/エリア-81JH諜報員談話室長
所在: エリア-81JH
登記: 職員・人物ファイル-JP エージェント 応神薙
経歴: 大阪府出身。エージェント・応神の家系は蒐集院の時代から活動しており、蒐集院が財団に吸収された後も研究職やフィールドエージェント、機動部隊隊員として活動していました。エージェント・応神はプリチャード学院高等部卒業と同時に、財団での雇用を前提に陸上自衛隊に入隊、特殊作戦群など対テロ・対超常部隊での4年間の勤務を経た後に2013年から正式に財団職員として雇用されました。当初は後述の身体能力の高さ及び陸上自衛隊での経験から機動部隊隊員として配属される予定でしたが、協調能力の著しい欠如から配属直後に除隊され、フィールドエージェントとして再雇用されています。また、2018年にはエリア-81JH諜報員談話室長に就任しています。
人物: エージェント・応神は1991年1月5日生まれ、身長184cmの男性です。普段は黒のロングコートを着用しサングラスを掛けているため表情を察することは困難ですが、素顔は童顔との証言があります。また非常に寡黙であり、その外見も相まって多くの職員からは「とっつきにくい」「怖い」という印象を与えますが、本人は気にしていない様子です。
エージェント・応神は隠密行動や戦闘の技術が非常に高く、射撃訓練の成績は常に上位1%に位置しています。しかし彼の勤務態度は任務によって大きく差があり、要注意団体の拠点襲撃などに関しては非常に意欲的ですが、それ以外の任務の場合は消極的になります。しかし、「報酬」としてスイーツなどを提供することでとても簡単に説得できます意欲を見せるようになり、結果として高い成果を上げています。そのため、「性格に難はあるが、大抵の職員よりも多量かつ難度の高い業務を高い精度でこなすことが可能」との評価を得ています。
なお、日本生類創研に関係する任務の場合は、その内容に関わらず、極めて真面目な態度を取るようになります。
ニッソとは爺さんの代からの因縁があるからな。ここを疎かにしちゃ爺さん達に顔向け出来ないってもんだ。 —エージェント・応神
応神、██管理官の警護に当たってくれ。 —音丸管理官
えー。気乗りしないんで他を当たってくださいよ…。 —エージェント・応神
引き受けてくれたら食堂の新作スイーツを食わせてやる、と言ったら? —音丸管理官
分かったよ行きますよ! その代わり絶対食わせてくださいよ、一番高いやつ! 当然管理官の奢りか経費ですからね! —エージェント・応神
エージェント・応神は各種銃火器や日本刀などの武器の扱いや、世界各国の軍隊格闘術などの近接格闘術に長けており、普段は財団機動部隊で制式採用されているベレッタ92をカスタムした機体を2挺持ち歩いています。交戦時にはそれらを両手に持つ、いわゆる「二挺拳銃トゥー・ハンド」のスタイルで戦闘を行います。極めて好戦的な性格な一方で過剰な殺傷を好まない性格であり、要注意団体の拠点襲撃時などでは必要最小限の射撃で人員の無力化を遂行しています。
これらの技術はエージェント・応神の天性の才能に加え、応神家での訓練や自衛隊への配属経験による後天的部分が大きいとされていますが、詳細は不明です。
弾丸タマの無駄遣いはしない。後々面倒だしな。 —エージェント・応神
格闘術や剣術は確かに指導したが、銃器に関しては一切指導していない。どこで覚えたのかは知る余地も無いが、アレが"天賦の才"というものなのだろうな。 —応神風路
エージェント・応神は著しい空腹感を感じると如何なる行動への意欲を喪失する致命的な弱点を抱えており、この影響は交戦時も例外ではありません。そのため、彼のコートのポケットの中にはカロリーメイトが複数常備されています。
知らないのか、俺は一食抜いただけで餓死するんだ。メシを持って来ーいッ! —エージェント・応神
ここ廊下のど真ん中ですよ。邪魔なんで早くどいてください。 —██研究員
エージェント・応神は自身の好物、特にシュークリームやショートケーキといった甘味などを食べている時は、「普段の様子からは想像できないような穏やかな表情で」と評される表情でスイーツを頬張る様子が確認されています。
やっぱシュークリームが一番美味いな。 —エージェント・応神
