SCP-2477-JP
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財団記録・情報セキュリティ管理局より通達

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この文書は2015年3月5日に編集されており、事実と異なる情報が含まれる可能性に注意して下さい。

— 財団記録・情報セキュリティ管理局

アイテム番号: SCP-2477-JP

オブジェクトクラス: Euclid Neutralized

特別収容プロトコル: SCP-2477-JP-Aの死体は生物サイト-8102の標準冷凍保管庫に保存されます。

説明: SCP-2477-JP-Aは青い毛並みを持つ一匹の雌のイエネコ(Felis silvestris catus)です。SCP-2477-JP-Aは収容から老化の兆候を一切示しませんが、インタビュー記録2477-2から1400年以上生きていると推測されます。SCP-2477-JP-Aは人語を理解し、主に日本語を用いてコミュニケーションを取ることが可能です。SCP-2477-JP-Aは後述するSCP-2477-JP-Bを自らの前脚の爪に突き刺すことで、任意の物体を透過することが可能になります。

Catflea2.jpg

SCP-2477-JP-B

SCP-2477-JP-Aの体表にはネコノミ(Ctenocephalides felis)の成虫が寄生しており、SCP-2477-JP-Bに指定されています。SCP-2477-JP-Bは通常のネコノミと異なり吸血行為を行わず、SCP-2477-JP-Aによって行動を操作されます。SCP-2477-JP-Bが生物的に死亡した場合、SCP-2477-JP-Aによって修復され、活動を再開します。SCP-2477-JP-Aがどのようにして修復プロセスを実行しているかは不明です。全てのSCP-2477-JP-BをSCP-2477-JP-Aの体表から引き離す試みは失敗に終わりました。

インタビュー記録2477-2

対象: SCP-2477-JP-A(以下-Aと記述)

インタビュアー: 宮古博士

付記: 当インタビューはSCP-2477-JP-Aの起源を調査する目的で実施されました。


<記録開始>

宮古博士: こんにちはSCP-2477-JP-A。今日は貴方に幾つか質問をさせていただきたい。

-A: あらご機嫌よう。構わないわ、言える範囲で教えてあげましょう。

宮古博士: 貴方は何処で生まれたのでしょうか。なるべく詳細に。

-A: いきなり攻めた質問ね。でも残念だけど答えられないわ、覚えてないもの。

宮古博士: そうですか……。では我々に収容される前は何をしていたのでしょうか。

-A: ここに来る前は仙人をやっていましたわ。……"邪仙"なんて呼ばれてたけど気にしてはいなかったわね。日本の有名なお偉い方に道教の教えを説いたのよ。知っているかしら、ウマヤドノオウジって。

宮古博士: ウマヤドノオウジ、ですか。聞いたことの無い人名です。2厩戸ということは家畜小屋で降誕したとされるイエス・キリストのことでしょうか?

-A: ああ、あのキリスト教教祖ね。彼のことではありませんわ、ここでは知られていないのね。まあいいわ。

-A: でもその後直ぐにそのオウジ様が永い眠りについてしまってね。彼が復活するまで日本を旅していたのだけど、旅半ばで仲間の仙人に会ったの。そうしたら、「お前は仙人失格だ、その性格と根性を矯正するために罰を受けるべきとの通告が出たぞ。」なんて言われたの。おかしな話ね。

宮古博士: 成程。その仙人について詳細に教えていただきたい。

-A: そんなに焦らないの、また次回ゆっくり話してあげるわ。……それでね、罰で猫にされちゃったの。でもこれはこれで殿方を誘惑できるからあんま気にしてないけどね。

<記録終了>

現在SCP-2477-JP-Aが言及した他の仙人及び"ウマヤドノオウジ"と呼称される実体についての調査が行われています。

補遺2477-1: 2012/10/23、SCP-2477-JP-Aが収容室内で死亡しているのが発見されました。SCP-2477-JP-Aに目立った外傷は無く、週例健康診断の結果も良好なものでした。2012/10/24に正式にNeutralizedに分類されました。現在まで死因の特定はできていません。

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