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こんにちは。
ここは rokurouruの 備忘録。
ホワイトスペース。
ここには 大したものなんて 無いけれど……。
SCPs
| SCP | Rating | Comments | Created | 文字数 | |
|---|---|---|---|---|---|
| SCP-3780-JP | 38 | 1 | 31 Oct 2025 17:00 | 1154 | |
| SCP-3331-JP | 18 | 1 | 05 Jan 2025 07:36 | 5422 | |
| SCP-3750-JP | 82 | 3 | 09 Nov 2024 12:41 | 4275 | |
| SCP-3238-JP | 10 | 4 | 12 Sep 2024 09:27 | 2794 | |
| SCP-3606-JP | 34 | 3 | 10 Feb 2024 10:21 | 7639 | |
| SCP-2784-JP | 136 | 7 | 06 Jun 2022 12:23 | 5531 | |
| SCP-2727-JP | 26 | 5 | 26 Jul 2021 12:39 | 3346 | |
Tales
| Tale | Rating | Comments | Created | 文字数 |
|---|---|---|---|---|
| プールサイドと傍観者 | 45 | 1 | 13 Aug 2025 11:50 | 11383 |
| 平均にして0.25秒の暗闇 | 68 | 3 | 08 Aug 2025 11:50 | 5889 |
| 傍観アルバイター座布田 | 37 | 2 | 02 Aug 2025 15:03 | 4489 |
| されど結末は変わる | 102 | 2 | 02 Aug 2025 15:00 | 36700 |
| 致死毒を喰らうべき者共 | 66 | 1 | 28 May 2025 13:44 | 6170 |
| 秒速420メートルの正義を | 82 | 1 | 31 Jan 2025 12:00 | 17661 |
| Dクラスの墓標 | 23 | 1 | 12 Dec 2024 12:17 | 1920 |
| 指の先で、僕等 | 37 | 1 | 10 Aug 2024 10:20 | 8256 |
| Dämmerung | 50 | 1 | 16 Mar 2024 14:33 | 2396 |
| 人生、或いはそれに似た何かに就いて | 27 | 1 | 26 Jan 2024 14:43 | 7772 |
| 縛鎖を彫る | 51 | 4 | 06 Dec 2023 10:01 | 5711 |
| 忌庫 | 26 | 2 | 09 Sep 2023 11:50 | 2652 |
| 交渉という手段 | 30 | 2 | 12 May 2023 15:51 | 2499 |
| 人勿し | 126 | 5 | 09 May 2023 03:08 | 2484 |
| 夢と笑顔を作るためのオリエンテーション | 39 | 1 | 12 Mar 2023 12:17 | 3653 |
| 夜が眠る前に | 63 | 2 | 22 Jan 2023 10:56 | 41571 |
GoIFs
| GoIF | Rating | Comments | Created | 文字数 |
|---|---|---|---|---|
| 闇寿司ファイルNo.501 "本物たるアボカド" | 101 | 4 | 13 Mar 2024 12:54 | 8696 |
| メモ: ペトリコールで思い出した事 | 110 | 5 | 11 Feb 2023 09:07 | 3597 |
共著作品s
| 共著 | Rating | Comments | Created | 文字数 |
|---|---|---|---|---|
| 砂時計はがらんどう | 72 | 2 | 23 Aug 2025 14:59 | 13925 |
| 共著 | Rating | Comments | Created | 文字数 |
|---|---|---|---|---|
| 淡彩 | 40 | 1 | 13 Nov 2022 14:47 | 20089 |
| 共著 | Rating | Comments | Created | 文字数 |
|---|---|---|---|---|
| SCP-3740-JP | 56 | 2 | 01 Nov 2025 02:17 | 2465 |
先に著作を読んでくれると 嬉しい!!
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何……この、何?
