SCP-2566-JP
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アイテム番号: SCP-2566-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: イベント:SCP-2566-JPの発生を事前に予測することは現在のところ不可能であり、加えてイベント:SCP-2566-JPが発生しうる地域の特性上、完遂前にイベントを強制終了させることは困難です。従って、SCP-2566-JPの収容は適切なカバーストーリーの流布によってSCP-2566-JPの存在を秘匿することに重きが置かれます。

イベントが完遂されたと考えられる場合、カバーストーリー「消火活動の成功」を流布すると共に発生したSCP-2566-JP-Bを回収し、検査の後に保管または発見場所に返還してください。

説明: SCP-2566-JPはアオダイショウ(Elaphe climacophora)に酷似した外見を持つ異常なヘビの種です。体表の色が通常のアオダイショウよりも少し黄味掛かっている他に外見上の差異はなく、これは個体差の範疇にも見受けられるため、見分けることは困難です。しかしながら平均して約50年と、通常種よりも明確に長い寿命を有します。

SCP-2566-JPは通常種と同様に約3ヶ月に1回脱皮を行いますが、生涯に一度だけその抜け殻はSCP-2566-JP-Aに指定される抜け殻となり、イベント:SCP-2566-JPを引き起こします。

イベント:SCP-2566-JP

①SCP2566-JP-Aが不明なプロセスで自然発火する。この炎は周囲の可燃物にも延焼するが、炎上するSCP-2566-JP-Aも含めて一般的な消火活動によって鎮火可能である。

②SCP-2566-JP-A自体の燃焼が鎮火されることなく約20分が経過した場合、広がった炎も含めて全ての炎が瞬時に消える1。なお、今行程の完了前にSCP-2566-JP-Aが完全に鎮火された場合、同様に全ての炎が消えてイベントがここで終了する。

③SCP-2566-JP-Aが瞬時に消失し、それと置き換わるようにSCP-2566-JP-Bが出現する。

SCP-2566-JPも通常のアオダイショウと同様に日本各地に分布していますが、SCP-2566-JP-Aとなる抜け殻が配置される場所は多くの場合において財政状況が極めて厳しい人口過疎地域です。

以下はイベント:SCP-2566-JPの記録の抜粋です。

イベント:SCP-2566-JP-1

発生日: 1950/12/02(推定)

発生場所: 和歌山県東牟婁郡北山村

SCP-2566-JP-B: 発生時点で未知のミカン属(Citrus)の果実。

付記: 財団が確認するうち最古の事例。発生日に当該自治体で中規模の火災が発生、その日の夜にSCP-2566-JP-B-1と思しき物体が発見されたとの記録が存在することから、イベント:SCP-2566-JP実例と推定。当該果実は現在北山村で発見された新種として品種登録され、同自治体の基幹農産物として栽培されている。

イベント:SCP-2566-JP-19

発生日: 2014/06/27

発生場所: 男体山(栃木県日光市)

SCP-2566-JP-B: 木彫で装飾が施された桐の木箱。内には江戸時代末期に鋳造されたものと一致する金貨5020枚が入っていた。検査の後に発見場所に返還。なお、今日に至るまで公共機関やマスメディア等の民間によって発見されたとの報告はない。

イベント:SCP-2566-JP-35 (注釈2を参照のこと)

発生日: 2032/04/19

発生場所: 鳥取県鳥取市福部町

SCP-2566-JP-B: なし

付記: 今事例において「イベント完遂後にもSCP-2566-JP-Bが出現しない」「通常より遥かに長時間SCP-2566-JP-Aが炎上し続けた」という他の事例には見られない特徴が確認される。発生場所である砂丘地帯はかつて全国的に著名な観光地として人気を博したものの、2020年代後半より歯止めが掛からなくなってきた緑化の影響により人気が衰退していた。このことから、今事例におけるSCP-2566-JPの目的はSCP-2566-JP-Aによる火災そのものであるとの仮説が立てられている。

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