アンブローズ・アンダートーキョー
評価: -8+x
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Ambrose Board

当店にて食事をしたお客様の意見を此処に残してOKです。
掲示板は開店以来一度も消去していませんので記録が代わりにも。


★★★★★

”チラシの裏”に書かれていた料理店が時空間異常吹き荒れる地下に存在し続けている事は俄かにも信じられなかったけど本当に実在するとはね。食材も調理器具も限られた地下で飯を食ってると無性に地上が恋しくなるけど、ここの店の料理はそんな乾いた心を潤してくれる。


~ karkaroff

★★★★★

同業者から地下でもふらりと来れるレストランの話を聞いて同業者と立ち寄ったけど凄く美味しいね。特に紅鮪髄のカルパッチョは宝石箱のように眩く美しさと未体験の旨味に私の好奇心もくすぐられたね。単なる奇跡論の触媒と思ってたけど、これほど美味なら近々ヴァルハラで開催予定の酒宴で出すツマミとして酒好きの神々も気に入ってくれそうだ。仕入れに訪れた築地冷凍鮪鉱脈に住む半魚人もミイラの干物に興味を持って新しい商機を見つけたし、こんな手土産ならトートも喜んでくれるだろう。


~ Hermes

★★★★★

この険しい地下で何所から食材を確保しているのか、この狭苦しい地下でどうして店を開けているのか。この店に足しげく通うようになって疑問は増える一方でしたが、なんとかシェフの独占インタビューを漕ぎ付けました。次回の恋昏崎地下新報のネタも決まったし、今日は社員とパーッと飲む予定です。地上の皆さんにこの旨さを伝える術が無いのが本当に口惜しい限りです。


~ Hirosue


アイテム番号: SCP-387-UT
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オブジェクトクラス: Euclid
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特別収容プロトコル: SCP-387-UTに関する情報は財団によって検閲・改竄されます。機動部隊β-9("5つ星レビュアーズ")がSCP-387-UTを利用した敵対的要注意団体排除作戦を立案・実行します。
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説明: SCP-387-UTは地下東京で不定期に消失と再出現を繰り返す飲食店『アンブローズ・レストラン』です。SCP-387-UT内部は駅構造保持力を逸脱した快適な店内環境と新鮮な食材の供給を不明な手段で維持し続けています。
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SCP-387-UTの異常性はSCP-387-UTで食事した客(以下対象と呼称)が店内に60分以上滞在し続けた際に発現します。対象は自身が不明な存在に捕食される内容の幻覚を発症し、極度の恐怖状態に陥った対象は数時間掛けて不明な手段で溶解し、消失します。一連の現象は生物の消化プロセスに類似した振る舞いを見せます。研究員によってSCP-387-UTが類似の異常存在と同じく『駅の王』の臓器であり、獲物を捕食して消化する『口と胃』の役割を果たしているのではないかという仮説が立てられています。
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補遺: SCP-387-UTの詳しい異常性が判明していく中でSCP-387-UTの異常性を利用した地下東京内の敵対的要注意団体の排除計画が立案されました。以下は財団が排除作戦を実施した対象のリストです。
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・GoI-001-UT『地下財団』 構成員 3名(未遂)
・GoI-014-UT『電車賊』構成員 25名
・GoI-026-UT『銀座同盟』構成員 10名
・GoI-037-UT『モグラ』構成員 7名

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