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Table of Contents
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鐘を鳴らす者の詩
鐘を鳴らす者の詩のTaleを作品順1に紹介していくスペースです!
作品の長さによって紹介内容の字数に差がありますが、これにより作品に優劣をつける意図はございません。
※未翻訳作品も含まれています
※敬称略
EN記事
Excerpt
「彼が故郷なる<サイトュ>を教えてくれないなら、<アビルト>の御元に行ってやる。」
Summary
不思議(SCP)のリストを発見したベラーは、故郷なるサイトゥを目指そうとし、ベネデムに強く止められるが彼を振り切り、その途中でエヴァマンという人物に出会うが、彼の友人にはなりきれなかった。
Guide
この作品は全ての鐘を鳴らす者の詩のはじまりであり、邦題はベラー(Beller/鐘を鳴らす者)に由来している。ベネデムという名でカインが登場していたり、財団関係の人物も登場している。
Apperance SCP
SCP-073 - "カイン"
SCP-098 - 外科医蟹
SCP-212 - "改善"手術台
SCP-120 - 瞬間移動プール
SCP-184 - 建築家
SCP-682 - 不死身の爬虫類
著者: DrEverettMann
訳者: Nanimono Demonai(翻訳wikiより、
Red_Selppaより転載)
Excerpt
神々の祝福とは神に非ざるものの呪いであると知るには、余りにも遅かったのだ。
Summary
多くの子孫を残し、神々に祝福されていたセンダーは自らの若かりし頃のように旅に出ることを選ぶ。その果てに故郷なるサイトゥを見つけ出した彼であるが、最終的にはシイケイトゥたる獣に殺されてしまった。それから時は流れ、彼も語られるようになった時、彼は祝福者であったのだろうか。
Guide
不思議の一覧のベラーとは対称的に、輝かしい人生を送り、その果てに道を見つけだした筈の彼であったが、最終的には良い結末とは呼べない終焉を迎えている。この話にもベネデムという人物は登場しているが、前作と同一人物かは定かではない。ロン(Rone)という名前の人物はThose You Leave Behindにも同名の人物が登場している。
Apperance SCP
SCP-682 - 不死身の爬虫類
SCP-962 - ダベるの塔
著者: TroyL
訳者: Nanimono Demonai(翻訳wikiより、
Red_Selppaより転載)
Excerpt
「それは、<エスピィ/The Espy>、無知なものに<不思議>と呼ばれるもの、エスピィは千を千集めた数に上る。それは、カタル(kahtar)と呼ばれる類いのもの、全て貪るもの。」
Summary
不思議がSCPである事を知り、それから人を守るべく修行をする者の話。
Guide
SCPがアレフとベート(ヘブライ語における第一位と第二位を指す言葉が語源と考えられる)など、鐘を鳴らす者の詩の世界におけるSCPの考え方を顕著に著している。
Apperance SCP
現在調査中……
著者: DrEverettMann
訳者: Nanimono Demonai(翻訳wikiより、
Red_Selppaより転載)
Excerpt
「<御書>は教ふ。<御書>は導く。」
Summary
知りたいと思った事を問い掛ければそれを教え、人類の発展を手助けしてきた「御書」。その言葉を読み解く者、御書の護り手のお役目を継ぐ事になったアリアは詠上の間にて、御書からの御言葉を得る。そうしてアリアは御書の護り手とし認められたが、御書に書かれていた言葉は何を示したのだろう。
Guide
The Bookで御書など、原文からの訳が世界観をとても良く表している作品。民俗的な要素が強く、人類の大半が滅び去り、新たな秩序が生まれていく過程のようにも感じられる。
Apperance SCP
このどちらかが登場しているのではないかと考えられている
SCP-1161 - ハウツー本
SCP-140 - 未完の年代記
著者: Zekky
訳者: Nanimono Demonai(翻訳wikiより、
Red_Selppaより転載)
Excerpt
「天命が全うされるとき、賤しさも、寂しさも、恐れも憎しみも、そこには無い。自らの罪はSCP-426 - 私はトースターひとつになることで清められる。全ては私によってひとつになるよ。全ては平穏に包まれる。皆が全ての一部となるときに。」
Summary
修道僧ウラールによる御言葉と、それを熱心に聞き入る信者達。ウラールは創設者を否定し、世界に伝わる神々を否定し、自らを彼らより上位の存在として、信者達と共に力を取り戻そうと試みている。
Guide
SCP-426を信仰している壊れた神の教会の残党の物語。鐘を鳴らす者の詩に出てくる神話の神とは別の神話系統としてSCP-426を上手く組み込んでいて、他の同カノンのTaleとは異色の雰囲気を醸し出している。
Apperance SCP
SCP-426 - 私はトースター
著者: doomsniffer
訳者: Nanimono Demonai(翻訳wikiより
Kiryuより転載)
Excerpt
ヒュブリス卿は大層狡猾で、十分な時間さえあれば公平評議会を常に、自分の有利な方へと動かせるほどと言われている。
Summary
ダエーバイトの演説によって人の心を動かす事に極めて長けた者、ヒュブリス卿は誰よりも強く、石造りの顔をしていて、表情も変えることはない。そんなヒュブリス卿は一体何者であるのだろうか。
Guide
難解に思える物語だが、ヒュブリス卿はSCP-682とSCP-035の相互汚染によって成立した存在であるとされている。この世界の神話には合致してはいないが世界観の大きな逸脱を伴っているわけでもなく、別勢力の存在を示唆するものにもなっている
Apperance SCP
SCP-682 - 不死身の爬虫類
SCP-035 - 取り憑くマスク
著者: GrandEnder
訳者: Tobisiro
Excerpt
— 目を覚ますと、そこは彼女が今までにみたことがないほどに美しい場所であった。
Summary
カレフハイトへ向かう商人ケレックとゴレスはその道中に死した者の持っていた多くの遺物を手に入れる。やがて落下事故でゴレスは死に、ケレックは交易先で少女に死人から回収した本を少女を上手くたぶらかして売りつけた。本を買った少女アレイアは家族に咎められ、外で一夜を明かすよう言われるが、夢のような世界で御書の護り手を名乗る存在に出会い、アレイアと御書の護り手との交流が始まる。
Guide
様々なTaleで存在が語られるカレフハイトが初めて登場したTale。本の正体が御書であるのかは分からないが、御書の存在や御書の護り手について、より深みを持たせている。この辺りからいわゆる鐘を鳴らす者の詩の雰囲気が形成されてきたように個人的には感じている。
Apperance SCP
SCP-1230 - 英雄誕生
著者: Captain Cain
訳者: Tobisiro
Excerpt
"More people. I have been in the city, I have been with the tribe. But what about other cities? Other tribes? I would like to see if there are other Wonders I might find. And maybe more things I might bring back."