ほっぺにクリームついてますよ。 —後鳥羽研究員
アイツがあんな顔をするなんて…。 —エージェント・██
休暇時には、日本のみならず世界各国の料理を食べ歩いています。隙があれば、自分の気に入ったB級グルメの話を延々と続ける点に留意してください。また、食に関する知識は非常に深いため、度々財団施設内の食堂などでは新メニューの試食を求められているほか、自身の料理の腕前も非常に高いとされています。
(ラーメンの美学について語る)
美味いラーメンってのはな、丼の底に残ったスープの最後の1滴まで美味いモンなんだ。でも……味が濃すぎたり、あんまり脂っこいのは勘弁な。 —エージェント・応神
エリア-81JH諜報員談話室長に抜擢されてからは、粗暴な性格や協調能力の欠如はやや改善され「性格が比較的丸くなった」との評価を受けている一方で、同職に就任して以降のエージェント・応神の間食の回数や量が増えたとの報告もあります。また、同エリア配属以前からの付き合いがあり、現在は諜報員談話室副長であるアイランズ調停官のほか、エージェント・谷崎とも良好な関係を築いています。
……ああー、デスクワークなんかやってられねぇ…。ここの濃厚抹茶ドリームパフェ大盛フルトッピングがなかったら異動願い出してるっつーの…。あー、うめえ…。 —エージェント・応神
応神さん、それ何杯目ですか?さっきからずっと食べてません? —アイランズ調停官
4杯目。そこまで多くないだろ。 —エージェント・応神
それは食べすぎなのでは…。というかそれ、かなり量多いやつじゃないんですか? —アイランズ調停官
まあそれはそうなんだけどな。……まだ足りんな。買ってくるか。 —エージェント・応神
えっ!?まだ食べるんですか…? —アイランズ調停官
エージェント・応神の二つ名
必要であれば順次追加してください。
自走式武器庫か…。これに乗って行けないかな。 —エージェント・応神
あの…一応僕、エージェントなんですが…。武器は積んでますが、限界がありますので、載せ過ぎると困るのです…。 —エージェント・ロロ
[連絡が入る]お、仕事だってよ。うだうだ言ってないで行くぞ! —エージェント・応神
ぐすん。 —エージェント・ロロ
アイランズさんよ、あんた隈が酷いことになってるぞ。少しは休め。 —エージェント・応神
いえ、大丈夫です…お気になさらず。それに、交渉期間の真っ只中ですし、まだ休めませんよ。 —アイランズ調停官
ンなこと言ってないで休め、それこそ交渉中に倒れられても困る。 —エージェント・応神
終わったら、特上のスイーツを用意しなければいけないですね…。 —アイランズ調停官
分かってるじゃないか。 —エージェント・応神
今回は応神さんですか。よろしくお願いします。 —エージェント・桂木
おう、よろしく頼む。上からは感覚が鈍くて無茶しやすい奴だと聞いている。ヤバくなったら俺を呼べ、と一応言っておこう。 —エージェント・応神
分かりました。 —エージェント・桂木
俺はアンタに背中を預けてるんだ、アンタが無茶をすると俺まで危険に晒されることになる。だからアンタも俺に背中を預けてくれないか。 —エージェント・応神
また無茶しましたね! どうして自分の事を大切になさらないんですか! —ハル薬剤師
いやだってそれが仕事なんだしさ…こればっかりはどうしようもないだろ。 —エージェント・応神
だっても何もありません! ほら、さっさとそこに座って![尻尾で体を強引に引き寄せる] —ハル薬剤師
…こんなに強く締め付けられたら治る傷も治らねぇぞ。 エージェント・応神
氏名: 応神 薙いらがみ なぎ
セキュリティクリアランス: 3
職務: 未収容オブジェクトの初期収容/日本生類創研を中心とした要注意団体施設の襲撃・制圧/エリア-81JH所属職員を中心とした財団幹部職員及び重要職員の警護/B級グルメの食べ歩き・布教
職位: フィールドエージェント/エリア-81JH諜報員談話室長
所在: エリア-81JH
