SCP-2125-JP
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アイテム番号: SCP-2125-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-2125-JPはサイト-81██の電波暗室に保管された専用デバイスに収容されています。SCP-2125-JPの活動が認められた際はセキュリティクリアランスレベル3以上の職員に報告してください。

説明: SCP-2125-JPは████株式会社の「人狼ジャッジメント」というオンラインゲームに登場する「モブ爺」というNPCキャラクターを名乗る知的存在です。SCP-2125-JPの異常性は、プレイヤー(以下対象)が当該オブジェクトをゲーム内のチャットにて視認した際に発現します。対象がSCP-2125-JPを視認した際、別次元(以下SCP-2125-JP-1)に転移します。
転移した対象は「人狼ジャッジメント」をかたどった館の内部にいる状態となります。館の外は常に吹雪いており、脱出は不可能です。対象が9~20名1集まるとゲームイベントが開始されます。
ゲームイベントは対象が9~20名ほど集まると発生するイベントです。当イベントでは、SCP-2125-JPが人狼という架空の存在について語り、死亡し、その場から消失します。その後、約30分通常の「人狼ジャッジメント」と同じルールで進行しますが、敗北したチームが別次元から帰還することはありません。
SCP-2125-JPは20██年に国内全域で発生した連続失踪事件について、被害者が全員「人狼ジャッジメント」をプレイしていたこと、及び被害者へのインタビューにおいて「ゲームをプレイしてたら変な所にいた」という発言に財団が注目したことがきっかけとなり発見されました。

補遺1: 実験記録
以下はSCP-2125-JPの実験記録です。
実験記録2125-JP

対象: エージェント・夢望、D-4109、D-5182、D-2378、D-9713等2
実施方法: 参加した全ての職員に通信機を持たせたうえでSCP-2125-JPを視認させる
結果: D-4109、D-5102、D-6192、D-2378、D-5182、D-3261、D-1829、D-3916の8名が転移に成功。こちら側からの一方的な通信のみ可能だったが、ゲーム内チャット機能を用いて会話可能と判定。記録が開始された。

補遺2: ゲームイベント記録
以下は実験記録2125-JPにて発生したゲームイベントの記録です。

補遺3: インタビュー記録
以下はSCP-2125-JPへのインタビュー記録です。

対象: SCP-2125-JP
インタビュアー: エージェント・夢望
付記: 専用のゴーグルを用いて直接チャットを行っています
<記録開始>(20██/04/01 20:30)

エージェント・夢望: SCP-2125-JP、あなたはどこでどのように生まれたのですか。

SCP-2125-JP: さあな、俺も知らねえ。俺は、酒が好きなだけの、ただの爺だ。

エージェント・夢望: では、質問を変えます。あなたは、他の人々をどのようにそちらの世界に引きずり込んでいるのですか。

SCP-2125-JP: それも知らねえ。他のやつらが館に来て、俺が殺された後、勝手に疑いあってるだけだ。
エージェント・夢望: なるほど、分かりました。インタビューを…

SCP-2125-JP: おい、ちょっと待て。
エージェント・夢望: 何でしょうか。

SCP-2125-JP: [3分ほど空いて]俺はさ、何度も何度も殺されて、その分生き返る。いくら俺だって、精神がイカれちまうよ。

SCP-2125-JP: [1分ほど空いて]俺だって、何度も死んで、何度も生き返るのは嫌だ。

[以降、SCP-2125-JPからの連絡が途絶える]
エージェント・夢望: SCP-2125-JPからの連絡が途絶えたため、インタビューを終了します。

<記録終了>(20██/04/01 20:45)

終了報告書: SCP-2125-JPはかなりの精神的外傷を受けているようです。セラピストによるカウンセリングが必要であると思われます。

SCP-2125-JPとの会話を試みましたが返信が途絶えたため、SCP-2125-JPとの会話計画は中断されました。

補遺4: 20██年4月1日のインタビュー以降、SCP-2125-JPの活動が見られなくなりました。異常性はそのまま保持しているようですが会話の試みがすべて失敗していることから、当該オブジェクトに何らかの異常が発生している可能性があるため、20██年8月31日現在、機動部隊などを用いた調査が計画されています。

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