Summary
不良少年であったRoneはある日、Lord Touchに対してスリを働こうとし、彼の護衛に酷く暴行されてしまう。その傷が癒え、何日か経ったのちに、彼は仕事をし始めるが、その時にLord Touchに報復を試みたせいで、街に居られなくなってしまう。神官の協力のおかげで何とか街を脱出したRoneは、街の外の集落で生活を始めることとなる。そこの人々と関わり、いろんな話を聞いたり、狩りの練習をして、徐々に集落の仲間として認められていったRoneの元に、不可視の怪物が現れた。それは犬を殺し、子供達にも危害を加える可能性すらあったが、友人のSharpnoseと共にこれを打ち倒し、Roneは新たな名前と共に、世界を見る為の旅に出る。
Guide
鐘を鳴らす者の詩の中でもかなりの長編で、Roneという少年の成長を書いた作品。Roneが集落の個性豊かな仲間たちと共に成長していく様子は、グッと引き込まれると共に、時折出てくる言葉から世界観の奥行きを感じる事もでき、今までのTaleと関連づけて楽しむ事もできる。
Apperance SCP
SCP-365 - 浮き棒
著者: HammerMaiden
訳者: -
Excerpt
"Founshen. Foundashen. F…Foundation. You…Foundation."
Summary
未知のエンティティにより、サイト-38のSCP-877が制御されてしまったalexylva大学では、管理者David Eskobarが死亡したところであった。軍が必死にこの事態に交戦していると知ったOlympiaは、武装をし、alexylvaのキャンパスの中を進んでいったが、彼女はAnaxagorasらに捕らえられてしまう。そして気絶し、そこから目覚めたOlympiaはAnaxagorasらと戦うが、その戦闘は終わることはなかった。
Guide
alexylva大学などの複数の世界観が混ざり合い、通常の鐘を鳴らす者の詩とは異なり、SFチックな世界観を演出している。どちらかというと、alexylva大学や、気まぐれ王子の寓話の世界観に沿っているので、そちらの作品と共に読むと、より楽しめる。
Apperance SCP
現在調査中
著者: Eskobar
訳者: -
Excerpt
彼は美しき971を、創造主を思い、彼らにそんな酷いことがあってはならないと思ったのだ。
Summary
977は創造主により情報を外へと探しに行くという特別な使命を任される。その中でフランス王アンリを名乗る怪物と出会い、彼を憤慨させてしまう。何とかフランス王アンリを名乗ったフェルディナントから瀕死になりながらも逃げると、そこには創造主が待っており、彼を讃える。
Guide
主人公(977)は描写的に人間ではないという事が分かる。彼らの言う創造主とは何を目的として動いているのか、最後に現れた存在は何者なのかなど、多くの謎と共に有る作品。今までのTaleの登場人物の策略やディスカッションページを参照すれば、このTaleの真実へ少し近付くように思える。フェルディナントが出てくる珍しい作品でもある。
Apperance SCP
SCP-098 - 外科医蟹
SCP-082 - 食人鬼フェルディナント
著者: DrEverettMann
訳者: Tobisiro
Excerpt
虹彩は、古代の技術により無限の怒りへと閉じ込められている異質な黒き嵐の雲の頂点である。異人の知識というのは低データの野蛮人が絶え間ない活動情報の中で夢見るものよりもより深く、より古く、より偉大である。
Summary
厳しい自然環境を鎮める為を理由に、儀式により犠牲となる事が決定した長老、ゴラナ。彼女は青い雷光により焼き尽くされ、それを行ったスペシャリスト・ズィタンは嵐の先へと帰っていった。そこで予想を遥かに超えた逸脱を予想されたスペシャリスト・ズィタンは、彼の上位存在である、アーキビスト・ムーによって消去を決定される。
Guide
壊れたSCP‐2000に存在しているAIと、彼らに製造されたと考えられる人々の対比に一抹の切なさのようなものを感じさせる作品。SFチックな作品はDeneoument and Epilogueも該当するが、あれよりも民俗的要素をこちらは含んでいる。鐘を鳴らす者の詩唯一の北米を舞台にした作品であり、生じるであろうこのカノンとの矛盾をうまく落とし込んでいる。
Apperance SCP
SCP-2000 - 機械仕掛けの神
著者: DesperadoZod
訳者: Tobisiro
Excerpt
キャンベラの書店にて、色黒の老人が店内へ入り、未来への贈り物を買ったのだった。
Summary
