マーダーミステリー"気まずい三人"

恋昏崎新聞社

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概要: 恋昏崎新聞社(こいがれざきしんぶんしゃ)は、超常社会での時事に関する情報発信を行う報道機関です。主にWebニュースを媒体に用いた報道を行い、正常性維持の観点から秘匿されるべき情報を一般社会の不特定多数に発信しています。特に財団に対しては敵対的な視点からの報道が目立ち、関連する記事には捏造や偏向報道が含まれます。

恋昏崎新聞社が本拠を構える恋昏崎は、LoI-0850に指定される要注意領域です。恋昏崎は渡航方法不明な異次元に存在し、複数の要注意団体の元構成員が多く在住しています。恋昏崎新聞社の構成員の大部分も、各要注意団体の元構成員であるとされています。そのため、恋昏崎新聞社は他の要注意団体との間に特殊なコネクションを持つ他、他団体由来の技術を用いてアノマリーを独自製造することが可能です。これらの要素は恋昏崎新聞社の行動を抑止することを困難にしています。

恋昏崎新聞社のタグが付いた全文書は、こちらを参照してください。

あなたは犯人です

貴方の正体は恋昏崎新聞社の記者です。恋昏崎で産まれた貴方は、父が日本生類創研の元研究員だった縁で日本生類創研に入所しましたが、先日心労から退所し、地元の企業である恋昏崎新聞社へ入社しました。

貴方は新人ながら運よく「財団が某所に存在する私立美術館の運営を妨害している」という情報を入手し、上司の広末の指示で美術館への取材を行うことになりました。貴方は、インビシブル白井という名前のペンネーム名刺と携帯電話を所持しています。貴方は美術館のオーナーである黒田館長へのアポは15時でしたが、新人の貴方は余裕を持って14時に美術館入りしました。

14:00:
貴方は美術館に併設されたカフェで時間を潰すことにしました。コーヒーを2杯飲んだ貴方は、上司の広末から不在着信が入っていることに気づき、折り返し電話を掛けた。電話の内容は貴方の初仕事を激励するものであり、トラブルが発生した際はすぐ連絡するように……というものでした。これに対し貴方は「問題ありません」と答えました。慌てて電話を折り返した際に、貴方は名刺入れを落としてしまい、名刺をバラまいてしまいました。名刺は急いで回収しました。

14:55:
黒田館長から連絡があり、「今日は取材に応えられない」と急遽連絡がありました。焦った貴方は黒田館長に対し、何故取材を受けれないのか追求しました。黒田館長から「財団が美術館を襲撃するようだ」と返され、一方的に電話を切られました。

15:30:
諦めきれない貴方は何とか黒田館長と話せないか美術館を徘徊しました。スタッフルームから出てくる女性従業員を発見した貴方は、女性従業員を呼び止め、黒田館長と話が出来ないかと頼み込みました。女性従業員は「それは出来ない」と答え、足早に去っていきました。後になって思えばこの女性従業員は青山千尋でした。

16:00:
黒田館長へのコンタクト方法を探す最中であったものの、先ほどの女性従業員の顔に引っかかるものがあった貴方は、カフェに戻り、携帯電話で恋昏崎新聞社のバックナンバーを確認しました。今年の4月に東弊重工へ取材した際の記事にて、新入社員として紹介されている青山千尋を発見しました。

16:15:
カフェに筋肉質の男が入ってきました。男は挙動不審であり、何やらソワソワしながらも平静を装ったように感じました。今思えば男は赤木将吾でした。

赤木将吾はカフェに入っても何も注文せず、そのままカフェを出ていきました。

16:30:
美術館の閉館を知らせる放送が聞こえてきました。焦った貴方は再び美術館を徘徊し始めました。そこで貴方は紙片を拾いました。暗号文を彷彿とさせるものであり、見たこともない記号が並んでいました。一部は日本語に近しい文があったため「エルマ」「財団」といった文字を解読できました。

17:00:
美術館が閉館し、貴方は外に出る他無くなってしまいました。退館する最中、退館せずにスタッフルームに入っていく赤木将吾を目撃しました。

17:30:
手ぶらで帰ることができないと思った貴方は禁断の方法を取ることにしました。建物の裏にまわり、退勤していく職員たちの間を縫って施錠前の裏口から美術館に侵入しました。スタッフルームに忍び込んだ貴方は黒田館長を探しました。

17:45:
廊下を進む最中、正面から誰かが歩いてきました。貴方は咄嗟に掃除用具入れに隠れ、難を逃れました。

18:00:
館長室を発見した貴方は館長室に飛び込みました。黒田館長は電話中だったようですが、貴方を見ると慌てた様子で銃を構えました。貴方は自身の身分を伝えましたが、黒田館長の顔は強張ったままでした。


黒田館長: お前、何処から入ってきた!

