SCP-2120-JP

アイテム番号 SCP-2120-JP

オブジェクトクラス Safe Euclid

特別収容プロトコル
SCP-2120-JPは、専用に建設されたサイト1024内部に収容されています。当アノマリーは、Xクラス記憶補強剤を服用したDクラス職員により常時監視されていなければいけません。SCP-2120-JP内部から動作体が出現したことが確認された場合、直ちにO5評議会へ、その動作体出現したという事実のみが通達されなければならず、いかなる動作体に関する情報も伝達されてはいけません。

説明
SCP-2120-JPはバグダット付近のチグリス川中腹に存在する直径およそ1020mの球体状時空間異常です。当該の時空間異常は、その構造自体に反ミーム特性が存在しており、有史以来から人々に認識されずに定常的に存在していたと考えられます。2005年9月24日のバグダットにて保護された原博士が所持していた手記から、反ミーム部門の職員が実地調査を行い、SCP-2120-JPが発見されました。


追記:SCP-2120-JPの付近に、財団所属の機動部隊員に支給される物である手帳が落ちているのが発見されました。この手帳には、財団の記録にない部隊のシンボルが刻印されていました。以下はその手帳に記された内容の抜粋です。

以上の内容を受け、O5評議会は、SCP-2120-JPへの積極的探索を禁止しました。

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