アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Gödel1
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JP-1は、現在サイト-8181内の内の低脅威物品保管庫に収容されています。実験は、セキュリティクリアランスレベル3以上の職員の許可を得た上で行ってください。
説明: SCP-XXXX-JPは、基底宇宙と並行宇宙から侵入可能な隔離次元です。SCP-XXXX-JPはSCP-XXXX-JP-1を用いることで侵入できます。
SCP-XXXX-JP-1は、異常科学を用いて作られた機械です。
SCP-XXXX-JPの制作者であるPOI-XXXX-JP-1、-2の説明は以下の通りです。
POI-XXXX-JP-1: 吉野 夢華、当時2█歳の日本人女性、基底宇宙出身
POI-XXXX-JP-2: 染井 望優、当時2█歳の日本人女性、並行宇宙出身
補遺1:
発見当初はSCP-XXXX-JPのみが関心領域2に指定されていました。
異空間作ったのでレポート
1: ◆CS34a4IK 20██/██/██(█) ██:██:██:██ ID:???
異空間の居心地はそれなりだったけど家を作ったりして凄く快適になった
家は概念転写で作った
2: ◆CS34a4IK 20██/██/██(█) ██:██:██:██ ID:???
まず経緯から
周りの現実性を変えて遊んでたら偶然異世界人と話せるようになったんだよね
そこで意気投合して現実性を上手くいじったりしなくても会えるようにパラ埼玉みたいな異空間を作ろうってことになったの
3: 証明の名無しさん 20██/██/██(█) ██:██:██:██ ID:???
たまにいるよなこういうキチガイ
4: 証明の名無しさん 20██/██/██(█) ██:██:██:██ ID:???
現実性いじって遊ぶとか頭大丈夫か?
5: ◆CS34a4IK 20██/██/██(█) ██:██:██:██ ID:???
»4
no problem,快楽殺人鬼よりはまし
現実性低くすると現実改変できるようになるから楽しいよ
現実性いじる機械は自作だから低さにも限度があるけどね
補遺2:
連絡
1: ◆Is4C3y 202█/03/31(█) ██:██:██:██ ID:???
待って世界滅びるって
早く来て
2: ◆CS34a4IK 202█/03/31(█) ██:██:██:██ ID:???
すぐ行く
3: 繋索の名無しさん 202█/03/31(█) ██:██:██:██ ID:???
は?????????????
4: ◆08AtcS0 202█/██/██(█) ██:██:██:██ ID:???
ちょっと行ってくる
[以下、重要部分のみ抜粋]
532: ◆08AtcS0 ████/██/██(█) ██:██:██:██ ID:???
結論から言うと◆Is4C3yは財団で保護することになったよ
ていうかあいつらどっちも財団内定してたらしい 何やってんだよ
ここで本題 あいつらがどんなの作ってたか教えてくれ 特にエロい人と陰秘学に自信ニキ
533: エロい人◆d5mUIGxHd. 202█/██/██(█) ██:██:██:██ ID:???
»532
やあ、エロい人だよ
と言っても俺はいろいろ機材を置く場所を聞かれただけだったよ
二人がいろいろやってるのは隠秘学に自信ニキの例があるから深く考えるな
534: ◆SHo67Kc0Y 202█/██/██(█) ██:██:██:██ ID:???
俺は本当にいろいろ聞かれただけ、主にパラテクノロジー
詳しくはあいつらに聞け、いいな?
535: ◆08AtcS0 202█/██/██(█) ██:██:██:██ ID:???
おkちょっとインタビュー(という名の尋問)してくるわ
補遺3: インタビューログ
対象: POI-XXXX-JP-1
インタビュアー: 櫻崎博士
付記: [インタビューに関して注意しておく点があれば]
<録音開始>
[関連性の低い部分を割愛]
櫻崎: あの機械はどうやって作ったんですか。
POI-XXXX-JP-1: ヒューム値を操作する感じのその、なんかそういうやつが改良前のやつで、改良前のはパラメータを動かす感じでヒューム値操作してたんだけど、それだとずれちゃうからスイッチのオンオフで出来るようにって、霊素が何とかで隠秘学に自信ニキに協力頼んだ。
櫻崎: なんでその理論であれが出来るんですか。
POI-XXXX-JP-1: ほら、その、ご都合主義的なあれだよ、あの、あれ。
櫻崎: は?あ、すみません。
POI-XXXX-JP-1: いやまあそれは冗談として、説明めんどいのでイラスト描いて送るわ。
櫻崎: 一旦仕切り直しましょう。どうしてヒューム値を操作しようとしたりしたんですか。
POI-XXXX-JP-1: え、面白そうだから。
櫻崎: [深いため息]馬鹿なんですか?
POI-XXXX-JP-1: 馬鹿と天才は紙一重って言うしそうなんじゃないっすか。
櫻崎: そういうことじゃないと思いますが まあ、いいでしょう。ありがとうございました。
POI-XXXX-JP-1: あざっしたー。
<録音終了>
対象: POI-XXXX-JP-2
インタビュアー: 櫻崎博士
付記: [インタビューに関して注意しておく点があれば]
<録音開始>
[関連性の低い部分を割愛]
櫻崎: 向こうの世界に、未練みたいなものは、ありますか。
POI-XXXX-JP-2: [俯く]
櫻崎: 週一でカウンセリングを受けられるように対話部門に伝えておきますね。
POI-XXXX-JP-2: [顔をあげる]大丈夫。ていうか泣いたら一生いじられると思う。カウンセリングは無くていいです。
櫻崎: いや、受けて下さい。お願いします。
POI-XXXX-JP-2: でも私は大丈夫
櫻崎: [POI-XXXX-JP-2の言葉を遮るように]いや、少なくとも月一で受けて下さい。傍から見ても気が滅入っているんです。
POI-XXXX-JP-2: はい。
櫻崎: 最後に、どうして世界が滅びたか分かりますか。
POI-XXXX-JP-2: さあ、どっかで神話生物でも召喚されたんじゃない。
櫻崎: あー、ありがとうございました。
<録音終了>
終了報告書: POI-XXXX-JP-2は月に一度カウンセリングを受けることが決定しました。
補遺4: