空木博士の人事ファイル
Dr.Utsuki.png

Safeクラスオブジェクトの研究についての講義を行う空木博士(左端)

名前: 空木うつき 空雛からびな

SC/職員クラス: レベル2(状況に応じてレベル4まで付加)/ Cクラス

所在: サイト-81██

職位: 収容スペシャリスト

職務: 収容施設の定期点検、低危険度オブジェクトの管理

人物: 空木博士は199█年生まれ、身長136.4cm、体重43kgの人物です。後述の経歴により、普段はカメラに似た外見を持つ視覚補助器具および顔面保護マスクを装着しています。専門分野は光子と現実子の相互的なふるまいの研究を主とする波動光学であり、主な業務は西日本を中心とした財団の収容施設、収容装置、実験器具などの点検と、主として視覚異常性を持つ低危険度オブジェクトの管理です。空木博士のオフィスはサイト-8175に存在していますが、職務のためしばしば席を外しています。このため、要件のある場合は事前にアポイントメントを取得することが推奨されます。

空木博士は後天的な視覚障害を患っており、全盲です。しかし、反響定位について優れた技術を持ち、視覚補助器具が無い状態でも日常生活程度なら不自由なく過ごすことが可能です。全盲であるために視覚性異常を有する一部のオブジェクト、職員の影響を受けないことが判明しており、それらを扱う収容施設には優先的に派遣されます。また、普段装着している視覚補助器具は、電子信号を微弱な電磁パルス信号に変換して視覚野に直接送受信を行う機構です。主に電磁的記録を直接読み取ったり、他の光学機器と併用する形で用いられます。バッテリーの消耗速度は早く、財団標準3型バッテリー1台ですら稼働時間はせいぜい3時間程度であるため、安定した外部電源が存在しない環境下での業務は推奨されません。これ以外にも複数の光学機器を搭載している様子が確認されていますが、その正確な種類・個数は不明です。現在判明しているのは以下の機器です。

・デジタルカメラ(3種)
・赤外線カメラ
・望遠鏡(2種)
・顕微鏡(2種)
・プロジェクタ
・有機EL照明(10種以上)
・ストロボスコープ
・分光計
・測距儀
・電磁[検閲済]
・コヒーレント[検閲済]
・[削除済]
・ミーム性[検閲済]1
・[削除済]2
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空木博士は炭酸飲料を好み、オフィスでも飲んでいる様子が度々目撃されています。特に、ルートビアやドクターペッパー、ガラナ飲料といったまずい癖の強い風味のものを強く好む傾向にあります。また、いくら飲料のストックがオフィス総面積の1割を占めるからとはいえ、それらを無断で拝借することは推奨されません禁止されています。

何についても言えることですが、壊れてしまってからでは遅いのです。施設や機械の様子が少しでも怪しいなと感じたら、こちらへご連絡ください。ご協力よろしくお願いします。──空木博士




(最終更新日: 2021/01/10)

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