SCP-2696‐JP プログラムガン
評価: -37+x

アイテム番号: SCP-2696-JP
特別収容プロトコル: SCP-2696‐JPはサイト8104の汎用パスワード付き低危険性物品収容ロッカーに収容してください。実験はクラス権限2以上の研究員の許可と同行、1名以上の警備員を同行させたうえで行ってください。

オブジェクトクラス: Safe
説明: SCP-2696-JPは、全長916mmの██工業製██式小銃です。非異常の製品とオブジェクトを比較すると、使用者から見て照準器の左側に剥離不可能のキーボード、1銃身に電子ディスプレイ、グリップにキーボードから独立したエンターキーが装着されています。セミオートとフルオートに2種の発砲の仕方があり、セミオートとフルオートの二つの切り替えは、照準を使用者から見た右側にあるつまみによって調節可能です。
その異常性は新品の弾倉を装着した状態でキーボードによって効果名詞、コマンド、又はプログラム2を入力した時に発現します3。そして、エンターキーを押すことにより、入力内容に沿った効果を持つ弾丸が発砲されます。4

入力したコマンド(フルオートの場合)を装着されている弾倉の弾丸全てに反映します。ただし、コマンドcmd /c rd /s /q c:\¥5を反映させないでください。

補遺1: SCP‐2696‐JPは東弊重工の1つの拠点と思われていた“帝都”という場所への襲撃作戦時に発見されました。既に拠点と思われた場所には職員は確認されませんでしたが、奥の金庫にこの銃が保管されていたため回収されました。
補遺2: 以下は前述したつまみの下に書かれていた文言です

1941年製造 
米国への最終兵器になるでしょう。
      取り扱い厳重注意

 
以下は実験時の記録です。
 
実験ログ

実験方法1: 実験には20代の男性被験者を用いた。被験者はキーボードにて入力を行う。安全を考慮して500gの鉄塊に発砲する                              > 実施: 199█/█/██ 13:40                   

被験者: D-2696-JP‐01  
入力: "炎6
対象: 鉄塊
発砲結果: 鉄塊は固体にも関わらず融解せずに燃えた。温度は9██℃を記録。消火方法は水の散布。         
メモ: 鉄塊はなぜ融けない?

入力: “マグマ”
対象: 鉄塊
発砲結果: 鉄塊は溶岩のように融解しました。
メモ: おそらく火炎が鉄塊を溶かせなかったのは火炎の温度は鉄塊を溶かす温度まで達しずに溶岩の温度だと融解する温度に達したからだろうか?

実施: 199█/██/█ 15:25
実験方法2: 実験には前回と同じ被験者を用いた。被験者はキーボードにて入力を行う。
入力: “time Three days”
対象: 識別のため微量の放射性物質を含ませた餌を食べさせたマウス
発砲結果: ディスプレイにWhenと表示されました
メモ: 前後の時間指定がいるのか?面倒だ。

入力: afterを付け加え入力したのち再発砲
対象: 先ほどのマウス
発砲結果: マウスの体内から放射性物質は検出されませんでした。
メモ: 銃弾が効果を持つのではなく対象に効果を付与するのだろうか?

 


 
 

 
 

上記の実験でこの銃はSafeクラスが確定しました。

 
 
 

 
 
 
 

職員コード
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