マーダーミステリー"気まずい三人"

財団

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概要: 財団は異常な物品、存在、現象を封じ抑え込むことを任務として、秘密裏かつ世界規模での活動を行っています。それらの異常存在は世界の安全に対する重大な脅威であり、財団の活動は主要各国の政府から委任され、管轄権を越える権限を認められたものです。財団の活動は正常性を維持するためのものであり、世界中の一般市民が異常に対する恐怖や疑念を抱くことなく日常を生きることができるよう、地球外、異次元、その他の超常的存在が及ぼす影響からの人類の独立を維持します。

財団の規模は極めて絶大であり、超常社会に存在する全ての団体にとって脅威的な存在です。超常社会に属する全ての人や物にとって財団に拘留されることは、場合によっては死を意味します。

あなたは犯人ではありません

貴方の正体は財団職員です。人類の番人として財団に迎え入れられている貴方は頭脳明晰で身体能力抜群の優秀な人材です。つい先日も東弊重工社への潜入に成功し、数百点に及ぶオブジェクト収容の立役者となりました。

現在貴方はGoI-101"エルマ外教"を担当しています。エルマ外教は異世界への跳躍を主たる目的とする団体であり、異世界への移動を可能にするオブジェクトを所持・製造しています。また、エルマ外教は財団が捕縛対象としている人物の逃亡を援助しています。

今回、エルマ外教の重要参考人が美術館を運営しているという情報を入手した貴方は、単身美術館へ潜入しました。この重要参考人は通称"黒田 浩"、本名はバングという名前であり、複数の人物が異世界跳躍するのを補助していたとされています。この美術館に入館した人物がそのまま安否不明となったケースが多く報告されています。重要参考人は美術館の中で異世界への跳躍を可能にするオブジェクトを所持していると思われます。貴方は別のエージェントから、従業員ユニフォーム・美術館職員の名簿が書かれた暗号文・財団製情報端末・制圧用テザー銃を受け取り、13:30から従業員を装って美術館に入りました。暗号文はユニフォーム内ポケットへ、制圧用テザー銃は制服の内側の腰部分に取り付けたガンホルダーに入れました。

13:30:
ロッカールームでユニフォームに着替えた貴方は、まず貴方は美術館をバックヤード含め一通り巡回し、美術館の間取りを把握することにしました。他の従業員に怪しまれることなく潜入に成功しました。

14:00:
美術館に併設されたカフェコーナーで、緊張した表情のアロハシャツの男性が携帯電話で通話しているのを目撃しました。この男性は後に緑川敏明だと分かりました。緑川は電話先でしきりに「問題ありません」と話していました。

14:30:
貴方は自身の所持品に違和感を感じ、所持品を検めました。そこで貴方は潜入する直前に受け取った暗号文を紛失していることに気づきました。美術館業務に従事するふりをしながら美術館中を捜索しましたが、発見することはできませんでした。この際に、風で飛ばされてきた恋昏崎新聞社構成員の名刺を拾いました。名刺にはインビシブル白井という如何にも偽名の名前が印刷されています。

15:00:
結局暗号文は発見できず、貴方は解読される可能性は低いと踏み、オブジェクトの捜索に戻りました。収容した方が良さそうな展示品をいくつか発見しましたが、肝心な異世界跳躍にしようするオブジェクトの手掛かりは得られませんでした。

15:30:
オブジェクト捜索のため貴方は美術館を探索していましたが、展示場に出たところで緑川敏明に呼び止められました。館長に会わせてほしいと要求されましたが、当然案内することが出来ないため、これを「それは出来ない」と拒否しました。

16:00:
捜索の甲斐あり、財団製情報端末の空間捜索機能を用いることで隠し部屋を発見しました。空間への侵入経路を探す最中、曲がり角で筋肉質の男性とぶつかりました。この男性は後に赤木将吾だと分かりました。また、この際に赤木将吾の後ろポケットに不自然な膨らみがあるのを確認しました。

