SCP 2063 JP
評価: -29+x
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アイテム番号: SCPー2063ーJP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCPー2063ーJPが存在する病院は封鎖され、カバーストーリー「重大な医療ミスの発覚」を適用してください。SCPー2063ーJPはその性質上、病気を罹患する可能性の低いDクラス職員のみが通信してください。

説明: SCPー2063ーJPは東京都██区に存在する██病院の3██号室のナースコールです。SCPー2063ーJPは東京標準時で午後11時から午前2時の間に██病院の事務所と繋がります。通信者(以下、被験者と呼称)によるとSCPー2063ーJPの通信は平均30秒ほどで、相手(以下、SCPー2063ーJPー2と呼称)は70代ぐらいの声で身体の一部に苦痛を訴えているようです。その後、被験者は3日から5日の間にSCPー2063ーJPー2が苦痛を訴えていた部分の病気の発症や事故などの欠損で死亡します。SCPー2063ーJPは放置すると5分から8分の間に終了します。SCPー2063ーJPの通信は1度届いてから約72時間の間は非活性化状態にあると推定されています。

補遺1: 以下は、SCPー2063ーJPの実験記録です。

実験記録いー1
日付20██年9月19日
対象: Dー3071
結果: Dー3071はSCPー2063ーJPー2が肺に苦痛を訴えていると主張。Dー3071は4日後に肺結核で死亡。

実験記録いー2
日付20██年9月25日
対象: Dー3072
結果: Dー3072はSCPー2063ーJPー2が脳に苦痛を訴えていると主張。Dー3072は5日後に脳溢血で死亡。

実験記録いー3
日付20██年9月30日
対象: Dー3073
結果: Dー3073はSCPー2063ーJPー2が苦しそうな声で「絶対に許さない」と言っていると主張。Dー3073はその後、うつ状態となりクラスA記憶処理を行っても症状は改善しませんでした。

補遺2: ██病院にはSCPー2063ーJPが確認される3ヶ月前に高松幸吉氏が3██号室に入院していたことが判明しました。しかし、高松氏がナースコールを押してもナーシたちは無視し、高松氏は死亡しました。財団は現在、高松氏を殺害したナースを捜索しています。

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