経歴: 大阪府出身。エージェント・応神の家系は蒐集院の時代から活動しており、蒐集院が財団に吸収された後も研究職やフィールドエージェント、機動部隊隊員として活動していました。エージェント・応神はプリチャード学院高等部卒業と同時に、財団での雇用を前提に陸上自衛隊に入隊、特殊作戦群など対テロ・対超常部隊での4年間の勤務を経た後に2013年から正式に財団職員として雇用されました。当初は後述の身体能力の高さ及び陸上自衛隊での経験から機動部隊隊員として配属される予定でしたが、協調能力の著しい欠如から配属直後に除隊され、フィールドエージェントとして再雇用されています。また、2019年にはエリア-81JH諜報員談話室長に就任しています。
人物: エージェント・応神は1991年1月5日生まれ、身長184cmの男性です。普段は髪を後ろで括り、黒のロングコートを着用しています。また、サングラスを掛けているため表情を察することは難しいですが、素顔は童顔との証言があります。
エージェント・応神は隠密行動や戦闘の技術が非常に高く、射撃訓練の成績は常に上位1%に位置しています。しかし彼の勤務態度は任務によって大きく差があり、要注意団体の拠点襲撃などに関しては非常に意欲的ですが、それ以外の任務の場合は消極的になります。しかし、「報酬」としてスイーツなどを提供することでとても簡単に説得できます意欲を見せるようになり、結果として高い成果を上げています。そのため、「性格に難はあるが、大抵の職員よりも多くの業務を高い精度でこなすことが可能」との評価を得ています。
エージェント・応神は各種銃火器や日本刀などの武器の扱いや、CQCなどの格闘術に長けており、普段は財団機動部隊に支給されるベレッタ92を2丁に加え、長刀"風切"と短刀"雨覆"の日本刀2振りを携行しています。これらの日本刀と蒐集院由来の呪術や奇跡論とを融合させ、主に霊的な異常存在の排除を可能にしています。
また、エージェント・谷崎とはシェアハウス中であり、そのためか任務ではエージェント・谷崎との2人組で行動することがほとんどです。
掴みどころの無いよく分からん奴だが、どうも嫌いになれない。意外と気が合うのかもしれん。 —エージェント・応神
宗家所在地: 大阪府羽曳野市
概要: 蒐集院の頃より名を連ねる一族で、研儀職や蒐集職、秘衛府に人材を輩出した旧家。歴史は古く、少なくとも平安時代後期には存在したとされている。財団日本支部の設立に伴い蒐集院が解散した現在でも、西日本を中心とした全国各地の財団施設に配属されている。
応神宗家の蔵には私的に編纂された蒐集院の資料のほか、陰陽道や神道にまつわる重要な資料が数多く保管されており、今日の研究において大きな役割を果たしている。また、応神宗家には「烏羽二神流」と呼ばれる剣術の独自流派が継承されている。
現在の当主は第32代目にあたる応神 風路いらがみ ふうろ。薙はその嫡男にあたる。
また、京都府京都市と東京都千代田区に分家が存在する。
応神家の人物:
氏名 |
概要 |
登場記事 |
応神 三船いらがみ みふね |
応神宗家第30代当主。正一等研儀官。財団に移籍後、博士号を取得。1974年没 |
SCP-1942-JP、 三弟子、再び 前篇 |
応神 国光いらがみ くにみつ |
応神宗家第31代当主。蒐集官。財団に移籍後は研究員、サイト-8115管理官。2012年没 |
三弟子、再び 前篇・後篇、贋作虎徹かく語りき |
応神 景光いらがみ かげみつ |
国光の弟、三つ子の長男。秘衛府の衛士。財団に移籍後はフィールドエージェント。2014年没 |
三弟子、再び 前篇・後篇、灰より出でて、再び 前篇 |
応神 長光いらがみ ながみつ |
国光の弟、三つ子の次男。秘衛府の衛士。財団に移籍後はフィールドエージェント。2014年没 |
三弟子、再び 前篇・後篇 |
応神 吉光いらがみ よしみつ |
国光の弟、三つ子の三男。秘衛府の衛士。財団に移籍後はフィールドエージェント。2014年没 |
三弟子、再び 前篇・後篇 |
氏名: 応神 風路いらがみ ふうろ
セキュリティクリアランス: 4
職務: [非公開]
職位: 倫理委員会会員
所在: サイト-8100
概要: 応神宗家第32代当主。蒐集院に関係するオブジェクトの主任研究員を務めていたが、倫理委員会への異動によりその座を退く。研究の最前線に出ることはほとんど無くなったが、その豊富な知識は後進の育成に大きく貢献している。温厚篤実を絵に描いたような人物だが虚実織り交ぜた巧みな話術を得意とし、高位クリアランス職員の間に幅広い交友関係を持つ。