平凡な骨董品を継いで、古代の言語の解明をしようとしていたメイラーの元に、ある日親友のカリンが古代の言語で書かれた本を持ってきた。それはパブリックドメイン保護サービスの本で、メイラーは時を駆け抜け、反パブリック勢力を抑えること任務を請け負うこととなる。
Guide
pdpsの作者によって書かれた初のpdpsのTale。この話のカレフハイトの描写は、他のTaleと異なり、商人達の青空市場の並ぶ商業都市としての色が強く、旅する商人や狩人たちの都市という雰囲気を感じさせずいても、不思議や怪物のはびこる世界観を上手く表現しているように思える。
Apperance SCP
現在調査中
著者: ObserverSeptember
訳者: Tobisiro
Excerpt
一体全体何がどうなってやがるんだ?サムソン中尉はそう思った。彼は着陸船から顔を覗かせみる。ここは何処だ?見たところ、オミクロン・ヌルではねぇみたいだし。彼は部屋を見渡した。
Summary
マリファの子の一人であるメム-エァ-ルゥ-アは立ち入ってはいけないとされていた旧世界の頃作られた建物の中へと入ってしまう。その頃着陸船が不慮の事故を起こし、地球へと墜落してしまったサムソン中尉は、塔の中でメム-エァ-ルゥ-アと出会った。二人が友好を深めようとしていると、突如狩人達が襲ってきて、サムソン中尉はメム-エァ-ルゥ-アを連れ、狩人達から逃げる事を選択する。
Guide
旧世界に近い考え方を持った人間と、一度人類が滅びた後の人間の交流を描くハートフルにも少し思える作品。言語も通じない二人が今後どのように関わっていくのかがとても楽しみに思える。
Apperance SCP
現在調査中
著者: Azmoeth Jikandia
訳者: Tobisiro
Excerpt
死神へと祈る心は棄てられた地の中では役に立ったが、そうした者はその事に気付くほどに明晰な心を持っているという訳ではなかったのだ。
Summary
ヒュブリス卿の使いであるアシュリンはヒュブリス卿が興味を持つものを得るために、かつて放棄されたサイトュへと足を運ぶ。そこでアルピンという獣と再開して、共にサイトュの中を探索していると、ガイヤの鍛冶場へと踏み込んでしまう。アシュリンは多くのアンデッドに追われ、サイトュへ逃げるが、そこで不可視の存在からの攻撃を受ける。何とかしてその存在に一撃を入れると、その人物は人間の男の姿を現した。その男はアシュリン達を助け、逃したが、その話についてヒュブリス卿は良い顔をしないだろう。
Guide
第二の演説で出てきていたヒュブリス卿にまつわる話。ヒュブリス卿を信じているからこそ、危険なサイト-23へと立ち入った主人公は卿思いの忠実な信者であるかのようにも見えるが、実の所はヒュブリス卿の演説能力に上手く騙されているだけなのかもしれない、なんて考えると彼の力の恐ろしさを再び知ることもできる、第二の演説と共に楽しめる作品となっている。
Apperance SCP
SCP-682 - 不死身の爬虫類
SCP-035 - 取り憑くマスク
SCP-079 - オールドAI
著者: Marceline_Raynes
訳者: Tobisiro
言葉亡き声(元記事削除済)
Excerpt
「僕は決心したよ、カエダ。君はどうなの?」
Summary
カレフハイトはそこを出ていった者には厳しく、かつて世界を見たいとカレフハイトを出て行ったヤキに対してもそれは同じであった。それから時は経ち、ヤキの娘カエダとその友人ペリタスは外の世界から帰還し、ペリタスは掟を破る事を選択した。カエダが必死に止めていると、急にカレフハイトに何かが墜落し、カエダは一人で迫り来る砂塵から逃げ、カレフハイトを出てしまう。一人野宿をし、旧世界の塔へ立ち入ると、そこで一人の少女に出会う。その少女はカエダの掟破りを責め彼女の体をライダーという盗賊達へと引き渡した。
Guide
狩人を主人公とした作品。ペリタスについての話などから、断片的に再パブリックの為にで語られていた外の世界の危険性をかなり物語っている。私がついに着陸したこの場所は、故郷ではなかったとも繋がっており、主人公が塔で少女に会うなど、似ている点もあって、両方を合わせて楽しむと、より面白さが増す。
著者: Marceline_Raynes
訳者: Tobisiro
Excerpt
御書の護り手が「音楽」についてを私に教えたが、私は自分で「音楽」を聞いた時初めてその何たるかを理解することができた。
Summary