記念すべき私の処女作であり、私の戒めでもあります。私がサイトメンバーとして一歩を踏み出した2021年の夏、当時は丁度夜コンが開催されていた時期でした。
「俺もエモくてクリーピーなのを書きたい!!」
そう思い立ったrokurouru。使い方を覚えたばかりのサンドボックスで拙いなりに書き上げ、出来たものがこの記事になります。ここまでの経緯を聞いた上で読んでみて下さい。「まぁだろうな」という感想が出てくると思います。
そう。
この記事、あまりにも拙い。
荒削りが過ぎる。というより、「エモ」をSCP記事の体裁で抽出するのが未だに苦手なんですよね。それが顕著に出た記事だとは思います。なんで消えてないのか不思議すぎる。
しかし、この記事で目指した「エモくてクリーピー」という命題は、私が今も追い求めている物でもあります。そういう意味では、この記事こそが私の原点であり、最終的に回帰すべき指標である事は間違い無いでしょう。今までも、これからも。
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うわでた
私の代表作であり、超えるべきハードルでもあります。2727-JPの後、超絶記事爆死フィーバータイムに入って低下してたモチベを変えてくれた分岐点。私はこの記事でSCPという世界に一歩近づけた様な気がしなくもないです。嘘ですしないです。
まぁ、この記事は発想の勝利としか言い様が無いですね。ですがその発想を丁寧に作品に昇華させる事が出来たのは、当時開催されていた批評キャンペーンのお陰であります。マジで批評って大事。
この記事の構想を練るに当たって、最も悩んだのが「オチの伝え方」でした。文字で表すとあまりにも破壊力が足りない。前フリを丁寧に丁寧に仕込んだ上で最もダイレクトに読者に伝える手段として選ばれたのが「音声」でした。
音声を作るのにも一苦労しました。只の男子高校生であるrokurouruに、そんな経験なんぞした事が無かったのです。スマホ一台でくしゃみの音声からヘリの音、くしゃみにかけるエコーまで。試行錯誤を繰り返しました。結果としてなかなか良いオチが作れたと思うので良し。音声記録はもうやりたく無いです。
この記事はわかばコンテストグリーン免許ブロックSCP部門で3位という高順位を掴み取る事が出来ました。その後は90くらいでrateが止まってしまうのですが、動画化などもあって無事にテレキルを達成する事ができました。俺をテレキル著者のステージへ連れて行ってくれたこの記事に、敬礼。
ちなみにこの記事を書き上げるのに半年かかってます。遅筆が過ぎる
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この記事を語るとだいぶ長くなりますが、語らせてもらいます。
Musibu-wakaruさんと
OwlCatさんとの共著作品です。
highbrikuさん主催のキメタマコンテストFinalに遅刻枠で参加させて頂きました。
この作品で私が学んだ事は二つ。一つ目は、共著はクソだという事です。二つ目は、同時に共著は神だという事です。
まず最初に、実はこのアイデアは当初単著で書く予定でした。そこを丁度キメタマコンが開催されるという事で、わかばコンで優勝経験のある
Musibu-wakaruに私が声を掛けたという訳です。全ての始まりは私なのです。
OwlCatはなんか巻き込まれてました。当初は2人とも碌に絡んでなかったのでかなり勇気出しました。
私が声を掛けたからには私がアイデアを出そう。という事で持っていたアイデアを放出した訳です。さて、そんなこんなでいざ共著が始まったのですが、
とにかく擦り合わせが大変だった。
マジで大変だった。このtaleは前中後半でそれぞれ著者がバトン形式で交代する形式を取っています。碌に話し合いもないまま見切り発車で書き始めた結果、当然のように齟齬が発生しました。原案の私が後半を担当していたのも原因の一つです。その結果「中盤担当からのバトンが私に回ってこないままキメタマコンテストが終わってしまう」危機に陥りました。馬鹿すぎる