氏名:鴉羽 渡からすば わたる
セキュリティクリアランス: 2(蒐集院に関係するオブジェクトの研究時に限り、最大4が付与される)
職務: 蒐集院から接収したアノマリーに関する研究及びその監督/未発見オブジェクトの探索/要注意団体の拠点捜索及びその偵察/備品の端末を壊す
職位: 研究員
専門: 歴史学(日本史)/考古学
所在: サイト-8153
経歴: 福井県出身。██大学文学部日本史学科を卒業。同大学の研究室において発見されたアノマリー(SCP-████-JPに指定。収容済)の影響を受けたため、一時SCP-████-JP-1に指定されていましたが、同アノマリーの性質を見抜き、有効な収容方法を確立したため、その功績と知識を買われたことで財団の目に留まり、採用試験を通過したため雇用されました。
人物: 鴉羽博士は1996年5月3日生まれ、身長173cmの日本人男性です。普段はジーンズに黒い服、その上に黒の上着を着用しています。視力が非常に弱く、かなり度の強い黒縁の眼鏡を掛けています。一方で聴力に優れており、足音や周囲の音から人物を特定できるほか、音源の方向と音の大きさから距離を10cm単位で測定可能です。
後方9m60cm。陽気な足音、しかし足音が硬い…作業靴かな。足音のリズムが一定…真面目さが垣間見える。時間帯的に終業時間…この足音は…原井さんですね!? —鴉羽博士
ワーオ!当たり〜! —原井作業員
[小銭が床に落ちる。]あっやば。 —エージェント・応神
左斜め後方、3m40cm。落ちた小銭は3枚…さしずめ100円玉が1枚、50円玉が1枚、10円玉が1枚、といったところでしょうか。買おうとしてたのは爽██茶ですね? —鴉羽博士
なんで分かるんだよ! —エージェント・応神
鴉羽博士は体長65cm(翼幅1.4m)、重さ1.1kgのワタリガラス(Corvus corax)に姿を変えることができます。この能力に関して、前述のSCP-████-JPの影響によるものと推測されていますが、断定はされていません。彼によると、この能力は「いつの間にか使えるようになっていた」とされています。カラスの状態でも人語を話すことが可能なほか、他のカラスとコミュニケーションを取ることができます。そのため、サイト-8153周辺のカラスは彼の有力な情報網でもあります。この能力が偵察に有用であるため、要請に応じ、未発見のオブジェクトの発見や要注意団体の拠点捜索を行なっています。識別のため、右足にはGPS内蔵の赤色のタグがつけられています(人型の時は赤いミサンガに変化している。原因は不明)。
報酬はラーメン1杯分で。もちろん依頼者の奢りですよ。 —鴉羽博士
なお、カラス形態の鴉羽博士の羽は非常に「もふもふ」と評されており、度々氷菓監査官や三笠カウンセラーによって抱きかかえられている様子が確認されています。
あの…氷菓さん?もふもふするのは構わないですが、そろそろ仕事に戻らないと…。 —鴉羽博士
待ってください…あと3分…。 —氷菓監査官
鴉羽チャン、もふもふ〜! —三笠カウンセラー
ちょっと、シズちゃん!羽毛が逆立っちゃいますよ!もふもふを維持するのに、手入れって結構大変なんですよ! —鴉羽博士
こらー!帽子を離すのだ! —福路捜索部隊長
八咫、降りてこーい。 —鴉羽博士
うう…この帽子は大切なのだ…。破れたら大変なのだ。 —福路捜索部隊長
すいませんね、やっぱ八咫だと仕事にならないか…。今度は私が協力させてもらいますね。 —鴉羽博士
この前も同じことを聞いた気がするのだ。 —福路捜索部隊長
流石に報酬が飴玉じゃあねぇ…ラーメン1杯奢るくらいはしてほしいですね。 —鴉羽博士
人を見分けられないのなら、動物の姿ならどうかな? —鴉羽博士
ああ、鴉羽君ではないか。どうしたのかね。 —カウンセラー小池
動物の姿なら見分けられるのか…[部屋を出て、人間の姿に戻って部屋に入り直す]小池さーん、こんちわー。 —鴉羽博士
んん?誰かね、君? —カウンセラー小池
この後、鴉羽博士がトボトボと歩く姿が目撃されています。
こんにちは、鴉羽さん。 —???