御書の護り手によって色んな民族の伝承を記録する任を持ったヘカンは、デクラの民が人々から虐げられてきた歴史から人に感謝されるようになるまでの歴史をデクラの民の子孫に聞く。その次に、エムティフ・エタインの逸話、エタインという女性が彼らの領土を侵略する怪物達を討ち果たし、恐れをなす者は殺すという思想に至った経緯を知る。その後、ライダーという盗賊へあった為その伝承を知ろうとするが、ガイヤに止められ、カレフハイトへ行くように指示をされる。その道中に古いサイトュで休み、そこを出ようとしたところ、エムティフに捕まり、ライダーへとヘカンの身は渡される。その行き先は、カレフハイトであった。
Guide
鐘を鳴らす者の詩の世界のさまざまな民族を書く作品であり、エムティフとつく民族が多数存在している。ライダーの存在など、前作から繋がるところもあり、ライダーとカレフハイトの関連性もなんとなくあるように感じられる。著者曰くところどころに既存のSCPを登場させているらしいので、それを探すのも面白いかもしれない。
Apperance SCP
SCP-1161 - ハウツー本
SCP-682 - 不死身の爬虫類
Excerpt
その日まで非肉体者であった者達は、何もすることがなかった。何の癒しもなく、何の善意も、腐敗から停滞に修復できる確かな夢もなかった。彼らにできたことは、目を背けるか、病的なほどの畏怖の念を抱きながらも目を向けるかであった。
Summary
人々はかつて素晴らしい夢の光景を見ることが出来ていたが、ある日を境にそうする力を失ってしまった。飛ぶことも、犬と散歩することも、全てにおいて楽しみを失い、人々はただただ無味無臭で腐敗してしまった夢を享受することしか出来なくなっていた。O5-13は夢への扉を開いたが、そちらにいた者達へ手を差し伸べることはなかった。そんな時、古びた機械がかつてのオーストラリアで動き出す。
Guide
記念すべきオネイロイとO5-13をめぐる物語の第一作目。人が多く死んだのと同じように夢の中には美しさを無くしたという鐘を鳴らす者の詩に関する退廃的要素が上手く組み込まれており、これが後の物語に上手くつながっていくのはなかなか面白いところがある。
Apperance SCP
現在調査中
Excerpt
ああもう、体が動かなくなり出したと思えば、その後再び動くようになる。EORTが使えないのなら、俺に外へ助けを求める手段はない。とはいえ、問題の数を考えれば、恐ろしいのは最悪の事態だが……今は待つこと以外できまい。
Summary
財団職員のトーマス・アークはオネイロイ・ウェストへ潜入したが、何らかの問題が発生し、現実での肉体を失ったことでオネイロイからの脱出が不可能になってしまう。それから二か月後、夢の中の住人となった彼の元にO5-10からの連絡が入り、O5-13となりオネイロイの研究を行わないかと提案される。そのころ、全てが滅んだあとの世界では「ある者」がかつてのオーストラリアで力尽きる。
Guide
前作の続きで、鐘を鳴らす者の詩の混乱を書いている。前の作品に出ていたヘカンやカエダも登場しており、彼らがTaleの後どうなったのかが書かれている。世界の終わりが近くになっている世界のようで、この作品が鐘を鳴らす者の詩の中でも末期に近い状態に世界がなっているのではないかと思われる。また、この世界における「ある者」とアーク博士の正体についても気になるところである。
Apperance SCP
SCP-1590 - タムリン・ハウス
Excerpt
頭の中では思考が渦潮のように渦巻いているが、彼自身はこうなることを予期していたように、妙に平静を保っていられた。
Summary
オネイロイのパリでO5-13ことアーク博士はパイドロスと名乗る奇妙な男に会う。その男はアーク博士のいる世界のすぐ近くの世界が、凄惨なことになっており、このような事態を防ぐためにアーク博士の力が必要だと明かした。世界がどうなるのかをパイドロスの力を借りて知ったアーク博士は、鐘を鳴らす者の詩の世界の未来へ行くことを決意した。
Guide
前作の続きにあたり、アーク博士の物語であるともいえる。財団と終末世界を上手くつなぎ合わせた作品であり、ここから前作の「ある者」の物語部分などに繋がっているように思える。また、前作と今作の間を描いた話であり、この話の続編にあたる「声の大洋独りきり」があるので、そちらも読むとより楽しめるだろう。
Apperance SCP
現在調査中
What the Little Bird Told Me Part I
Excerpt
It tilted its head, eyeing my collar. Its eyes seemed to brighten as though inspiration had struck it. “How about freedom, power, and the chance to see the worlds?”
