潮海冬真補佐の人事ファイル

 

 

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ちょっと待って!

その通報、本当に必要ですか?

p-SERSの着用は潮海冬真に対して義務化されていますが、
これ自体が本来は不必要な措置です。
不要・不急の通報は内部保安課の業務の妨げになります。

また、以下の項目について検閲作業が引き続き進められています。
検閲中の項目の先行開示については、緊急時に限り申請が許可されています。

  • 尋問履歴に関する一部情報
  • 蒐集課人員名簿

 


 
 
 
アキバと潮海

ミネラルショーの帰りに秋葉原を散策する潮海補佐。
この日の支出金額は総額3万円にのぼった。

名前: 潮海 冬真(CHOKAI Tohma)

セキュリティクリアランス / 職員レベル: 3(記憶処理型機密保持資料閲覧室を使用する場合に限り4) / C

所属及び職務: 研究部化学課化学測定室 / 研究部蒐集課、測定員 / 実験監督官 / 戌級秘儀官

資格 / 特技: 博士(工学)、技術士(化学部門) / ゲーム(横スクロール以外)、テューバの演奏(合奏に限る)、オタク1魔術2

経歴: 199█年/██/██生まれ、日本国████県出身、身長165cm、体重6█kg、女性。████大学理工学部応用化学科に進学、 █年かけて卒業し、卒業研究を行った研究室のまま████大学大学院理工学研究科へ進学、博士号を取得しました。大学在学中に技術士第一次試験に合格、大学院での研究と財団に就職後の業務経験3を経て技術士第二次試験に合格しました。

潮海補佐は大学時代から財団への就職までに通算██件の化学関連事故に関係していますが、それらのいずれに於いても自らの立場で被害を最小限に留めうる適切な処置を行っており、これが財団の目に留まってスカウトに至りました。また、無類の実験好きでもあり、財団就職後は化学測定の結果報告時に実験内容に関して適切なアドバイスを受けたとの報告が多数ありました。これを知った小泉博士からの推薦により財団内の実験監督資格試験に申し込み、初回の受験で合格しています。
 
 
人物: 潮海補佐は前述の通り博士号を取得していますが、重度の学歴コンプレックスがあるため「博士」と呼ばれると頑として無視します。円滑な交流を望むのであれば、「補佐」「実験補佐」「測定員」と呼ぶべきです。また、名前の読みを同一人物に3回以上間違えられると、誤った呼称でも反応するようになります。公的な場であっても訂正せずに返事をするので、本人に訂正されている間に覚えるよう努力してください。一方、潮海補佐本人は一定以上交流機会の無い相手の名前を記憶するのが非常に不得手であり、名前を使わない呼び方で済ませる、咄嗟に名札を見るなどの対処で誤魔化しています。名札やIDカードを着用する、会話中にまめに名前を聞かせるなどの対処を行うことで記憶を促すことができます。

潮海補佐はゲーマーであり、オタクとしても高い4能力を有しています。就職前身辺調査ではゲーマーであるとの報告しかありませんでしたが、化学測定室での言動で非常に広範なオタク知識を有していることが判明、PAMWAC関係者であることを隠蔽していたのではないかとの疑いが浮上しました。尋問及び再度の身辺調査によってこの可能性は完全に否定されています。ゲーマーとしては、横スクロール以外のおよそ全てのジャンルのゲームをこなし、特にRPGに対してはアクション性の程度を問わず高レベルの適性を示します。オタクとしては、特撮からネットスラングまで非常に広範な知識を有しており、オタク特有のジャンルであればどの話題を振られても一定以上のレスポンスを返すことが可能です。ただし本人は「知識が広範なのは認めるが深くはない」と度々主張しており、生き字引的な運用は一応推奨されていません。


 
また、潮海補佐は儀式的行為起因性脆弱現実改変(Ceremonial Act-induced Vulnerable REality Bend、CAV-REB)に関する尋問も受けています。これは就職時検診で兆候が捉えられなかったために行われましたが、後に人事部が規定した検査法に問題があったことが判明しています。蒐集課検査チームにより、潮海補佐がCAV-REB能力を備えるに至った経緯には一切異常が無く、幼少時から継続的に独学でオカルトを実践していたことが原因であると特定されています。CAV-REBの適切な管理を行う目的で、潮海補佐は蒐集課との兼任となっており、CAV-REBに関する詳細は蒐集課人員名簿に別記されています。一般職員各位は、潮海補佐は本来であれば定期測定のみ義務化される改変強度であり、蒐集課区分でも最も軽度な戊級であることに充分留意しなければなりません。潮海補佐は常に頭部にp-SERS(personal Scranton-Eamon Rality Sink)を着用して研究棟へ勤務していますが、蒐集課関連施設外におけるp-SERS着用の義務化は潮海補佐本人の希望によるものであり、p-SERSの脱着が直ちに周囲へ影響を及ぼすことはありません。また、p-SERSを脱着した場合、その位置と時間は全てリアルタイムで内部保安課へ送信されています。不要・不急の通報は業務の妨げとなることに注意してください。

潮海補佐の旧知の友人にはGOC所属のタイプブルーがおり、これについても尋問が行われたことがあります。結果として潮海補佐はこの事実を認知しておらず、したがって隠匿する意図も無かったことを確認しています。交友の継続は禁止されていませんが、潮海補佐は内部保安規定に基づいたA級監視を常時受けており、かつ外出時に大深度p-SERSの着用が義務化されていることに留意してください。この友人の情報は、内部保安部及び内部保安部の許可があった対象を除いて秘匿されています。

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