SCP-3000-JP - 幻想症状
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アイテム番号: SCP-3000-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-3000-JPはサイト-8149の標準収容ロッカーに、不透明の布や袋を被せ、SCP-3000-JP本体が常に見えないようにして管理します。

SCP-3000-JPの異常性を考慮して、ロッカーの解錠は勝嶋博士の許可がない限り認められません。

説明: SCP-3000-JPは縦48cm、横70cmのホワイトボードです。SCP-3000-JPには日本語の言葉が書かれており、これは収容を開始した2022年1月24日以来変化はありません。(以降の文でSCP-3000-JPに書かれている言葉をSCP-3000-JP-1とします。)

SCP-3000-JP-1は、後述するSCP-3000-JPの実験記録から、人が文字として認識可能なことが判明しています。視覚でSCP-3000-JP-1を認識した場合と、SCP-3000-JP-1を知らない人物が、SCP-3000-JP-1を聴覚により聞き取ることでミーム的影響を持ちます。SCP-3000-JPのミーム汚染による症状として、汚染直後から背後に恐怖感を持つことが確認されています。また、その背後の恐怖感には、人の恐怖の記憶が関係していると考えられています。

SCP-3000-JPが発見されたのは、2021年1月22日の██県██市の████遊園地の「お化け屋敷」とされる所です。████遊園地の関係者にコンタクトを取った結果、SCP-3000-JPはお化け屋敷の会議中に考えられ、最終的に却下させられたことが分かっています。このことから、民間の人々にSCP-3000-JPのミーム的影響が広がっている可能性は低いと考えられています。SCP-3000-JP-1を認識した人物は現在18人確認されており、ミーム的影響が確認された人物には全員クラスB記憶処理を施しています。

補遺1: 以下の文はクリアランスレベル2以上の人物のみアクセス可能な、SCP-3000-JPの実験記録です。


補遺2: SCP-3000-JPの実験後、研究の為勝嶋博士がSCP-3000-JPを確認し、SCP-3000-JP-1のミーム的影響を受けた財団職員に対する治療法として、手記を書きました。現時点で、手記を通じての治療データがないため、この治療法は承認されていません。手記を見た直後に、クラスB記憶処理を行うことを推奨します。

以下は勝嶋博士の手記ですが、SCP-3000-JP-1が記述されており、基本的に閲覧は禁止されています。SCP-3000-JPの実験後、又は不意にSCP-3000-JP-1を認識した場合のみ閲覧可能です。

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