SCP-3000-JP - 書きかけの文書
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注記

当SCP-3000-JP報告書は未完成であり、添削が必要とされています。
添削資料としてSCP-3000-JP全文が公開されます。


SCP-3000-JP全文:


アイテム番号: SCP-N-JP

オブジェクトクラス: Thaumiel

特別収容プロトコル: SCP-N-JPはサイト-[後で埋める]の5m×5m×5mの専用収容気密チャンバーにて保管されます。SCP-N-JPの実験並びに調査はN-JPクリアランス職員5名以上の許可なしに行ってはいけません。また、SCP-N-JPに何らかの刺激を与える場合は可能な限り遠隔操作型ロボットアームを用い、有人作業や実験を行う場合は適切な記憶処理を行ったDクラス職員1名を用いてください。

説明: SCP-N-JPは一般的な石油ランプに似た外観を有する物体です。そのデザインと非破壊検査の結果から、おおよそ[後で埋める、実際は何億年前の代物になるのだろうか]年代に作られたものと推測されています。
その外観に反しSCP-N-JPにはポンプ等の給油機構が存在せず、外部から燃料を補充することが出来ません。また、SCP-N-JPの基部にはゼンマイ式タイマーに似た部品が2つ取り付けられています。この部品らをそれぞれSCP-N-JP-a-1、SCP-N-JP-a-2と呼称します。このSCP-N-JP-a群は、後述するSCP-N-JPの異常性によってのみ可動し、その可動範囲の限界は確認できず、外部からの操作は不可能でした。

SCP-N-JPの異常性は哺乳類や鳥類等の肺呼吸を行う生物(以降、対象生物)がSCP-N-JPの周囲3m以内(以降、効果範囲)に存在する場合に発現します。この条件が満たされている間のみSCP-N-JP内に炎が灯り、効果範囲内の対象生物の数に応じてSCP-N-JP-a-1が時計回りに回転します。また、SCP-N-JP-a-1の回転に約5秒から6秒遅れる形でSCP-N-JP-a-2も共に時計回りの回転を開始します。SCP-N-JP-a群が時計回りの回転中に効果範囲内から対象生物が取り除かれた場合、SCP-N-JP-a群は反時計回りに回転を始め、最終的には初期位置に戻ります。回転速度はどちら向きの回転であってもSCP-N-JP-a-1がSCP-N-JP-a-2よりも速い事が確認されていますが、それぞれの時計回りと反時計回りの速度の比較は、SCP-N-JP-a-1がほぼ同速度であるのに対して、SCP-N-JP-a-2は反時計回りの速度が明確に遅い事が差異となっています。
 
SCP-N-JP-a群が初期位置で静止していない場合、効果範囲に存在する対象生物の呼吸は不明な手段で阻害されます。
この阻害は動物実験、並びにDクラス実験から時間経過ごとに強くなる事が確認されており、SCP-N-JP-a-1が時計回りに1回転するまでの間は対象生物にほぼ影響を与えていなかったが、平均的に10回転を超えた時点から対象生物は明確に呼吸阻害の症状を訴えるようになり、50回転の時点でほぼ呼吸困難に陥る事が確認されました。[まどろっこしい、一つ目のタイマーが異常性の強さ、二つ目が範囲、範囲内に人がいると両方が拡大して、人がいなくなると戻るってのをスパっと説明できないものか。]
また、この効果の強さはSCP-N-JP-a-1の回転数に一致している事も確認されており、実験として影響範囲に接触させた1人目のDクラスをSCP-N-JP-a-1が30回転の時点で退出させ、2人目のDクラスを影響範囲に接触させた所、接触時点で1人目のDクラスと同じ症状を報告しています。
 

[深くため息をつき、執筆の手を止める。]
[タイプ音に似せられた脳直結デバイスの発するパルスが眠りを誘ったのもあるが、真なる理由は心の落胆からだ。]
[書き始めの勢いを失ってからでないと、客観的にものを見れない事もある。たった今そのタイミングが訪れただけである。]

[これは、失敗作だ。]
[一度そう捉えてしまえば、急速に熱は冷めていく。]

[これはボツにしよう。]
[再びのため息、意識されるは睡眠のさざ波。]
[抵抗を止め、私は気密服の中でゆっくりと瞼を閉じた。]


アイテム番号: SCP-N-JP

オブジェクトクラス: Thaumiel[無限に使えるマッチというだけでThaumielにするのはやや無理があるか?]