Summary
裕福な暮らしをしているLord Touchは宴会の最中に、腐敗臭のようなものがする酷いケガを負った小鳥を見つける。その小鳥は喋り出し、小さな箱に入った地図が欲しいと語った。それがあれば小鳥が帰ることが出来るとも。それに対して、まるで悪魔であるかのように対価を尋ねるLord Touchに小鳥は複数ある世界を対価にすることを答えた。
Guide
Those You Leave Behindに登場するLord Touchを主人公とした作品。彼の傲慢とも言える性格を残しながらも、内面の恐怖や凄惨な光景への回想が書かれている。小鳥の存在や世界を渡すという言動の不可解さが、この作品に潜む謎や恐怖をより引き立てている。
Apperance SCP
現在調査中
著者: chaucer345
訳者: -
Excerpt
「私たちはただもう一度空を見たい」ルーはそう答えた。「私たちが地上を離れて数千年も経った。太陽の輝きを感じてから数千年が」
Summary
永遠なるアレクサンドリアの観察者であったリンカーン・エイブラムスは、人類の99%以上が亡くなるという異常事態に、彼の信頼する6人のアーキビスト達と共に長い時間を永遠なるアレクサンドリアの中で過ごし、次に観察者となる人物が現れる日を待つことを決める。その中で精神を消耗して何人もが死を選ぶ中、エイブラムスと彼と共に生き残ったアーキビストのルーは、カリンという男と永遠なるアレクサンドリアで会う。そして2人はカリンに永遠なるアレクサンドリアの任をまかせ、太陽の昇る空を見ながら、その生涯を閉ざした。
Guide
SCP-4001のその後の世界を書いている作品で、何人か名前だけでもSCP-4001の報告書に登場した人物が出てきている。これも鐘を鳴らす者の詩では少ないオーストラリア以外の地域を舞台にしており、閉鎖空間での人々の葛藤や壊れてゆく永遠なるアレクサンドリアの観察者達を緻密に描写している。
Apperance SCP
SCP-4001 ‐ 永遠なるアレクサンドリア
SCP-2000 ‐ 機械仕掛けの神
SCP-120 ‐ 瞬間移動プール
SCP-3936 ‐ 職務に忠実であれ
著者: ObserverSeptember
訳者: Tobisiro
Excerpt
しかし、特別好奇心旺盛なふわふわとした毛並みのそれにとっては、アビルトレイトという町は今までに見た何よりも魅力的な光景であった。
Summary
アビルトレイトという漁師の小さな町に興味を持ったプリムローズは、そこであった少女ネーラへ彼女の住む世界の事を始めとした多くのことを語る。その中で、アビルトレイトは楽園とは遠い世界である事を知ると、ネーラがプリムローズの事を他の人に話さない事を条件にアビルトレイトへの支援を始めると約束をする。そして、手始めにネーラが母から任されていた洗濯物畳みを手伝い、ネーラはプリムローズとの再開を楽しみに待つ。
Guide
アヴァロンのプリムローズを主役とした作品で、ネーラとの会話を通してアビルトレイトを含む世界全体について考える様子を見せており、冷静であるように感じさせ、それでいてネーラに優しく接する様子が会話のリズムに合わせて展開されていて、テンポ良く楽しめる。
Apperance SCP
SCP-6001 ‐ アヴァロン
著者: ObserverSeptember
訳者: Tobisiro
Excerpt
Kalefheit had changed; their predictions had come to pass. With every generation, the world restored itself.
Summary
The Golden Regulatorは新世界でPicarという人物に災害保険を提供しており、老いる彼の後継者としてLutiaという彼の娘を認める。彼らと関わっていく中でThe Golden Regulatorはカレフハイトの発展も目にしており、予想通りの発展を続けていた。そして長い時間が経過したある日、再びLutiaのもとをThe Golden Regulatorは訪れた。
Guide
SCP-6987の続編として作られたと思われる作品。財団が存在しなくなってしまった後のSCP-6987の在り方が書かれている。あくまでもその目的は何かが起こりそうになることを抑えることではなく、何かが起こった後の保証を考えるという点はずっと一貫しており、このカノンでどのように6987が活躍していくのかについて夢を膨らませることが出来る作品。
Apperance SCP
SCP-6987 - あなたがSCP財団の従業員として、加入する権利を法的に有する保険 (提供: ゴールドベイカー=ラインツ Ltd.)
著者: LORDXVNV
訳者: -
プラスティック・フラワーズ(元記事削除)
Excerpt
「とはいえ、 作り物の花たちプラスティック・フラワーズだけは決して朽ちない」
Summary
財団が消滅し、人類もその大半が滅びてしまった世界で、ある人物が人類の墓へ墓参りへやってくる。「彼」は自分が人類存続のためにできなかった様々なことを懺悔し謝罪の言葉をかけると、朝日の昇る世界へと還っていった。その世界でなら彼は神にだってなれる、だが心の安寧は訪れない。
Guide
なんと鐘を鳴らす者の詩と教会の博士をクロスオーバーさせた作品。この作品の主人公はSCP財団の管理者だった人物で描写から推測するにブライト博士とも同一人物なのだろう。教会の博士と同様、鐘を鳴らす者の詩の世界でも彼は神として崇められている。これは私の考えだが、この作品はどちらかというと教会の博士の世界観に則っていると思われる。故にこの作品はアビルトが主なるブライトとして教会の博士の世界で生きていく物語なのではないかと思っている。
Appearance SCP
現在調査中
Excerpt
He was more than just an avatar of the gods, now fully turned demi-deity by his own acts, his own sacrifices.
