SCP-2886-JP
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アイテム番号: SCP-2886-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: 特別収容プロトコル: SCP-2886-JPはサイト-8104-にある低脅威度物品ロッカーにて保管してください。

説明: SCP-2886-JPは一般的なプラスチック、ゴム、金属、インクなどで構成された注射器です。SCP-2886-JPの特異性はSCP-2886-JPに人間の血液を注入すると発現します。

SCP-2886-JPの中に人間の血液を注入すると、その血液が血液と同じ色の液体に瞬時に変化します。変化した液体はコカインや大麻等の日本では違法薬物とされている薬物が大量に含まれており、薬物の摂取による薬物への耐性を持つ人間も、薬物への耐性が無い人間と同等の快楽を得ることが出来ます。

発見経緯: SCP-2886-JPは20██年6月23日の██県██町で起こった事件の犯人への事情調査の時に、犯人の中本 ██氏がSCP-2886-JPの事を話した事により、財団が調査をした結果SCP-2886-JPが発見されました。

補遺-インタビュー記録: 中本 ██氏に行われたインタビュー記録です。

インタビュー記録-SCP-2886-JP

インタビュー実施日: 20██年6月25日

対象: 中本 ██氏

インタビュアー: 薬井博士(当記録内では質問者と表記)

付記: 当記録は██氏が20██年6月23日に起こした事件の2日後に記録された物です。

<録音開始>

質問者: それではインタビューを開始します。突然の事ですみませんがどうぞご協力ください。

対象: ああ、分かった。

質問者:それではまず始めに、貴方があの注射を手に入れた経緯について教えてください。

対象:分かったよ。俺がまだ薬物中毒者になる前は、友達と一緒に馬鹿騒ぎする様な大学生だった。それで友達と遊んでる時に友達からある物を勧められたんだよ。

質問者:それが、薬物ですか。

対象:ああ、そうだよ。それであの時の俺は馬鹿なことに一回くらいなら大丈夫と思ってたんだよ。そして、その一回でどっぷり薬物にハマって自分で薬を買って使う薬物中毒者に早変わりだ。それで、薬の売人から薬を打つ為に貰ったのがあの注射だよ。

質問者:成る程。

対象:けど、段々と薬を買う金が無くなってきたんだ。俺はもう立派な薬物中毒者になってて薬が無いなんて耐えられなかった。そこで、自分を少しでも落ち着かせる為に自分の血を注射で吸ってまた戻したんだ。そうすれば、薬を打つ時と同じ感覚だから落ち着くかもしれないって。そしたら、凄く良い気持ちになれたんだよ。今まで打ってきた薬よりも強い幸福感が来たんだ。それで、幸福感を得る為に俺は血を吸って戻してを繰り返したんだ。そしたら、いきなりまるで貧血の時みたいな目眩がしたんだよ。血は減ってないのに何で貧血になったのか分からないけどこれ以上はヤバいと感じたんだ。けれど、俺はもっとあの幸福感を感じたかった。けど、注射を打つには血がいる。それで、俺は…。

[対象が急に息を荒げて震え始める]

質問者:中本さん?どうしました?

対象:…大丈夫だ…ちょっとした禁断症状だ…。これくらいなら…。

質問者:いえ。ちゃんとした状態で質問に答えてくれないと困ります。

対象:…そうか。けど…俺はアンタの要望に…応えられなさそうだ…。

質問者:…何故そう思ったんですか。

対象:薬を使うともう…ちゃんと出来なくなるんだ…ごめんな…。

質問者:そうですか…。なら、今度は禁断症状が出ていない時にお願いします。

対象:ああ…分かったよ…。

<録音終了>

追記(20██年6月28日):中本氏が薬物依存性により、常に極度の恐慌状態に陥るようになりました。現在は、薬井博士の提案により、再度インタビューを実施する為、中本氏に麻薬の提供をする事を検討中です。

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