特別収容プロトコル: SCP-N-JPはサイト-8181の標準収容ロッカーに収容されます。レベル3以上のセキュリティクリアランスを持つ職員は、担当研究チームに必要な手続きを通すことでSCP-N-JPを実験に用いる事が可能です。

説明: SCP-N-JPは異常性を持った空のマッチ箱です。外見上は通常の赤燐マッチ[概念的ではないマッチというものの原理を初めて知った]の箱と同一ですが、マッチの使い方の知識を有する人間が手に取った際に異常が発揮されます。
前述した条件を満たされた時、SCP-N-JP内にはマッチ棒(SCP-N-JP-1に指定)が出現します。SCP-N-JP-1の出現本数は固定ではなく、同一人物が手に持った際でも本数が異なるパターンが確認されています。SCP-N-JP-1には頭薬部(先端に取り付けられた可燃性物質)に人を模した意匠が施されており、発話並びに会話が可能な事が確認されました。また、頭薬部の顔の意匠は手に持った人物の知人がベースとされており、人間と同様の五感を有しているとも仮定されています。

実験記録:
実験者    SCP-N-JP-1の本数 SCP-N-JP-1着火時の様子
D-N-1 2本 SCP-N-JP-1の意匠元は、D-N-1と同室であるDクラス2名と思われる。2本ともD-N-1に対して悪態を付き、着火時には悲鳴を上げた。D-N-1に確認すると、先日部屋で軽い揉め事がありむしゃくしゃしていたとの事。
D-N-1 1本 SCP-N-JP-1の意匠元は、サイト-8181の食堂の配膳担当の職員と思われる。D-N-1に対して困惑の表情を見せ、着火時には絶叫した。D-N-1に確認すると、今朝自身の食事の配膳量が少ない事を訴えたが、取り合ってもらえなかったと証言した。
D-N-1 1本 SCP-N-JP-1の意匠元は、当実験を担当していた研究員と思われる。D-N-1に対して実験を続けるように促し、着火時には何も言葉を発しなかったが、燃え尽きる直前に「あきら」[後から気づいたがこれは私の名前だ]と発言した。この名前は担当研究員の息子と一致した。D-N-1は笑顔で再度の実験を希望した。
D-N-1 1本 SCP-N-JP-1の意匠元は、前回と同じく当実験を担当していた研究員と思われる。前回と異なり、SCP-N-JP-1は最後まで言葉を発さなかった。D-N-1はやや不機嫌な様子で悲鳴が聞きたかったと供述した。担当研究員は配置転換を要請し、次回以降は別の研究員が担当することとなった。
D-N-1 1本 SCP-N-JP-1の意匠元は、新しく担当となった研究員ではなく、前回までの担当研究員であった。SCP-N-JP-1は驚いた表情を見せており、D-N-1によって執拗に着火されると激しい叫びを発した。D-N-1は実験後「あいつは俺から逃れられねぇんだ、一生焼き尽くしてやる」と発言しており、研究員より実験で扱うDクラスを交換することが提言され認められた。D-N-1には記憶処理が施された。
D-N-2(別の実験で脳に障害を負い、感情の起伏が失われている) なし D-N-1の実験記録から、SCP-N-JP-1は手に持った人間の負の感情に影響されているという仮定の元選出されたD-N-2で実験を行ったところ、仮定を裏付ける結果となった。


