SCPs
SCP | Rating | Comments | Created | Last Comment |
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SCP-2530-JP | 75 | 12 | 31 Jan 2020 14:54 | 16 Feb 2020 17:10 |
SCP-1629-JP | 18 | 2 | 31 Dec 2018 10:09 | 01 Jan 2019 15:31 |
Tales
Tale | Rating | Comments | Created | Last Comment |
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創作に身を片し | 19 | 3 | 15 Jul 2019 13:11 | 15 Jul 2019 14:16 |
Others
Others | Rating | Comments | Created | Last Comment |
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みどりのだいちプロジェクト ロゴマーク | 44 | 0 | 18 Jul 2020 05:11 | |
01694 | 14 | 0 | 10 May 2020 15:01 | |
01661 | 22 | 0 | 29 Apr 2020 06:41 |
共著
Collaboration | Rating | Comments | Created | Co-author(s) |
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121 |
213 Aug 2020 06:02 |
09 Aug 2020 15:00 |
R-00X sanks269 youkazu |
氏名: 緑山 竹人 (midoriyama takehito)
生年月日: ████年5月4日
セキュリティクリアランス: 3
所在: サイト-81██、医療部門、調剤机
職務: 薬剤師、生体オブジェクト専門薬剤師、カウンセラー、愚痴聞き
来歴: 20代後半、神奈川県出身、男性。身長175cm、体重67kg(両暫定)。地元大学の薬学部卒業後、県内の調剤薬局に勤務していました。SCP-████-JPの収容時、オブジェクトの生命維持に必要な薬品を調剤していた事が判明し、事情聴取のために財団エージェントが捕縛しました。尋問を経て、その調剤能力が評価され、薬剤師として雇用されています。現在はサイト-81██内職員の健康維持や、生体オブジェクトの生命維持のための調剤業務、処方相手のカウンセリングを行なっています。
人物: 基本的な態度は温厚で社交的です。意見の主張はすれど、相手に押し付ける事は中々ありません。自らの職務に対しても真摯ですが、薬を処方した相手にその後の経過、体への異常の有無などの質問をしにしつこい程に付き纏います。質問を無視した場合、日を改めて何度でも聞きに来るので、素直に答えるのが得策です。
私生活や人間関係においては「仕事以外ズボラ」「よく昼寝しているのを見かける」「脳内お花畑」「寝癖がすごい」「愚痴聞いてくれるのはいいけど、たまにあっちが泣き出して困る」などと称されています。
職員のコメント:
あれから体調はどう? 喉は苦しくなくなった? もしぶり返すような事があったら、いつでも言ってくれ。- 緑山薬剤師
だから大丈夫ですって。単なる風邪で大袈裟ですよ。- 縁の下警備員
うーーん、「大丈夫」だけだと経過が分かりにくいかな。もう少し聞いてもいい?- 緑山薬剤師
健康です以外に何を言えってんですか……。- 縁の下警備員
大丈夫だ、胃カメラは私も飲んだことがある。痛かったら手を上げて合図をするといい。怖かったら私の服を掴んでいたっていい。そう、そのまま……よしよし。力を抜いた方が楽だぞ。- 緑山薬剤師
付き添いは別に良いんですけど、もう少し静かにしていただけませんか。- █医師
すみません。- 緑山薬剤師
注意事項: 緑山薬剤師は生体オブジェクトに対する共感性が、財団職員に対するそれと同程度に現れています。これは彼の職業上の性質だと思われますが、調剤を担当したオブジェクトの収容体制に関して意見を述べたり、オブジェクトへのカウンセリングの申請を出す事があります。収容担当の職員は内容が不適切であれば却下し、適切であれば検討してください。意見や申請を却下する事は、緑山薬剤師の忠誠度に影響していません。緑山薬剤師にはサイト管理官から自制を促していますが、効果は一時的なものになっています。
私は人を支配するのは恐怖ではないと思っている。本当に人を支配するのは……腹を割って話せる関係、甘やかしではない優しさ、自然な笑顔。要するに信頼関係だよ。この人は自分を否定しないし何も強いない。きっと相談に乗ってくれる、助けになってくれる。そう思える相手からは、誰だって離れたくないものさ。信頼こそが人を心の底から支配すると、私はそう信じている。
だって逃走本能は、恐怖が煽るものだろ?……いや、まあ、そんな話がまかり通るのは、言葉が通じる相手ってのが前提だけどね。仲良くなれるかなんてもっと未知数だ。同僚からもよく言われるよ、私の考えは甘っちょろくて、楽観的で、無駄なものが多いって。分かってはいる、分かってはいるんだ。よかったら君も、私の大切な同僚のように、笑ってくれ。呆れてくれ。馬鹿な奴だと思ってくれ。
ああ……はは、そうだよ。そういう顔だ。はは……(一息つく) ありがとう。
おかげで私はまた、期待せずに我を通せるよ。 - 緑山薬剤師