それを帳尻合わせるために私が後半の展開をバーっと書いたので、後半担当にも関わらず私が書いた文字数だけ他2人の2倍というなかなかアンバランスな構成になってしまってます。
では内容はどうか。そう訊かれれば、
滅茶苦茶良い物が書けたと思います。
2人が実力者な事もあって、私の足りない点を上手くカバーしてくれました。本当に頭が上がりません。〆切ギリギリの中コールドポストでいざ投稿する時の緊張や達成感を3人で共有したあの瞬間、私は共著の楽しさを知ったと言っても過言じゃありません。もう片方の共著が地獄だった事もあってこの2人との共著は非常に楽しかったです。本当にありがとうございました。このtaleのテーマは「淡い」です。淡くて儚くて悍ましい、そんなお話を書きました。少女と「私」の名前については、あえて書かない事を私が推しました。名前すらも知らないのに深く落ちていく様な関係って、とても素敵で不気味だと私は思います。
私は少女の人間性と怪物性、その2つの象徴として泡と鱗をそれぞれ描いたりとかなり伸び伸び書いてます。また、私は「少女はどこまで行っても結局は怪物であって欲しい」と何度も2人に我儘を通しました。主人公とは絶対的に相容れない存在であって欲しい、と。その上で財団が2人を「人間の女性」と見做したラストは果たしてささやかな救いだったのかどうか。それはご想像にお任せする事にしましょう。
少女の水が冷たくなったのは、当初水中の街が「彼女のすべて」だったからにあります。しかし「私」が来て彼女のすべてが上塗られてしまった事により、彼女は水中の街と相容れなくなってしまいました。これは本作を共に書いた2人にも共有していない私のヘッカです。取り入れるかどうかは読んだ貴方の自由です。
彼女の涙は己の炎で燃え落ちて、頬に垂れる事すら叶わない。
この一文が特にお気に入りです。
ちなみにタイトルは私が決めました。微妙とか絶対に言わせない
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72時間ジャムコンテスト-2023出場記事です。ジャムコンテストという事もあり、ジャムが悉く苦手なrokurouruは「多分無理だろうなぁ」とか思いながらテーマ発表を待っていたわけですが。いざ発表の時、公式チャットの文面にはこんな事が書かれていました。
「テーマBは『壊れかけの嵐』です!!!」
何すかそれ。
いや本当に何?壊れかけの嵐って何だよ。しかもジャムとかこれもう無理だろ。そう思いながらそれでも必死にアイデアを頭から絞り出そうと頭を捻っていた所、砂箱にすら無いメモ帳のアイデアにこんなのがあった事を思い出しました。「Nobodyが妖怪と出会う話を書いてみたい。」
これ、使えるんじゃ無いか?Nobodyの記事は元々書いてみたかったし。壊れかけの嵐なんて滅茶苦茶丁度いい"一目連"という妖怪が居るじゃないか。これ勝ったな風呂入ってくるわ
という事で学校の授業時間を丸1日使って書き上げたのがこの記事になります。個人的には「壊れかけの嵐」という題材では最適解と言ってもいい物が作れたのでは無いでしょうか。Nobodyという「何者でもない者」と「何者かでなければいけない」妖怪である一目連の、小さな会合。そこに私が生み出す「エモ」を詰め込んだ、そんなお話です。尚、GolFを書くのは初めてだったのでかなり手探りで作りました。というかNobodyのGolFは全員が手探りで書いてる感じあります。やっぱ難しいもんね。
書き上げた後の感想と言えば、「エモってこの短い文字数で出せるんですね」というのが率直な物になります。自分の成長を感じてなかんか嬉しいですね。私はこれからも自分の中のエモを押し通していいんだなと思えた作品です。後やっぱコンテスト記事は読まれる。ガチで。
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ashimineさん主催の「友人のコンテスト シーズン2」参加記事です。自分がやりたい事をやっただけの記事です。