16:30:
隠し部屋への入り口を発見しました。数点のアノマリーの確保に成功しました。

16:50:
裏口から美術館を出た貴方は確保したオブジェクトを逃走用車両に積載しました。肝心の異世界跳躍用のオブジェクトが発見されていないため、貴方は美術館に戻りました。

17:00:
美術館が閉館時間になりました。緑川敏明が退館するのを目撃しました。緑川敏明は何か焦ったような様子でした。

17:30:
再度財団製情報端末の空間捜索機能を用いることで、先ほどとは別の地点で隠し部屋と思われる空間を発見しました。入り口を探すためにバックヤードを更に探索しました。

17:45:
廊下を進む際に人影のようなものが見た気がしましたが、確認することが出来ませんでした。

17:50:
隠し部屋を発見しました。ただし今回は美術品が保管されているのみであり、アノマリーの類は発見できませんでした。

18:00:
発砲音が聞こえました。貴方は何が起きたか確認するために発砲音が聞こえた方角へ走りました。走っている最中に2発目の銃声が聞こえました。

18:05:
館長室の前で緑川敏明がドアを叩きながら「大丈夫ですか?」と叫んでいる様子が見えました。また、貴方が走ってきた廊下とは反対側から赤木将吾が走ってきました。

18:06:
二人と恐る恐る扉を開けました。部屋の中では館長が額から血を流して倒れており、どうやら死亡しているようだ。予期せぬ重要参考人の死に、貴方は戸惑いを隠せませんでした。

……。

他の2人とも何かを考えこむばかりで警察を呼ぶ様子がありません。貴方は財団職員ですから警察の介入を望みません。これは貴方にとって都合が良いですが、逆をかえせば残りの2人も警察を呼べない身分の人間である可能性が高いです。この場で犯人を見つけ出し、この場を財団流に適切に処理できればオブジェクトの収容も捗るに違いありません。

館長室の様子:

  • 館長は右手にナイフを持ったまま、部屋奥で額から血を流して倒れています。床にはメーカー不明の拳銃が落ちており、死因が銃弾なのは明らかです。入口のドアには謎の銃痕が残っています。拳銃の鑑定を試みましたが、拳銃を構成する各パーツが特殊な機構をしており、拳銃のメーカーは財団職員の貴方をもってしても判別不能です。
  • 部屋は荒らされています。東芝製のテレビが床に倒れており、館長の机の上に置かれたDELLのノートパソコンが破壊されています。
  • 館長の机の引き出しは全て開け放たれており、内容物がバラまかれています。




目標:

  1. 投票の結果、真犯人が最多票を獲得する(3点)
  2. 貴方が財団職員であることが露見しない(3点)
  3. 投票の際に貴方以外の2人の正体を言い当てる(1人につき1点)※投票に付記する形で2人の正体を宣言してください。

ヒント: 貴方は今日一日従業員として振舞ってきたが、その挙動は正直怪しかったはずだ。財団職員であることが露見しないよう、思わぬ目撃者に備えた嘘が必要になるかもしれない。また、相手の正体を炙り出す行動は財団職員に見られやすい。なぜ全員通報しないのか、などは使いやすくて財団臭さもでない質問だ。



用語解説:

  • 財団

超常社会でアノマリーの管理・研究を目的とする秘密結社です。優秀な人材と潤沢な資金により、強大な規模を有します。

  • エルマ(エルマ外教)

超常社会で異世界への渡航を目的とする秘密結社です。構成員には異世界出身者が多く存在しています。

  • アノマリー(オブジェクト)

物理法則に反した物品など全般を指す言葉です。

  • 東弊重工

超常社会で異常な工業製品を作り出す秘密結社です。

  • 恋昏崎(こいがれざき)

地名です。専用の異次元ポータルを使うことで渡航できる離島です。かつて超常社会に身をおいていた人々が引退/隠遁などを理由に移住してくる場所であり、日本人の移民が多いです。また、恋昏崎は日本国から認知されていません。

  • 恋昏崎新聞社

超常社会で報道活動を行う秘密結社です。特に「財団」と対立しています。




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