ああ、[[データ抹消]につき削除済]さん、こんにち…は…?[後ろを振り返る] 誰もいないよな…というか、一体誰と話してたんだ?誰もいないはずなのに…? —鴉羽博士
また、鴉羽博士は「もふもふ」と表現できるものを好む傾向があります。彼の寝室にはかなりの数の抱き枕やクッションがあり、それらに埋もれるようにして寝ることが確認されています。そのうち半分近くは、神鳥研究員からのプレゼントです。
ああ…すっげぇモフモフだぁ…このままずっと埋もれていたい…。 —鴉羽博士
そう言ってくれると嬉しいんだが、ほどほどにしろ。こっちも仕事があるんだ。 —三峰隊長
[カラスの姿になり、三峰隊長の尻尾に飛び乗る。尻尾に埋まるような形で鴉羽博士は眠り始める。]
おい、さっさと降りろ!こんなところで寝るんじゃねえ! —三峰隊長
この後、鴉羽博士は三峰隊長によって羽を数本毟り取られています。
痛い痛い痛い痛いあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ —鴉羽博士
尻尾は枕でも布団でもないからな!覚えとけ! —三峰隊長
鴉羽さんー!これ、受け取ってー![カラスのクッションを渡す] —神鳥研究員
お、おう…。今月だけでもう██個目だ。まあ好きだからいいんだけど。しかし、毎回カラスなのもなぁ。もっと…羊とかウサギとかあるじゃん? —鴉羽博士
えー!鴉羽さんはカラスなんですから!羨ましいなぁ、だって空飛べるんでしょー?そうだ、カラスになって、私を掴んで飛んで下さいよ! —神鳥研究員
無理ですよ!力ないんで!あ、いや、神鳥さんが重いって言いたいんじゃないですよ!ホントに! —鴉羽博士
鴉羽博士は、
八咫やたという名前のハシボソガラス(
Corvus corone)を飼っています。
サイト-81██にて撮影。右側が鴉羽博士、左側が八咫。
名前: 八咫
性別: オス
体長/体重: 55cm(翼幅90cm)/0.67kg
出身: 不明
職務: 情報収集
特徴: 他の個体よりも高い知能を持っているが、異常性らしいものは確認されていない。
他の人の頭の上に乗りたがる癖がある。左足に赤いタグが付けられている。食い意地が張っている。
鴉羽博士は米、特に白米が大好物であり、白米がないと非常に不機嫌になります。極端になると、カラスに変化して、周囲にいる人々に対し無差別に猛烈な勢いでつつき続けます。鴉羽博士を宥めるには炊きたての白米がベストですが、ラーメンやうどんでも効果があることが確認されています。職務にも支障が出るため、彼の研究室には炊きたての白米が常備されています。
昼食がなくなってる!
食べたのは誰だ!?
昼休みをラーメンなしで過ごせっていうんですか!?