ワンダーテインメント博士でエモいのやりてぇなと思って何も考えず出しました。彼、もしくは彼女は間違いなく狂人です。でも、確かに狂人なりの覚悟と矜持はそこにあると思うのです。
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ショートコンテスト2023参加記事です。GOC世界オカルト連合なりの価値観でお前らに風穴を開ける記事です。
この価値観は実はこの記事を書く前から
v vetmanさんとGOCの解像度を高めていくに当たって練り、共有していた物でした。GOCは異常を撃滅する組織でありながら、異常の塊であるホワイト・スーツを着込んでいる。また財団では当たり前のように異常な職員が働いているが、GOCではどうなのか。そこら辺の疑問に対して出た解答が「俺達も人間を辞めなければならない。人類を守るために」という価値観でした。私のヘッカだとGOCは訓練生にもっぱらパワード・スーツ同士の戦闘をさせていると思っています。理由は簡単。いつホワイト・スーツを着込んだ人間が反乱を起こして「異常実体」の仲間入りをしても、速やかにブチ殺せるようにです。
人から外れた所に立ちながら、彼らは今日も人類を護るために駆け回るのでしょう。今日も声を枯らしながら、人間讃歌を叫ぶのでしょう。自分達が立てない「人」という領域の眩しさに、少しの羨望を混ぜながら。きっとそれは泥臭くて汚くて、それでもどうしようもなく美しいと、rokurouruは思うのです。
要するに。
GOCは最高だぜ!!!
〈余談〉「人勿し」で「ひとでなし」という読み方は完全な造語です。いかんせん「勿」という字が変換で出ないのでタイトルが入力し辛くてしょうがないです。
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ショートコンテスト2023、第二の矢です。
なんか、その、焼肉って美味いっすよね。
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読者の皆様に送る、一人の男の話です。
これが私が描く「エモ」です。その疾走感を、是非ともお楽しみ下さい。
このtaleは、未だ詳細が不透明である「GOC極東支部」にメスを入れているのを良い事に、何もかもを好き勝手に描いています。シアン・スーツはこのtaleで生み出しました。正直裏話という裏話はtale内で全てを出し切ってしまった関係上無いのですが、この記事は何と言っても沢山の方に批評を貰いました。とにかく沢山の人に貰いました。本当に感謝してもしきれません。戦闘描写は書いてて楽しかったし、執筆を始めてから初めて「キャラが勝手に動く」感覚を味わった作品です。愚か者を、愚か者として嘲り、慈しみ、愛する事の出来る貴方。
そんな貴方に、この物語を捧げます。
持ってけ泥棒。
という事で胡乱を垂れ流していきます。ディスコードで適当に流しまくってる中で使えそうなのをピックアップしてここに載せていく事にします。
・行方不明者の遺体が遺族の元へと現れる現象。遺体自体に異常性は無く、しっかりと弔える状態になった上で現れるので良心的。只、その遺体は毎回どこかの部位が欠けている。
全く関係無いと思われていた、「謎の人形の骨組みが大量に見つかる現象」。ところが徐々に遺体の欠けた部位と同一の所が肉付けされた人形が現れ始め……
・定期的に現れる、日本の遥か上空を泳ぐ鯖の群れ。お察し
ほっといたらそのまま消滅するので無害だが、撃ち落として消滅させる事も可能。その場合撃ち落とした数だけ何かのSNSの鯖が落ちる。
この性質を利用して大規模収容違反時にSCPがSNSに晒される事による混乱を防ぐため、収容違反が起きるたびに真っ先に乱獲される事になっている
・「忘れる事ができなければ、思い出す事もできない。」
あらゆる事を記憶する能力を持ったエージェントの男が酩酊街に救済を見出す話。
・要注意団体『イーハトーブ・ノスタルジア』
宮沢賢治及び彼がルーツだと思われる異常存在と敵対する若者達。構成員の中には異常性を持った者も存在する。
