特別収容プロトコル: SCP-3666-JPは現在、宇宙の現在の技術では観測不可能な位置に逃走しているため収容は不可能です。SCP-3666-JPが地球の付近の宇宙で発見された場合はSCP-3666-JPを攻撃できるあらゆる手段を用いてSCP-3666-JPを破壊することが命じられています。1
説明: SCP-3666-JPは、翼や頭部を除く全ての色が茶色で、翼の色と頭部が地球の色と同一の爬虫類に酷似した有翼の大型実体です。SCP-3666-JPは、爬虫類に酷似していますが、睡眠時にDNA鑑定した結果、この世に存在する全ての爬虫類と全く一致しませんでした。また、SCP-3666-JPは睡眠時に地球のように丸まり、大きさが地球と同一の形状になり、色は地球と同じものになります。SCP-3666-JPが繁殖するかは不明です。
SCP-3666-JPの特筆するべきこととして、まず、存在自体が異常であることと、SCP-3666-JPは、宇宙空間に飛び交っている放射線の影響を受けず、宇宙空間での呼吸ができ、宇宙空間でも最高速度約マッハ23.9のスピードで進むことができ、栄養分を取らなくても生存します。また、SCP-3666-JPは、完全に不死身で、破壊耐性を有し、何らかの攻撃を受けても僅かな疲労の兆候を示すだけです。
また、SCP-3666-JPは、太陽系外天体を破壊することを好み、天体を見つけ次第SCP-3666-JPの肉体を衝突させて天体を削剥し、破壊します。このことが継続した場合、この宇宙空間に存在する天体が太陽系の天体のみになる可能性があります。
補遺:-オブジェクトクラスの再分類: SCP-3666-JPは、現在確保・収容・保護および監視の段階に至っておらず、オブジェクトクラスをKeterからApollyonへの再分類が検討されています。もし、Apollyonへの再分類後、SCP-3666-JPが観測可能領域に出現した場合はオブジェクトクラスをKeterに格下げを実施することが決められています。↓