アイテム番号: SCP-1716-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-1716-JPはサイト-8111のレベル3以上の危険物収容ロッカーの中に収容されます。原則としてSCP-1716-JPを用いた実験は禁止されていますが、止むを得ない理由で実験を行う場合、SCP-1716-JPに直接接触する人物はDクラス職員のみに限定されます。
警告:以降の内容について、█████の観点から心理抵抗度が63以下の人物の閲覧は禁止されています。
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説明: SCP-1716-JPについての一定以上の情報を認識した人物は、強い恐怖感を覚えます。暴露者の多くは、この恐怖感は痛みを伴うものであると漠然と認識しており、強い精神的なショックとなり得ます。例として、心理抵抗度50程度の職員がオブジェクトの形状について認知した際に急性心不全を発症したケースが存在します。当報告書の段階的な情報開示は、この影響を対策したものです。
警告:以降の内容について、精神的影響の観点から心理抵抗度が82以下の人物の閲覧は禁止されています。
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SCP-1716-JPについての認知は、精神的ストレスのみならず身体的傷害を発生させる認識災害的効果も包括していると考えられます。例として、心理抵抗度40程度の職員がオブジェクトを直視した際、両腕を中心に計200か所以上の刺し傷が生成され、出血により死亡したケースが存在します。
発見経緯: SCP-1716-JPは、██の██廃病院内から発見されました。院内には、SCP-1716-JPの性質が死因と思われる13体の死体の他に、SCP-1716-JPの製造に関係すると思われる物資が発見されました。回収された設計図から考えて、SCP-1716-JPは本来の意図とは違った性質を付与されたのではないかと推測されています。
警告:以降の内容について、精神的影響の観点から心理抵抗度が102以下の人物の閲覧は禁止されています。