SCP-2117-JP
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アイテム番号: SCP-2117-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-2117-JPは低脅威度アノマリー収容水槽に発見地点の環境を再現した状態で収容されます。 SCP-2117-JPに対してはロボットを用いて給餌してください。

説明: SCP-2117-JPは、体長245cm・体重591kgのイタチザメ(Galeocerdo cuvier)です。高度な知能を有しており、英語・日本語を理解することができ、未知の手段で言語情報の伝達が可能です1。SCP-2117-JPを視認した時に「SCP-2117-JPはサメでない何かしらの魚である」というミーム汚染を引き起こします。これは記憶処理で対処可能です。顔には複数の打撲の跡があり、何者かに殴打された可能性が高いです。また、SCP-2117-JPはヒトに対して強い恐怖心を抱いていることが確認されています。
SCP-2117-JPは「██県の██水族館に暴言を吐く魚がいる」という噂が財団の興味を引き、発見されました。調査の結果、怪我をしていたところを水族館職員に保護されたことが判明しました。

補遺: SCP-2117-JPへのインタビュー記録

対象: SCP-2117-JP

インタビュアー: 蛯田博士

付記: SCP-2117-JPのストレスを鑑み、インタビューは別室から行われます。

<記録開始>

蛯田博士: 聞こえますか、SCP-2117-JP。

SCP-2117-JP: 僕はそんな名前じゃない。[深く潜る]

蛯田博士: 失礼。テッド2、聞こえますか?

SCP-2117-JP: [素早く泳ぎながら]うん。

蛯田博士: よし、インタビューを始めましょう。まず、テッドはいつから言葉を使えるようになったんですか?

SCP-2117-JP: 水族館にいた時。人間が喋ってたから。でも他の魚は喋れない。ひとりぼっちだった。

蛯田博士: なぜ暴言を吐いていたのですか?

SCP-2117-JP: 人間は怖い生き物だから追い払おうとしたんだ。そしたら人間が前よりたくさん来るようになった。なんでだ。怖くないの?

蛯田博士: 喋る魚なんて滅多にいませんから。一目見たかったんだと思います。

SCP-2117-JP: え。[約5秒の沈黙]じゃあ人間が水槽に来たのは僕のせい?

蛯田博士: そういうことになりますね。

SCP-2117-JP: そんなぁ。[身を捻る]

蛯田博士: では次の質問です。テッド、あなたのその顔の殴られたような跡はいつ付きましたか。

SCP-2117-JP: そうさ。その通りだよ博士、殴られたんだ。急に海に飛び込んできて、殴られた。そいつはひとしきり僕を殴って、突然興味をなくしたようにどこかに行ったけど…それで人間が怖いって分かったんだ。水族館にいた時もいつ食べられるのかヒヤヒヤしてたよ。そして今度は、ここはどこだい?食料加工センター?もう諦めが着いちゃったよ、僕。

蛯田博士: 安心してください。私たちはあなたを食べません。

SCP-2117-JP: ほんとに?人間は嘘つきだって知ってるからね?
まあいいや、でね、その後から魚どもが僕を見てビビらなくなったんだ。人間だって僕のことを1度もサメって呼ばなかったんだよ。みんな「魚だ、喋る魚だ」って。なんでだろう…[尾びれを強く振る]

<記録終了>

追記: 現在、SCP-2117-JPを殴打した人物の特定が進められています。

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