闇寿司ファイルNo.120 "マブ巻き"
/* source: http://ah-sandbox.wikidot.com/component:collapsible-sidebar-x1 */
 
#top-bar .open-menu a {
        position: fixed;
        bottom: 0.5em;
        left: 0.5em;
        z-index: 15;
        font-family: san-serif;
        font-size: 30px;
        font-weight: 700;
        width: 30px;
        height: 30px;
        line-height: 0.9em;
        text-align: center;
        border: 0.2em solid #888 !important;
        background-color: #fff !important;
        border-radius: 3em;
        color: #888 !important;
        text-decoration: none!important;
}
 
@media (min-width: 768px) {
 
    .mobile-top-bar {
        display: block;
    }
 
    .mobile-top-bar li {
        display: none;
    }
 
    #main-content {
        max-width: 708px;
        margin: 0 auto;
        padding: 0;
        transition: max-width 0.2s ease-in-out;
    }
 
    #side-bar {
        display: block;
        position: fixed;
        top: 0;
        left: -25em;
        width: 17em;
        height: 100%;
        background-color: rgb(184, 134, 134);
        overflow-y: auto;
        z-index: 10;
        padding: 1em 1em 0 1em;
        -webkit-transition: left 0.5s ease-in-out 0.1s;
        -moz-transition: left 0.5s ease-in-out 0.1s;
        -ms-transition: left 0.5s ease-in-out 0.1s;
        -o-transition: left 0.5s ease-in-out 0.1s;
        transition: left 0.5s ease-in-out 0.1s;
    }
 
    #side-bar:after {
        content: "";
        position: absolute;
        top: 0;
        width: 0;
        height: 100%;
        background-color: rgba(0, 0, 0, 0.2);
 
    }
 
    #side-bar:target {
        display: block;
        left: 0;
        width: 17em;
        margin: 0;
        border: 1px solid #dedede;
        z-index: 10;
    }
 
    #side-bar:target + #main-content {
        left: 0;
    }
 
    #side-bar:target .close-menu {
        display: block;
        position: fixed;
        width: 100%;
        height: 100%;
        top: 0;
        left: 0;
        background: rgba(0,0,0,0.3) 1px 1px repeat;
        z-index: -1;
    }
}
評価: +10+x

概論

sushi_15.jpg

マブ巻きの多種多様なバリエーション

マブ巻きは唯一無二、前代未聞の寿司である。妖精史を念頭にして闇寿司により開発され、奇跡術的力と客との肉体の間での強力な導管及び太古における知識として効果を発揮する。

マブ巻きの体験の中枢は鯉の肉にある。 ヴァンガード研究保護サイト-120から闇寿司が入手した伝説的魚類から切り出され、その内部には妖精帝国の往古の魔法が宿っている。マブ女帝本人の力を制御するために肉は染み込ませる。すなわち肉はエスターバーグの日当たりの良い田で育った米でくるむのである。それから寿司はバルト海溝に生えるsidheの水中庭園地帯から採取された海藻を巻かれ、完成となる。

マブ巻きの配合は美味の1つに数えられる。唯一無二の食材で作られ、妖精種族の苦難の歴史を顧客に体験させられる。帝国の魔法源から東洋の都市建設を経ての水棲亜種の発見に至るまで、種族の辿ってきた歴史の追体験として効果を発揮する。これらは嬉々としてマブ巻きの味により恍惚とさせられている客達が間違いなく、Homo sapiens sidheの歴史と暮らしに係る嘘偽りなき、魔法で辿り着いた理解を得た上で食事を終えられるだろう。

スシブレード運用

マブ巻きの主要特性は本体に内包されている、無尽蔵の魔法の潜在力にある。シャリに刻まれた小型魔法陣を介して、寿司は鯉の肉から食べた対象への奇跡術的エネルギーの伝達を可能にする。その結果、マブ巻きを摂取した人物は一時的 ― だが著しい ― 効果が持続する限り、好きなだけ自由に行使できる魔法技能を習得するだろう。

