SCP-2289-JP
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アイテム番号: SCP-2289-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-2289-JPは、約30cm✕30cm✕30cmのガラスの密閉されたケースに保管してください。SCP-2289-JPに接触または、関連する実験等に使用する場合は、レベル3以上の職員または、オブジェクト管理者による2名以上の許可をもらってください。SCP-2289-JP-Aとなった物は、隣接する特別倉庫に保管し、常に監視してください。特別倉庫の周囲約4km圏内では、特別軍事演習という名目で航空機の侵入の制限をしてください。現在、未収容のSCP-2289-JPが存在していると考えられるため、専門部隊が調査をしています。

説明: SCP-2289-JPは、██社製のスプレー缶です。SCP-2289-JPの異常性は、そのスプレー缶から出すことの出来る未知の物質で構成された液体(以下SCP-2289-JP-2と呼ぶ)にあります。SCP-2289-JP-2に触れた人間や動物などの生命体は、[データ削除済]の過程を通して、約10分の時間で未知の物質で構成された物体(以下SCP-2289-JP-Aと呼ぶ)に変化します。SCP-2289-JP-Aに完全に変化した時点で、変化する以前の生命活動は、停止することが判明しています。SCP-2289-JP-Aは、周囲約4km以内を飛行する航空機に未知の手段で撃墜する性質を持っています。SCP-2289-JP-Aを変化する前の生命体に戻すことは、いかなる手段を用いてもできませんでした。

補遺: SCP-2289-JPは、埼玉県南部の廃墟となった研究所から回収されました。財団が、ドローンを使い研究所を調査した時に突然ドローンの信号が途絶えたことで異常性を発見できました。研究所から発見された時点では、すでに14体の人間や鳥と思われる形のSCP-2289-JP-Aと、付近に墜落したドローンなどがありました。

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