[悪趣味が過ぎただろうか。むしゃくしゃしていたのは私自身なのかもしれない。]
[これ以上続けると、マッチを擦るという行為が私には分からない関係で、実際にどれほど殺意を込められるのかが分からなくてボロが出そうな気もする。]
[箱の側面に擦る、と資料には乗っているのだが……、私の手はもう何年も前に動かなくなってしまったので、イメージを膨らませられない。]

[それにしても、人の顔……か。]
[最後に人の顔を見たのはいつだっただろうか。この施設の稼働状況から言って、この星に私以外の生存者はいないだろうし、航行記録からすれば周囲の銀河単位でも人類はいないだろう。]
[そうなると、最後に見たのは私自身の顔になるのだろうが……、これも思い出すことが出来ない。]
[光が限られている都合、鏡が施設には置いていないし、そもそも私が身動き取れなくなってからかなりの時間が経っている以上、記憶があったとしてももう一致していない可能性が高い。]

[定期動作で口に流し込まれたチューブの栄養素が不味い。]
[初めて口にした時は美味しく思えたはずなのだが、もうその気持ちを思い起こすことが出来ない。執拗な反復は感傷を劣化させる。]

[もう今日は止めにしよう。明日はもう少し気分がマシになっていてほしい。]
[……光の概念が失われている故に実際の所明日なんて区分は存在しないのだが、私が寝て起きればそれがきっと明日なんだろう。]
[生命維持装置に縛り付けられて文書を捏ねる事しかできない存在でも、新しい日には気分が晴れると思いたいものだ。]


アイテム番号: SCP-N-JP

オブジェクトクラス: Thaumiel

特別収容プロトコル: 現在、SCP-N-JPは収容手段が定められておらず、現在のプロトコルは一般社会からSCP-N-JPを隠蔽するカバーストーリー「打ち上げ花火」に注力されたものとなっています。担当職員は[以降は思いつかない、後で書く。]

説明: SCP-N-JPは出自不明の飛行体です。録画映像から当オブジェクトの外観は実在した航空機であるMcDonnell Douglas DC-9(以下DC-9)に酷似[このエンジンの配置は私が最後に乗った宇宙船にも似ていて興味深い]していますが、オブジェクト全体が炎のように発光している他、財団観測機器並びに捕獲を試みた機動部隊の証言から、全体、もしくは大部分が非実体であると考えられています。
SCP-N-JPは[後で調べる]海の███地点周辺より、平均して5日に1度のペースで出現します。この際、外観となっているDC-9ではありえない直立体勢で出現し、熱量で周囲の海水を蒸発させるため発見は容易です。
SCP-N-JPは出現して平均5分後に上空へ向かって飛び立ちます。
 

[先日よりも調子が良くない気がする。]
[特別収容プロトコルで筆が止まってしまったのが致命的だった、ここが肝のはずなのに。]
[……それ以前に、題材が悪かったのかもしれない。]
[空を見上げても星一つ見えない黒一色では少し味気ないという思いが、見たことも無い花火を欲したのかも、だ。]

[味気ない空、味気ない食事、記事を書く鋭気を養う為に記事を書くという矛盾。]
[こういう気分の時は何事も上手く行かないと相場は決まっている。]
[眠りたいという気持ちもないが、今日はもう終わりにしよう。]


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もうずっと何も見えやしない


[光が絶えて久しい空。]

[この画像を撮っただけで施設のどこかの機械の稼働が止まった、いよいよ残エネルギーが危険域かもしれない。]


アイテム番号: SCP-N-JP

オブジェクトクラス: Thaumiel

特別収容プロトコル: SCP-N-JPはサイト-81██の標準人型収容室に収容されます。SCP-N-JPは食事を要求していませんが、収容の安定のために人型実体収容の手続きに基づいた食事を1日3食提供してください。また、SCP-N-JP側から運動器具を要求された場合は、収容チームが設置の判断のために会議が行われます。

