カリーメイソン
トレードマーク
概要: カリーメイソンは全世界に渡って活動している「カレー」に関連して言及されることのある団体です。その目的は複数確認されていますが、主なものは「世界をカレーで満たすこと。および、世界そのもののカレーナイズ。それによる世界平和」です。当該目的が正常性を破壊することから、財団とは対立関係にあります。
その期限には複数の説がありますが、主流なものは「当時イギリス領であったインドに存在したフリーメイソンの分派がカレーと接触したことでカレーを重視するようになった」というものです。
カリーメイソンの目的とは
当該団体の目的は世界をカレーにより調和することです。まず、当該団体はカレー即ち平和であると主張しています。理由として「何故ならカレーは多様な食材と見事に調和するだけでなく、米とパンという相反する2つの主食に架け橋となり、それ自身の内部においても多様なスパイスが争うことなく調和しているから」(原文ママ)だと述べています。
その為、当該団体は平和を目的とした世界のカレーナイズを行います。
カレーナイズとは(オリエンテーションより引用)
多くのカリーメイソンの構成員は限定的な改変行使能力を持ちます。当能力は能力行使者がカレーであると見なした物体/概念をカレー或いはそれに類するものであると位置付けます。この効果は行使者が当該物体/概念をカレーと見なし続ける限り継続します。詳しくは、後ほど流すビデオを参考にしてください。
カレーであると見なす。これは一見難しいことに思えるかもしれませんが、カリーメイソンの構成員は狡猾です。様々な手で様々なものをカレーにしようとします。さらに、厄介なことに彼らの能力は既存の現実改変とは仕組みが異なります。そのため、現状では物体がカレーでないことを強く示して改変を拒否することでしか対抗することができません。
付記: 行使能力について
構成員の改変能力は後天的に獲得されるものです。当該獲得はカリーメイソンへの入会時に行う「カレーの神に選ばれるための」儀式の影響によるものであると推測されています。当該儀式には手作りカレーの製作、スパイスの摂取、カレー浴による洗礼等が含まれ、多大な苦痛を伴います1が、完了した人物には改変能力が確認されます。
オリエンテーションにて流された動画の書き起こし
<ログ開始>
カレー講習ビデオ
ナレーション: 今や多くの人が食べるカレー。普通は無害な食べ物ですが、カリーメイソン関連になるとそうではありません。
ナレーション: このビデオを見て、カレーとの関わり方を学びましょう。
実際の事案を再現した映像
ナレーション: エージェントであるAさんとBさんはカレーメイソンの隠れ家を突き止めるために聞き込みをして回っています。
A: なかなか手がかりが掴めないな……腹ごしらえでもしようか。
B: いいね。
[店に入店する]
Aさん: おお、メニューの種類が豊富だ。
Bさん: サフランライスにしようかな。
Aさん: じゃあ俺はカレーにしよう。
Bさん: おい、カレーって……
Aさん: しょうがないだろ、ずっとカレーの話をしてて俺の口はもうカレーの口になってるんだよ。それに、ちょっとくらいどうってことないだろ。店員さーん!
Bさん: まあ……そうかも。じゃあ俺もカレー食べたくなってきた。
[店員が到着する]
店員: ご注文はお決まりです。
Aさん: ……は?
[店員がテーブルにカレーを1個置く]
Bさん: いや、まだ頼んでな……
[店員が服を脱ぎ真の姿を明らかにする]
カリーメイソン構成員(画像はイメージ)
Aさん: なっ
[店員がカレーにAさんの頭を押し付ける]
店員: お前、今自分の口がカレーといっただろう!
店員: カレーナイズしてやる!
[Aさんの体が光る]
店員: トッピング付きカレーです。
Bさん: ですから、頼んでませんって。
店員: いいえ、貴方の心はカレーを求めていましたよ。
Bさん: うーん、確かにそうかも。どっちがオススメとかありますか?
[店員がAさんを指さす]
店員: この容器に入ったやつがオススメですね。
Aさん: え。
Bさん: 量が少なくないですか?
店員: その分上質ですよ。
Bさん: ほお。そりゃあ楽しみ。
[BさんがAさんに近づく]
Aさん: ちょっと待て。何やってるんだ。
Bさん: おい!ちゃんと口を開けろよ。カレーが食べられないだろ。
[BさんがAさんに接吻する]
カレーによるキス事案
ナレーション: Aさんは口内をカレーであると位置付られたことで、Bさんに口内、即ち舌や唾液がカレーであると認識されてしまいました。
ナレーション: このとき、BさんはAさんをAさん自身と認識していながらも、カレーの容器であるとも認識していました。カレーナイズにより、認知が歪められたのです。
ナレーション: この後、改変に耐性を持った機動部隊2が到着し、構成員に対する15分間の説得3が終わるまで、BさんはAさんにキスし続けたそうです。軽率な行動により、バディの友情を破壊してしまったと後にAさんは語りました。
ナレーション: このような悲しい事件を防ぐためにも、任務中にカレーを食べるのはやめましょう。
終
<ログ終了>
カリーメイソンの現状(オリエンテーションより引用)
動画、どうでしたか。恐ろしい団体ですよね。
ああ、皆さんそんな顔しないでください。少し怖がらせすぎましたね。失敬。皆さんに緊張感を持って任務に向かってほしいという思いだったのですが……
結論から言えば、カリーメイソンの活動は現在かなり鈍化しています。財団に対する積極的な攻撃なんてできません。動画の事案のように、カリーメイソンについて探る者を攻撃することだって今や殆どありませんよ。
何故か?……我々財団の諜報員がカリーメイソンに潜入し、指揮系統を撹乱して組織を駄目にしてるからですよ。まあ、まだまだ不明な点も多いので組織の殲滅に踏み切ることはできていませんが。けど、それも時間の問題ですね。
そう、貴方達には諜報員をやって頂きたいのです。未経験でも全然大丈夫ですよ。
不安ですか。それはそうですね。ですが、奴らは諜報員を捕まえませんよ。いや、捕まえられませんよ。
何故って、奴らはカレーを崇めています。だから、世界をカレーにしようとしているんです。なら、奴らもカレーであるべきだと思いませんか?そう、奴ら自身もそう考えていて、カリーメイソンはカレーでありたがっています。
だから、取り除けないんですよ。
やっぱり、カレーには必要でしょう?
Spies(スパイ達)スパイスが。



