SCP-2120-JP
評価: -8+x
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SCP-2120-JP
By: teruteru_5teruteru_5
Published on 22 Apr 2022 13:37

評価: -8+x

What this is

A bunch of miscellaneous CSS 'improvements' that I, CroquemboucheCroquembouche, use on a bunch of pages because I think it makes them easier to deal with.

The changes this component makes are bunch of really trivial modifications to ease the writing experience and to make documenting components/themes a bit easier (which I do a lot). It doesn't change anything about the page visually for the reader — the changes are for the writer.

I wouldn't expect translations of articles that use this component to also use this component, unless the translator likes it and would want to use it anyway.

This component probably won't conflict with other components or themes, and even if it does, it probably won't matter too much.

Usage

On any wiki:

[[include :scp-wiki:component:croqstyle]]

This component is designed to be used on other components. When using on another component, be sure to add this inside the component's [[iftags]] block, so that users of your component are not forced into also using Croqstyle.

Related components

Other personal styling components (which change just a couple things):

Personal styling themes (which are visual overhauls):

CSS changes

Reasonably-sized footnotes

Stops footnotes from being a million miles wide, so that you can actually read them.

.hovertip { max-width: 400px; }

Monospace edit/code

Makes the edit textbox monospace, and also changes all monospace text to Fira Code, the obviously superior monospace font.

@import url('https://fonts.googleapis.com/css2?family=Fira+Code:wght@400;700&display=swap');
 
:root { --mono-font: "Fira Code", Cousine, monospace; }
#edit-page-textarea, .code pre, .code p, .code, tt, .page-source { font-family: var(--mono-font); }
.code pre * { white-space: pre; }
.code *, .pre * { font-feature-settings: unset; }

Teletype backgrounds

Adds a light grey background to <tt> elements ({{text}}), so code snippets stand out more.

tt {
  background-color: var(--swatch-something-bhl-idk-will-fix-later, #f4f4f4);
  font-size: 85%;
  padding: 0.2em 0.4em;
  margin: 0;
  border-radius: 6px;
}

No more bigfaces

Stops big pictures from appearing when you hover over someone's avatar image, because they're stupid and really annoying and you can just click on them if you want to see the big version.

.avatar-hover { display: none !important; }

Breaky breaky

Any text inside a div with class nobreak has line-wrapping happen between every letter.

.nobreak { word-break: break-all; }

Code colours

Add my terminal's code colours as variables. Maybe I'll change this to a more common terminal theme like Monokai or something at some point, but for now it's just my personal theme, which is derived from Tomorrow Night Eighties.

Also, adding the .terminal class to a fake code block as [[div class="code terminal"]] gives it a sort of pseudo-terminal look with a dark background. Doesn't work with [[code]], because Wikidot inserts a bunch of syntax highlighting that you can't change yourself without a bunch of CSS. Use it for non-[[code]] code snippets only.

Quick tool to colourise a 'standard' Wikidot component usage example with the above vars: link

:root {
  --c-bg: #393939;
  --c-syntax: #e0e0e0;
  --c-comment: #999999;
  --c-error: #f2777a;
  --c-value: #f99157;
  --c-symbol: #ffcc66;
  --c-string: #99cc99;
  --c-operator: #66cccc;
  --c-builtin: #70a7df;
  --c-keyword: #cc99cc;
}
 
.terminal, .terminal > .code {
  color: var(--c-syntax);
  background: var(--c-bg);
  border: 0.4rem solid var(--c-comment);
  border-radius: 1rem;
}

Debug mode

Draw lines around anything inside .debug-mode. The colour of the lines is red but defers to CSS variable --debug-colour.

You can also add div.debug-info.over and div.debug-info.under inside an element to annotate the debug boxes — though you'll need to make sure to leave enough vertical space that the annotation doesn't overlap the thing above or below it.

…like this!

.debug-mode, .debug-mode *, .debug-mode *::before, .debug-mode *::after {
  outline: 1px solid var(--debug-colour, red);
  position: relative;
}
.debug-info {
  position: absolute;
  left: 50%;
  transform: translateX(-50%);
  font-family: 'Fira Code', monospace;
  font-size: 1rem;
  white-space: nowrap;
}
.debug-info.over { top: -2.5rem; }
.debug-info.under { bottom: -2.5rem; }
.debug-info p { margin: 0; }

Item#: 2120-JP
Level4
Containment Class:
safe
Secondary Class:
{$secondary-class}
Disruption Class:
dark
Risk Class:
warning

特別収容プロトコル: SCP-2120-JPはサイト-81IJの各観測機器及びシャンクアナスタサコス因果隔絶機構の配置された収容セル内に収容されます。SCP-2120-JPへのアクセス及び実験は担当職員の許可が必要となります。

SCP-2120-JPは時間異常部門の管轄に置かれます。

説明: SCP-2120-JPは一部改造されたSurface Laptop 4モデルのラップトップです。SCP-2120-JPを構成する物品には一部異常科学を応用した物品が確認されています。SCP-2120-JPの特筆すべき点として、電力供給を行わずとも稼働が可能であることが挙げられます。

SCP-2120-JPの異常性はSCP-2120-JPを稼働させた際に発生します。SCP-2120-JPを稼働させた存在は即座に消失します。GPSを用いた位置特定実験は不明なエラーにより全て失敗に終わっています。また、SCP-2120-JPにて消失した存在は凡そ15分が経過した時点でSCP-2120-JPの存在する地点に再出現します。このとき該当存在は共通して時間逆行を体験した旨の発言をしています。時間逆行によるタイムラインへの影響は未解明です。また、該当存在は消失前と比べて前向きになる、成し遂げた感覚を得る等の心理面の改善が確認されています。現在、時間逆行と心理面の影響の関係性について調査が行われています。

SCP-2120-JPは2019/09/24にSNS上にて「タイムスリップをした」旨の投稿が確認された事により判明しました。その後の投稿者特定により投稿者は三浦 健吾氏(日本人男性。16歳)であることが判明します。以下は三浦氏に対するインタビュー記録です。

インタビュー記録 2120-JP.1

Record 2019/09/30

インタビュアー: 双雨博士

対象: 三浦 健吾氏(以下、三浦氏と記載)


[記録開始]


双雨博士: それじゃあ、タイムスリップしたことについて教えてくれませんか。

三浦氏: あ、はい。分かりました。信じないかと思いますが、あの時僕はホントにタイムスリップしたんです。何ていうか、こう、時間を遡ってる感覚がして。気がついたら元の時代に戻ってきていましたが。

双雨博士: なるほど。では、どうやってタイムスリップしたのですか?

三浦氏: パソコンを使ってタイムスリップしました。

双雨博士: 詳しくお願いします。

三浦氏: 今年に入ってからすぐに、僕はジャンク品のパソコンを買ったんですよね。昔からパソコンは欲しくてたまらなくて、ジャンク品だけどやっと買えた!と思ってウキウキで起動したんです。

双雨博士: [相槌]

三浦氏: そしたら、急に視界が光に包まれて。頭の中に過去の景色が過ぎったりしたんです。あっという間の体験でしたが、これで何となく分かったんです。このパソコンはタイムマシンだって。そこからは毎日の様に使っていましたね。で、隠そうと思っていたんですが、やっぱり我慢できなくなってSNSにタイムスリップのことを投稿したんです。

双雨博士: 分かりました。では、何故タイムマシンを使っていたのですか?

