わかば応援!ワクワク批評キャンペーン

ある春の昼下がりです。猫と遊んで疲れたエージェント・讃岐は眠りこけてしまいました。そんな彼の夢の中に、なんとこないだ助けたかぐや姫が出て来たではありませんか。かぐや姫は夢の中でこう言いました。「先日は枕団子をありがとうございました。そのお礼というわけではないのですが、いいお話をお伝えに参りました。まもなくたくさんのわかばが芽吹きます。それが育てば大きく立派な花を咲かせ、多くの種を作ることでしょう。きっとあなた方もお気に召すと思います。ですがまだわかばの段階、このままではきっとうまく育たず枯れてしまうものもあるでしょう。成長を促す肥料が必要なのです。すでに「えきすぱぁと」の方々が肥料を準備していますが、おそらく手が足りません。どうか力を貸して頂けないでしょうか」

さあ、わかばに肥料批評をあげてたくさんの花を咲かせましょう!

概要

隔年で行われる新人コンでは、投稿する前に下書きの批評を受けることが通例となっています。しかしそれに伴い発生するのが批評者の不足です。エントリー下書きへの批評を重点的に行う「下書き批評エキスパート」の招集も行っておりますが、それでも膨大な下書きを全て批評するには数が足りずエキスパートの負担も多大なものになっています。

わかばコンテストの下書き批評エキスパート

本キャンペーンはわかばコンテスト参加者を助けるべく批評にチャレンジする企画となっています。わかばコンテストに参加資格がなく手を持て余しているベテランの方、エキスパートというほど批評に自信が無かった方、いままで機会が無く"批評わかば"の方、ぜひ奮って参加していただければと思います。

期間

04/30(土) 00:00 ~ 06/10(金) 23:59
(わかばコンテスト下書きエントリー解禁から投稿終了まで)

表彰

わかばコンテストエントリー予定の下書きに一定数以上批評を行った方を本ページにて表彰いたします。表彰内容は以下の通りです。

批評みならい 2022

わかばコンテストにて積極的な批評を行った人に贈られる称号です。5件以上の下書きに批評を行うことが表彰条件です。

ミスター・批評 2022

わかばコンテストにて多大なる貢献を行った人に贈られる称号です。10件以上の下書きに批評を行うことが表彰条件です。

マスター・批評 2022

わかばコンテストにて批評エキスパートに並ぶ大貢献を果たした人に贈られる称号です。15件以上の下書きに批評を行うことが表彰条件です。

ルール・参加方法

1.下書きを探す

下書き一覧からわかばコンテストに参加する下書きを選びます。こちらのようにカスタム検索で「コンテスト」を選べば簡単に見つかるでしょう。

本キャンペーンの対象となる下書きは「コンテスト」タグが付いた下書きのみです。わかばコンテストに参加しない下書きへの批評も大事ですが、批評数には入らないのでご了承ください。

2.下書きを批評する

批評に関するポリシーに従って批評を行います。その際Post titleには「【批評キャンペーン】」という文字列を入れて下さい。

批評の仕方については、他の批評や「下書き批評のTipsまとめ」や「より良い批評家になる為に」などの批評に関するエッセイが参考になるでしょう。なお、批評数達成のために内容の薄い批評を乱発することは絶対に止めてください。

3.報告する

このページのディスカッションで批評を行ったことを報告してください。必要なのは批評した下書きのURLと申請する称号名です。報告するURLの数は各表彰の必要批評数だけにして下さい1。選任委員が確認次第このページの表彰者一欄にユーザー名が掲載されます。

批評エキスパートからのアドバイス

批評してみたいけどうまくできなさそう……そんなあなたのために批評に通じたエキスパートからのコメントを掲示します。是非参考にして批評の腕前を高めてください。

随時更新予定です。

私にとって批評とは読んで得た有益なものを著者に還元することです。これは単に問題のある表現や誤字の指摘するのに留まらず、作品のテーマや物語に対して私がどう感じたかなども含みます。著者が100人いれば100通りの考え方がある中で、100分の1の考え方を提供するのが私にとっての批評です。とはいえ、批評が作品をより良いものにするための過程であるというのは間違いありません。そのためには、理論的に問題点を指摘し、作品の分析を行う必要があると思います。
── carbon13carbon13

批評って不安になりますよね。自分が意見をしていいものなのか、自分の意見は正しいのか、悪影響が出ないか、など。
初めの2つですが、批評中というのは「意見募集中」と同じです。意見募集中なら意見を述べることは何もおかしくありません。また、その意見の正しさを咎められることもありません。これで解決しましたね。ちなみに私が心がけてることも、意見とその理由をちゃんと伝えることです。
最後の1つですが、これは起こりえます。ですがどうなるかは、記事が完成するまで分かりません。相手の成功をより確実にしたいときには、Discordなどで相手のフィードバックを確認しながらの批評も手ですが、まずは意見を出してみましょう。批評が上達したら、お得なことに自分の記事を客観的に見る力もつきますよ。
── ImerimoImerimo