説明: SCP-N-JPは日本国東京県新宿市[間違ってる気がする]に在住していた80代男性です。SCP-N-JPは収容以前は近隣住民から「無限腹筋じいさん」と呼ばれ、画像や動画が本人に無許可で公共通信サービス上に公開されていました。当初、財団は当該実体についてノーマークでしたが、公開されている映像類を時系列順に整理したところ、連続で72時間以上の間激しい運動を行っている事が確認されたため、当人へのインタビューを経て合意に達し収容に至りました。
SCP-N-JPはシットアップ(腹筋運動)を行っている間、外部からの干渉による影響、並びに空腹、加齢の兆候等を見せません。さらなる異常性の詳細を解明するため、倫理委員会との協議の元以下の実験が行われました。

実験環境 実験結果
約100Paの低真空空間 SCP-N-JPは問題なくシットアップを続けた。
約1MPaの高圧空間 SCP-N-JPは問題なくシットアップを続けた。
約-70℃の低温空間 SCP-N-JPは問題なくシットアップを続けた。
約90℃の高温空間 SCP-N-JPは問題なくシットアップを続けた。また、通常時よりも発汗量の増加が見られたが、SCP-N-JP自身には脱水症状は見られず。実験終了後に飲料を要求されただけであった。
約0.4hmの低ヒューム空間 SCP-N-JPは問題なくシットアップを続けた。SCP-N-JPの内部ヒューム値に変化は見られなかった。
約2.5hmの高ヒューム空間 SCP-N-JPは問題なくシットアップを続けた。SCP-N-JPの内部ヒューム値に変化は見られなかった。

 

[筆が詰まってしまった。これ以上の広がりを持たせる案が浮かばない。]
[そもそも高温空間と高圧空間を別で書く事がクリニカルな表現なのか、と思ったのが敗因か。]
[シュールなオブジェクトを書きたかったので、そういう所は勢いで乗り切るくらいの気持ちで良かったのかもしれない。]

[この記事を書いている最中に、そもそも私がSCPについて知ったのは祖父の記憶素子からだった事を思い出した。]
[長い長い宇宙船の旅の合間に幼い私の相手をしてくれたのは、かつて地球生活時代の創作群だった。]
[特に、このSCPというジャンルは様々な要素が織りなして何が出てくるか分からなかったため、かつての私は虜になっていた。]
[面白い記事を見つけた時には、親にすら幾度も話をしたものだ。]

[ただ、その都度に父に釘を刺された。]
[「昭、どれだけ望んでもそんなのは現実には存在しないということを忘れるな。そこを勘違いすると、苦しむ事になるぞ」と。]
[ああ、この父の教えはとても正しかったのかもしれない。]
[知らなければこんな、死を待つだけの体で空想に耽り、ありもしない希望を想像する羽目にはならないのかもしれない。]
[既にこの宇宙は熱的死をほぼ迎え、私という孤独な熱を守る薄皮もまた既に限界を迎えつつあるのだ。]
[防護服の下の手足は既に冷え切って、もう感覚も失せているのだ。]
[今更こんな妄想をして何になるのか。]

[もういい、もう寝よう。]
[私が寝れば今日が終わり、私が起きれば明日が来るのだ。]
[明日はよい日になってくれ。そう、何も変わらない日に。]


アイテム番号: SCP-N-JP

オブジェクトクラス: Thaumiel

特別収容プロトコル: 現在、SCP-N-JPを詳細に観測するのは困難であるため、当該実体への研究アプローチ手段がプロジェクトチームによって模索されています。担当者は最低限の設備を用いてSCP-N-JPの動向を逐次報告してください。

