SCP-2864-JP
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アイテム番号: SCP-2864-JP

オブジェクトクラス: Neutralized (審議中)

特別収容プロトコル: 当記事は全てのサイトのデータベース上に保存されており、全職員が閲覧可能です。
オブジェクトの活性化した場合はカバーストーリー「システムの不具合、高ストレスによる症状」を流布してください。
SCP-2864-JPが発現、拡大した場合、オブジェクトクラスは審議の後に再分類されます。

説明: SCP-2864-JPは旧人類1が持っていたとされる他人から起因する共感に対して拡散するミーム性を帯びた感情または病状を指します。
SCP-2864-JP感染者は「他者の死」や「人の痛み」などに対して異常な程の感情の起伏を覚え、外部との接触やコミュニケーションを一切遮断します。この症状はカウンセリングを施すことによって、早ければ数週間ほどで症状は改善し元の生活に戻る事ができます。しかし、症状が悪化した場合、心神喪失状態になり、自殺または過剰な方法でSCP-2864-JPの拡散を図ろうとします。

更なる治療は██博士の提唱で禁止されています。

SCP-2864-JPの第1の報告例として、1916年2のアメリカ████州で初めて確認されました。
警察に潜入していたエージェントが発見、SCP-2864-JPによる感染者は30代と見られる女性であり、共同マンションの1室で首を吊った状態であり、その近くには女性が自殺する直前に書いたとされる遺書が落ちていました。
当時、近隣住民の聞き取り調査では、戦争の情報をラジオで聞いた時からおかしな行動をするようになったことが分かりました。
その後、遺体は遺族へと渡し、回収した遺書は遺留品物として警察に返還しました。
追記: 過去のデータから再調査した結果、自殺した女性が住んでいたマンションのおよそ██%の住人が自殺または過剰なデモに参加していたことが分かりました。

当初は無害な症例として財団は処理を行っていましたが、SCP-2864-JPは第1次世界大戦と第2次世界大戦と同時に報告数や感染者数も急速に増えていきました。
SCP-2864-JPは世界各国に拡大し、ミーム系オブジェクトとして認定後、収容研究を行ってきました。

しかし、第2次世界大戦が終戦を向かえた1949年からはアメリカ国内や世界各国にてSCP-2864-JPの存在は報告は減少、世界中でのSCP-2864-JPの報告事例は確認されず、消失したと考えられます。新人類化3により財団はSCP-2864-JPをNeutralizedへとクラス変更を行いました。 財団職員にてSCP-2864-JPに感染した事案が発生、オブジェクトクラスは審議中です。

追記: 以下はトレビア・ローズ博士によるキュアル研究員とのインタビュー記録です。


















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