SCP-1670-JP
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アイテム番号: SCP-1670-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1670-JPの1〜3は全てエリア-8102の保管ユニット94にて保管してください、もしもSCP-1670-JPの第三者による収容違反が起きた場合は即座に区画を封鎖し、機動部隊を派遣して制圧してください。

万が一突発され、ウェーブウォール・イベントが発生した場合は進行先の住民にカバーストーリー「地震による巨大津波」を流布し、住民の避難誘導にあたった後Aクラス記憶処理剤を散布し、報道規制を敷いてください。

説明: SCP-1670-JPは設置区域への津波を逸らす機械であり、20██年██月までに3つの存在が確認されています、このオブジェクトは津波を逸らす以外の異常性も持っており、このオブジェクトを使い逸らした津波は周囲の海水を吸収しながら別の国に当たるまで進み続けます。SCP-1670-JPによって逸らされた津波はほとんどが別の国に上陸した後ゆるやかに消滅する様です。

SCP-1670-JPは20██/8/2に██県██市沿岸部にて発生した小規模な津波が不自然に逸れ中国の██████で甚大な損害をもたらした事で財団の目を引き、収容に至りました、尚収容時SCP-1670-JP-1〜3は百数十m間隔で設置されており、効果範囲は広くないものと思われます。
 
尚、この事象発生時はSCP-1670-JPの試験段階である可能性が十分に考えられ、更なる増産を防ぐためSCP-1670発見区域とその近辺は監視が行われます。

発見経緯:SCP-1670-JPは要注意団体"日本神道会連1"水難避け部門2の集会所を制圧した際に発見された設計書により存在が判明し、その後上記の事態が起こり、収容に至りました。
 
実験記録001 - 日付20██/8/6

対象: SCP-1670-JP-1

実施方法: 波高数cm程の小型の人工津波を作り出しSCP-1670-JP-1に逸らさせる。

結果: SCP-1670-JP-1は人工津波を逸らしたがそのまま進み続け進行に対するあらゆる妨害も失敗し韓国の██████に波高数十mの津波が押し寄せたことで韓国支部との外交問題に発展、この実験の発案者の███博士には降格処分が下されました。

分析:この実験からSCP-1670-JPがもし安易に太平洋側に津波を逸らそうものなら太平洋近辺の諸国は津波に飲まれる可能性が高いと思われます。

実験記録002 - 日付20██ /8/9

対象: SCP-1670-JP-1〜3

実施方法: 隔離した施設で複数のSCP-1670-JPを使い人工津波を逸らせ続け、その波で潮汐発電3を行う。

結果: 潮汐発電に成功、その後10時間に渡り大きな変化は無かったため更なる施行を許可された。

分析:今回の結果からSCP-1670-JPを使えば理論上の永久発電を行う事が可能と考えられます。

実験記録003 - 日付20██/8/11

対象: SCP-1670-JP-1〜3

実施方法: SCP-1670-JPによる水力発電機関を72時間継続させる。

結果: 72時間の継続に成功、この実験中にも目立った異変は見られなかった。

分析:やはりSCP-1670-JPを使えば効率の良い発電が可能なようです、今回の結果も踏まえSCP-1670-JPの緊急事の発電施設としての利用を検討します。

  
 
 
 
この情報はレベル3クリアランス機密です、許可無きアクセスは禁止されます。

職員コード
パスワード
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    アイテム番号: SCP-1670-JP

    オブジェクトクラス: Thaumiel

    特別収容プロトコル: SCP-1670-JPは日本神道会連水難避け部門との部分的協定に基づき日本国沿岸部に設置され、SCP-1670-JPの使用用途はカバーストーリー「津波逸らし器」によって秘匿されます。

    収容区-1670には定期的にDクラス職員を運び込み、少なくとも50人以上に満たしてください。もし収容区-1670が発見された場合は徹底的な情報統制を行い、関係者に記憶処理を行なってください。

    説明: SCP-1670-JPは日本神道会連水難避け部門が開発した海に起因する神格存在からの津波を他国へ逸らす機械の術式を財団が新たに追加したものです。

    SCP-1670-JPは本来の術式に加え任意の国へ津波を逸らすことができる術式を追加しており、この術式を使い収容区-1670へ神格存在の怒りを逸らす効果があります。また、術式の効果は日本神道会連水難避け部門との対話により発覚した海に起因する神格存在の怒りの爆発による日本への壊滅的被害を防ぐ為の物です。

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      インタビュー記録

      対象: 日本神道会連権宮司 ███

      インタビュアー: ███博士

      付記: このインタビューはSCP-1670-JP回収の後日本神道会連側が持ちかけてきたものです。

      <録音開始, [20██/9/15]>

      インタビュアー: では、インタビューを始めさせていただきます。

      対象: ああ

      インタビュアー: ではあのオブジェクトの異常性についてですが。

      対象: まあ、分かっているだろうがあの呪具は津波を逸らすための機械では無い。

      インタビュアー: ではどの様な異常性があるのですか?

      対象: あの呪具は海神様の怒りを他の国へと逸らす為の機械だ、津波のみを逸らすのとは似て非なる物だ。

      インタビュアー: 具体的にどのように違うのですか?

      対象: 津波は海神様の怒りを伝えるための物、怒りそのものでは無い。

      インタビュアー: なるほど、ではその怒りを何故他の国へと逸らすことにしたのですか?

      対象: そうだ、他の国に少しでも怒りを逸らし怒りを鎮めようと試みた。

      インタビュアー: 分かりました、とするとその神格存在の怒りは相当な物なのですか?

      対象: ああ、正確には分からないが相当な物だ、二次災害もあるならまず日本は壊滅するだろう、まともにやっても人の手には負えない。

      インタビュアー: だから他の国に少しずつ逸らすという手段を取ったのですね?

      対象: ああ、だが苦肉の策だ、財団と組めばもう少しマシな方法でできるだろう。

      インタビュアー: マシな方法?その方法はなんですか?

      対象: さあな、だが此方には人手も財力も足りない、だが財団ならば十分にある。

      インタビュアー: それはつまり…手を貸せと?

      対象: 別に、好きにすればいいさ、でもあの呪具を使わないと日本は滅びる、やるかやらないかなら、やった方がいいだろ?

      インタビュアー: [数秒間沈黙]分かりました、では上に掛け合ってみます。

      対象: ああ、いい返事を待ってるよ。

      <録音終了>

      終了報告書: このインタビューを受け、日本神道会連水難避け部門とのSCP-1670-JP共同製作、及び管理が決定されました。

    計画内容書: 日本神道会連水難避け部門との対話を元にDクラス職員を住まわせた島を秘密裏に国とし、SCP-1670-JPの対象に指定することで神格存在の怒りを島に逸らすという計画が現在実行されており、計画実行中可能な限りでの一般人への海洋汚染等の防止の推進が行われます

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      SCP-1670-JP 関係職員一同へ

      今回の件についてだが、これは神への不敬だと思う者もいるだろう、だが我々は財団職員として、それが危険となりうるならば、神の怒りをも収容しなければならないだろう。

      相手は神だ、到底計略が通じる相手では無いかも知れない、そもそも相手になっているのかすら定かでは無い、だが財団職員として、最後まで諦める事なかれ。

      SCP-1670-JP 研究担当者ー███博士

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