炒飯もなくなってる……。 —鴉羽博士
また、鴉羽博士は機械に嫌われている機械音痴です。これまでにエラーで故障させた備品のPCや端末は██台に上っています。彼は「手順通りに動かしている」と主張していますが、多くの場合機器のエラーを引き起こします。そのため、単独での財団保有のサポートAIとの接触禁止が検討されています。
もはや異常性のレベルだな。 —後鳥羽研究員
あ、織部博士。こんちわー。 —鴉羽博士
おや、鴉羽さん。はい、お土産。この前██████まで行った時の。 —織部博士
あああああ!来ないでぇ! —エルア
何かしたんです? —織部博士
仕事手伝ってもらってるんですが、よくバグってしまうんですよね、エルア。 —鴉羽博士
[以下、鴉羽博士が手順を説明する。織部博士、絶句]
ああ、先週からエラーが多いと思ってたらそういうことでしたか…。 —織部博士
氏名: 後鳥羽 隼人ごとば はやと
セキュリティクリアランス: 1
職務: 鴉羽博士の補佐/鴉羽博士でも使えるPCの開発/鴉羽博士が壊した備品の修理・事後処理
職位: 研究員
専門: 電子工学/機械工学/分析学
所在: サイト-8153
経歴: 島根県出身。██大学電子工学科に在籍中、後にSCiPNETの高速化、軽量化を実現したソフトウェアのプロトタイプの開発に成功。財団フロント企業を通じて財団と接触し、卒業後に雇用されました。
人物: 後鳥羽研究員は1997年8月6日生まれ、身長171cmの男性です。普段はスーツを着ており、その上から白衣を着ています。パソコンに向かっている時間が非常に長く、最長で1█時間連続で作業を行なっていた記録がありますが、視力は2.0を維持しています。
後鳥羽研究員は鴉羽博士の研究成果の記録や下調べなどを行なっています。鴉羽博士の機械音痴故に、ネットワークを使った調査などは、後鳥羽研究員がほぼ全て行なっています。
ホント、アイツはどうやったらいとも簡単にPCを壊せるんだ? —後鳥羽研究員
ちゃんと使ってるハズなんだけどなぁ。 —鴉羽博士
後鳥羽研究員は情報工学や分析などに関して非常に優秀で、財団内の様々な部局から異動の話が来ていますが、鴉羽博士が反対しており、後鳥羽研究員にもその気はないようです。
彼がいないと仕事が進まないので、引っこ抜くのはやめてほしいのですが…。 —鴉羽博士
アイツを放っておくとSCiPNETを機能停止させるくらいなら一晩でやってくれると思いますがね。 —後鳥羽研究員
また、後鳥羽研究員には1歳年下の妹がおり、彼女も財団職員として勤務しています。
氏名: 後鳥羽 花陽理ごとば かひり
セキュリティクリアランス: 1
職務: 実験補佐
職位: 研究員
専門: 物理学/生物学
所在: サイト-8115
経歴: 島根県出身。██大学理学部卒業後、後鳥羽研究員の薦めにより財団フロント企業の採用面接を受けたところ財団職員としての適性が認められたため採用されました。
人物: 後鳥羽研究助手は1998年7月12日生まれ、身長153cmの女性で、10代前半の少女の外見を有しています。普段は自身の体格よりやや大きめの白衣を着ており、南国風の花の髪飾りを着けています。彼女は背中側で交差し毛先が大きく跳ねた、「正面からだと鳥の羽のように見える」と評される特徴的な髪型をしていますが、彼女によると髪型のセットはしておらず勝手にこの髪型になると証言しています。
快活な性格でコミュニケーションにも長けているため、彼女の所属する研究班の士気は常に高くなる傾向があります。
なお、兄の後鳥羽研究員とは財団内で一緒に目撃された例はありません。
配属されるサイトの違いとか以前の問題ですね。兄はあたしの方が賢いんだーって言ってて、引け目を感じてるみたいで顔を合わせ辛いみたいなんですよね。そんなことないのに。 —後鳥羽研究助手
後鳥羽研究員は世界オカルト連合PHYSICS部門のオレンジ・スーツ:超重交戦殻に多大な関心を寄せており、財団での作成を提案しています。