マブ巻きは内包している魔法によって戦術を改善する機会をどんな熟練のスシブレーダーに対しても与えてくれる。しかしながらスシブレーダーが生来の奇跡術的技能を奪われている、もしくは使用を望んでいない場合であっても、発動可能な著しい力をマブ巻きは証明可能である。スシブレードにおける運用は限定されている上に実際には困難と示されるかもしれないが、マブ巻き本体の物理的スペックとは釣り合わない。競技場でのぶつかり合いのそれぞれは、殲滅する心構えでいる数万人の妖精戦士の突撃を感じさせてくれる。

graph.png

スシブレード競技場においてマブ巻きは嘘偽りなく強力無比の一皿である。能力値の大半は抜きん出ている。しかしながら操作性カテゴリーにおいては大きく落ち込んでいる。強力な攻撃を繰り出して容易くスシブレーダーに勝利をもたらしてくれる一方で、万能性の点では残念な点が多い。にも関わらず、発動可能な攻撃はどう見ても向かうところ敵なしである。筆者が目にしたマブ巻きの勝利の内で最も印象的なムーブは敵を地下6フィートに生き埋めにしたというものである ― そしてこれは単なる比喩的表現で言っているのではない。

筆者がマブ巻きの力が将来の戦闘スタイル開発において有効と証明可能であると信じている一方で、経験を積んだスシブレーダーがより特化型の寿司で行使可能なものと比較すると、力の程度は素晴らしいとしても相当ベーシックである。これは念頭にあったのがスシブレード術ではなく、完全に異なる目的で生み出されたという事実に起因している。

他の活用法

マブ巻きの副次的活用法 ― スシブレード術とは無関係 ― こそ主要開発目的である。その本来の用途は戦闘における仇敵の討伐ではなく、それよりも遥かに現実的なもの ― 妖精種の滅び忘れ去られた歴史について地球の全人類に思い出させるため、というものである。

上記の歴史に関するイベントの中核として、マブ巻きは妖精の過去の物語を聞くだけではなく、実際に体感できる唯一無二の機会を与えてくれる。構成要素 ― 妖精文化の記念碑から採取され、厳選された素材から妖精帝国の半神魔導士により開発された方法に従いシャリに刻まれた秘文字に至るまで ― が一つ残らず、その遺産の一端を表現してくれる。

それからマブ巻きが単なる食べ物ではないという驚きもなく到来するはずである ― マブ巻きは妖精文明の上記の歴史についてシレジアのエリート層向けの闇寿司イベント計画の要を目的として作られたのである。

エピソード

初めて妖精の美を目にしたのは、ほんの子供の時だった。

夏の夕暮れ、ちょうど夏至の間 ― 多分2012年か2014年だ。太陽は既に沈んでおり、暖かい空気が冷たい夜風へと変わっていくのを感じ取れた。まさしく昼と夜の境目、シレジア某所の丘の斜面、筆者が目にしたものはそこにあった。夏と夜の美しき光、シーリーとアンシーリーの魔法の北極光、まさしく筆者の頭上の天空を照らす季節の移ろいの具現。わずか一瞬の内に、私はその場に座り込み、空高く架かる星の舞踏から目を離せずにいた。

目を瞬くと、全てが終わっていた。まるで存在のその字さえも無かったかのように消え去っていた。

以来生涯において、あの一時を追体験する以上に私が悟った使命は何もなかった。

研究において情熱に取り憑かれ、気が付くと瞬く間にヴェールの裏側にいた。そこから妖精のラウンジシー・ラウンジへの参加に至るとなると、数か月しか要さなかった。だが十分ではなかった ― どうすれば良かったというのか?あの美景を誰一人分かち合ってくれなかった。妖精文化を支える中心勢力と言われたラウンジでさえ、保護せねばならぬ美徳と美を理解しなかった。のみならず、あの時に翼を広げて風に乗る妖精の得も言われぬ美しさを読むだけでは絶対に、筆者のような追体験は不可能だった。

味気ない単語と数字で描かれた帝国の実像という古代の紙の表面にある単なる言葉の羅列以上のものを切望した。6歳の時に頭上の天空にて両勢力の戦いの跡として目の前に現れた、古代の力と2人の女帝の優美さを目撃したかった。

