SCP-1472-JP
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アイテム番号: SCP-1472-JP

オブジェクトクラス: Safe Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1472-JPはサイト-81██の低危険度物品収容ロッカーに収容されます。実験等でSCP-1472-JPを使用する際はセキュリティクリアランスレベル3以上の職員1名以上の許可が必要です。現在SCP-1472-JPの使用やSCP-XXXX-JPを用いた実験は禁止されています。

説明:SCP-1472-JPは過去の日付を書き込んだ者(以下「対象」)の意識をを書かれた日付の対象の身体に送信し丸一日宿す1ことができる日記です。対象が過去の身体に憑依した状態で過去改変を試みると書き込んだ瞬間に対象は消失し過去改変が阻害されます。紙の劣化は確認できませんが、製本技術などの観点から16世紀ごろに制作されたと推定されています。
SCP-1482-JPは日本の名家である[編集済み]家に代々継承されており、[編集済み]家前当主の実弟2が「兄が日記を書き始めた途端に消えた」と警察に通報したことで発見されました。通報内容から異常存在だと判断した財団がSCP-1472-JPを押収して調べたところ、通報日時と書かれた日付は一致していませんでした。この件を踏まえ仮説を立て、下記の実験を行うことで異常性の特定に至っています。[編集済み]家で日記の存在を知る人々は財団による聴取の後、クラスB、またはクラスCの記憶処理を施して解放しました。

実験記録
担当:[削除済み]博士

日付20██/05/15

対象:D-69450
実施方法:被験者に実験日の日付をSCP-1472-JPに書き込ませる。
結果:特に何も起こりませんでした。
分析:押収時に確認された事実と照らし合わせ、現在ではない日付を書き込むことで異常が発生すると推測されます。

日付20██/05/28

対象:D-71726
実施方法:被験者に実験日の前日の日付をSCP-1472-JPに書き込ませる。
結果:被験者はきっかり24時間意識を失い、その後目覚めました。目覚めた被験者に意識を失っている間について尋ねると、被験者は「前日の出来事を繰り返しているようだった」と答えました。
分析:SCP-1472-JPは対象の意識を特定の日付の対象へと転送する可能性があります。

日付20██/06/08

対象:D-31867
実施方法:被験者に実験日の翌日の日付をSCP-1472-JPに書き込ませる。
結果:特に何も起こりませんでした。
分析:被験者に未来の日付を書き込ませても何も起こりませんでした。SCP-1472-JPは過去の日付が書き込まれた場合にのみ異常性を発現するようです。

日付20██/06/19

対象:D-18309
実施方法:被験者に、被験者が誕生する前の日付をSCP-1472-JPに書き込ませる。
結果:特に何も起こりませんでした。
分析:実験002の結果から、我々は対象の意識を過去の対象の身体に転送する、という仮説を立てました。その確認のため対象が誕生する前の日付を書き込ませた結果、何も起こりませんでした。上記の仮説は正しいと結論付けます。

日付20██/07/02

対象:D-73647
実施方法:被験者に実験日の前日の日付をSCP-1472-JPに書き込ませ、過去改変を試みる。3
結果:書き込んだ瞬間に被験者が消失しました。
分析:押収時と同様の事象が確認されました。SCP-1472-JPを使用した過去改変を試みると対象は消失し、過去改変を防止するのではないかと推論が立てられました。

日付20██/07/13

事案1472-JPの発生により20██/07/02以降に予定されていた実験は中止とします。

事案1472-JPについての閲覧にはロックがかけられています。

補遺1:[編集済み]家前当主は消失前に手記を書き残していました。このことから[編集済み]家当主はSCP-1472-JPの異常性について大まかに理解していたと考えられます。手記はSCP-1472-JPと共に一度押収され、SCP-1472-JPに触れられている部分を削除しカバーストーリー「旅に出た当主」を追記したのち[編集済み]家へ返却されました。以下は押収時された手記の全文です。

補遺2:事案1472-JPの後、O5-█から以下の提言が為されましたがO5評議会の投票により否決されました。

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