SCPオブジェクトに立ち向かう以上、人力じゃどうしようもない部分もある。アイデア元が例えGOCであったとしても、有用な部分は取り入れねばならないと考えています。 —後鳥羽研究員
後鳥羽研究員の趣味はバドミントンです。オフの日には、サイト内の体育館で鴉羽博士と打ち合っている様子が確認されています。
誰でも歓迎しますよー。生涯スポーツですし、楽しいですよ。 —後鳥羽研究員
なお、後鳥羽研究員の使うラケットには破壊耐性があり、飛んできた物体を完璧にレシーブし跳ね返す能力があります。そのため、このラケットはAnomalousアイテムに指定されていますが、危険性は低いため、後鳥羽研究員の所持が許可されています。後鳥羽研究員は、このラケットを13歳の頃から使っています。そのため、このラケットを非常に気に入っており、普段から持ち歩いています。
飛んできた物体だからなぁ。多分銃弾も弾き返せるんじゃないかな。やらないけど。 —後鳥羽研究員
後鳥羽研究員は、その持ち前の技術を使って、鴉羽博士でも使えるPC及び携帯端末の開発を行なっています。今のところ、鴉羽博士に使わせて1時間以上正常に動作した端末はすべて後鳥羽研究員の開発したもの、もしくは彼が開発に関わったものです。また、後鳥羽研究員はかなりのゲーマーで、テレビゲームのほか、ボードゲームやTRPGなどを職務の合間や休日に主催したり、参加したりします。なお、彼は古いゲームを好んでプレイする傾向があります。
[機動部隊お-13("汝は人狼なりや?")の隊員達と人狼をプレイ中]
あーっ!また負けた!あんたら強すぎるぞ!全然勝てねぇ! —後鳥羽研究員
ははは。そりゃ当然だ。こっちは本物の人狼だ、人間が勝てるわけないな! — 三峰隊長
交流記録
おや、後鳥羽さん。こんにちは。 —望月博士
こんにちは、望月博士。部屋の中がえらく暑いですが、何かあったんですか? —後鳥羽研究員
それがね、何も覚えてないんですよ。ちょっと前に復旧したばっかりなのですが、システムが落ちたみたいで。一気にエラーが発生したのは覚えているのですが…。 —望月博士
[ため息]…アイツか?すいませんね、望月博士。後できつく言っておきますんで…。 —後鳥羽研究員
この後、鴉羽博士が望月博士と接触したことを認めました。鴉羽博士は、望月博士の部屋に2時間軟禁されました。
暑いよぉおおおおおお —鴉羽博士
氏名: 桜町 枝垂さくらまち しだれ/桜町 墨染さくらまち すみぞめ
セキュリティクリアランス: 1
職務: 異常物品の捜索/学生を中心とした情報収集
職位: フィールドエージェント
所在: サイト-8153
経歴: 京都府出身。████高校在籍時のインターンシップに財団フロント企業を訪れた際に行われた職員適性検査を兼ねたプログラムにおいて、両者ともトップの成績かつ高い能力が認められたため、NOCエージェントとして雇用されました。
その後の功績から、高校卒業と同時に財団の職員養成機関への編入が確約されており、同時に正式な職員として雇用されることが予定されています。
人物: エージェント・桜町は2002年2月8日生まれ、身長156.3cmの17歳の美少女女性です。彼女らは京都府立████高校に在籍している現役の高校生です。
エージェント・桜町は一卵性双生児で、姉の枝垂と、妹の墨染の二人で行動し、普段は高校の制服で行動しています。彼女らの外見は非常に似ており、見分けることは困難ですが、彼女らは桜をあしらったヘアピンを着けており、枝垂は濃い桃色の、墨染は淡い桃色のヘアピンを着けているため判別が可能です。
姉の枝垂は対人交渉において優秀で、その人懐っこい性格から幅広い情報網を構築しており、情報収集において効果を発揮します。彼女の得意科目は文系科目です。また、彼女は墨染を「スミ」と呼んでいます。
人と話すのは好きですよ。いろんな話が聞けますしね。スミもいろんな人と話せばいいのに。 —枝垂
それは否定しないけどさぁ、だからって数回あっただけの男子に告白されるってどうなのよ…。今月だけで何回目? —墨染