Summary
卑怯者と称されるNimaはある日砂漠で道に迷ってしまい、その際にサイトゥを見つけ出す。そこで見つけた本に書かれた魔法を見つけ出した彼は救世主のように人々からあがめられることになる。そんな毎日に退屈したNimaはどんどんと力をつけ、ついには神として他の神に戦を仕掛けられるほどになった。だが、Nimaは勝利できず、その体は死ぬことなく横たわっているらしい。
Guide
SCP-6936と出会ってしまった人間の破滅まで、と称するのにふさわしい物語。特に、この世界を生きる卑怯ともいえる商人を主人公に置いたのは、鐘を鳴らす者の詩という世界を表すのにとても適していると個人的には思っている。しかし、こういう昔話は結構聞く気がする。
Apperance SCP
SCP-6936 - Unforgivable
SCP-7600 - Six Feet Under
著者: Ralliston
訳者: -
CN記事
Excerpt
“再见了,老朋友。”Benadam说。
Summary
ある老人は集落で皆に好かれていた。その老人はロンと呼ばれる事を望んでいたが、その老人は多くのサイトュへ立ち入り、エヴァマンや数々の不思議を見たベラーであり、その人生は終焉まであと少しであった。ベラーは数十年前と変わらないベネデムと再開し、連れていた子供と共に荒れ地でテントを張って旧世界の話や昔の話をする。そして翌朝、ベラーとベネデムは別れを告げる。
Guide
不思議の一覧の、後日談にあたる話であり、エヴェマンから逃げた後のベラーに何が起こったのかを端的に説明している。英雄として崇めてくる集落の人たちと彼の変わることのない変化など、不思議の一覧の世界観をほぼ引き継いでいるように思える。
Apperance SCP
SCP-073 - "カイン"
著者: Lyrics Linn
訳者: -
Excerpt
这就是音乐的诞生。
Summary
Rymethは湿った大地で目を覚ますと、道に迷ってしまっていることに気づく。南のエヴァマンの元にいる可能性が高く、Rymethは変装をして川の下流へと向かった。Rymethが夜に焚き火で兎を焼いていると、Jamesが現れ、Rymethに歩き続けるように言った。その後、Jamesは自分の優れた術を見せ、イカダで川を下った方が早く戻れる事を話し、実践する。二人はさまざまなものを見ながら、三日目にしてエヴァマンの領地から抜け出した。四日目か五日目、謎の建造物のようなものを見つけたところで旅は終わる。そしてJamesとRymethは別れて、音楽の誕生は終わりを告げる。
Guide
Those You Leave Behindの数十年後~百年後の世界。旧世界に繋がる人物と新時代を生きる人物の話は、鐘を鳴らす者の詩にいくつか見られるが、この話は最終的に音楽へと繋がるものであり、歴史を綴るなどで出てきていた音楽の原点でもあるのかもしれない。また、アビルトに焦点を当てた作品も珍しい気がする。大体教会の博士の方がやってるイメージ。
Apperance SCP
SCP-963 - 不死の首飾り
著者: Lyrics Linn
訳者: -
Excerpt
一切从一场交易,或者说献祭开始。
Summary
全ては取引、または犠牲から始まるものである。プロローグからはじまり、SCP-343が運命をエノクに押し付ける話、SCP-2662が静かな暮らしをすることが出来ずある芸術家に目をつけられてしまう話、SCP-649により凍土となった地でSCP-738が取引をする人々の話、Clefがこの大陸で行われていることに耐えられなくなり、人間同士を戦わせることとなった異常を継承し続けることにした話が語られる。
Guide
短い話がいくつかあり、段々時間が逆行していっていると考えられる。旧世界の遺物などが多く人々と関わっており、異彩を放つ作品となっている。また、異常実体のその後に焦点を当てた作品はヒュブリス卿の登場作品やSCP-4001と観察者の話など複数みられるが、短編をつないだ話はこれがはじめてかもしれない。
Appearance SCP
SCP-343 - "神"
SCP-458 - はてしないピザボックス
SCP-649 - 冬でいっぱいのマッチ箱
SCP-738 - 悪魔の取引
SCP-2662 - くとぅるふ ふっざけんな!
著者: 不明
訳者: -
Excerpt
嘿哟,摇起铃儿,使歌声飘扬
Summary
一度は人類のほとんどが滅びてしまったが、それに屈することなく人間は文明を築き上げてきた。不思議から世界を守り豊穣を喜びワインを飲んで乾杯しよう。鐘の音は世界中に響き渡るのだから。
Guide
まさに詩なので、解釈は読者によって分かれると思われる。著者によれば文明をゼロからスタートさせ、荒野を楽園にしていった先祖を祝っている詩であるらしい。また、この詩の作者は「鐘をつく人」という人物であるらしく、ベラーと関係があるのかは不明だが、彼以外で鐘に直接関係する登場人物が出てくるのはこの作品が初めてかもしれない。
Appearance SCP
現在調査中
著者: Etinjat
訳者: -
Excerpt
这一年是人类新时代的开幕式,也是被历史学家们称为新纪元的一年。
Summary
安全を求めがちな都市国家に生まれたSalは冒険に憧れを持っていた。かつて繁栄を極めた旧世界に夢を見て。その頃、世界ではエヴァマンの地とされていた大陸南方を奪還し、新大陸を次々と発見していた。そして新時代、彼らは再び宇宙へと向かっていくだろう。
Guide
恐らく現在までに投稿されている作品の中で時間軸的には一番最後になる作品。どこか最終回のように感じさせてくる。しかし、鐘を鳴らす者の詩というカノンが人類ほぼ滅亡後の世界で人々が原始的な暮らしをしている、がコンセプトとすると、ずれているという感じも捨てきれない。とはいえ、新しい地へ進んでいく人々もまた「ベラー」なのだろう。
Appearnce SCP
著者: Doctor Jackal
訳者: -
Excerpt
"为了终结一切痛苦。"
Sumary
