SCP-2698-JP
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アイテム番号: SCP-2698-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-2698-JPは現在収容されていません。担当エージェントは常に全世界を監視し、SCP-2698-JPによるものと見られる物品、人物の消失が発生した際には即座に財団に連絡を行ってください。その後、機動部隊を-9("精神安定剤")が現場に出動します。

説明: SCP-2698-JPは自身を「山崎 夢菜(やまざき ゆな)」と自称する、生物学的に異常のない12歳の少女です。SCP-2698-JPの身長は現在141cmです。

SCP-2698-JPは物事に頻繁に恐怖を覚える体質を有しており、またSCP-2698-JPが恐怖を覚えるたびに、その対象が不明な方法で消失します。消失した物品、人物を取り戻す試みは、現在に至るまで全て失敗しています。また、一度に消失させる物の数に制限はなく、元の形をとどめていなくとも消失させることができると推測されています。

これまでSCP-2698-JPに対して、6回のインタビューの試み、14回の写真撮影の試みが行われましたが、SCP-2698-JPが恐怖を覚えたために、撮影された画像、カメラ、インタビュー記録、そして撮影やインタビューを行った人物など全てが消失しました。そのため、掲載できるインタビュー記録、画像はありません。現在、SCP-2698-JPが恐怖を覚える基準は解明されておらず、早急な解明が急がれています。

財団は、SCP-XXXX-JPの発見直後、一度SCP-2698-JPのサイト7███への収容に成功しています。サイト7███は、SCP-2698-JPの収容による消失が発生しない為に、改造を施されたサイトです。以下は、その時に行われた実験記録です。

実験記録01
実施方法: D-9283をSCP-2698-JPに近づかせ、仲の良い相手であるように会話させる。
結果: 会話を始めてから数分後に、突然D-9283が消失した。
分析: 怖がった物品を消すとされていたが、人も消す事が可能なようだ。

実験記録02
実施方法: サイト7███の内部の監視カメラでSCP-2698-JPを注意深く監視しながら、SCP-2698-JPを通常より長く放置する。
結果: SCP-2698-JPが多大な恐怖を覚え、サイト7███が消失。また、そこにいた職員も全て消失し、SCP-2698-JPは脱走。収容違反となった。
分析: 失敗した。こんな実験をした私が馬鹿だった。

脱走後、SCP-2698-JPによる被害が頻発するようになったため、収容中に行われた実験がSCP-2698-JPの警戒を強める事となったと推測されています。

補遺/SCP-2698-JP: SCP-2698-JPは「娘が物を失くしてばかりで困っている」という相談が児童相談所に寄せられたことで発見されました。児童相談所の職員が向かった時点では、家に異常は見られませんでしたが、家庭訪問中に突然家内の物品(細かい情報は不明)が消失し、それが通報されたことにより財団職員が向かう事となりました。

また、この時の電話の主はSCP-2698-JPの母親であり、児童相談所の職員と共にBクラス記憶処理を受け、解放されました。

補遺2/SCP-2698-JP: 20██年6月27日、一時的に、不明な方法でサイト████を含む財団のほぼ全てのネットワーク上のセキュリティが消去されました。数時間後、バックアップから消去されたセキュリティは全て復旧しました。その当時、SCP-2698-JPを発見した担当エージェントから「必死にパソコンを操作していた」「偶然だろうが、財団に関連するページを見つけていて、それを開こうとしてブロックされていた」との証言が得られたため、この事象は財団に対して恐怖を覚えたSCP-2698-JPによって発生したものと推測されています。また、この時SCP-2698-JPが抱く感情は「焦り」「戸惑い」ではないかとの意見も挙がっており、「恐怖」以外の感情でも消失が発生する可能性があるとして、現在調査を進めています。

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