私は普通に喋ってただけだしー。耐性なかっただけじゃない?まあ振ってやったんだけどね。 —枝垂
妹の墨染はインターネットを活用した情報収集に特化しています。物静かな性格であり、仲の良い人物とは積極的に会話しますが、それ以外の場合だと事務的な口調になることが確認されています。彼女の得意科目は理系科目です。また、彼女は枝垂を「ねーちゃん」と呼んでいます。
ねーちゃんってインターネットとか苦手なの?このご時世に。 —墨染
人の顔が見えないってのがね…。 —枝垂
典型的な頭の固いタイプだ〜。 —墨染
両者は共に成績優秀ですが、運動能力は平均以下しかありません。
彼女らが単独で行動することはほとんどなく、一緒に行動していますが、しばしばどうでもいい意見の対立が生じます。
- じゃがりこの好みの味。枝垂はサラダ味、墨染はチーズ味が好みです。
- きのこの山とたけのこの里の好み。枝垂はきのこ派、墨染はたけのこ派です。
きのこの山の方が美味しいわ! —枝垂
何言ってるの!?たけのこに決まってるじゃない!ねーちゃんちょっとおかしいんじゃないの!? —墨染
僕はスミちゃんに一票かな。 —鴉羽博士
…ついに決裂の時か。 —後鳥羽研究員
美味いんだからどっちでもいいじゃねーか! —エージェント・応神
- 身長。両者とも自分の方が高いと主張していますが、財団の公式記録によると、両者の身長は0.1mm単位で一致しています。体重に関しても、自分の方が軽いと主張していますが、両者の体重は[削除済]kgで一致しています。
乙女の体重を載せるなんてどんな神経してるんですか! —枝垂・墨染
- 二段ベッドの上下。1ヶ月毎にじゃんけんで決めていますが、出した手が一致することが多く、最長で16回連続で同じ手を出した記録があります。戦歴は五分五分です。
そういえば、氷菓さんって黒い服着た人とよく一緒にいるよね。えーっと、鴉羽さんだっけ。仲良いの? —枝垂
[顔を赤らめて]そ、そうですね。鴉羽さんとはよくおしゃべりしますよ。 —氷菓監査官
ふーん。でも、その割には顔が赤いよ?もしかして…? —墨染
そ、そんなことありません!彼とはよく話す仲です!それだけですから!本当に! —氷菓監査官
あ、リンちゃーん。やっほー。 —墨染
あら、枝垂に墨染じゃない。どうしたの? —萌里 菻
一緒におしゃべりでもどうかなーって。タピオカミルクティーも持って来ましたよ。リンちゃんお気に入りの店の。…うさりんはどこ? —枝垂
うさりんなら家よ。流石に連れて来れないじゃない。 —萌里 菻
えー。おしゃべりしながらもふもふしたかったのにー。 —枝垂・墨染
[枝垂・墨染が背後から比翼技師の尻尾に飛びかかる]
ひゃあっ!いきなりはやめてって何度も言ってるのに! —比翼技師
だって、比翼さんの尻尾見ると抱きつきたくなるんですよ。抱き枕みたいで…。 —墨染
ちょっと、スミ!次私!早く代わってよ! —枝垂
ワンちゃんの着ぐるみが歩いてる! —枝垂
妾は着ぐるみではないのだ! —福路捜索部隊長
すごいよこの着ぐるみ!尻尾もふもふしてる! —墨染
だから着ぐるみじゃないって言ってるのだ!…あ、そこはくすぐったいのだ!ふ、二人ともやめるのだ! —福路捜索部隊長
ねーちゃん!カワウソ、カワウソ!かわいい! —墨染
な、何ですか!?いきなり持ち上げないでください! —川獺丸従業員
お腹ぷにぷにしてる!持って帰って飼っていいかな? —枝垂
待って待って!私はちゃんとした職員ですよ!ペットじゃないから! —川獺丸従業員
エージェント・桜町姉妹は、バラ科モモ亜科スモモ属(Rosaceae Amygdaloideae Prunus)、一般的に「桜」と呼ばれる植物に対し、集中した状態で木の幹に触れることで、季節に関係なく花を咲かせる能力を保持しています。財団がその異常性を確認した直後にインターンシップの形で彼女らと接触したところ、職員としての適性が認められたため、最低限の監視付きの条件の元、財団外での活動及びフィールドエージェントとしての業務を行なっています。