SCP‐14161‐EX‐JP-J
評価: -31+x

諸君、我々は封じ込めに失敗した。 ‐O5-8

アイテム番号: SCP-14161‐EX-JP‐J

オブジェクトクラス: 1

特別収容プロトコル: SCP‐14161‐EX‐JP-Jはその影響力の強さから収容すべきではありません。

説明: SCP-14161-JP‐Jは珍しい石2を見つけてコレクションしたいという人間の意志そのものです。SCP‐14161‐EX‐JP-Jは年齢が低い層ほど発生しやすく年齢が上がるにつれて地質学者、火山学者、惑星科学者などの特例を除き、発症することはありません。また「珍しい石を見つけたい」と思うほど一般的珍しい石の発見確率が上がる現象も確認されています。その影響によりSCP-409SCP-139-JPなどが発見されています。

鉱物系のオブジェクトを収容し続ける限りこのオブジェクトを収容したとは言えないのでしょう。 ‐さざれ石博士

職員コード
パスワード

事案1:

このオブジェクトを収容(O5の指示により変更)無力化させるために鉱物系SCPを破壊したいがどうしたらよいだろうか?… ‐ さざれ石博士
GOCにでも任せますか? ‐ 苔石研究員
そうですね。‐ さざれ石博士

わかりました。では鉱物系のオブジェクトをすべて破壊すればよろしいですか? ‐ グラビティ
ああ、頼むよ。‐ さざれ石博士
ところで何で鉱物系オブジェクトをすべて破壊するのですか? 
                       ‐ グラビティ
なんでも敗北宣言を2度も出すのが嫌なんだと。‐ さざれ石博士
えぇ…。それと勝手にオブジェクトを渡してもいいのですか? 
                       ‐ グラビティ
O5の許可は取ってあるから気にしないでくれ。‐ さざれ石博士
わかりました。では。 ‐ グラビティ

この事案を経て報告書のオブジェクトクラスが「なんでみんな石触らないの?」の変更されていることが確認されました。

これでこのオブジェクトは収容することはできませんでしたが財団への影響はなくなるでしょう。私があのオブジェクト3の報告書に書かれなければ有名になれたはずですが…。‐O5‐14

皆さ~ん。新しい鉱物オブジェクトを収容しました。 
                      ‐ 苔石研究員

報告書のオブジェクトクラスが元に戻っていることが確認されました。

現在も財団はこのオブジェクトの影響下にあります。

諸君、我々は敗北した。このオブジェクトはそもそも人間の意志であることや財団の鉱物系オブジェクトの収容に枷となるからだ。そもそもこのオブジェクトは既に“非”異常性オブジェクトとして社会に広まっている。私は記憶剤なしでオブジェクトが広まっていくのが不思議でならない。SCP‐14161‐EX‐JP-Jの影響を受けていない者や過去に影響を受けた者はもういないだろう。私は残念で仕方がない。敗北宣言を二度も出すことになるとは。諸君、私は本当に残念で残念だよ。

これはもう止められない。

—O5-4,収集者ザ・コレクター

発見、収容、廃棄。

どうせ特例の者以外には我々は捨てられる。 ‐ 道端の石

正直に言おう。
    「2度も敗北宣言出すのめんどくさいんだよ!
                  このクソオブジェクトめ!」
                          —O5-4,収集者ザ・コレクター

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