SCP-196 「タイムパラドックス」
SCPを知ったばかりの頃に見たもの。
広瀬正の「マイナスゼロ」のような物語が報告書の外で広がっているんだろうなぁ。と想像しています。
マイナスゼロはこのSCPが好きな人には是非読んでもらいたい本です。
SCP-1286 「サッドマン」
タイトルだけで↓の記事を全力で皮肉っていくスタイル。嫌いじゃないぜ。
でもクレジット一覧を見る限り1287の方が後に出来たみたいです。
核爆弾とオブジェクトクラスの例としても好きです。核爆弾でもこうなったらKeterなんだよと説明できる良い記事。
SCP-1287 「かなしまないで」
本家のNeutralized記事の中でも一番好きなもの。
いい話ですが所詮「彼」のエゴによって生まれたものでしかないのがまた物悲しくて好きです。
Neutralizedは物語が基本報告書内で完結しているだけあって好きな人も多いと思います。
記事を読んだ当時に大好きだった作品のキャラクターと、中に居た「彼」の理念が似ていたあたりも好きな理由のひとつだったり。
SCP-1322 「死滅の穴」
純粋な善意が取り返しのつかないことを招いてしまったお話。
ナンバーといい記事の内容といい↓の記事と似てるよなーって思っています。
この二つの記事と世界を明確に分けたものって何だったんでしょう。
SCP-1342 「偉大なる音楽家のあなた方へ」
昔宇宙探査機ボイジャーのお話を小学校の先生から聞いて、本当にボイジャーがどこかに辿り着いていたらいいな、と思っていました。
そんな沢山の人が描いたであろう夢と、その夢に続く綺麗で切ないお話を描いた記事。
SCP-1678 「裏ロンドン」
「私たちのTOKYO」と同様に、「よく知られた場所に実は何かがあったら」という記事は好きです。
あとこれ読んだときに丁度某現代探偵ドラマにはまっていたのもあります。
本家にこれと現代探偵ドラマのクロステストはありそうですよね…ないかな?
SCP-1812 「第二の月」
危険&収容不可能&唯一出来ることは情報を隠すこと。シンプルイズベストKeter。
「もし月が二つあったら」というのはフィクションでたまーに見ますが、SCPの世界に落とし込むとこうなってしまうようです。
天体系オブジェクトの中では一番好きかもしれない。
SCP-001-JP コードネーム:tokage-otoko 「おもちゃ箱」
本家&支部に限らずメタ的な001提言はありますが、その中でもメタに特化した提言。
メタ的な内容を匂わせているのではなく、このくらい突き抜けた「SCPの起源」に触れるメタ記事が好きです。
SCP-209-JP 「Safeクラスオブジェクト」
「Safeは安全ではないが収用法が確立されているもの」とよく言われますが、その概念に更に一石を投じる良い記事。
メタ的にはこれ完全にKeterなんですが絶対にKeter分類される日は来ないんだろうなと思えるあたりもどかしい…。
SCP-287-JP 「現世利益を求めるものへ」
ピンポイントなSCP-2000メタ記事。
これを読んだ時は2000はほぼGHシナリオにしか対応できないことを知らず、2000さえあえば一応なんとかなるのでは……?と考えていた時期だったので読んだ時の衝撃は凄かったです。
SCP-835-JP 「消照闇子」
これが下書きスレに上がってきた時、財団職員が皆激しく動揺していたのが未だに記憶に残っています。
単純に記事としても面白いしファンアートとしても描きやすいのほんとずるい。
陳腐さも突き詰めればとても面白くなる好例としても好きです。
SCP-856-JP 「あの夕焼けの世界でただ一人」
最初に読んだ後、一冊の漫画読んだみたいだなぁ……って思いました。
某アドベンチャーゲームでも言われていましたけど、夜と昼の狭間にある夕焼けってなんだか不気味ですよね。日本だと「逢魔が時」って言葉もありますし。
SCP-877-JP 「ピールオブバナナマン」
私にはピ█サー的なCGでぬるぬる動いて杉田█和の声で喋るピールオブバナナマンしかなんかもう想像できないです…。
SCP-XXX-JP-J。 「ミーム的時間逆行装置」
投稿前に執筆者の
Ikr_4185さんに下書きを見せてもらった時、大爆笑した後「馬鹿じゃないの!?」って叫びました。
自分がそういうの作る側だったので……ほんと、ほんとつらい。
ちなみに地雷バトン置こうって言いだしたのは私でした。
空白
空白
エンキドゥ
作者の発想力がヤバい。この一言に尽きます。
だって普通旧約聖書が元ネタと思しきSCPをギルガメシュ叙事詩に絡めて書こうとか思いつかないじゃないですか…本当にどんな頭してるんだろう。
このTaleに限らず「アベルはカインではなく、カインをあんな姿にした神に怒っている」という解釈が凄く好きです。
K-クラスシナリオ (未転載のようです)
各Kクラスを解説したもの。
カノンではないためにあまり読まれないようですが個人的には凄く大事だと思います。
SCP-2000って実は万能じゃないんだなぁ……でも読み手にあれだけ万能と思わせることも2000が2000足り得る理由だと思います。
財団と悪
Taleではなくエッセイです。
度々言われる「財団は冷酷であるが残酷ではない」をより詳しく解説したもの。
こちらに限らずエッセイ記事は書き手の方々の今の財団・SCPに関する主な考え方を知る手段となりますので、読み専の方にも読んでいただきたいと個人的に思っています。
無念の日
日本支部で初めて読んだTaleだったと思います。
よく読むと、二人が食べている物から人類「だけ」が子をなせない世界になってしまってるんですよね。つらい。