色敷研究員の人事ファイル
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ある日の朝食。

氏名: 色敷 弦下(Shikijiki Genge)

セキュリティ・クリアランス: レベル2/場合に応じて3を取得~剥奪

所在: 依頼先に

職務: SCPオブジェクト研究、依頼に基く塗装、色彩パターン作成

来歴: 20██年█月、当時フィールドワーク中だったと証言している色敷研究員は██県██群█村の雑木林内に存在する廃屋内でSCP-███-JPと遭遇、█日後に財団のエージェントが調査に向かうまでにSCP-███-JPを[編集済][編集済]等を用いて逃がさず無力化に殆ど成功していた事から財団に雇用され、当時案件に関連していた部隊には隊員の任意でクラス█記憶処理が認められました。
何でみんな記憶処理をしたのか、それが分からないな。あんな綺麗なものを忘れるなんて。-エージェント・蓼上

人物: 至って穏やかな性格を持つ一方、低めの声色に無精髭の目立つ顔、「[編集済]された後にタールの中で煮込まれ焼かれた被害者の沈む真夜中の沼底の泥」等と称されるアイタイプ(カラーコード上では#110400との表示結果)から実年齢より老けて見えると称される外見の色敷研究員は、基本的に着用している白衣の各所に必ずと言って良い程染料、画材等の色染みが付着しているのが特徴の一つです。

身体的な特徴として甲状軟骨の発達や胸部の形状は男性的な形態を有する一方、骨盤の形状、[編集済]等は内部構成を含めて完全に女性的な形態を備えています。[編集済]の存在からすれば性別的には女性ですが、彼の要望、精神鑑定結果から普段は男性として過ごしています。ですから下着は女性物である必要は無い筈です
正直腰から下は[編集済]だしそもそも[編集済]で[編集済]なんだけどな-色敷研究員
率直に申し上げると、鑑定結果は紙一重でした。-██心理療法士

また通常の食事と併せてインク、クレヨン、ペンキ、チョーク等一般的に画材と称する物を摂食する嗜好を持っています。この際異物の摂食による体調の変化は確認されていませんが、漬物と紅茶を極めて苦手としており、基本的には決して食べようとしません。どうしても食べざるを得ない場合は、添え物として扱う様な量の画材で流し込む様に食べます。

極めて優れた色覚を所持しており、一目見ただけで物品のRGBの解析、及び通常の画材やPC描画ソフトを用いた再現が可能です。「匂いを嗅いだり味を見るだけでも色は分かる」と彼は称していますが真意は定かではありません。

同じく彼による、または彼の製作したパターンによる塗装を行った物品は、一見一色で塗り潰されている様にしか見えない状態でもほぼ彼の指定した通りの異常性を発現させる事が出来ます。今までに床面のパターン変化による反抗的Dクラス職員の沈静化、券売機の塗装による食堂の収入の██%増加等を成功しています。口頭で頼めば誰でも依頼は可能ですがあくまで趣味として請け負っている為、内容による優先度合いによっては年単位の間隔が空く事を留意して下さい。

秋の半ばに渡された夏対策用カーディガンを着たら風邪を引いたんだが…-██研究員
確かに「背が高く見える」って言われる様になったが、どうやら2mぐらいに見られてるんじゃないか?-███警備員
本当にその…無いのか?-エージェント・████
ああ、実際に見た方が…-色敷研究員
あ、大丈夫です…大丈夫です!-エージェント・████

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