SCP-4469(記録用:ASMR: But I Come Out of the Screen and Beat You with a Shoe / ASMR: だが私は画面から現れて靴で貴様を叩きまくる)
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アイテム番号: SCP-4469

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: YouTube上のSCP-4469に関連するキーワードはI/O VEECOMがフラグします。特定されたコンテンツは除去され、削除後映像は年齢制限規制対象や第3者のコンテンツと一致の文言の表示となります。

SCP-4469は標準人型収容房に収容されます。終了されたDクラスは運び入れられる前にフォルムアルデヒドで処理されている必要があります。

説明: SCP-4469は外見上白人男性の非実体存在です。衣装はピンストライプスーツ、月桂樹のリースの頭飾り、茶色のローファーを着用しています。

Youtube上で「Somnium」(SCP-4469現象と関連していると判明しています)というユーザーネームのアカウントが、度重なる削除とバンによって停止されているにも関わらず出現します。これらのアカウントは「ASMR」「Beat」「Down」などの語句をタイトルに含む動画を投稿します。不眠症を患った対象が動画を視聴すると、SCP-4469の姿が電子機器の映像から徐々に出現します。完全に出現すると、SCP-4469は下記物品を使用して対象を傷つけ、音響的多幸感をもたらします。

  • 1足の靴
  • マイクロフォン
  • 糊のボトル
  • ヒョウの顎骨
  • チベットのシンギングボウル
  • ノック式ペン

のちに実施されたインタビューによると、衝撃により発生する音声にはリラックス効果があり、睡眠を助けると報告されています。また致命的な傷害を受けた対象は最長9時間、緊張状態に陥ります。

最初のSCP-4469の目撃報告から数ヶ月後、研究者は実体捕獲のために罠を構築しました。臨床医や臨床工学士のチームは死体に意識の神経活動を再現するEEGモジュールを利用しました。対象が靴で死体の殴打に熱中するSCP-4469へのインタビューには、D-446903が割り当てられました。

«記録開始»

D-446903: [無線に通話する]もう24分も反応がないんだけど。本当にこいつ喋れるのか?

SCP-4469: ちょっと。待ってて。くれないか。

D-446903: [無線に通話する]なんでもない。[SCP-4469に向き直る]あんたにいくつか聞きたいことがあるんだけど……そうだなぁ……あんた、人間だったことある?

SCP-4469: 私は冷静だった。[死体の首にヘッドロックを行う]とっても。とっても。冷静だ。よーしそろそろいいだろう。[拘束をやめる]覚醒せし者との戦いは実に疲れる。なあ、そこのカウチにある弦楽器を渡してはくれないか?

D-446903: [無線に通話する] うんうん、実験にね。はい、どうぞ。[ギターを手渡す]『覚醒せし者』って、起きてる人間のことかい?

SCP-4469: 人の二重性を他にどう形容できる?もし君が[ギターを振りおろし、粉砕する]起きていないならば、それは[死体の首から木片を除去する]眠っているということだ。ふむ、何かがおかしいな。通常なら今頃は、目覚めなき帝国にて情報処理と移民手続きをしている頃なのだが。実に困った。

D-446903: なんつーか、その、これがあんたの考える睡眠に導入するための唯一の方法だっていうのかね?

SCP-4469: 概日の者としては変わった質問だな?棺の蓋が閉じられて墓の土をかけられた君たちはどこへ行くと思う?気怠い哀悼の森を抜けた先で、瞳閉ざす丘の上よりは遠からじ。君たちの種族は必ずそこへいく。

D-446903: つまり眠りと死ってことかい。

SCP-4469: 或いは、火葬やら、または近年の覚醒せし者のやり方やらな。確かこの前は、どこぞの島民が家族に摂取されて私たちの元へきたなんてことがあった。効率的なことだ。

D-446903: ちょっと詳しく教えてくれ。その後どうなる?

SCP-4469: 夢的職務委員会のことは知っているかね?ここにはとても優秀な従業員が揃い、市民権はいつでも手に届くし安息も約束されている。あーとまあ、悠久のホスピスへ繋ぐ渡し守として人を運ぶ仕事というわけだ。トリップアドバイザーよりかは給料が良いぞ。ただ、まあ、私はこんな将来性のカケラもない仕事に就いてるわけだが。

D-446903: なんつーか俺にも上司はいるけど、あんたのそれとは違うと思う。

SCP-4469: ああ微睡みの子よ、そいつはずいぶん幸運だな。私なんかはもう何十年も続けているのに。

D-446903: どこで仕事をしている?

SCP-4469: 言えないな、ある時私が奉公をしているのだと知った。しかしこれがあまり耐えうるものでなかったとやがて知った。真の自決主義者のみが覚醒の世で生きていけるのだ。

D-446903: え、待って。つまりあんたは…出張で、眠る人間の治療をしてるってこと?

SCP-4469: それはいささか…君たちの種にしては失礼だな?それよりももっと──臨時の訓練士だ。もしくはインターンシップか、ただしステップが少し増えている。そもそも、君は子羊を1度で切り株に引きはしないだろう。まずは餌付けし、撫で、毛づくろいし、ホカホカのフワフワに仕立て上げる。それから[胴体を切り裂くような仕草を見せる]ズドンと、やる。

D-446903: 死ってのはー…ちっと過激な眠りの解釈だと思うな。

SCP-4469: チッチッチッ。世の中には君よりも賢い者が存在しており、彼らはすでに自分用の片道切符を入手しているのだ。よく編まれた縄や肺に溜めた水は実に好ましい。だが銃弾やお互いに突き刺し合うあのパカパカやる奴はオススメしない。[粉砕音]汚いからな。君たちの清掃カーストには同情する、あんなスプラッタやら撒き散らされたブツの掃除をしなければならんとはな。

D-446903: 単純に寝かしつけてくれはしねえのか?

SCP-4469: ふーむ。[死体の胴体に皿を叩きつける]クソッ。予期せぬ疼きが可愛らしい居眠り屋を叩き起こしおって。短い回答は、『ダメ』だ。

D-446903: えっと、長い回答は?

SCP-4469: 長い話であれば、覚醒は苦痛ということだ。学者らはマークシートを見るのが怖い。奉仕カーストは次の給与明細が待ち遠しくてたまらない。庶民らはヴェイパーウェーブを聴く。私は効率を求めるのだ。

D-446903: え、待てよ。じゃあ何でユーチューブ?

SCP-4469: 光は目を惹くだろう、そしてユーチューブは巨大なライトハウスだ。覚醒せし者は光に誘われ、いつまでも目覚め続ける。そして評議会のせいで私の自由時間が減るのだ!これが仕事のためでなければ、私はそこのヘッドセットをその耳穴から心臓の奥底まで突っ込むところだ。仕事が楽になるからね。

D-446903: ひでえなぁ。被害者はそんな機会すらなかったってのに。

SCP-4469: ひどいが妥当だ。履物の心地よい振動は安寧をもたらし、頬骨により強く響く私の拳はリラグゼーションだ。いずれの方法で私は眠りへと誘う。時には、幸運な少数派が二度と不安や鬱や下痢や不眠症を味わえないようにしっかり確認する。この行いは慈悲だ。[肘をさする]失礼、だが今後の研究次第だ。[死体の股間部にボディスラムを叩き込む]

«記録終了»

SCP-4469は遺体が腐敗や修復不可な損傷を追うまでは収容状態であると判断されました。より耐久性のある補綴の継続調査は現在保留中です。

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