その性質上、遠野妖怪保護区とは深い確執を抱えている。
・GOCのホワイト・スーツ装備には本来火力となる呪術を全て反動の抑制・取り回しの向上に注ぎ込んだ武骨の塊である対脅威存在用邪径搭載機関銃一〜十三式というものがある
本名: 漆原うるしばら 六郎ろくろう
クリアランスレベル: 3(状況に応じて4)
年齢: 24歳/27歳/37歳1
性別: 男
役職: 財団内部常任監査員
所在: 必要に応じて出頭します。
概要:
漆原常任監査員は、20██年██月██日に財団に雇用された財団内部常任監査員です。身長173cm、体重61kg。外見的特徴に特筆事項はありませんが、常に緑色のネクタイ・緑色のイヤーカフのどちらかを身に着けています2。
財団内部常任監査員の職についており、財団職員の勤務内容・職場環境・実験における安全確保等、日々多種多様な物を監査しています。この監査内容は財団環境部門や生活委員会、[データ編集済]に報告される他、場合によっては不祥事の際における職員の処遇決定や場の調停も本人が担当します。
漆原常任監査員は"周囲を傍観している"状態か"誰かにドロップキックをしている"状態で観測される事が非常に多く、基本的に彼を収めた記録は前述のどちらかの動作を行っている姿が残されています。漆原常任監査員のドロップキックについては「超威力」「華々しさすらある」「なんでか知らないけどこの人がドロップキックしてる所は見たことある」と周囲の職員の間でも評判です。
その人格面について、周囲からは「常に書類片手に周囲を眺めている」「基本的に不動、の癖に神出鬼没」「いつも気付けば後ろで場を眺めている」「テンションが高いのか低いのか分からない」「常に七割位のやる気を出している」との意見が寄せられています。
彼の事を「敵にだけは回せない傍観者3」「ドロップキックマン4」の名称で呼ぶのは止めましょう。
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観測地点: サイト- 8181 区画-██オフィス
観測内容: 漆原常任監査員がオフィスの壁にもたれ掛かり、珈琲を飲みながら周囲の環境を傍観している。観測から127分が経過した段階で漆原常任監査員は消失し、別の地点で観測された記録が残っている。その珈琲おいしいんですか? - 双雨博士
慣れないとドブみたいな味する。慣れてもまあ変わらずドブではあるかな。 - 漆原常任監査員
観測地点: サイト- 83██ 区画-甲第三実験室
観測内容: 漆原常任監査員が実験観測室に設置されたパイプ椅子に座り、SCP-██-JPの追加実験を傍観している。途中で実験の手違いによる収容違反が発生するも機動部隊の介入により速やかに避難の完了、違反の鎮圧が行われた。漆原常任監査員は避難命令が発令されても尚パイプ椅子を立つ事は無く、最後まで周囲を傍観していた。何してんだ!あんたも逃げろ! - ██研究員
ここで見てます。傍観者として。 - 漆原常任監査員
観測地点: [編集済]
観測内容: 漆原常任監査員がAgt.八岩にドロップキックをしている。フォームは非常に美しく、突き出された足はAgt.八岩の胸板に綺麗に突き刺さっている。色々言いたい事はありますが、言える事は、まぁ。いいドロップキックでしたよ5。 - 転眼室長代理
あの人のドロップキック、異常です。時空を歪ませてるんじゃないかって位に正確で重い。何故喰らったのかって?色々あったんだよ、詮索すんな。- Agt.八岩
ごめん、面白い。 - 冠城検死官
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俺の奮闘は何処にも残らない。それでいい。俺は何処までも"傍観者"であるべきだ。 - 漆原常任監査員