私が批評の際に考えている事三選。

①著者のやる気を折らない
当然批評対象の記事は他の人が書いているわけです。それに対してここが良くないね、ここ直したほうがいいねと言われるのは、実際分かっていても(特に処女作の場合)キツイものがあります。たとえ1000字でもフォーマットを揃えて、矛盾なく書ききる作業は体力精神力を削られる行為です。伝え方はよくよく考えましょう。後進が出てくるか否かは批評者の伝え方如何にかかっています。
・良い点は具体的に評価する
・分からない・伝わってこない点はストレートに聞く
・改善点は指摘とともに、参考記事・アイデア掘り下げなどの考え方・文章の書き方と伝え方を例示する

②具体例は積極的に出そう
良いアウトプットには良いインプットが必須です。財団創作においては先行記事をどれだけ読んでいるかが大きく関わってくるでしょう。ですが特に新人著者は網羅的に記事を読んでいるわけではないですし、読んでいてもその記事の何が評価されているのかまでは意識できていないことも多いはずです。批評者の知識を動員して、参考とすべき書き方・構成・アイデアの展開が出来ている記事を紹介してあげましょう。そして、その際にはその記事の何が批評対象の記事の参考になるのかまで伝えましょう。

③著者がやりたいことは何?
今回のコンテストではスポイラーの明示が必須になっています。少なくともここを読んで、記事内で著者がやりたいことは何なのかをきちんと把握して批評に臨みましょう。やりたいことを100%表現するにはどうしたらよいだろう?という視点が最優先です。一方で、やりたいことを著者本人が把握していない可能性もあり得ます。書かれた記事から何を描きたいんだろうと読み解いて、そこを明確にしてあげたうえで最適な表現方法を提案しましょう。
── kskhornkskhorn

下書き批評の最終目標は、「どうやったらこの下書きがより面白くなるのか?」というのを指摘し改善することです。でもそんなのが初めから見えている批評者は少ない(僕もほとんど分からない)ので、大抵はまず「この記事のどこが物足りないのか」を探すことになります。異常性、構成、ストーリー、演出など下書きを構成するいろんな要素を分解し、どれがどのように「面白くない」のか言語化してみて下さい。改善案まで出せるとサイコーですが、必須ではありません。

また、批評エキスパの方の批評文を覗いてみて、どんな記事にどんな表現で批評しているかを参考にするのも良いと思います。

いっしょに批評、がんばりましょう❗❗
── Sansyo-do-ZansyoSansyo-do-Zansyo

長い批評は折り畳みを活用するとスクロールの手間が省けます。既に確認し、参考にした批評をスクロールで飛ばしていくのは(私だけかもしれませんが)ちょっと手間に感じるかもなので、批評をコンパクトにすることを意識してくれたらと思います。ただし、どうしても伝えたい要点を敢えて折り畳みの外に置くのはアリです。

[[collapsible show="+ 開く" hide="- 閉じる"]]
(ここに批評内容。"開く"の部分は適宜"拝読しました。"とかに変えてもいいでしょう)
[[/collapsible]]

── ShinoguNShinoguN

"批評"と一口に言っても、初めのうちは何をどう言えばいいのか戸惑うかもしれません。
個人的な意見ですが、誰かの批評スタイルを真似てみるというのは有効だと私は思います(私はそのやり方で批評を始めました)。どんなところに目をつけたらいいのかわからない、"自分の批評スタイル"がまだ確立できていない、という方は、最近の下書き批評で参考になりそうなコメントを探し、そのコメントが寄せられた記事を参照して、批評者がどこにどういう理由で目をつけたかを調べてみるといいのではないでしょうか。
── Shishiza manShishiza man

表彰者一覧

批評みならい 2022

ミスター・批評 2022

マスター・批評 2022

Q&A

Q. 批評コメントのタイトルに「【批評キャンペーン】」を入れ忘れてしまった!
A. コメント下部にある「Options」を押し、「Edit」を選んでください。タイトルの編集が行えます。

Q. 批評した下書きがエントリーを取り下げてしまったのですが、この下書きは批評数から除外されてしまうのですか?
A. その下書きも批評数に入れて問題ありません。Historyからエントリーしていたことは確認できます。

Q. もし批評した下書きが削除されてしまったら?
A. わかばコンテストのルールで一度エントリーされた記事の削除は禁止されているのでそのような事態は起こらないはずです。ただ万が一ルール違反が発生した時のために、批評した記事のリンクやユーザー名を控えておくとよいかもしれません。

Q. 批評した下書きが改稿されたのですが、この下書きへの再度の批評はカウントに入りますか?
A. 批評数は下書きの記事数でカウントされます。一つの下書きに対して複数回コメントや批評を行ってもその批評数は1とカウントされます。ですがもし下書きの執筆者からの質問や再度の批評をお願いされることがありましたらどうか応えてあげてください。

その他、キャンペーンに関する質問、要望、連絡はこのページのディスカッションか、SCP-JPイベント委員会Discordまでご連絡ください。

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