三浦氏: [沈黙]タイムマシンのことについて高校のクラスメイトに話した次の日から無視されてたんです。話しかけても「何わけわからないこと言ってんだ」って言われて。そこからは独りぼっちでした。友達は授業のこととか、必要なことを伝えるだけで他には何も話してくれなくて。何というか、遊びに誘ってもらえていたのが誘ってもらえなくなったり、雑談しようとしても話し相手が居なくなったりして、一人で飯を食うことも増えて。孤独ってこうも辛いんだ、と実感しました。

双雨博士: [相槌]

三浦氏: でも、タイムマシンでタイムスリップすれば、気持ちが前向きになるんです。何も成し遂げられてないけど、何かを成し遂げる力があるんだって思えてくるんです。そう思うと、無視された事くらいでへこたれて居られないなって。

三浦氏: 僕はタイムマシンに助けられてきたんです。勇気付けられてきたからこそ今まで生きているんだと思います。


[記録終了]


終了報告書: 本インタビューの後に、三浦氏には記憶処理を施した上で開放しました。SCP-2120-JPはカバーストーリー「廃品回収」を流布した上で回収されました。

補遺1: 起源調査

SCP-2120-JPの起源について徹底した調査を行った結果、SCP-2120-JPを開発したと推測される人物が発見されました。該当人物は既に死亡しており、生前の記録から研究職に就いていたことが明らかになっており、退職後の行方は不明でした。また、該当人物は数回に渡る科学賞等の受賞歴が存在することが明らかになっています。以下は該当人物の親族(本名: 本村 大智氏)に対するインタビュー記録です。

インタビュー記録 2120-JP.2

Record 2019/11/17

インタビュアー: 双雨博士

対象: 本村 大智氏(以下、本村氏)


[記録開始]


双雨博士: [該当人物の写真を見せる]この方はご存知ですか?

本村氏: はい。知ってます。この人はわたしの祖父です。

双雨博士: この方について教えてくれませんか?

本村氏: 分かりました。わたしの祖父ですが、元々タイムマシンを作ろうと研究していたんです。色々な論文を学会で発表したり、実際にタイムマシンの試作機を作ったりしていたと聞いています。

双雨博士: お祖父さんの話は今後の機械の小型化についての論文を読んでいたので知っていましたが、そうだったのですね。

本村氏: はい。ですが、当時から祖父は研究職の仲間に煙たがられたり、馬鹿にされたりしていたらしいんです。「タイムマシンなんて作れない」とか言われていたらしいです。そもそも、あまり有名ではない人が何かを成し遂げるなんて考えていなかったのでしょう。

双雨博士: なるほど。

本村氏: ですが、祖父は諦めませんでした。そして、研究してから30年後にタイムマシンを開発して、ラボ内で公表することで今まで馬鹿にしてきた人達を見返したんです。

双雨博士: [相槌]

本村氏: だけど、何故かそこから祖父は落ちぶれて行きました。まるで生きる目的を失ったように、朝起きてご飯を食べてテレビを見て。前まで家族をなげうってでも研究に没頭していた祖父の姿はもうありませんでした。

双雨博士: 続けてください。

本村氏: 結局はそのまま定年退職までずるずる引きずって、タイムマシンを開発してから研究員として働くことはありませんでした。

双雨博士: なるほど。では、なぜあなたの祖父がタイムマシンを作ろうとしていたのか分かりますか?

本村氏: 多分ですが、わかると思います。祖父はよく、「過去を悔やんだところで今は変えられない。そこにあるのは未来だけだ」と言っていたので、何か変えたいことや過去への後悔があったんだと思います。聞く話によると、かつての祖父はよくヤンチャしていたそうなので。でも、

双雨博士: でも?

本村氏: 過去を変えることはできないと言う常識をある意味で取り払った祖父は、わたしの誇りなんです。そんな祖父がタイムマシンに固執していたのは、まだ未練があったからなのかもしれません。それに —

双雨博士: それに?

本村氏: 祖父は落ちぶれてから良く、「あれはタイムマシンじゃなかった」と言ってました。祖父は事実、タイムマシンを完成させて、過去の後悔を晴らすチャンスを手に入れていたんです。だからこそ言葉の意味はよく分かりませんが、何か挫けてしまうほどの事があったのだと思います。


[記録終了]


補遺2: 実験記録

2019/10/05にSCP-2120-JPの異常性及びタイムラインへの影響を確認することを目的とした実験が時間異常部門と形式部門の管轄で行われました。以下は実験記録の一部抜粋です。

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