ニルヴァーナの構成員であり、先生に命を救われた尤金と先生こと死に損ない続ける雷·奥尔德里克。尤金はいつぶりかにかつていた場所を訪れ、雷·奥尔德里克の名を見つける。そこで彼に裏切られたと感じた尤金は怒りに包まれた。また、雷·奥尔德里克は全てを失い、黙示録を生き延びてなお全ての苦しみを終わらせようと奮闘する、最後の裏切り者で在り続けている。
Guide
終末後のニルヴァーナ(CNのカノン)の活動の様子を尤金と雷·奥尔德里克の視点で書いている作品。双方の様々な、一言で言えないような感情が書かれる様子はとても面白い。鐘を鳴らす者の詩では多く見られる作風にも思えるが、ニルヴァーナという要素が加わることで少し違った雰囲気を出している。
Appearance SCP
現在調査中
著者: 不明
訳者: -
Excerpt
等待他们的,是一个崭新的未来。
Summary
目があまりみえない伊芙琳の病状はどんどん悪化していき、かつて見た雪の色を尋ねてきた。そこで威特は白いと答える。この世界に光はなく、闇が広がるのみである。また、別の場所では巨像があった。これは一体何のためにあるのかについて子供達は様々な説を立てたが、ある子どもはロケットではないかといった。
Guide
子供に関する二つの話が語られている。全ての文明が失われた世界で、健気に生きる子供達が描かれており、今までにない作品となっている。前半と後半で違う話が語られているが、この二つの関連性は不明。
Appearance SCP
現在調査中
著者: 不明
訳者: -
鐘を鳴らす者の詩が登場するハブ
気まぐれ王子の寓話(ハブ)
Excerpt
彼が意図的にこのことを起こしたのではないということを思い出すようにして下さい
Summary
Guide
サイト-38で何が起こったのかを中心に書く話に一見見えて、鐘を鳴らす者の詩の世界観も語っているハブ。様々なこのカノンの神話について語り、名の知られぬ神々の1柱にも言及している点と御書の護り手が話題になっている点においては、Taleの「歴史を綴る」にも類似しているようにも思える。
著者: Eskobar
訳者: 不明(翻訳wikiからIkr_4185により転載)
鐘を鳴らす者の詩の他の解説ページ
Excerpt
鐘を鳴らす者の詩に興味を持ったけど、何から読めば良いの?なんて思ったことはありませんか?そんなあなたにお勧めの作品を紹介していくページです。
Summary
このページに対して、鐘を鳴らす者の詩の時系列やキャラクター紹介、読む順番などを紹介しているページ。
Guide
作者の解釈も含まれているが、世界観などが分からなくなってしまったらこちらのページを除くと情報の整理が出来るかもしれない。逐一情報は更新していきたいと考えている。君も何か良い情報を得たら共有してもらえると助かる。
作者: Tobisiro
Excerpt
カノン (特にカノンハブに掲載されている合作) についての情報・個人的見解を集約するページです。
Summary
全支部のカノンとその説明を集約したページ。カノン-ENの欄に鐘を鳴らす者の詩の説明も存在している。
Guide
鐘を鳴らす者の詩だけでなく、他のカノンの世界観を知りたい場合も大いに役立つページ。ここでは鐘を鳴らす者の詩の説明に触れるが、あらすじを箇条書きでまとめてあるので、ざっくりとした世界観の理解には大いに役立つ。
作者: Dr_Kasugai does not match any existing user name(ページ作成者はDr_Kasugai氏だが、実際には私含め多くのメンバーがカノンの解説などを記載している)
目を覚まし、起き上がると、財団の存在を知ってしまった一般人のあなたは、見たこともない景色の中に置き去りにされていることに気付く。一面に広がる砂漠地帯は、昨日まで勤務していたあなたの職場とは全く異なるものだった。いつの間にか死んでしまったのだろうか?そんな考えがあなたの脳裏をよぎるが、じりじりと皮膚を焼く太陽に、乾ききった熱風、それに乗せられて舞う砂粒のあたる感触が、これが現実世界であることを認識させてくる。あなたは立ち上がると、あたりを見回しながら、歩き出す。
歩いても歩いても見える景色は地平線まで広がる砂だ。ここは一体どこなのだろうか。歩きながら、見上げた空は雲一つない青空。きっと地球なのだろう。持っていたスマートフォンは電波の届かないところにいることをあなたに告げてくる。もう自分は職場や故郷には戻れないのだろうか。仮に何らかの犯罪などに巻き込まれているのならば助けは来てくれるのだろうか。不安や絶望、と表すのがふさわしいであろう感情があなたを支配する。しかし足を止めたらそれこそ自分への敗北、死を待つだけの抜け殻になってしまう。それだけはあってはならないと思ったのであなたは砂漠のあるのかもわからない出口を目指して歩くことを決意した。
しばらく歩き続けていると、あなたはオアシスを発見した。そこにはローブをまとい、首から笛のようなものをさげた、若い男が休息をとっていた。あなたがおそるおそる彼に話しかけると、彼はトビシロと名乗り旅人とも自己紹介した。この世界のことは大体知っていると話す彼に、あなたは持っていた疑問を伝えてみる。ここはどこなのか、自分は何故ここにいるのか、元居た場所に帰れるのか。慌てながらも立て続けに質問をするあなたに、トビシロは微笑むと、ここはかつてのオーストラリアだよ、と話をはじめる。
「人類の大半がいなくなってしまったあの頃から幾星霜、私も様々な場所を旅して、様々な人々を目にした。でも、君がどうしてここにいるのかも、ちゃんと人類がいたころに戻れるのかも、約束はできない。でも、この世界でどんな人々が生きてきたのか伝えることはできる。中には、かつてのこの世界を知っている人物の話もある」
そんな話で良ければ聞きたいかい?と問うトビシロに、あなたは首を縦に振る。かつてのこの世界を知っている人に接触できれば、自分がどうしてこんな目に遭っているのか解明できるかもしれないと思ったからだ。
どれを読もうか迷っちゃう?そんな君はここをクリック!