決して、断じてあの一時を追体験するのが不可能であろうと悟ったのは約30と2年程経過してからだった。手本とすべき文化が滅び去った、エスターバーグの荒廃した通りを歩いたからではない。女帝のイデアが不愉快なまでに損なわれていた、ハイ・ブラジルの古城を調べ回ったからではない。今や昔日の繁栄が僅かしかない、アヴァロンの神話的廃墟を体験したからではない。ましてや外部からの影響を受け続け、伝統的な文化と叡智が破壊された失われた六大都市にいたからでもない。

何もない空の下で取り憑かれた情熱の源を書巻、書籍、文化なき人々の内で見出そうとするのではなく、今こそ自分の手で実現させる時だと決断した。

マブ巻きはこの意思の表明 ― 純粋な、子供じみた驚異をスシの形にしたもの ― である。誰もが体験できるであろう小さく消化しやすい形で昔日に表現された帝国の全ての魔法と美を作り上げんとした。マブ巻きが出される特別な夕食の創造により、筆者自身のような更に偏見のない人々が昔日に現れた後で滅亡した極めて美しい文明という真の価値を理解してくれると願っている。真価を理解する聡明さを持たない者共に滅ぼされたのだ。

マブ巻きは単なる食べ物ではない ― 体験である。五感で妖精帝国の要素を体感でき、その美の欠片 ― 圧倒的な驚異の魔法が染み渡る以外の結末はあり得ない。ごくわずかな間に、マブ巻きの使い手は帝国の真の強さと秩序の一端である魔法の頂点に君臨する者を噓偽りなく体験できる ― そのわずか一瞬の間で、使い手は在りし日の美を間違いなく、噓偽りなく感じ取れる。滅んだままにしておこうとする勢力に対して行動を起こしたとしても、美というものは変わらずに在り続けるのかもしれない。帝国の美と逆の ― 在るべき姿と逆の価値感を支持する勢力に対してである。

ひとたび歴史の大河の蛮人どもにより破壊されて以来の圧倒的、想像の及ばぬ美を体験したのなら ― ひとたびあの天空の舞踏を体験したのなら、驚異の重要性と少なくともこの世界に全力を尽くして取り戻さなければならない理由を理解してくれると固く信じている。

関連資料

国際超常裁判所逮捕状: トマシュ・ バルドン

先頃逃亡した過激派ファシズム活動家にしてカオス・インサージェンシー所属者、トマシュ・バルドンに対してICFPが発行した国際逮捕状。複数枚の写真、履歴書、犯人の概略位置が添付してある。

カオス寿司または地域単位での連鎖儀式反応の発動方法

ポーランドのカトヴィツェにおける先の闇寿司本部からの"マブ肉" 盗難未遂事件及び発動した魔法の解放の連鎖反応に関するunVeiled紙の報道記事 ― レストラン従業員との独占インタビューと匿名のカオス・インサージェンシー所属者からのメッセージが掲載されている。

シレジアにおける奇跡術的エネルギー発生に関する世界オカルト連合の報告書

先のシレジア全域での人口、天然資源の変化及び儀式主義の闇寿司とカオス・インサージェンシー魔法との理論的関連性についての国連GOCの公式概要。

文責: トマシュ・ バルドン





トマシュ・バルドン

10:23

なにやってんだよ。マジで
まずお前はクソッタレの緊急事態中に現場から姿を晦ましやがった
俺らがお前を必要としているのを十分に分かっているくせによ
それから2日間誰とも音信不通でいる
俺が動かなければならないのは絶対分かっているよな、おい

12:17

いいだろう、最後通告としておくぞ。

15:29

トマシュ?

19:51

これっきりだ。前まではお前のクソッタレの後始末をする気はあったが、今じゃお前は完全に一線を越えちまった。
このメッセージを受け取ったのならすぐに電話を寄越せ

22:32

終わりだ。お前はクビだ。

23:59

失せろ。
けどお前がする前に、テレビニュースで見たいだろうな。

🔗 (1)件のファイルが添付されています: the_insurgent_manifesto.mp4

今残されている束の間の平和を精々楽しむがいい。






特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。