緑川: 驚かせてすいません。本日お約束させていただきまし──

黒田館長: 黙れ!お前が財団のヤツだな!

黒田館長は懐から銃を構え、即座に発砲。命中こそしませんでしたが、貴方は応戦するしかありませんでした。間合いを詰め、銃を奪いました。黒田館長に対し落ち着くように促しましたが、黒田館長は懐からナイフを持ち出し、貴方に切っ先を向けました。黒田館長が前進してくるので貴方は仕方なく奪った銃で黒田館長を撃ちました。弾丸は黒田館長の額に命中し、黒田館長を即死させました。

18:03:
貴方は人を殺してしまいました。冷静になるにつれて貴方は現在の状況が危機的な状況であることに気づきます。貴方の行動は正当な防衛の範疇だと判断されるかもしれませんが、恋昏崎産まれの貴方は正当な日本国籍を保持していません。逮捕されるようなことがあれば財団やGOCなどの正常性維持機関に拘束されることは間違いありません。そうなってしまえばもう自分がどうなるかわからないのは勿論、会社に迷惑を掛けるのは必至です。貴方はなんとか証拠を隠滅できないか部屋を荒らし始めました。

貴方は館長室の机から、黒田館長の予定帳を抜き取り懐に隠すと、卓上にあるノートパソコンを破壊しました。また、卓上に黒田館長の携帯電話が残されていたので、電源を切り、こちらも懐に隠しました。

18:05:
銃声を聞きつけ2人分の足音が聞こえてきました。美術館に人気が無かったため油断していましたが、どうやら残っている人間がいたようです。貴方は咄嗟に館長室を出て、扉を閉めて「大丈夫ですか!」と大声で一芝居うちました。

廊下の両方から一人ずつ人間が走ってきました。それが青山千尋と赤木将吾でした。

18:06:
集まった2人と共に恐る恐る部屋を開けました。2人は死体を見て困惑しています。

……。

2人とも何かを考えこむばかりで警察を呼ぶ様子がありません。貴方は今日一日何度も"財団"という単語を聞きました。もしかしたら2人は"警察を呼べない身分"の人間なのかもしれません。貴方は今危機的状況ではありますが、これはチャンスかもしれません。この2人のどちらかを犯人にしたてあげ、一旦この場を凌いで逃げ帰ることができれば、後は広末さんに連絡して恋昏崎まで逃げ帰れることができるかもしれません。

館長室の様子:

  • 黒田館長は右手にナイフを持ったまま、部屋奥で額から血を流して倒れています。床にはメーカー不明の拳銃が落ちており、死因が銃弾なのは明らかです。入口のドアには黒田館長が発砲した銃痕が残っています。貴方が殺害に利用した拳銃ですが、よく見るとパーツ部分に意味不明な記号の羅列があり、この記号は貴方が16:30に拾った紙片に書かれていたものに類似します。
  • 貴方が部屋を荒らしたことで、東芝製のテレビが床に倒れており、黒田館長の机の上に置かれたDELLのノートパソコンが破壊されています。
  • 黒田館長の机の引き出しは全て開け放たれており、内容物がバラまかれています。




目標:

  1. 投票の結果、貴方以外の人物が犯人になる(4点)
  2. 投票際に貴方の所属組織が明らかにならない(4点)

ヒント: 真実や自身の正体を覆い隠すには大胆な嘘が必要になるが、他のプレイヤーの出した情報によって嘘が破綻するかもしれない。使う嘘を慎重に選択しよう。



用語解説:

  • 恋昏崎(こいがれざき)

地名です。専用の異次元ポータルを使うことで渡航できる離島です。かつて超常社会に身をおいていた人々が引退/隠遁などを理由に移住してくる場所であり、日本人の移民が多いです。また、恋昏崎は日本国から認知されていません。

  • 恋昏崎新聞社

超常社会で報道活動を行う秘密結社です。特に「財団」と対立しています。デスクの広末が実質的な指導者です。

  • アノマリー(オブジェクト)

物理法則に反した物品など全般を指す言葉です。

  • 日本生類創研

超常社会で異常な生物を作り出す秘密結社です。

  • 財団

超常社会でアノマリーの管理・研究を目的とする秘密結社です。優秀な人材と潤沢な資金により、絶大な規模を有します。

  • 東弊重工

超常社会で異常な工業製品を作り出す秘密結社です。

  • エルマ(エルマ外教)

超常社会で異世界への渡航を目的とする秘密結社です。構成員には異世界出身者が多く存在しています。

  • GOC

正式名称、世界オカルト連合。国連機関の一つであり、超常社会でアノマリーの管理・研究を目的とする秘密結社です。財団と異なる点として、アノマリーの破壊が行動の選択肢に含まれています。

  • 正常性維持機関

財団やGOCなどアノマリーの管理を目的とする秘密結社を指す言葉です。



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