説明: SCP-N-JPは地球より約██光年[多分今の私より地球に近い]の位置に存在する天体N-JPに生息する大型実体です。当該実体の全長は最低でも70mを超えると見られており、体重は不明です。現在は1体のみがその存在を確認されており、付近の他の天体を含めて同種の存在は発見されていません。
SCP-N-JPは頭頂部と見られる部分に一対の突起が存在します。この突起は伸縮性を持つため頭頂部へ格納する事が可能であり、観察結果から複眼のような感覚器であると推測されています。加えて、頭頂部下より両腕に当たるとみられる部位が存在し鉗脚状になっています。これらの点から、地球上に存在した十脚目短尾下目(Decapoda Brachyura)との類似点が指摘されています。
SCP-N-JPの口腔には不明な液状の可燃物質が充填されており、この液体を用いてSCP-N-JPはおおよそ摂氏7200度の炎を放出することが可能です。しかしながら、観察下でこの炎を明確な対象に対して放出する様子が見られない事から、この炎の噴出は口腔内で過剰となった可燃物質を消費する為の行動であると推測されており、SCP-N-JPが攻撃手段としてこの物質を用いた場合の熱量の最大値は未知数と考えられています。

補遺N-JP-1: 当報告書執筆時点における地球上の残存熱量を前提とした場合であっても、全人類の██.██%を天体N-JPに移住させる事が可能であることが、財団-世界オカルト連合共同プロジェクト部門の予測によって導き出されました。この予測結果を受けてSCP-N-JPのオブジェクトクラスはThaumielに指定され、現在も活性化状態を維持しているオブジェクトを利用した移住手段が模索されています。
 

[やっぱり、私は妄想が止められなかった。]
[こんな無駄な行為を行う事は、何の意味も無いというのに。]

[この世界に無限などない。]
[この世界に魔法などない。]
[……この世界に希望など、ない。]

[でも、だからこそ思う。]
[……せめて私の頭の中にくらい、そんなものを用意しても良いじゃないか。]

[かつて人が募ったという、創作の真似事。]
[まだ私の周りに人がいたころに見た、古い作品の群れの模倣。]
[思い出の反芻。]
[私の最後の、縋りどころ。]
[……私の、最後の私自身。]

[ただ、今日はもう疲れたので、こんな頭ではもう何も思いつくことはないだろう。]
[そもそも、この文書も明日見直したら、とんでもなくつまらないものに思えて消してしまうかもしれないな。]
[でも……、それもまたいいか。]
[どうせ見せる相手などいないし、トライアンドエラーは好きなだけできる。]
[期限なんてものも存在しない。書くがまま、最後まで書くことにしよう。]
[それじゃ、……また明日。]


……
 
Memory is over_
 
……


以上の資料より、現在の特別収容プロトコル草案は以下の通りになっています。


 
アイテム番号: SCP-3000-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-3000-JPは旧財団サイト-8181事務所の機密書類室に保管されます。財団日本支部撤退作業に伴い、旧サイト-8181解体前に当オブジェクトの財団本部への移送が計画されています。

説明: SCP-3000-JPは財団標準SCPフォーマットに酷似した起源不明の書類です。
SCP-3000-JPは協定世界時(UTC)7855年12月4日に、既に50年以上前に運用が停止されていた旧サイト-8122の定期巡回中に、清掃員として同行していた数名の職員によって発見されました。当サイト跡地の自動警備管理システムより侵入者の存在は確認できず、また、周囲の物品と風化の度合いに違和感があった等の発見者らの証言より、当初は何らかの異常性を持つと考えられたため収容に至りました。
その後の検査の結果、SCP-3000-JPの材質は市販の物品との差異は確認できず、非異常性の書類と同様に劣化、破損の様子が見られるため、SCP-3000-JP自体に異常性は存在せず、現在は何らかの手段によってSCP-3000-JPが生成、もしくは保護されていた点が異常現象であると考えられています。
加えて、当書類内の文章には著者(SCP-3000-JP-1に指定)と思われる人物の私情が加えられていますが、この人物に該当すると思われる存在は発見されていません。
 
また、SCP-3000-JP内で言及される異常物品については、財団記録・情報保安管理局に該当する物品は存在せず、国連安全保障理事会オカルト対策部1からも同様の返答を得たため、実在はしていないものと考えられています。
そのため、6672年に定められた第四次ハワイ決議条項2を覆すには至らないとされました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
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