漆原常任監査員の所有する異常性として、「漆原常任監査員が誰かにドロップキックをする」という事象が発生した際に副次効果として「漆原常任監査員の周囲██m²に起きた前後30分のあらゆる事象記録が範囲内全ての記録媒体から消失する」という反ミーム的現象が生じます。結果としてドロップキックの記録のみが残され、第三者から観測可能となります。また、漆原常任監査員は対人格闘を得意とするほか、[編集済]によって培われた状況判断能力及び耐精神負荷能力において優秀な数値を示します。以上の事から、漆原常任監査員には不祥事の迅速な隠蔽・調停の業務が付与されました。
漆原常任監査員は30分以内に鎮圧可能と判断された不祥事の元へ出向き、速やかなドロップキックの元事態の鎮圧を遂行、詳細な報告を提出する義務があります。
備考: 漆原常任監査員がドロップキックをしている姿が映像・記録に残された時は、逆説的に必ず「何らかの緊急事態」が生じています。特殊クリアランス取得済の職員はその旨をよく理解した上で業務に臨んで下さい。記録が確認され次第、速やかに[編集済]委員会による詳細な調査が観測地点に行われます。
[不明な音声ログ]いやぁにしても滅茶苦茶頑張ったね君。これが一切の記録に残らないの、結構しんどくない? - 飯尾博士
別にどうでも良いですよそれは。それよりも早い所包帯か何か持ってきてくれませんかね……? - 漆原常任監査員
僕の勘違いだったら申し訳無いんですけど、貴方とは何処かで会った様な気がするんですが。僕達は会った事がありますか?- "ロスマリン"
……あー、そうなるのか。いや気の所為だよ、俺達は会った事なんて無い。会ったとしても30分にも満たない程だろうし、俺は忘れちまったね。 - 漆原常任監査員
仕方なくはあるんだが、私がドロップキックされる確率高くないか。普通に当たり所によっては洒落にならない威力なのを分かって欲しい。- 虫部博士
まず隠蔽が第一なんで四の五の言ってられませんし……。ほら後、年齢も結構近いじゃないすか。信頼って奴ですよ信頼。 - 漆原常任監査員
嘘つけよ。 - 虫部博士
本名:虚裡うろうら 曰いわく
クリアランスレベル: 3
年齢: 32歳
性別: 男
役職: 財団フィールドエージェント現場主任
所在: 必要に応じて出頭します。
概要:
Agt.虚裡は、身長170cm、体重56kgの成人男性です。雇用以前は[編集済]社で事務マネージャーの職を務めていましたが、後述する固有術式の存在を財団エージェントが察知し、接触した事により雇用が決定されました。
細身の身体・捻くれた毛髪・重い隈が主な身体的特徴であり、周囲の職員からは「圧倒的社畜」「鬱屈の擬人化」「ちゃんと飯を食べていないと一目で確信できる風貌」との評判です。本人が常に膨大な量の業務に追われている事もあり、疲労由来のやや粗雑な人当たりや言葉遣いが目立ちますが、基本的には温厚で面倒見の良い性格です。それによって日々様々な同僚の 無茶ぶり 面倒事 相談に応じる姿が散見されています。
エージェントとしての能力は優秀であり、現場主任の地位に就いています。その為、状況に応じて事務・諜報・機動部隊の統率・戦闘まで幅広い役割を請け負います。また、その能力や性格を買われ、新人職員やエージェントの教育係を務める事もあります。
特筆事項:
Agt.虚裡自身は異常性を持ちませんが、幼少期からの独学により固有の術式技術を有しています。術式発動には以下の条件を満たす必要があります。
・Agt.虚裡と相手の両者が半径6m以内に存在している事
・Agt.虚裡が当条件を嘘偽りなく相手に伝達する事
・術式発動時、場に存在する全員が地に両足を付けている事
当条件を満たした際に術式が発動し、ウスバカゲロウの幼虫6を模した式神の存在する超常空間にAgt.虚裡が定めた対象、及び本人を招き入れます。式神はAgt.虚裡による操作が可能であり、刃に変質した顎を用いて狙った目標を拘束・切断する事が可能です。
当術式はその原理・技術体系からして今まで確認のされていなかったものであり、「技術」として再現性を以て当術式を扱えるのは現状編み出した張本人であるAgt.虚裡のみとなっています。Agt.虚裡によると「9歳の夏から独学でゼロから六年かけて確立した」「ぶっちゃけ原理は俺もよくわからん」との事です。
