批評に関するポリシー

これはSCP-JPにおける批評の方針であり、下書きにコメントするときは、これに則ってコメントしてください。このポリシーはスタッフの裁量によって実施されます。このポリシーを他者に強制しないでください。またガイドラインを他者に強要しないでください。ガイドラインはあくまで達成目標です。

ポリシーやガイドラインの違反を見つけたならば、スタッフに報告してください。

ルール

以下のガイドは、他者の作品を批評する際に厳守するルールです。批評する者は全員これを知っているものであり、遵守しているものと取り扱います。

1.人身攻撃ad hominemをせず、作品に対して批評をする

著者の権威や経験、信頼性、個性、属性、信念等、著者のことを批評の議論に持ち出さないでください。「批評するのは作品のみ」を厳守してください。著者の行動に対する指摘は批評の議論と完全に独立させてください。

  • 例えば、作者に対して「手直しが必要です。アイデアはXを除いて素晴らしい、しかし補遺は効果的ではありません。」と言っても構いませんが、「お前はダメ作家だ。どうしてこんな物を投稿しようと思ったんだ?」と言ってはなりません。
  • 作者にガイドやエッセイなどを参照するように促すことや、サンドボックス、チャット、フォーラムを駆使して改稿をすることを促すこともできます。また、Wikipediaなどの資料でバックグラウンドの調査をするよう勧めることや、サイトをもっと読むよう勧めても良いです。ただし、それに固執して碌でなしになってはいけません。

2. 何かしら内容のあるポストをする

「ふーん」は無意味なコメントです。著者やそれを読んだものに意味が通じないため、内容がありません。また顔文字だけや、侮辱的な定型画像だけ、その他「www」は内容に含められません。それは完全なスパムです。

3. 問題点を指摘せずに批判しない

執筆者に「この記事は全然だめだ」や「明らかに、どこそこは問題である」と言わないでください。 もし問題点が明白であるならば、そのような過ちを作者が犯すことはないでしょう。このようなポストをしたところで、それは作者を遠回しにバカと言う事以上の何ものでもありません。


要は、助けとなる内容を含みhelpful無作法をせずcivil開かれた精神でopen-mindedコメントをしろということです


ガイドライン

以下は、達成目標です。上のルールが「何をするか」、「何をしてはならないか」を説明するもので、以下のガイドラインは「何をするべきか」、「何をするべきではないか」を示すものです。

役立たない批評をするべきではない

良くない箇所があればどこだったのか、改善点があるならばどのように改善するべきか、秀でた箇所があったならば何を残すべきなのか、これらを指摘するべきです。

  • 著者に次の下書きまでに盛り込んだ方が良いアイディアや、現在の記事をより良くするかもしれないアイディアを教えてください。

批評が必要ならば辛口評価をするべき

甘口で評価すると、下書き著者に、その下書きがすでに素晴らしいものであると勘違いさせる可能性があります。

しかし妄評はダメ

「辛口批評」と「意地の悪い暴評」は同義ではなく、「意地の悪い暴評」は「役立つ批評」ではありません。SCP-JPはクリエイティブ・ライティング・コミュニティです。切磋琢磨して執筆力向上をさせたいと考えています。意地の悪い暴評は、著者を失意させるに終わり、執筆力向上に繋がりません。

下書きへのコメントは深い内容にするべき

批評中の下書きは、変化の過程にあります。したがって批評のポストは、著者が記事の内容に本質的な変更を加える決心をするに値するほど内容に踏み込んだものになっているかどうか吟味してから行うべきです。(必要ならばですが。)

何故か?

一人がポストしているならば誰であれ(スタッフを含む)、その下書きを読んで、それにコメントする優先度を他の何もコメントのない下書きより下げるからです。つまり「私この記事好き」とかいうコメントを書けば、その下書きに他の人はコメントをしないのですから、内容に乏しいコメントをする行為は下書き著者の「内容に踏み込んだ批評」を得る機会を奪うに等しいのです!

下書きへの批評には総論を含めるべき

下書きの総合的な質を著者にちゃんと伝えることを目標に批評を行ってください。

下書きへのコメントには、敬語とネタバレ配慮は必須ではない

コメントに「拝読しました」を挨拶のごとくつける必要はありません。また、ネタバレ配慮として折りたたみをする必要はありません。これらはポリシーでもガイドラインでもありません。

投稿済みの記事に対する批評は短くても良い

WIKIに投稿された記事は完成済みであるはずなので、未投稿の下書きほど内容に踏み込む必要はありません。ただし、何かしらの意義あるコメントをしてください。

「同意見です」も書き込める

投稿済みの記事ならば「(他のコメントに)同意見です」と書き込むことができます。

あるいは、ただの冗談ではない短いジョークを書き込んでも構いません。ただし、内容のないジョークや、スパムは投稿してはなりません。短すぎるコメントかもしれないと思ったならば、踏み込んだ内容を継ぎ足してください。

義務ではないことに執着しない、強要しない

投稿済みの記事に対するコメントは全く義務ではありません。記事のVoteに対して説明する必要もありません。

同じ欠点を何度も指摘するべきではない

別の人が記事の欠陥をしっかり指摘している記事に対して、さらに自ら飛び込んで、「私も酷い記事だと思う」とコメントしに行くのは無用です。別の欠陥や、別の論点があるなら投稿しても構いません。

開かれた精神を保つべき

著者が選択した様式を粗末にしてはなりません。個人的にユーモラスな記事が嫌いな者、変なオブジェクトクラスが嫌いな者、著者のアバター化が嫌いな者もいるでしょうが、このような記事に挑戦することを禁止するルールはありません。やれるものならやってみろの精神を奨励したく思います。


このポリシーに関する質問がある場合は、ディスカッションにコメントを残すか、スタッフにメッセージしてください。よろしくお願いします。

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