英語vs私の記録(たまに構文も敵)
鯆
アートワークが綺麗だったので訳した作品
背景を知ると絵もより美しく見えるのかもしれない
それはそうと難解な話であることと、タイトルの訳がカッコよくならないと模索しまくることになった
確保施設ファイル: 地球外サイト-26
アートワークがきれいだったので訳した作品その2
地球外サイト-26の設定集というていの著者ぺになっており、ENって自由だなあと少し感じてしまった。この自分も鐘を鳴らす者の詩著者になってあの世界に存在する都市一個作ってそこの説明でもしたいなあと妄想も膨らんだ
五億年位待ってください
オーテル・エントラとタイヤ型のチーズ
一年以上かけてオーテルのシリーズを訳しきりました
最後の682を登場させたところがどこか安易に感じてしまって、大好きとまではいかなかったのですが、個性豊かな登場人物はとても好きです
もっとオーテルの世界をめぐる旅を見ていたかったですね
SCP-059-FR - 吹雪の鉤爪
フランス語の単位が大変やばかったのでフランス語のお勉強もかねての翻訳です
個人的には初期のSCPオブジェクトみたいで好きですね
他にもFRの記事で訳したいものがたくさんあるので挑戦していきたいです
SCP-5193 - 海兵隊員はもう来ない
元々は査読をした作品なのですが、結構内容が好きだったので、低品質翻訳による削除からしばらくしたのもあって訳した作品です
謎の幽霊を思わせる存在というホラーと親子の絆のギャップが好きですね
メタタイトルの訳に少し悩みました
D-8113
人的資源、というFRのカノンの作品です
結構興味あったので訳せてうれしいです
まだフランス語の良い訳し方をつかめてないので、より良い訳ができるようにしていきたいです
無価値な夢
ずっと訳したいけど難しそうだなと思っていたシリーズに挑戦
実際これが一番難関な気もするかつ、ここで出てくるO5-13とアーク博士が同一人物な気が今でもしていないくらいに理解が及んでないです
マジでハブページ頼む
失われし
カタカナでロストにするかも悩んだのですが、他タイトルが全部日本語なので日本語のタイトルをつけた作品です
個人的には削除されてしまったThe Voice without wordsの登場人物が作品内に残ってくれているのが凄く嬉しいですね、またあの作品も読みたいです(というよりどこかの訳をミスった記憶があるので確認したい……)
未来の情景
パイドロスのキャラを理解するのに少し時間がかかってしまいました
どこかつかめないが、アーク博士の親感を持ったキャラクターという解釈で一人称や二人称も気を使ってみました
オネイロイの知識ゼロなのでそこが少し大変だったなと感じています
声の大洋独りきり
記念すべき最終話なのかここから物語はまた始まっていくのか……今後の作品展開が楽しみですね
時間軸的にはパイドロスとアーク博士が会う前の話なのかなといった感じです
だんだんアーク博士のキャラがタイバニのバーナビーと重なってきて脳内で修正するのが大変でした
ブラッドオレンジ
以前訳したD-8113と同じ時期を舞台にした作品です
このシリーズも訳していきたいですが、この先がかなり難しそうで、フランス語への理解力と相談中です
色に目を向けた作品は珍しいですし、Dクラスのオレンジ色の制服への主人公の解釈がかなり好みですね
貪欲のサーレックス(とその永遠なる下僕バーニー)
人ならぬものシリーズのTaleだとオーテル・エントラシリーズ以外で訳されていたのはこれだけだったと思っています
続きを訳す方がいなかったため訳した作品、結構終盤シリアスよりになる記憶ですがこの先も楽しみです
貪欲のサーレックスは不正投票に手を染める
サーレックスのめちゃくちゃ感が見ていてとても面白い作品だなと思っています
一話の訳者さんに合わせてサーレックスを喋らせるのがすごく難しいですが、他者の訳に合わせるってやったことないので良い経験だと思って訳しています
プラスティック・フラワーズ
元記事は残念ながら削除されてしまったので自己満足で個人wikiに訳した作品
全体的に懺悔なのか謝罪なのかというセリフが多く、前後関係を把握しながら訳していくのが難しかったです
未だに主人公の口調などあれで合っていたのだろうか……と不安に感じています
SCP-534-FR - ウルクで勝ち獲ったものは何か
久しぶりのSCP翻訳でした
論文に近い文体で意味を読み取るのが大変難しかったことと、文法というものの存在の大切さを思い知らされました
個人的にはエンメルカルが登場してきてすごくうれしかったですね、それと実際の都市生活の歴史など考古学的史料に基づく点に着眼しているところとか特に大好きです
SCP-6005 - カスカディア
長くストーリー性のある作品を訳したいと思い、訳した作品です
文脈を読み取るのがとても難しかったのですが、キャラクターのセリフ回しはそこそこ上手くいったのではないか、と思っています
台詞はどこまで意訳するべきなのか迷いますが、今回みたいに読む方にキャラクターを印象付けられるようにしていきたいですね
Special Thanks
OwlCatの本の杜
OwlCatさんの著者ページで、おすすめのSCPなど、SCP初心者から上級者まで様々な情報が得られるページ構成になっています。おすすめの著者ページにこのページは選んでいただきました。本当にありがとうございます!
カノン目録【追記フリー】
Dr_Kasugai does not match any existing user nameさん作のページ。これを作成する労力は想像しただけで疲れ切ってしまいそうですし、このようなページを作ることが出来ることへ尊敬の念を示しまくりです。このページの鐘を鳴らす者の詩の紹介欄にこちらを載せていただきました。本当にありがとうございます!
私もこのページを紹介してるよ!という方がいらっしゃいましたら、どしどし私のPMはじめ、連絡をとれる手段にどうぞ!掲載させていただきますし、ページも楽しませていただきます!