Agt.虚裡は主に戦闘状態に陥った際に当術式を行使しており、速やかに戦闘対象を拘束・終了するのに役立てています。尚、Agt.虚裡は当術式の事を「使いづらすぎる」「滅多に使わない」「六年かけて編み出す程の価値はない」と評しています。
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あ、虚裡さんじゃないすか。ご無沙汰してます。ちょっと頼みたい事があるんすけど。- 漆原常任監査員
会って一秒目で何か吹っ掛けてくるのやめない?オマエの持ってくる案件だいたい面倒ごとだから勘弁して欲しいんだが……。何? - Agt.虚裡
虚裡様、少々お時間よろしいですか? 少しばかり相談させて頂きたい事が。- Agt.イ
もしかしてオマエも仕事を増やしにきたクチか。これ終わったら聞いてやるから待ってろ。- Agt.虚裡
あっ、うろうろさんじゃ~ん。丁度良かったあ、ちょっと今あたし色々めんどくさい仕事溜まっててさー。まじヘルプ求むって感じやからさ、手伝ってくんない?- Agt.裏海
虚裡な?もしかしてオレのこと暇してる野郎だと思ってるだろ?んな訳ねえからな?……面倒ごとが多い!- Agt.虚裡
あっ。虚裡うろうー。いいとこにいんじゃん。俺の話聞いてくんない?- 飯尾博士
(Agt.虚裡が無言で背を向けて走り出す)
あっ、おい、ちょっと待てって!- 飯尾博士
・漆原常任監査員。「傍観者」と「ドロップキックマン」の二つのアイデンティティを持った、フィクサーにはなれない男です。彼の事を書くにあたって、そのアイデンティティの両側面を取り上げる必要は必ずしもありません。貴方の書きやすい側面を取り上げて頂ければ幸いです。
彼はそこそこの立場と、フットワークの軽い役職と、それ由来の知識を持っています。彼はその仕事で様々なものを見て、眺めて、記録しています。しかし、その知見を元に裏から何かを動かすのはどうも向かない。何かを変えたいのなら、時にドロップキックをかまして、真正面から泥臭く立ち向かうしかない男が漆原六郎です。無論、その悲哀を書いたってかまいません。
常にすこし疲れていて、やや口の悪い皮肉屋ですが、何だかんだいい奴です。是非とも良くしてやってくれると嬉しいです。
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されど結末は変わる: 漆原六郎の、オリジンにしてキック・オフ。
傍観アルバイター座布田: 漆原さんって、一体どんな人?
プールサイドと傍観者: 傍観者で在り続けるとはどういう事か。
中毒少女のアピランス: たまには映画だって良い選択肢。
砂時計はがらんどう: Agt.榾火とはそんなにソリが合わないようですが、けれども二人は地獄で肩を並べて歩き続けるようです。
・Agt.虚裡。名誉サブキャラです。我の強いキャラクターに振り回される分には丁度いい人間性を地で行く男。それなりに独自性のある切り札もありますが、使っても使わなくてもいい。丁度良く場を動かしやすいポジジョンに就いていて、丁度良く性格が捻くれていて、丁度良く強い。圧倒的な汎用性を秘めているとも言えますね。
捻くれ者で口は悪いし、見た目は不健康。けれど面倒見が良くてついつい気を利かせてしまう。そんな先輩や同僚になれる男です。是非とも愛してあげてください。
豆知識ですが、漆原六郎の口の悪さの30%くらいは彼の影響です。あと「オレ」「オマエ」など何故か二人称がカタカナになります。台詞が連続しても誰の台詞か判別しやすい!徹頭徹尾いいサブキャラですね〜。
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されど結末は変わる: 漆原六郎という男が踊る無観客の初舞台、その助演男優賞は他ならぬ彼と言えるでしょう。
指の先で星座を描けば: どうやら今度はギャルに振り回されているらしいです。似合うね。
もう 行ってしまうの?
そう。
ここは 貴方を いつでも 待っているよ。
じゃあね。






