しぶさわ人事帖
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松尾エリーゼ富美子研究員の私室。

氏名: 松尾 エリーゼ 富美子 (マツオ トミコ)

専門分野: 文学 宗教学

所在: サイト-4238

経歴: 松尾エリーゼ研究員は、20██年4月██日広島県福山市████にて、エージェント・松尾██およびエージェント・██████・クラウスベルクの長女として生まれた日独のハーフです。幼少期より松尾は日独両方の言語を用いて日常生活を送っており、両言語ともに読解記述力を有しています。両親の勧めもあり、財団には2017年に入団しました。当初は[編集済]でしたが、次第に他言語支部の翻訳を行うようになり、現在ではそれが彼女の主たる業務となっています。彼女が翻訳した記事については、付録-Aを参照して下さい。

人物: 松尾研究員の外見は、身長が約138cmほどでオレンジ色がかった長髪をしています。着用する衣類に関してはあまり関心を示しておらず、基本的には白衣か、あるいはジャージ姿で過ごしているようです。この背景には、松尾研究員の両親が家庭教師による教育を行ったため、同程度の年齢の人間と殆ど交流をとらなかったからであると考えられています。

彼女の社会事象等に対する関心も低く、松尾研究員が所属するサイトの職員の一人は、以前彼女との雑談中、「現在の総理大臣は誰か」という質問に対して、困惑した表情を見せたと報告しています。また、基本的な対人コミュニケーション能力も上述の理由により高くないと考えられ、彼女が好む話題以外での会話は長くは続かないということが判明しています。

彼女はゲーテを愛読しており、会話中でも事あるごとにゲーテの著書からの引用を行ってきます。ある時、エージェント・████が「なぜそんなにゲーテの言葉を引用したがるのか」と指摘したところ、彼女は「重要なことはもう既に考えられているのよ。必要なのはただ、それをもう一度考え直してみるということなんです」とドイツ語で返答し、その後エージェント・████が調べたところ、その返答もゲーテからの引用であることが判明しました。松尾研究員は常にゲーテの著書の一つ『格言と反省』を持ち歩いており、休憩時間中にそれを読んでいる姿が目撃されています。

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