「君は感じる?」

戯画化された第五ヒトデ。美しい。
Can You Feel?小さな星の話をしよう
概論
第五ヒトデの握りは、我々闇寿司が到達した概念の握りの最高傑作、"神格の握り"とでも言うべき寿司だ。
この寿司を手に入れるために必要なのは、星幽投射astral projectionによるファイブステップをイージーにアセンション、たったこれだけ。どれだけの宇宙がたくさんの触腕の中で育てられていることを知れば、あなたがその夢乳房からスモーキーなミルクをSuckするのは簡単なことだろう。
スシブレード運用
五角
にぐり
ぎぃふ
すやさば
だにゅぼ
眼を醒ませれば、TIME to Fly
第五主義はあらゆる時間において存在してきた。故に扱うことは一見難しく思えるかもしれないが、実際は暗闇の中で焚き火を探すように簡単だ。ただし、光を探すのでは無く、耳をそばだてて。パチパチと爆ぜる火の粉とその奥にあるかすかな燻しの香りを理解できたなら、もう君は第五ヒトデの握りを5本目の腕のように扱える。
第五ヒトデの握りと幸運にも対戦することになったなら、あなたはまず錯睡眠に襲われ、天の星々と、洗いたてのシャツと、人と都市と悲しみと図書館とピンクの狼とそして私と共に在ることの歓喜を痛感しながら消失することになるでしょう。ああ、おびえないで安心して下さい。—あなたは愛されています!
他の活用法
名前の無い人たちが、駆け去って行く
シグナルを辿って下さい。もっともっとかつてあったものを感じて下さい。
エピソード
いかにして私たちが第五ヒトデに触れることになったのか、以下に記します。
最初におかしくなったのは、Tttの方達でした。闇寿司は更なる究極の闇を求めて、宇宙の力を秘めたミイラに手を出していたのです。だからヒトデ寿司の案を出されたときも、私たちは疑いもせずにその話に乗りました。
乗りこなせると思っていた。幾多の邪道を極めた闇寿司なら、神格程度は寿司にしてやれると。しかし、その闇は深く、黒くすら無かった。それはピンクに光る緑がかった無色だった。
組織の中で、頭が単眼ヒトデになった奴が増えだしたのはすぐのことだった。すぐに「ああ、ヒトデ寿司に呑まれたな」と分かった。だがその程度の俺の認識は、プリンアラモードのように甘かったんだ。やがて闇寿司四包丁に五人目が名乗りを上げた。そいつはヒトデ頭だった。「寿司は五感を刺激し、第五世界へ誘う」とか何とか言っていた。それに賛同する奴も多く居た。もちろんそいつらもヒトデ頭だった。
俺はそれを止められなかった。「スシによる異議申し立ての権利」を使って挑んだスシブレード対決で、私のハンバーグ寿司は呑まれてしまった。もう私が正気を保っていられるのも僅かな時間でしょう。どうかこれを読める人が居るなら、私たちを助け
もし僕が指を立てたなら、それはきっと八になるだろう
もし君が数を数えたら、そこからきっと三を引くだろう
闇に隠れた8と3、空には笑い声が煙となって漂う
Can You Feel?小さな星の話をしよう
(そこにはきっと愛があふれて)
眼を醒ませれば、TIME to Fly
(僕らの胸にもきっと星の橋が架かる)
名前の無い人たちが、駆け去って行く
(そんな世の中で)
ヒトデは闇を包む(Ah-)Can You Feel?
さあ、我々第五寿司の躍進を祝いましょう!
バイブル